【感想・ネタバレ】スタンフォードの心理学講義 人生がうまくいくシンプルなルールのレビュー

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Posted by ブクログ

とても読みやすく、毎レッスン振り返りを用意してくれている。マネジメント、メンター、自己成長、ストレス、目標設定、集中力といったキーワードに興味がある人にオススメ。

メンタリストDaiGoさんもこの本から多く抜粋しているなと感じた。

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2020年10月03日

Posted by ブクログ

とても読みやすくて、目から鱗な内容が盛り沢山でした。4年前の本なだけあって、科学的に覆っている研究(パワーポーズ、意志力理論など)はありましたが、この著者自身は信憑性の高い本を書くようなので、他の本も探ってみようと思います。

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2020年08月31日

Posted by ブクログ

スタンフォード大学の学生が成功する秘訣は失敗をいとわない姿勢。
全ての経験から学習する。
リスクを取る。
居心地のいい領域から抜け出すこと。
失敗に前向きであること。

lesson1
ルール1.成長型マインドセットを持つ。
これは自分自身に挑戦することで、潜在的な能力を発揮できる。という考え方。
具体的な行動
*失敗しても自分の能力不足だと思わないこと。
*難題に直面した時は成功する絶好のチャンスと心得る。
*ミスを悔いるのではなく、ミスの内容を理解すること。ミスが修復可能かどうかに関心を払う。

ルール2.失敗をいとわず、全ての経験から学習する姿勢を持つ。
*挑戦や失敗は学びのプロセス。
*過ちや失敗は対処法を見つけ出すきっかけに過ぎないと知る。
*失敗やミスは、新しい発見の機会だと考える。

ルール3.アヒル症候群にならない。
1.成功することや優秀な成績であることがとても重要だと信じること。
2.成功するために必死に努力しているわけではない。と見えるようにすることが重要だと信じること。
そのためには、ミスを包み隠さず、ミスに対処する。

してはいけないこと。
能力・知性・才能は固定的て変わらないと信じる固定型マインドセットの考え方で、失敗や苦労を避ける。
失敗を避けたいという欲求に負けてしまうこと。

lesson 2
時間管理のルール
ルール1.何でも完璧にやろうとしない。
こうあるべきという杓子定規なやり方を見直す。

ルール2.時間を管理するのではなく、自分の性格や癖を管理する。
働く上で何がモチベーションになっているかを確認する。
自分らしく仕事をすることを自分に許す。
自分の仕事のスタイルを見極める。

ルール3.生産的先延ばしを実行する
やるべきことを一旦放っておく。
重要な仕事を後回しにして、他の仕事を済ませる。

ルール4.忙しさはポジティブなストレスなのだと、前向きに受け止める。
仕事が減っても、幸せになれないこともある。

してはいけないこと。
完璧を期すこと。
やらねばならないことを常に優先すること。
時間が足りないと自分に文句を言うこと。

lesson 3
成功する服装・スタイルのルール

ルール1.服装は仕事の質を変える。
ルール2.成功する服選びは、自分らしさを最優先にする。
ルール3.服装を選ぶ時、ひとつだけチャレンジする。
きちんとした服と自分が楽しい服を組み合わせる。

してはいけないこと
自分らしくない服装をする。
自分の好みから外れ、好印象を得るためだけに服装を選ぶこと。

lesson 4
生産性を上げるポーズ

頭の上に両腕を伸ばして立つ。といった体を開くポーズを取ると、自信を生み出すことができる。こういうポーズをパワーポーズという。
これは科学的にも証明されている。
物理的な環境をかえることも効果がある。広がりのある空間は大きなテーマやアイデアを生み出すことに適している。閉ざされた空間では具体的で細かく緻密な考え・思考を呼び起こす効果がある。

lesson 5 職場の人間関係について
何をしているか。よりも一緒に働く人に対してどう感じるか。に焦点を当てる。
自分をサポートしてくれるネットワークを築く。

職場での親切を実践する。
他人を助けることで、自分自身のストレス軽減に役立つ。

他人の貢献を認め、感謝する。

一人きりで問題に立ち向かってはいけない。
対立をどう解決するかにフォーカスし過ぎない。

lesson 6 雑談の効用
雑談には生産性を回復させ、職場での人間関係を強めるのに決定的な役割を果たしている。
他者と積極的に交流することで得られる、ある種の信頼をソーシャルキャピタルという。

雑談のルール
会って話をする。
スマートフォンなどはしまう。
前に話した会話をフォローすることで、話を聞いていた。と示すことができる。
ネガティブな噂話を広げない。
ポジティブな噂話をする。

lesson 7 どう謝るか
謝罪はリスクだけではなく、メリットもある。
謝罪することで、より深い信頼関係が生まれる。

謝り方のポイント
ミスを認める。
結果や損害を知る。
ミスを教訓とする。
相手に約束できることを言う。

感謝のポイント
ありがたいと感じた相手の行動を評価する。
相手の行動が何故役に立ち、助けになったのかを説明する。
相手の行動から分かるその人の性格や長所を認識する。

lesson 8 他人がどう思うか。気にするメリット。

全ての人を常に満足させることは出来ないという事実を受け入れる。
目標を追うべきか。について他人の意見を求めるのではなく、目標を達成するためのアドバイスを求める。
重要な目標には全て、自分なりの成功基準を設定する。

他の人がどう思うか気にすることは、成功や幸福の障害になることがある。

lesson 9 言葉と行動を一致させる。

言行不一致の時は本当は何がしたかったかを思い出すことが重要。自分の価値観をはっきりさせると、道徳的な偽善は減る。
本当の優先順位は何か。
何を達成したいか。
どうやって達成したいのか。
理想通りに物事が運ぶのが難しい時は、諦めるのではなく、価値観を再確認する機会と考える。
毎日自分の価値観を思い出す。

lesson 10 チームに貢献するコミュニケーション。
グループ全体のゴールのために発言する。
何故自分が発言するか。その動機を理解しておく。
積極的に聞く。
自分のことだけ考えて発言しない。
目立ちたいために発言しない。

lesson 11 やる気をどう高めるか。

やる気がある。ない。というのは幻想。人間は常に強い意欲・やる気を持っている。
やる気がないのは具体的な方法が見つけられないだけである。
自分の欲求を満たす方法を見つけることが大事。

やらされている感覚のある仕事をやりがいのある仕事に自ら変える。
やっていることを少し変えてみる。時間の使い方。作業スペースの整理。特定の作業をするために新しい場所を探す。

ジョブクラフティング。
仕事への考え方を変えてみる。
職場で一番大切な人間関係は何か。その関係を深めるために何ができるか。
個人的な貢献により、支えられている目的、ビジョン、大きな計画は何か。を考える。
自分のキャリアをどう育て、どう伸ばしたいか。そのための一番手っ取り早い方法は何かを考える。

やる気をなくなるもの。と考えない。

lesson 12 新年の目標設定

新年にどう成長したいかを考える。成果を達成することを目標にするのではなく、どんな自分になりたいか。を問いかける。
何を。ではなく、なぜ達成したいのかに焦点を当てる。なぜを繰り返すことで、深層心理にあるモチベーションを突き止められる。
具体的な行動目標を設定する。最初の一歩は不十分でもいい。
目標達成は自分1人で行う必要はない。周囲からのサポートを受けることもよい。

lesson 13 目標を現実にするモチベーションを育む。

自分の目標について考える。何故変わりたいか。自発的なモチベーションを見つけ出す。

lesson 14 悪循環を断つ
悪循環から抜け出すためには、そのゴール、役割、関係が何故大切なのかを思い出す。
挫折、失敗を学び、成長する機会と捉える。
考え方を変えて、目先の目標よりも大きな目標に集中する。

