【感想・ネタバレ】汚れた赤を恋と呼ぶんだ(新潮文庫nex)のレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2023年08月24日

捨てられた側ではなく、捨てた側の現実世界の話。お互いがお互いを捨てていたんだ
「貴方は捨てたいんですか? それとも、拾いたいんですか?」

人生で大事なのは足し算より引き算?

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不思議だがいいと思う

2018年04月29日

自分が恋した相手には変わってほしくない。でも自分は変わって行くだろうし、相手も変わって行かざるを得ないだろう、ということに対する矛盾や葛藤、苛立ちみたいなものがとぉっても回りくどく、とぉっても丁寧に、とぉってもめんどくさく描かれている。
恋をしているとき(もしくは「これが恋かも?」と気付きつつある...続きを読むとき)にこんなにも理性的、客観的に自分や相手のことを考えられるとは思えず現実味がないが、その非現実的な部分がこの作品の世界観や雰囲気にうまく絡んでいて惹かれる。
常に淡々と漂うネガティブな空気も好きだ。

『逆上がりは、できるようになった?』

何だ?何だ?何だぁ?

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Posted by ブクログ 2017年10月20日

まさか、こんなシリーズ構成に3巻まるまる使うなんて( ;´Д`) 3巻は内容以上に作者の3巻の使い方に衝撃! ファンになってしまった!

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Posted by ブクログ 2017年10月18日

今までの階段島シリーズとは異なり、現実世界でのお話になります。なぜ七草や真辺が階段島に捨てられたのか・・・?

そして最後に明らかになった、2人の想い。甘えや憧れを捨て、一緒に寄り添えるように願った想い=「汚れた赤を恋と呼ぶんだ」のセンスには感服しました!

暗躍する人間も登場し、現実サイドと階段島...続きを読むサイドの差も感じられたので、ますます次巻が気になるところ。

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Posted by ブクログ 2017年07月25日

【あらすじ】
これは僕の失恋であり、同時に、初恋の物語だ。
七草は引き算の魔女を知っていますか――。夏休みの終わり、真辺由宇と運命的な再会を果たした僕は、彼女からのメールをきっかけに、魔女の噂を追い始める。高校生と、魔女? ありえない組み合わせは、しかし確かな実感を伴って、僕と真辺の関係を侵食してい...続きを読むく。一方、その渦中に現れた謎の少女・安達。現実世界における事件の真相が、いま明かされる。心を穿つ青春ミステリ、第3弾。

【感想】

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Posted by ブクログ 2017年05月20日

○惑う七草、直進する真辺の横顔の切なさ
「心を穿つ青春ミステリ」と評されたこの階段島(かいだんとう)シリーズも三作目。はじめて、恋という言葉が出てきましたが、それが全編通してのキーワードになるわけではありません。

真辺との再会で「引き算の魔女」の噂を知る七草。
しかし第二弾までとはなんだか少し様子...続きを読むが異なることに気づく。階段島で起こる出来事ではなく、現実世界で起こる出来事として語られる。これは第三弾までの間ではじめてである。
よく読むと、真辺と七草の関係性もこれまでと微妙に異なる。階段島に送り込まれた人格の反対側にある現実世界。七草は真辺がその状態になっていることに愕然とする。第1弾「いなくなれ、群青」で階段島の七草が思ったように。

あわせて、安達という謎の少女が現れ、彼女も引き算の魔女を探しているのだという。
そして、真辺が「引き算の魔女」の噂を追っていることに気がかりな七草は、真辺がどうしてそう考えているのかを知りたい。少しずつ、いくつもの謎を七草らしく整理しながら回収していく。そして、相原大地という少年の秘密も今回明かされ、前作・前々作の伏線を少しずつ回収。

七草が捨てたものと、真辺が捨てたもの。
いったい何を捨てたのか?今まで捨てた結果から読んできた私たちにとっては、納得がいくような部分もありつつ、改めて突きつけられたその「決断の意味」を知ることになるだろう。
真辺が畳みかけるように、捨てたものと捨てた意味、その両方を七草と会話する。真辺の決意にショックを受けるとともに、そこまでしてお互いに思える関係にぐっとくる!

