【感想・ネタバレ】グランマの憂鬱 3のレビュー

高口里純

[匿名 · ★★★★☆]

三巻目

人気俳優の星川由磨が主演の朝ドラの収録が百目鬼村で始まる中、村の役場から徘徊しているお年寄りの情報が流れてきた。
ドラマの収録はいったん中止してみんなで手分けしてさがすことになる。
冬場の徘徊ということでみんな頑張って探した末に見つかるが当の本人はあっけらかんとしており……。

一人でおでかけをしたミキは地元に戻ってきた。
由磨が主演のドラマのおかげで百目鬼村は聖地巡礼のためにたくさんの人が訪れる観光地になっていた。
しかしそうなるといろんな人が来るわけで中には人生絶望して命を絶とうとする人まで現れてしまう。

亜子が通っているひよこ幼稚園の一同はその日、百目鬼寺の和尚さんにある話をされた。
それは地獄と閻魔大王に関することだった。
話にびっくりして帰ってきた後も泣き止まない亜子。
ミキも由真も地獄や閻魔のことを忘れないでいてほしいと亜子に対して思うが移住組が増えてきた今、幼稚園児に地獄や閻魔に関することを教えるのはどうかという保護者もいるらしく……。

地獄絵図と閻魔大王とうそつきという話は自分がまさしく幼稚園の時にお寺に行って聞いた話だったなぁと懐かしくなった。