ネガティブな評価を受けた時、大したことはないと自分に言い聞かせない。

lesson 15 自信が持てるようになるためのルール

自信を身につける最善の方法は自分自身の成長のプロセスを振り返ること。
自己効力感。直面する試練は、ハードワークや、周囲の助けなど自分が持っている全てを使い乗り越えられるという信念。これを持つ人=自信を持っている人。

自信のなさは、人として信頼できるサインとして受け止める。
大切な会議などの前に、何故その会議が大切なのかを考える。
心を開き、人の言うことに関心を持つ。

自信のあるフリをしない。
自信のなさや不安を準備不足や覚悟ができていないことへのサインとは捉えない。

lesson 16 妬みの感情をプラスに変える

人に気持ちを打ち明ける。
妬みは欲しいものを示すサイン。
妬ましくても人の成功を祝う。

lesson 17 陰口
陰口を言いたくなる動機を理解する。
自己PRや自分の自信のなさ、不安感を処理するためにネガティブな噂話をする。
誰かのためになる噂話は勇気と思いやりを持って話す。
噂話をしたい衝動に駆られたら、自分の状況を客観的に見る。噂話の代わりの話題を振ることもよい。

lesson 18 不安を逆手にとる。

不安は成功へと導くエネルギーである。
不安でドキドキしたり、緊張する症状は成功へと導くためのエネルギーを体と脳が与えてくれているサインであり、不安が、私たちを頑張らせてくれることを思い出す。

不安でドキドキしたり、緊張し始めることはチャンスを台無しにすることだはない。
いい結果を出すために、不安を取り除く必要があると考え、不安を抑えることにエネルギーを費やさない。

lesson 19 あがり症を克服する方法
周囲の人、観衆が応援してくれると考える。

lesson 20 中毒・依存から抜け出すには。

やめたい習慣がどう行われるかに、注意を向けてみる。それをいつからやっているか。それをしたい欲求がどのように起きるかを観察する。
休憩をとる。
45分単位で作業し、15分は楽しいことをする。

lesson 21ストレスとうまく付き合う
ストレスの良い面を見る。ストレスにより、自分を強く出来ると思っている人は、より健康的で幸せで、仕事でも良い結果を出せる。
ストレスはモチベーションアップに繋がることもある。
ストレスから逃げない。
ストレスを避けようとする人は、不安や気分の落ち込みを感じ易い。ストレスは避けられないのは普通のこと。
セルフケアをする。
運動や家族と過ごす。クリエーティブな趣味に時間を費やす。

ストレスを害だと思わない。

lesson 22 ストレスを武器に変え、成長する方法
ストレスは健康に悪いとは思わないこと。
ストレスを減らそう、避けようとしないで、ストレスを受け入れること。
ストレスのない仕事はない。

ジョブクラフティングを活用する。
todoリストを作る。
自分の長所、人生で何を一番大切に思っているか、自分の価値観などをリストアップする。
それを自分の仕事と繋げてみる。

人生の重要な目標を自分より大きなものに置く。

成長思考で考える。
逆境は起こるもの。一旦受け入れる。そして、その経験から自分がより良い状態になるためにはどうしていくのか。この経験が他人を助けるためにどう役立つか。考えていく。

自分の経験を書く。
この行為はヒーリング効果が高い。

エクササイズをする。
ヨガを本書では勧めている。

ストレスを取り除こうとしない。
挫折をして、すぐにやっぱり無理だと思わない。

lesson 23 リーダーシップの身につけ方
思いやりには3要素がある。
1.相手のニーズを満たし、苦難に配慮すること。
2.相手を思いやり、強い関係を築くこと。相互依存の気持ちを持つこと。
3.相手の必要を満たし、苦しみを軽減させ、幸せになるためにサポートすること。

毎朝自分にとって大切なこと。一番価値のあることは何か、考える。

周囲の人をどう巻き込むか考える。
自分以外の誰の意見を取り入れるべきか。
他に配慮すべき関係者はいるか。
どうしたら相手のニーズ、意見をもっと知ることができるか。
協力すべきことを一人でやろうとしていないか。

自分自身に思いやりを持つ。つまり、大切にする。

自分の健康や幸せを犠牲にしない。

lesson 24 不正行為をしないために。

倫理的に良いことをすると、非倫理的なことをしやすくなると知る。良い行いをしたのだから。と隙が出る。

疲れがたまり、意思が弱くなると、小さな嘘をつきやすくなる。

昇進、出世をすると共感力が下がると知る。

ミスが発覚する前に修正できると思わない。
間違いを起こしたと気づいたら、すぐにそのあやまりを正す行動を取る。

過去良いことをしたからといって、将来も良いことをすると思わない。

lesson 25 評価の伝え方
まず、その人ゴール、目標がどこにあるかを聞く。この質問を通じて、その人の注意が個人的な評価ではなく、その人のミッションやビジョン「向けられる。

次に自分の経験を振り返ってもらう。
そして、気分が良くなったことを聞く。
そして、失望していることがないかを聞く。
最後は結論を出さずに締めくくる。

評価対象者を直したり、完成させたりする対象として見ない。

日本の読者を対象にしているとのこと。
有用な事柄が書かれており、一気には成し遂げられないが、少しずつ進めたい。

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2018年11月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

価値観をしっかりと持つことが大事なのはわかっているが、その価値観の見つけ方が分からないので困っている。
要は心の持ちようが大事だということ。
人間関係を大事にし、そのためにはインフォーマルなコミュニケーションが人間関係の構築に役立つ。
ヤル気とは「ある」「なし」ではなく、心の持ちよう。関係性、自主性、熟練が満たされると、モチベーションが高まる。そして、「自発的なモチベーション」として自分を高める目標(結果ではなくそのプロセスが大事)を立てる。
不安やストレスは成功へ導くためのエネルギーであることを理解して、それらを取り除くのではなく、受け入れることが大事。
これからのリーダーには「思いやり/共感型リーダーシップ」が必要。高い地位に着くとこの機能が損なわれて、部下の状況を思いやることが出来なくなってしまうので、注意が必要。


・「成長型マインドセット」とは、自分自身に挑戦することでしか潜在的な能力を発揮できないという考え方です。難題に直面した時は、成長する絶好のチャンスです。失敗したり、目標を達成できなかったとしても、それはあなたが無能で力不足なのではなく、振り返って反省し、成長へ向けて前進する必要があるということなのです。「成長型マインドセット」の持ち主は、困難を耐え抜き、仕事に意味を見いだし、長期的に成功する傾向にあらそうです。
「固定型マインドセット」とは、能力・知性・才能をあなたが持っていようといまいと、それらは固定的であり、変わらないと信じる考え方です。この「固定型マインドセット」の持ち主は、例えば試験の成績が悪かったりすると、もともと自分には素質がなかつたのだと考えます。この人が挫折を経験すると、ほとんどの場合は諦め、すぐに成功できる「別の何か」を探し始めます。そして自分の得意分野を探すこしや、失敗、苦労を避けることが、人生の目標になってしまうのです。