最後にタイトル「汚れた赤を恋と呼ぶんだ」の意味が、七草の口から解説される。七草の感情の昂ぶりに、きっと読者は震える。

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Posted by ブクログ 2016年08月14日

難しい言葉は使わない。
それでも、一文一文に強い意志があって、伝えたいことがしっかりと伝わってくる。
この人の文章を読むとそう感じます。
内容のほうは、前巻、前々巻を読んだのかかなり前なので話を忘れてしまっていました。
全巻を通して読みたいと思います。

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Posted by ブクログ 2023年01月09日

階段島の続き。島の中の話ではなく、外の世界が舞台。前の話との繋がりが見えておもしろかった。魔女がなにかまだよくわからなかったけど、続きが気になる。一気に読めた。

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Posted by ブクログ 2022年06月17日

引き算の魔女に依頼し、自分を捨てた現実世界の七草たちが登場し、物語の核心へ近づく第三巻。
ストーリーのほうは、その分説明的な要素が多く、この巻単体での満足度は、正直なところあまり高くないが、前の巻を含めて現実のほうの七草がなぜその決断に至ったのか、考えると切ない。

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Posted by ブクログ 2020年05月05日

初読では、捨てた方の七草と真辺の感情、考え方がわからない部分が多かった。今回、改めて読み直してみて共感できる部分が増えていた。階段島の外の2人はより複雑で人間臭くて、どことなく愛しい存在だなと思う。「汚れた赤を恋と呼ぶんだ」。最後のシーンにこの言葉が濃縮されていて私は好きだ。

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Posted by ブクログ 2019年03月29日

階段島シリーズの1作目を初めて読んだときは、正直よくわからなかったけども、もう1度1作目を読み、続けて2作目を読んだときに、少しずつ面白さがわかってきた気がした。

そんなわけで、3作目に至ったわけだけども、今回の作品はパラレルワールドの主人公が主役。というか、パラレルワールド自体が主役というべきか...続きを読む。どちらが表か裏か、魔女の思惑一つ。その上で現実世界のリアリティのなさは、おそらくあえてなんだろうなぁ。

作者が「色」に意味を込めている理由はいろいろあるんだろうけども、その1つは2つの平行世界に色を固定させないことじゃないかと思う。一方の色が決まってしまえば、もう一方も自ずと色が見えてきてしまう。そうさせないためのタイトルな気がするし、決めぜりふな気がする。

それにしてもみんな賢すぎじゃないかなぁ(笑)

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Posted by ブクログ 2018年04月10日

階段島の現実サイドの物語。
表の世界では七草、真辺、大地の正しさと純粋な優しさが一層鋭利で心が苦しくなりそう。
表裏を両方描くであろうことは想像できたのに、両者の関連性を正しく把握するために前作までをもう少しキチンと読んでおくべきだった。

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Posted by ブクログ 2018年03月19日

登場人物の言葉の一つ一つに意味があり重みがある。

終わりに今までは捨てられた人しかいない島に奪いにくる人がやってきてどうなるのか気になる終わり方だった。

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Posted by ブクログ 2017年11月05日

3巻目まで読んでふと思ったことだけど、この本は登場人物達みんな落ち着いて一定のルールに従って会話が成立しているように感じた。
正しい解釈まではできないけれど、基本的に誰も怒ったり、決めつけたりせずに相手の話を聞いているなと。
隠し事や嘘や探りを入れるようなことをしたら、普通は怒ったり嫌がったりして人...続きを読む付き合いがしにくくなるようなものだけど、他社を尊重しているのがどの登場人物達のやり取りからも感じられた。
そうじゃないと小説として成り立たなかったり、作者が描きたい世界を描くことができないからかもしれないが、現実を生きている身としてはなかなかこうはいかないよなと思ってしまった。ただの僻みかもしれない。

新しいキーキャラクターも出てきて、いよいよ最終章楽しみ。

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Posted by ブクログ 2016年10月17日

 シリーズ三作目、書き手には相当な筆力が必要な内容。

 というのも、階段島のシリーズは捨てられた感情が人格を持って暮らす島であり、島の外では捨てた側の人間がいる。
 今作では、悲観的な性格を捨てた側の七草の視点で、島の外側(現実)が語られている。

 群青、白と同じ人物であるはずの七草だが、その特...続きを読む徴である悲観を無くした七草を描くのは、同一人物であるが感情が違う人物の書き分けというのは、非っ常に難しいと思うのだ。


 現実の七草は希望をもって行動するが、島での七草は悲観的に行動する。

 一作目で、島の七草が階段の下で現実の七草と会い、大地をどうにかしろ、と伝えたシーンが現実の七草側の視点で描かれる。

 魔女から悲観を抜き取られた後に見たその夢で、現実側の七草も行動を始める。

 それと同時に、真辺も魔女と会おうとしている。そして、真辺が捨てた感情はなんだったのか。


 相原大地を救おうと、現実と島と両方の真辺と七草が行動する。

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Posted by ブクログ 2023年12月23日

シリーズ3作目。
1作目の謎が少しずつ解明された感じがある。
引き算の魔女に引いてもらった物について深く考えさせられた。
モヤモヤする気持ちが嫌で引いてもらったのはわかる。しかし、それで本当にいいのかとも思ってしまった。