・私たちは自分の仕事を「何をしているか」で捉えようとする傾向がありますが、私たちの精神面の健康や幸せは、「何をしているか」よりも、「一緒に働く人に対してどう感じるか」によって決まるからです。たしえ1分という短い間でも人を1人きりに$せて、思考が散漫になるし、ほとんどいつも、何らかの形で「社会的なストレス」を感じ始め、それが不眠の原因になります。
・「社会的な対立」と上手につき合っていくための第一歩は、「それ(社会的な対立)がどれほど私たちに影響を及ぼすか」認識することです。これはただ単に、人間の性質(たち)なのです。「あなたの思考はほとんどいつも、どんなちょっとした対立(操め事)でも、拡大・誇張して捉えている」し認識することも、役に立ちます。脳はどんな些細な社会的ストレスでも敏感に探知するこしができるため、大したことのない「不確かなこと」を、壮大なドラマ(事件)に変えることがでさます。職場での人間関係の対立に参っていると気づいたら、「脳の「社会的な本能」が過剰反応しているのかもしれない」と、考えてみてください。
・職場での人間関係を改善するポイントは3つあります。
①サボートが必要な人が周囲にいるか考える
②「職場での親切」を実践する
③他人の「貢献」を認め感謝する。

・「インフォーマルコミュニケーション(休憩スペースでの雑談など、組織や集団内で行われる何気ない会話・コミュニケーション)」が、生産性を回復させ、職場での人間関係を強めるのに決定的な役割を果たしていることが分かっています。
・ソーシャルキャピタル(社会関係資本)とは、他者と積極的に交流することで得られる、ある種の信頼や尊敬のことです。ソーシャルキャピタルは、誰かを助けたり、仕事で好ましい印象を与えた時に得られるものですが、信頼関係や友情を築いたり、人に善意を示したりして「人と交流する」ことによっても得られます。職場の冷水機周辺で交わされる会話のような、仕事に直接関係のない「交流」は、ソーシャルキャピタルを築くのに特に効果的です。仕事の重圧から解放されている時に、同僚の違う一面を知る機会を得られるのです。
・ー日に何度も出かけていって邪魔するようなことはしたくないでしょうが、会って話す方が、仕事に関係のない簡単な会話を交わす機会が増えます。特別に関係を築きたい人がいるなら、メールで連絡を取る代わりに、顔を合わせて直接話す時間が取れるか確かめましよう。
・スマートフオンや携帯電話を手に持っていたり、ただ机の上に置いて見えるようにしているだけでも、精神的にも、視覚的にも気が散ってしまい、会話することで生まれる共感や信頼を損ねかねないことが分かっています。
・同僚と信頼関係を築く最も簡単な方法の1つは、「あなたの話を確かに聞いていた」と相手に示すことです。前に話した会話をフォローしましょう。
・ポジティブな噂話をした相手(個人やグループ)にその言葉が直接届かなくても、それを聞いた人はあなたのこしを、「職場を大切にし、貢献する人」と見るようになることが分かっています。いい噂話を広める人は、「サポートを受けるべき人」として認められるようになうます。そして、あなたがその(いい噂話を広めるという)習慣ガを身につけたなら、必要な時に他人が助けてくれたり、守ってくれたりする可能性が高まるのです。

・自分の価値観をはっきりさせ、熟考すれば「道徳的な偽善」は減ることが分かっています。これを毎日繰り返すことが大事です。自分の価値観を思い出させてくれる”モノ”を身近に身に付けることで、「言行が不一致だ」ということに気づくのを助け、「自分の理想に背くような決断を下そうとしている」ことに気づくのを助けてくれます。

・「やる気(モチベーション)」とは、ものではなく、ましてや、なくしてしまえるようなものでもないことが分かっています。やる気とは「ある」ものでも「ない」ものでもないのです。
・「仕事をやる気が起きない」と不満を言う時は、大抵の場合、自分が持っている強い意欲・やる気を満足させる具体的な方法を見つけられないだけなのです。すべての人が持っている「最も基本的な、前向きなモチべーション」は、次の3つです。
①関係性:他者やコミュニティー、大切にしている大きな目的・目標とのつながりを感じること。
②自主性:人生の質を左右するような行動や選択を自由に取れること。自分の意思で取つた行動や選択が、大切にしていることと一致していれぱ、目標を達成する助けになる。
③熟練:取り組んでいることに対する能力があり、貢献できるものがあることが自分でも分かっていて、個人的に満足できるような上達や学びがあること。
・「根本的で、前向きなモチべーション」に加えて、人間は、とても強い、相反するモチべーションに突き動かされることもあります。「不快なことを避けたい」「すぐに満足したい」という、相反する欲望です。これは基本的な生存本能に基づくモチべーションで、根本的な人間の要求を満たすことと関係のある「大きな意義や幸福」よりも、「その瞬間の痛みや喜び」に焦点が当たっています。
・仕事で「やる気が出ない」と感じる時、大抵の場合は、自分の根本的な欲求の1つ、あるいは複数の欲求が職場で妨げられている(阻害されている)と感じているものです。根本的なモチぺーションが満たされないために、「ラクになうたい」「すぐに満足したい」という。相反する衝動。が、一層顕著になります。「関係性」「自主性」「熟練」を経験する具体的な方法が見つけられないし、不必要な努力やストレスを避けたいと、さらに強く思うようになるのです。不快なことを避けて、喜びを最大限引き出そうしする「基本的な衝動」が優位になってしまう。「やる気をなくした」というのは、多くの場合、この状態になっていることを指します。
・対照的に、仕事への努力やストレスが、少なくとも「根本的で前向きなモチべーションいの1つとつながっていると感じ大時、その仕事が耐えられるものになるだけでなく、やりがいのあるものにもなります。実際、根本的な欲求が満たされると、ある種の特別なエネルギーが解き放たれるようなのです。身体が活性化する感覚、楽観的になる感覚、意欲など、「やる気をなくした」という時に、多くの人に欠けているエネルギーです。
・「自分の能力」「人との関係性」「自主性」といった欲求を満たす仕事や職場、同僚を持つのは、言うまでもなく理想的なことです。しかし、必ずしもそうとは限りません。やる気がない人のほとんどが、「職場は自分の欲求を満たしていない」と言うでしょう。しかしそれは、「やる気がない」ことしは全く違うのです。やる気不足が問題なのではなく、「自分の欲求を満たす方法を見つけることが大事なのだ」とひしたび気づけば、本当の問題に取り組むことができるようになります。なぜなら、たとえ仕事に満足できなくても、仕事に対する考え方や、仕事への取り組み方を変えることで、そうした要求を満たすことができるからです。
・やる気が起きるカギになる「3つの質問」があります。
①職場で一番大切な人間関係は何ですか。その関係を深めるために何ができますか。職場での人間関係をじっくり考える他の方法は、同僚を知る機会を進んで探し、後輩を指導し、仕事で出会う人の役に立つようにすることも含まれます。
②仕事で、あなたの個人的な貢献によって支えられている「目的」「ピジョン」「大きな計画」は何ですか。言い換えるなら、メールに返信したり、報告書を提出したり、数字を計上したり、会議に参加したりする時、その作業の裏にある「なぜ」に対する一番いい説明は何ですか。特に、恐ろしくストレスが多く、平凡な日常的作業では、この種のことを考えることが、職場での自主性を高めます。
③自分のキャリアをどう育て、どう伸ばしたいですか。そうするための一番手っ取り早い方法は何ですか。
この間いに答えるカギは、具体的に考えることです。何かを選択したらすぐに、上達したいと欲しましょう。コミュニケーションであろうと、時間管理であろうと、チームマネジメントであろうと1日々の仕事を、学びや成長の機会と捉えるのです。

・目標を立てる時には、「何を達成したいか」ではなく、「誰のようになりたいか」「どんな自分になりたいか」を、自分に問いかけてみてください。何か特定の成果が繰り返し頭に浮かんできたら、「どんなプロセスでそこにたどり着けそうか」「どんな選択が必要か」「自分のどの部分を強化したらいいのか」、自分に問いかけるのです。変化や成長のプロセスが大事であり、成果はその結果としてあとからついてくるもの。
・「良い目標」には必ず、「行動する」というコミットメントが伴います。つまり、あなたが目標に近づくためにしようとする、何かしらの行動のことです。ただ、その行動を起こそうとする前に、あなた自身がなぜそれをするのか、その意義をきちんと理解しておききしょう。これ以上「なぜ」と聞くことができないところまで、「なぜ」と問い続けてみてください。そうすれば、あなたの目標の裏に隠れている大きな「なぜ」に突き当たります。「その”変化”を求めている「深層心理にあるモチぺーション」が何かを突き止められれば、目標によりコミットできるようになるだけでなく、その目標をあきらめることが少なくなる」ことが分かっています。
・本当に新年の目標から離れずにいたいのであれば、その目標に近づくために考えられる”最も小さな一歩”を踏み出すことから始めてもいいのだと、自分に言い聞かせてください。その小さな一歩が「今日あなたがしていること以上の何か」である限り、正しい方向に進んでいるのです。たとえ「これは十分でないような気がする」と感じたとしても、あなたの大きな夢に合った”小さな一歩”を選んでみてください。
・「自分の強みを思い起こすことで将来の忍耐力と意思の力が強められ、過去を振り返ることで将来の幸せが増す」ことが分かっています。将来の目標について考える時、私たちは「過去に自分がどれだけ至らなかったか」と、ラ点にフォーカスしがちです。自分に自信を持ちましょう。自分に対して寛容の精神を持って、自らの人生を素直に見つめれば、自分がどれだけたくさんのこしを成し遂げてきたか、分かるはずです。自分の進歩を認識すると、新年に向かってやる気も湧いてさます。

・「自発的なモチベーション」は、等感を感じないようにしたり、周囲から認められたいというような「外(部)からの報酬」を求めるものではありません。それどころか、変わりたいという深い欲求の表れなのです。自分にとって何が大事なのか、どんな人間になりたいのか、目標に向かつて前進させてくれるものは何かを、反映しているもの(モチべーション)なのです。
・白分の目標について考えてみてください。あなたがどれだけ変わりたい、改善したい、成長したいと思っているか。そして自分に問いかけてみてください。「なぜこの変化を望んでいるのか」「なぜこの目標を達成したいのか」、と。その回答が次の3つのどれかに当てはまるなら、買われる可能性が高いのです。
①生活の質を改善しますか?そのモチべーションは、健康や幸福感、仕事への満足感を高めたいといった、長い目で見て「生活の質を向上させるもの」ですか?
②「なりたい人物像」を反映していますか?そのモチべーションは、あなたが高めたいと思っている「積極的・肯定的な自己認識や性質」と関係がありますか?その変化は、「表面的ではなく、心の底からなりたい人物像」を反映していますか?
③本質的にやりがいのあるもの、楽しいと思えるものですか?その変化は、あなたの幸せにすぐに影響しますか?例えばそのモチぺーンョンは、楽しむことが出来たり、自然に興味が持てるようなものですか?大切な人やコミュニティと時間を過ごすことが出来るものですか?

・挫折を感じているなら、「このゴール(目標).役割、関係が、なぜ大切なのか」、思い出してみてください。それは、なぜ大切なのですか?現状で、本当はどうしたいですか? こう考えることで、心理学者の言う「目先の日標より大きな目標」に集中する助けになります。「目先の日標より大きな目標」とは、称賛や報酬といった「個人的な達成や成功」の尺度を超えた目標のことです。

・「有能で信頼できる」と周囲の人に思わせ、勇気が持てるようになる「3つのルール」
①自信のなさや不安は、自分自身を気にかけ、べストを尽くせる人間として信頼できるサインとして受け止めきしょう。自信のなさや不安を、「準備不足や覚悟ができていないことへのサイン」として捉えないこと。
②大切な会議や話し合いの前に、その会議や話し合いがなぜ大切なのか、数分間考える時間を作る。
③心を開き、周囲の人の言うことに関心を持つ。
この3つの秘訣に共通することば何でしようか。自信があるかのように見せるために自分の行動をコントロールしようとしたり、「自信があるんだ」と自分に言い聞かせたりするのではなく、「もっと深いレぺルの自己信頼を呼び起こすマインドセット(心の持ち方・考え方)」を選ぶ」ということです。

・人が陰口を言う対象は、同僚であれ、ライパルであれ、自分に対して力を持つ人物であれ、「自分の目標に限りなく近い人物」についてだということが分かっています。実際、「ライバルだと認識されている人物」が、そうした噂のターゲットになりやすいのです。陰でライバルの悪口を言うことは、自分の自尊心を高め、ライバルと比較きれる時に自分を良く見せることができる「一番手っ取り早い方法」だからです。多くの人が、自分の不安感や自信のなさを処理するために、ネガティブな噂話をします。

・「不安というものは、私たちが全力で頑張れるように仕向けてくれるものである」ということです。「不安によって引き起こされるこうした身体的な症状が、パフォーマンスの邪魔になる」とほとんどの人が信じているにもかかわらず、実は緊張している状態の方が、完全にリラックスしている状態よりも、いいように見えます。
・不安に乱されず、逆に不安の力を利用するためには、「あなたが不安をどう考えるか」が、すべてのカギになります。「不安に邪魔されている」と感じる人は、不安を抑えることにエネルギーを費やしてしまう傾向にあります。不安を抑えようとするのは、気が散るし、難しいものです。落ち着こうとすればするほど緊張してしまいます。不安が障害になると信じていると、自信を失って、無力だと感じやすくなるのです。逆に、最新の研究によると、不安を受け入れ、さらに一歩進んで不安を積極的に受け入れられるようになれぱ、困難に立ち向かう助けになってくれるのです。
・不安を受け入れ、「不安は自分の助けになる」と言い聞かせれば、人は自信を持ち、いい結果が出せるのです。体が発するサイン(症状)がどんなものであれ、それを消し去ろうとすることに、心を砕くのではなく、不安があなたに与えてくれるエネルギーを使って何かを成し遂げようとすることに、もっと集中してください。「自分の目標を達成するために、今この瞬間に、私が取れる行動や選択は何だろう」と、自問してください。この方法は、人生で不安を感じ取った時にいつでも使うことが出来ます。

・「あがり症」を克服するためには、観衆が自分に対して肯定的か批判的かという現実よりも、発表者自身が彼らをどう見ているかの方が、重要だからです。大抵の状況では、観衆の考えているこしを察することなどできません。その代わり、その人自身の普段のマインドセット(心の持ち方・考え方)が影響するのです。「他人が応援してくれる」と、普段から考え、自分自身も他の講演者に自信を与える観衆になるように心がけるのです。

・「注意回復理論」と呼ばれる、とても興味深い認知心理学の理論があります。この理論では、「集中力は有限のカ・才覚で、定期的に補充される必要がある」ことが分かっています。ある仕事に長いこと集中しすぎると、物事をこなす能力が低下します。休憩が必要なのではと感じるのは、正しいことなのです。休憩を取り、集中力が回復することをしたら、前よりもっとエネルギーと集中力を持って仕事戻ることができるでしょう。。集中力を回復させるはかの行動・動作として、「身体運動」「呼吸に意識を集中$せるこ上「膜想」のほか、「笑いや畏敬の念、愛情の念を起こさせるようなビデオ(かわいい動物など)を見ること」が挙げられます。