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Posted by ブクログ 2023年01月16日

階段島シリーズ第3弾。

第2弾の停滞期(←失礼な)を経て、物語が動き出した。今回は、階段島ではなく、現実の世界(と言っていいのかよくわからないけど)側の七草や真辺のお話。
こちら側では、魔女は「引き算の魔女」と呼ばれ、彼女を探そうとする七草が行動を起こすところから物語が始まる。「引き算の魔女」を探...続きを読むす七草が出会ったのは安達という少女。安達のことをなんとなく不思議に思いながらも、魔女探しという名目で協力しあう二人。七草は魔女に会い(正確には電話をもらい)、自分の一部を捨てることに成功。続いて、真辺も、大地も自分の一部を捨てたよう。

今回は七草と真辺が捨てたものがはっきりしたわけだけど、なんとなく興ざめしたのは私の性格がひねくれているから。
結局、七草と真辺はお互いがお互いを思いあってるってことね、はいはい。
「愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない(by B’Z)」
「あなたさえそばにいれば他に何もいらない(by大黒摩季)」
「あたしは君のメロディーやその哲学や言葉、全てを
守る為なら少し位する苦労もいとわないのです(by 椎名林檎)」
と往年の名曲を3曲ほど歌ってしまった。

ま、でも、こうできゃ人格を捨てるほどには至らないよね。物語にならないよね。

「正直者になるために嘘をつく」とか「そうかもしれないけれど、全く違うかもしれない」とかいう言い回しに少々疲れてきたけれど、シリーズ完結まで読み切ろう。

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Posted by ブクログ 2021年05月02日

読み始めは違和感から。途中で舞台変わったのに気づき、あっ、となりましたが、当然あちらがあればこちらもあるわけで。話が広がってきて、次の巻が気になる3冊目でした。対人関係が人に与える選択の影響、感情の複雑な絡み合いを感じるお話。

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Posted by ブクログ 2020年11月16日

階段島の3巻目。今回は、オリジナルの人物が登場して話が進むけど、オリジナルの方はオリジナルなりにいろいろと悩みもある、ということが分かる話だった。結局のところ、安達が何ものなのか、というところが気になるところ。

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Posted by ブクログ 2020年04月13日

階段島シリーズ。
だが、階段島の話でなく、こちら側の七草、真辺、大地の話。も1冊前があると良かったな。
七草が捨てたのは信仰。真辺が捨てたのは七草。わかるような、わからんような
汚れた赤を恋と呼ぶんだ うわー
泣き顔を笑顔にできなくても、コートで涙を拭えるなら、それを僕は幸せと呼ぶんだ うわー
愛す...続きを読むる少女が傷ついたなら、臆病に傷痕をなでて、それを僕は恋と呼ぶんだ うわー
よく思いつくもんだ、このようなセンテンスを。

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Posted by ブクログ 2020年04月05日

今回は現実世界の話。安達に対してイライラしてしまう。個人的には、階段島の話の方が面白いと感じた。
次回、階段島がメインのようなので、期待。

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Posted by ブクログ 2019年07月16日

階段島シリーズの3冊目。

今回の舞台は階段島ではなく元の世界ということで、人格の一部を捨てた側の七草と真辺の物語。
1冊目の感想に『元の世界にいる彼と彼女も含めたふたり(4人?)の関係が、これからどう展開していくのかは楽しみ』と書いたところ、2冊目では全く触れられず、どうなってるのと思っていたが、...続きを読むここで来た。
通勤電車の中でサラッと読むには話が分かりにくく、冒頭から暫く同じところを二度読みし、お話が並行して進んでいるの分かってからは1冊目をチラ見しながら読み進む。
しかし、なんだかまだるっこしい。
内省的というか思わせ振りな文章はこのシリーズの特徴とは思うけど、今回はいささか冗長に感じる。
七草と真辺のすれ違い続ける思いも何かもどかしく、小2の大地がああまで大人びているのにもややげんなり。
2冊目は結構直球で良かっただが、今回はちょっと残念。

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Posted by ブクログ 2019年01月28日

三冊目にして初めて、現実世界の七草と真辺、大地が描かれる。階段島にいる「捨てられた七草」が思っているのとは現実は少し違いそう??
前二巻に比べて少し現実みが出てきた気がする。捨てた側の葛藤?も描かれて、一巻を読んだときのような違和感は少し薄らいだ。

しかしやはり、文章はすごく読みやすいのだけど、な...続きを読むにかが徹底的に自分とは合わないなと感じてしまう。観念的すぎるのかなー。私とは論点が違うのかな。最後まで読んだらもう少しスッキリするかなと思ったり、とりあえず彼らの着地点が気になったりするので読み進めてはいるけれど。