・「ストレスは悪いものだが取り除くことができない」と考えていること自体が、不安や憂惨(気分の落ち込み)を引き起こす「特に有毒な処方範」になってしまっているのです。米エール大学の研究によると、「ストレスを害だと思っている人」は、「ストレスがポジティブな力になり得ると思っている人」よりも、気分が落ち込む傾向があることが明らかになっています。そういう人は同時に、腰痛や頭痛のような「ストレスからくる健康問題」を、他の人より多く抱えているといいます。
・不安や憂穆(気分の落ち込み)を和らげ、そこから回復する力を生み出すのに最も効果的なのは、運動やスポーヅ、散歩、友達や家族・ぺットと過ごす時間、マッサージ、膜想、ヨガ、お祈り、祭北への参加、ボランティア活動や他人の手助け、クリエーテイブな趣味に費やす時間だということが、科学的に証明されています。こうした方法は、飲酒やテレビ鑑賞といった「典型的なストレス解消法」と、何がそんなに違うのでしよう。飲酒やテレビ鑑賞といった「逃避する方法」と違って、前述した「効果的な方法」には、「自分自身へのセルフケフ」や「自己よりも大きな存在とつながること」が関わっています。それらが「人生の意義」や自己超越の感覚をもたらしてくれるのです。「人生の意義」「自己超越」「自分自身へのセルフケア」が幸福や回復のために必要な「重要な力の源」なのです。
・ストレスに対処する「最善の方法」は、ストレスを減らそう、避けようとするよりも、ストレスについての考え方を改めて、ストレスを受け入れることなのです。
・ストレスは、自分が仕事を大切にしているからこそ表れる「サイン」だと考えると、いいでしょう。ストレスを感じるのは、「自分の仕事に対して思い入れがある」ことの証しで、一生懸命やっているからこそ、誰かのことを思っているからこそ、ストレスを感じるのです。ストレスは誰もが感じることであると知り、「ストレスの味」を自分なりに変えることによって、ストレスとのつき合い方を変えることができます。

・大事なのは、何かが起きた時に、「なぜ私にこんなことが起きたのか」と考えるのではなく、「何のために起きたのか」と考えるのです。「なぜ」ではなく「何のために」と考える。これこそが「成長思考」です。逆境は起きてほしくないと思っても、実際には起きてしまっているわけですから、それを一旦は受け入れる。そしてその経験から、自分自身がより良い状態になるためにどうしていくのか。あるいは、その経験が、他人を助けるためにどう役立つか。そうやって考えていく方法です。そのためにも、「書く」ことが大事です。自分の経験を書く行為というのは、ヒーリング効果が最も高いやり方なのです。感じていること、起きたことを「言葉にする」ことは、癒やしの効果があると、研究で分かっています。そこで大事なのは、「感じていることをただ綴る」ということです。この時に注意しないといけないのは、「あの時は大変だった、でもよかったんだ」というところからスタートしないことです。「自分にどんな辛いことが起きたのか」ということを受け入れながら、「ありのままに自分が感じたこと」を書くことが大切です。何度も書いていく中で、自然発生的に、「前向きなエネルギー」が生まれてくるのです。

・リーダーシップには二面性があることが分かりました。人を見下す傾向にある人、優しく思いやりを示す人、どちらも素晴らしいリーダーの素質があるという結果でした。もちろん、思いやり/共感型リーダーシップは「優しい笑顔があれぱいい」といった単純なものでないことは分かっています。、思いやりを構成する要素として以下の3点を挙げています。
①他者の要求、要望、苦難に対する配慮。
②他者との相互依存の気持ちを持ち、相手を思いやり、強い関係を築くこと。
③他者の必要を満たし、苦しみを軽減させ、幸福のための支援をすること。
・「自分の価値観について考えることが、思いやりのある行動にっながる」ことが明らかになっています。それはあなたが「他者、あるいは自分よりも大きな何かとつながっている」と実感させてくれるからです。価値観について考えることは、新しい情報を受け入れる時や周囲からの様々な反応に対して、広い気持ちを持って対処するのにも一役買ってくれます。「自分にとって一番大切な価値は何か」を意識することとは、リーダーだけでなくすべての人に有益です。学び、成長するために大事な要素だからです。
・最後に、自分自身に対して心を配ることも、思いやり/共感型リーダーシップには大切なことです。企業の重役や上級管理職の人間に聞くと、「自分を思いやるのが一番、難しい」と、誰もがロを揃えて言います。「他の人を思いやる方がまだ易しい」と感じる人が多いのです。しかし、自分に対して思いやりの気持ちを持つことは、力強さの源泉であり、サービス精神を発揮するための源です。最も素晴らしいリーダーは、自分の幸福を大事にする人だと断言できます。

・神経科学者によれば、共感を感じる脳の最も基本的な組織、他人が何を考え、何を感じるか理解するのを助ける神経細胞「ミラー細胞」、は、高い地位に就くと、その権力が恋意的なものであろうが一時的なものであろうが、機能が損なわれることが分かつてきたのです。高い地位にいる人は、他人の感情を認知する能力が低いのです。同様に、地位の低い人が直面する困難に対して同情する気持ちが少なくなり、助けようとする気持ちは薄れていきます。この「共感力の欠如」は、意図的に、非倫理的ではない選択につながることもありますが、他人への影響力を顧みないことで、周囲に害を及ばすこともあります。例えばマネジャーの地位にある人は、自分のチームが直面しているプレッシャーが分からないかもしれませんし、本人の批評がチームのやる気や成果を削いでしまっていることが、分からないのです。

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2017年10月29日

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<1>成功をどう引き寄せるか
当たり前のことができれば、人生はうまく回り出す

02時間管理術のルール
01 何でも完璧にやろうとしない

02 時間管理するのではなく、自分の癖や性格を管理

03 生産的先延ばしを実行
→最も気がかりな仕事以外をブレークと位置づけ、やるべきことを終わらせる。絶好のモチベーションと考える。

04 忙しさはポジティブなストレスだと前向きに受け止める

02人は見た目が9割。成功する服装・スタイル
01 服装は仕事の質を変えると知る

02 成功する服装選びは自分らしさを優先

03 服装選びのとき、一つだけチャレンジ


<2>人間関係をどう築くか
「何をしているかより、一緒に働く人に対してどう感じるかに焦点」

◆人間関係改善のルール
01 サポートを必要な人が周囲にいるか

02 職場での親切を実践

03 他人の貢献を認め感謝


<3>やる気をどう出すか
◆やる気を高める
01 やる気のある・ないは幻想。すべての人が持っている最も基本的、前向きなモチベーション
①関係性
②自主性
③熟練

02やる気がないのは具体的ななホウホウがみつけられないだけ

03 ジョブ・クラフティングの手法を使う
→やらされている仕事を、やりがいのある仕事に変える

04 仕事への考えを変えてみる

12 新年の目標設定
01 新しい年にどう成長したいか考える

02 何をでなく、なぜに焦点

03 具体的な行動目標設定

04 周囲からのサポートを受ける


13 目標を現実にするモチベーションを育む
・自分の目標について考えてみる
→なぜ変わりたいのか


<4>マイナス感情・状況にどう対処するか


<5>ストレスをどう力に変えるか
21 ストレスと付き合うルール
01 ストレスの良い面を見る
02 ストレスから逃げ出さない
03 セルフケアする

22 ストレスを武器に成長する方法
01 ストレスは健康に悪いと思わない
02 ストレスを減らそう、避けようとしないで受け入れる
03 ジョブ・クラフティングを活用
04 人生の重要な目標を自分より大きなものに置く
05 成長思考で考える
06 自分の経験にを書く
07 エクササイズする

**
スタンフォード大の心理学講義 人生がうまくいくシンプルなルール
ケリー・マクゴニガル

<成功をどう引き寄せるか>
◆成功するルール
成長型マインドセット
自分が挑戦することで潜在能力を発揮

すべて経験から学習

アヒル症候群から脱出
自信満々にみせながら必死に追いつこうとする

◆時間管理
なんでも完璧にやろうとしない

自分の癖性格を管理

忙しさはポジティブなストレスと受け止める

◆成功する服装
服装は仕事の質を変える

自分らしさ優先

服装選びで1つだけチャレンジ

◆生産性あげる
パワーポーズ 頭の上でに両腕伸ばして立つ で高いパフォーマンス

<人間関係どう築くか>
◆職場の人間関係改善
サポート必要な人がいるか考える

職場で親切実践

他人の貢献認め感謝

◆雑談
生産性回復 職場の人間関係強める

雑談する人は能力好感度高い

雑談力高めるには
できるだけ会って話

◆謝罪
謝罪にはメリットもある

効果的謝罪は失敗を信頼を築く機会に

◆他人がどう思うか木にすることに対処
すべての人を満足させることはできない

◆行動と言葉を一致させる
何をしたいか思い出す

物事が難しい時、自分の価値観を再確認する機会

毎日自分の価値観思い出す

◆チームに貢献のコミュニケーション
チームに意識的貢献
聞く

<やる気をどう出す>
◆やる気をどう高める
ジョブ・クラフティング
やらされている仕事をやりがいある仕事に変える
自分の強み関心を活かす

◆新年の目標設定
何をでなくなぜ達成したいか

◆目標を現実にするモチベーション
なぜ変わりたいか

<マイナスの感情にどう対処>
◆悪循環を断つ
本当の気持ちを隠さず思い出す

考え方を変える

◆自信がもてるようになる
成長のプロセス振り返る

自信を持っている人は自己肯定感

◆妬みをプラスに
妬みはほしいものを示すサイン

誰かに気持ちを打ち明ける

妬ましくても人の成功を祈る

◆陰口使い分ける
噂話したくなったら自分の状況を客観的にみる

◆不安を活かす
不安は成功へ導くエネルギー

◆あがり症克服
周囲が応援してくれる

◆依存から抜け出す
自分なりのルールつくる

<ストレスを力に>
◆ストレスと付き合う
セルフケア

◆ストレスを武器に
ストレス受け入れる
ジョブ・クラフティング

成長志向
エクササイズ(ヨガ瞑想)

◆リーダーシップ
自分を大切に
毎日自分が最高と思うことを続ける

◆不正行為しない
疲れがたまると嘘をつきやすくなる

◆フィードバック
その人の目標がどこにあるか聞く

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2017年10月29日

購入済み

これまでの内容を実用的な方法に

ケリー・マクゴニガルのこれまでの著書を,シンプルで実用的な方法論に落とし込んだ内容だと感じました。

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2017年02月09日

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科学的根拠と著者自身の経験をもとに肩の力を抜いて生きていくためのTipsがまとめられている。生産的先延ばしややる気を高めるための関係性、自主性、熟練という3要素などが割と刺さった。
25個ものポイントが説明されているので折に触れて読み返して、今の自分に必要なものを意識するというのが良いと思う。

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2023年11月02日

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失敗したくない、不安で動けない、ストレスでつらい。
そんな人が読むといい本。人生がうまくいく知見や思考を科学的な見地からスタンフォードの心理学者が教えてくれる。
失敗を厭わず全ての経験から学ぶ姿勢を持つことや、不安や妬みは自分の願いを見つけるチャンスということや、ストレスが自分を鍛え、能力を最大限に発揮すべき時を教えてくれるなど、著者自身の挫折体験も紹介してくれるので、上から目線でなく親しみやすさを感じながら読み進めることができる。
この箇所だけで、読んでよかった、と思えたのは、生産的先延ばしについて。
todoリストの中の難題は他のマストな事項を輝かせる、と。難題のお蔭でやりたくないタスクのいくつかが魅力的なご褒美に変わるというのは実感しているので(年明けからの確定申告がそう)先延ばし癖も悪いばかりではないなと気が楽になった。
読みやすくてためになるお値段以上の本だと思う。

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2022年03月10日

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要約があるので辞書的な使い方ができる。

最後のフィードバックの与え方で結論や評価を最後まで出さないという話は驚きいたがなるほどと感じた。

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2021年09月12日

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ネタバレ

成功のカギとなる成長型マインドセット、成長を阻む固定型マインドセット。能力より、努力を誉める。
アヒル症候群=周りから努力していないようにみせかけて、アヒルの足のように一生懸命努力している=ストレスをかかえやすい

完璧にやらないことがすべてをこなす秘訣。
人間は忙しいほうが幸せを感じる。
生産的先延ばし=先延ばししている間にアイデアが浮かぶ

講師の服装がきちんとしていれば、学生は熱心に学ぶ。
服装は、なりたい自分を表現できる。
パワーポーズを作る=無気力感を自信に変えられる。
脳には社会的な対立を見つけて悩む仕組みが組み込まれている。
他人がどう思うか、を正しく気にする方法は、すべての人を満足させることはできない、目標自体は他人に相談しない。
言行一致はレジリエンス(精神的回復力)の源になる。
毎日、自分の価値観を思い出す。
やる気をどう高めるか。やる気がないのは具体的な方法がわからない、だけ。
新年の目標設定=どう成長したいか考える。なにを、ではなくなぜ、を考える。具体的な行動目標を設定する。
新年になる前にする5つのこと=今年起きた一番好きな思い出をリストアップする、人生で感謝しているリスト、をつくる。新年のハイライトを想像する。再来年1月1日付で、未来の自分から今の自分宛に出紙を書く=来年の目標を達成した、という立場でその年を振り返っているところを想像する、来年の努力できたことに感謝する。新年の目標に、他人へのかかわりを含める。
何らかの成果を達成することは目標にしない。

自己効力感を持つ=自信と謙遜をバランスよくもつ。

妬みをプラスに変えるルール
誰かに気持ちを打ち明ける=サポートが得られる
妬みは欲しいものを知るサインと知る
妬ましくても、成功を祝う
妬みを行動を起こすきっかけにする

不安は成功へと導くエネルギーである。
TEDの赤い点に立つと、パニックになるのが普通。
応援されている、と考えると不安がパワーになる。

誘惑に触れる前に、大事なことを一つする。
注意回復理論=集中力は有限、45分集中したら15分休む。

ストレスにもいい面がある。

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2020年09月30日

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部下を持つ人が読んでおくと少しはためになるかなと思います。

心理学という感じではなく、こういうときにこうすると良い傾向があるよみたいな内容で、すんなり入ってきて、サラッと消えていく。

まあ、当たり前のことをちゃんとやっていこうね!という感じかな。

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2020年07月31日

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ネガティブな人が読むとより効果のある本だと思う。不安を抱える、人の目を気にする、緊張しやすいなど自分の弱みと感じていた部分が自分だけではないことに気づけたことがこの本を読んで大きな収穫。これらの事は心理学的に当然の事だと学べた。緊張による不安に対する考察が最も印象的。

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2020年07月19日

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時間管理術の部分で著者は、時間の管理でなく性格の管理を行っていると記載してました。Todoリストが自分の生き方、貢献したいことを反映してるかに気を付けることで、モチベーション自体から管理することが大事だと学びました。

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2019年11月02日

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成長型マインドセット アヒル症候群 謝罪にはリスクとメリット ニセモノ他人も不正 言葉と行動を一致させる 発言しないこと自体がメッセージを持つ 他の人に貢献するために、どんな状況を作り出す? やる気がないのは、具体的な方法が見つけられないだけ 自分になぜと問い続ける 不安のドキドキはチャレンジ反応 チャレンジ反応は次の行動を取る体制を整える ストレスは人を賢く強くし、成功へと導く 人生の重要な目標を自分より大きなものに置くこと 周囲をどうまきこむか?