そもそもスッキリする話ではないのかもしれないなー。

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Posted by ブクログ 2018年10月17日

真辺をはじめとした登場人物や物語の一筋縄ではいかないややこしさを、ひとつひとつ理解していきたいと思わされる。物語の根源に触れる辺りはふわふわもやもやとして、すんなり入って来なかったりよくわからなかったりするのだけれど、全体の独特の雰囲気に惹かれる。根源より少し浮かんだ展開部分にはスッと引き込まれる。...続きを読む真空の星空みたいなひんやりと澄んだ空気を感じる反面、作中に登場する夕陽みたいな暖かさも感じた。購入してシリーズをまとめて読み返し続けたらもっとしっかりと楽しめるんだろうなあと思うと、我ながら少し勿体無く感じた。

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Posted by ブクログ 2018年02月26日

階段島ではないあの時期の捨てた方の彼らのお話。
ヒロインが(どうしてか名前が覚えられない… マカベだったかマナベだったか…)私はヒーローを呼ぶ人間だ、と語った事で何でこうもこのヒロインが苦手なのかわかったような気がしました。結局(そうでは無いのかもしれないけれども)彼女は自分では何も解決しないんです...続きを読むよね。もっと解決策を見つけるのには適した人が居るからと思考を七草に丸投げしているように見える。それが偶々成功していたから彼女もそれで良いんだと成長せずにいた。そこに痛烈な違和感を感じていたんだろうな。そういう意味では二年の別離と別れの際に傷をつけられた彼女の方が人間的で好感は持てる。

階段島の彼女は正論だけを持ち解決法を持たないから苦手なんだな…となんか腑に落ちた気がします。誰もそれが正解だとは思っていない。間違いだと知っている。でもそれをどうただしていいのかわからない…と皆が手をこまねいている所に彼女はズカズカ入って行って「それは間違っている」と断言する。じゃあどうするんだよ?と問うと「それはわからない。でもコレは間違っている」と指摘だけをする。基本的にはKYというか人の感情がわからない人間なんじゃなかろうかと。

そんなヒロインの周囲に迎合出来ないまっすぐさを愛する主人公もある意味同じ人種なんだろうなって思います。子供が思ったことをすぐに口にする事で、周りを傷つけたり、疎まれたりする事があってもそれを無邪気と呼び大人になってもそのままでいてほしい…というような歪んだ願望を彼は彼女に押し付けようとしていた。この二人はよく似ている。ある意味二人だけで居られる世界ならきっとカンペキなのだろうし、二人はそれで問題ないのだと思う。でも世界は二人だけでは構成されてないのだと気づいた二人が引き算した結果が今の二人だとしたらそちらの二人の方が私は好感を持つなぁ…という感想。

そしてなんか意味ありげに力を持つもう一人の魔女登場。私は堀さんが好きなので結構ドッキドキです。

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Posted by ブクログ 2018年02月10日

現実サイドを書くのかー。という驚きはあったけど、前作の方がよかったかな。個人的には理想主義者のキャラクターの方がかっこよく見えるのと、階段島のあの雰囲気が好きなので。
でもここから動き出しそうな感じ。

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Posted by ブクログ 2017年02月05日

1巻、2巻と読んだがこれまでの中で印相が薄い感じがした。せっかくの世界感の中で起こる謎が解決に進むわけでもなくさらに壮大になるわけでもなくただ広くなるだけで少し興味が失せていっているように感じた。

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Posted by ブクログ 2017年01月25日

階段島ではなく、人格を捨てた現実側の物語。1巻と同じ時期で、1巻の「僕」との接触もある。ただ1巻の内容を覚えてなくて僕と僕の会話がよくわからなかった。登場人物たちの理屈っぽい、嘘っぽい会話はいまだに慣れない。(七草が捨てたもの:真辺への信仰。真辺の変化を恐れる自分。真辺が捨てたもの:七草に頼る自分。...続きを読む大地が捨てたもの:母を嫌いになれない自分。安達が捨てたもの:魔女。 僕は過去に小学校の校庭で引き算の魔女に会っていた)

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Posted by ブクログ 2017年01月05日

舞台を捨てた方の世界に移して,魔女に関する噂と真実を背景に,大地を守ることを願う七草と真辺由宇のあれこれ.そして最後にまた階段島へ.どこへ行き着くのか,まだまだ先が読めない.

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Posted by ブクログ 2016年09月12日

自分の読解力のなさなのか、なかなか物語が入ってこなくて苦労した。
階段島の話ではなく、現実世界の話だと気づいたのもラスト数ページという始末……。
この巻を含めて前の2作を読み返してみたいと思う。

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Posted by ブクログ 2016年09月07日

1、2巻とかなり違う。今回の舞台は階段島じゃなく現実です。階段島で起きたあの出来事の裏にはこんな事があったんだな、って具合に進みます。階段島の方の七草と真辺は恋愛要素薄めだったけれど、今回登場した現実の2人は恋愛要素強くて違和感が凄まじい。あとこの人が階段島でのあの人か…と関連付けながら読めるのは面...続きを読む白かったけれど、不穏分子が出てきたりと安心して読めません。次巻での動向が気になります。

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