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2018年02月09日

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〇スタンフォードと言っても敷居の高くない本。変化を恐れずチャレンジしてみよう!
2012年に「スタンフォードの自分を変える教室」を日本で発行した著者の、日経ビジネスアソシエでの連載を収録したものだ。

日経ビジネスアソシエで読んでいたときは、スタンフォード大学なんてそんな格の高いところの先生が話しているのを読んだって・・・と思っていたが、25の講義にわけて体系的にまとまっているのを読んでみると、これが不思議と共感できたり、学べたりするところがたくさんあった。

レッスン1から失敗することを周囲にも見えるようにしておくことは重要だと語るし、レッスン2はTodoリストを完璧にこなさないと語る。
かと思えばレッスン3は学ばせるためには見た目が重要だと説き、レッスン4では生産性をあげるポーズを決めてみようと説く。
至って一人ひとりのできそうな範囲から、でも実践をもとに解説してくれているのでこれならできそう、と思わず勘違いしそうなほど平易に書かれていてよい。

この本はビジネスマン向けだろうか?それともそれより一歩上のエグゼクティブ向けだろうか?いや、両方が対象であるように感じる。人の行動や自分の行動結果にあわせて自分を変化させたり高めたりすることは、人間永遠変わらない課題だ。筆者は、会社で仕事をするうえでも教員で生徒をコーチングするときにも変わらない課題、変わらないかかわり方を教示してくれているので、どんな層の人にもオススメだ。
毎週1レッスンこなすだけでも相当な力量になりそう。折に触れて再読をしよう。

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2017年07月04日

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1つのレッスンが短くて簡潔にまとまっているので、読み易くてわかりやすいです。
・謝り方
・不安を逆手にとる
・聴衆との信頼関係
・45分単位で作業
あたりは参考になりました。
今はピンとこなかったところも、自分の立場や気持ちが変わるとわかるようになるのかもしれないので、繰り返し読みたいです。

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2017年04月27日

Posted by ブクログ

ケーススタディ、盛りだくさんで最後にまとめがあるので、非常にわかりやすい話でした。
まとめはまた色々と使えそう。

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2017年04月27日

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たまによく分からない翻訳があるけど、そこは差し引いても、良かったです。各章のまとめが分かりやすく、役に立ちそうです。

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2017年03月03日

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謝る、やる気、あがり症、ストレス、など、日常でよくある悩みについて実験結果に基づいて対処方法を提示している。

自身の体験も踏まえていて、「うまいな」といつも思うのは、失敗談や悩んだことをを多く載せ、「自分もあなたと変わらないよ、そんな私にできたからあなたもできるよ」と語りかけるようなところ。

3章のやる気と4章のマイナスの感情への対応は取り組みたい。

1回読んだら、編集部が付け足したまとめが助けになると思う。

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2017年01月20日

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日経ビジネスアソシエ連載をまとめたということで、読みやすい内容でした。25のTIPSでまとめられており、納得できる内容です。ただ、すでにケリー・マクゴニガルの本を読んでいる場合には重複の内容もあります。(ストレスは害ではない、など)わかり易すぎて、新しい発見がないかもしれません。私にとっての発見は「倫理的に良いことをすると、その後悪いことをする可能性が高まる」というTIPSでした。「正しい自分」に酔う現象は実際みられます。よい戒めとなりました。またフィードバックについて下記の順番で質問すること 1相手のゴール、2経験、3気分の良いこと、4失望、5結論をださない

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2017年01月09日

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•「成長型マインドセット」:自分自身に挑戦する事でしか潜在的な能力を発揮できないという考え方、難題に直面した時は、「成長する絶好のチャンス」と心得る
•「頭の上に両腕を伸ばして立つ」パワーポーズをすると、自信を生み出すことができる。
•自分の言葉と行動が一致しないと気付いた時は、「本当は何をしたかったのか」を思い出すことが重要。
•自信のなさや不安は、自分自身を気にかけ、ベストを尽くせる人間として信頼できるサインとして受け止める。妬みは、「欲しいものを示すサイン」だと知る。じっくり考えてみるうちに、自分が何に惹かれているのかが分かる。行動を起こすきっかけとして利用する。
•あがり症の科学:普段から他人が応援してくれると考えるし、自分自身が他の講演者に自信を与える観衆になれるように普段から心がけること
•ストレスを減らせよう、避けようとせずに受け入れる
•ストレスにもいい面がある、ストレスによって自分を強化できると思っている人は、より健康的で、幸せで、仕事でもいい結果を出せる: 人と人とのつながりを深める働き、モチベーションと活力を与える
•ストレスパラドックス: ストレスの多さは悩みと幸福感の両方に関わっている。今までの人生でストレスのかかった経験は、自分を成長させてくれた経験、最も誇りに思っている挑戦
•ストレスに効果的なのは、散歩、運動、マッサージ、ヨガ、瞑想、ボランティア、クリエイティブな趣味に費やす時間など、「自分自身のセルフケア」や「自己よりも大きな存在とつながること」、それらが人生の意義につながる
•ストレスに押し潰されそうな時は、「ストレスのある状態を通じて成長し続けられる」という潜在的なメリットを振り返ってみる
•何かが起こったときに、「なぜ私にこんなことが起こったのか」と考えるのではなく、「なんのために起きたのか」と考える

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2024年03月03日

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研究結果や筆者の経験をもとに心理学を学ぶことができ、信頼性が高い内容。ただ事例が長かったり、文章がやや読みにくかったりと中々頭に入りにくく読み終わるのに時間がかかった。

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2020年12月29日

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著者の他の本の内容の重要なエッセンスのみをピックアップした1冊。
読み物としてはどうしても面白みにかける、まるで辞書のようなモノだが感銘を受けたところに付箋を貼り続けていたら結構な量になった。

気に入ったところ
・選択的先延ばし
・感謝の仕方
・ジョブクラフティング(やらされている仕事をやりがいのある仕事に変えていく手法)
・有能で信頼出来ると思わせ勇気が持てるようになる3つのルール
・45分:15分ルール
・意志力が枯渇、消耗する時間があること
・昇進、出世したら共感力が下がる
・フィードバックは結論を出さず終わらせる

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2020年05月29日

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人生の様々な場面でのTipsをまとめた本。

以下特に気になった箇所を挙げる。

レッスン1 成功
アヒル症候群(表向きは自信満々だが、本当のところは必死に周りに追いつこうとしていること)に陥るな。ミスは包み隠すべきではない。

レッスン4 生産性
パワーポーズをとることで、マインドセットを変えられる。無気力感を自信に変えられる。

レッスン6 雑談
・雑談は職場の人間関係を強化する。
・メールや電話ではなく、Face to Faceでのやり取りが特に有効。その際はスマホを見えるところに置かないようにするべき。
・前に話した会話をフォローすると尚良し。(先週言ってたライブどうだった?のような)
・ネガティブな噂話はできるだけ避け、ポジティブな噂話をする。ポジティブな噂話は当人がいないときにやると良い。

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2019年11月01日

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25ものTIPSに分かれた人間の心理に関わる考え方のルール。
日本向けに書いた雑誌の連載の再編集本という事で所々で日本に関する記載があり身近に感じられる内容
ただ各章のまとめを読むとだいたい理解できる。ちょっとボリュームが多い印象

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2019年06月12日

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本文中、「日本の場合は〜」とよく出てくるので、翻訳者の人が日本の例えを入れてくれてるのかなと思っていたら、著者のケリー・マクゴニガルさんが日本の雑誌の連載で書かれた内容をまとめた本だった。美人でかつ優しそうで、双子の姉妹の研究も面白いし、すごい人がいたもんだ。

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2018年10月21日

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 序盤は駄本かなと思って読むのを止めてしまおうと思ったが、後半は意外と良いことが書いてあった。


「自分の行動の結果どんな被害があったのか」知る代わりに、「なぜそれが起きたのか」と言い訳する。そして「相手は何をしてほしいのか」「何を必要としているのか」について話す機会を与えないまま、自分だけどんどん先に進もうとしてしまうのです。

「仕事をやる気が起きない」と不満を言う時は、大抵の場合、自分が持っている強い意欲・やる気を満足させる具体的な方法を見つけられないだけなのです。

 すべての人が持っている「最も基本的な、前向きなモチベーション」は次の3つです。
?関係性:他者やコミュニティー、大切にしている目的・目標とのつながりを感じること。
?自主性:人生の質を左右するような行動や選択を自由に取れること。自分の意思で取った行動や選択が、大切にしていることと一致していれば、目標を達成する助けになる。
?熟練:取り組んでいることに対する能力があり、貢献できるものがあることが自分でもわかっていて、個人的に満足できるような上達や学びがあること。

 一番大事なことは、「きっと成功するだろう」ことを当然と思うような、思い上った自信ではないのです。それよりも大事なことは、心理学者たちが「自己効力感」と呼ぶものです。
 「自己効力感」とは、「直面する試練は、ハードワークや周囲からの助けなど、自分が持っているものすべてを使って乗り越えられる」という信念のことです。
 強い自己効力感を持つ人たちは多くの場合、「謙遜」と「自信」をバランスよく持ち合わせています。

 まず理解すべきなのは、「不安というものは、私たちが全力で頑張れるように仕向けてくれるものである」ということです。緊張した時に現れる症状や感覚を、いくつか考えてみてください。心臓が高鳴り、息は荒く、速くなり、急に汗が噴き出てくる。そわそわしたり、イライラしたり、妙に興奮してしまう。こうした症状すべてが、あなたを成功へと導くためのエネルギーを、身体と脳が与えてくれる”サイン”なのです。こうした身体的な症状は「チャレンジ反応」と呼ばれる反応の1つで、「大切なことを達成するのに必要な力をまとめる」という、生物学的な本能なのです。

 このようにストレスは、個人の成長、精神的な探索、魂の探求を触発するものとなり得るのです。”人生の意義”はストレス環境そのものにあるわけではなく、私たちの内に呼び起こされるプロセスにあるのです。「人生に意義を見いだすこと」は、ストレスに反応した結果です。

 不安や憂鬱を和らげ、そこから回復する力を生み出すのに最も効果的なのは、運動やスポーツ、散歩、友達や家族・ペットと過ごす時間、マッサージ、瞑想、ヨガ、お祈り、祭祀への参加、ボランティア活動や他人の手助け、クリエーティブな趣味に費やす時間だということが、科学的に証明されています。
 …飲酒やテレビ鑑賞といった”逃避する方法”と違って、前述した”効果的な方法”には、「自分自身へのセルフケア」や「自己よりも大きな存在とつながること」が関わっています。

 最新の研究結果によって明らかになったのは、「ストレスは人を賢く、強くし、成功へと導く」ということです。人はストレスの経験から学び、成長することができる。そして勇気や思いやりを持つこともできるのです。

 成長思考では、「挫折は避けられないもの」と考え、障害にぶつかった時には、「持てる力を最大限に発揮すべき時が来た」と考えます。逆境はレジリエンスを強化してくれます。

 挫折や逆境から力を得るために効く方法の1つが、自分の人生の物語を綴ることです。

 神経科学者によれば、共感を感じる脳の最も基本的な組織―他人が何を考え、何を感じるか理解するのを助ける神経細胞「ミラー細胞」―は、高い地位に就くと、その権力が恣意的なものであろうが一時的なものであろうが、機能が損なわれることが分かってきたのです。

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2021年08月08日

Posted by ブクログ

各レッスンごとのポイントが上手くまとめられてて、2度目は、かこのポイントだけでも十分かも。
挫折、失敗を、「学び、成長する機会」と捉える。
不安は、「成功へと導くエネルギー」である。
ストレスは人を賢くし、強くし、成功へと導く。
すべての人を常に満足させることはできない。

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2018年09月15日

Posted by ブクログ

スタンフォード大学の心理学者であるケリーマクゴニガル氏が人生における様々な問題について自身の経験や研究結果などから解決策やルールを書いた一冊。

仕事における対人関係やモチベーション、ストレスといった現代社会における問題について25の項目にわたり、著者の経験や研究結果を踏まえて思考法や行動を説明されていて有用であると感じました。
また各項の末にはポイントもあり、理解が深まりました。

多くの自己啓発書にあることとは異なることも述べられており、生産的先延ばしや妬みをプラスに捉えることやストレスを受け入れることなどは新しい考えだと感じ、心理学者として科学的見地から書かれていることも多くあり、謝罪における4つのポイントの重要性や不安に対する解釈などは勉強になりました。
また、作業によってパワーポーズや空間を変えることや脳とドーパミンの関係から依存のメカニズムやモラルライセンスといったことがあるということが理解でき、今後の自分の行動の参考となりました。

本書を全体を通じて、利他的な考えで行動することが大事であると感じ、慢心が悪い方向へと進んでいくこと難局やストレスと成長機会として向き合うこと自分や他人のゴールや目標を明確にするなど価値観をはっきりさせることや目標を設定する際などなぜに着目することなど日常における心理について深層を知って改善する方法を本書で学ぶことができました。
本書での知識を活かして人生を円滑に過ごしていきたいと感じました。

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2018年03月29日

Posted by ブクログ

日経ビジネスアソシエに掲載されていた連載を書籍にまとめたもの。
ストレスへの対処法や、モチベーション向上、あがり症の克服など、
心理学的な視点だったり著者の個人的な経験などを交えて書いてある。
この本は、ざっと流し読みしておいて、必要になったら必要な箇所だけを
再読する(例えば、重要なプレゼンテーションの直前にあがり症への対策を読むとか)
するのが効果が高そうだ。

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2017年07月20日

Posted by ブクログ

日経の雑誌に連載していたものの単行本化らしい。
学術的な情報は載っていない。
内容は身近なのでこのテーマに関心がある人にとっては読みやすいだろう。章末に内容をまとめているのでそれをチェックしてから,興味のあるところを読んでもいいだろう。

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2017年05月12日

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