感情タグBEST3
Posted by ブクログ
葵ちゃんの1人での見習いとしての修業。
謎を解くホームズさんがいないので、事件は起きないけれど、本作品で初めて知った事や自分が抱いていた概念が変わった気がしました。
NYで出された試験などで明確になった葵ちゃんが詳しくないガラスなど他の美術品、ホームズさんは鑑定できて答えられるであろう。国際鑑定士の弟子なのだから( ̄▽ ̄)シリーズの作品の中では、贋作と真作は見分けられてそのまでの実力があるのか!と驚かされて特待生など今までもそれなりの待遇を受けてきた葵ちゃんだけれど、今回は分からない分野に直面して今後どのように学んでいくのだろうかと気になります。
ホームズさんの元で学びたいと願ったからには、ホームズさんに教えて欲しいとお願いするのだろうか。
2人のやりとりが気になるところです。
ホームズさんに嫉妬していた葵ちゃん。好きで恋人ではあるけれど、遠い存在だと感じることも多いんだろうなぁと。自分では自分の変化は分からないけれど、シリーズを通して葵ちゃんの成長もきちんと分かるので、自分の成長になかなか気づけない葵ちゃんはモヤモヤするんだろうなぁと複雑な気持ちになりました。
今後益々葵ちゃんの成長が楽しみです。
Posted by ブクログ
前巻と繋がり、今巻は葵メインの巻です(っ ॑꒳ ॑c)
女性キューレーター育成を目的とした活動に参加するために、ニューヨークに降り立った葵。2 他の2人の特待生と一緒に企画展示をプロデュースすることになり...。
清貴に対して嫉妬心を抱いた葵は、自身の思いに驚き悩む。ニューヨークでの経験が葵にとって凄く大きなターニングポイントだったのかなと思う。
Posted by ブクログ
シリーズ13作目でホームズが上海に行っている間の、葵のニューヨーク研修のストーリー。
元々アルバイト先の雇い主と従業員、そこで始まった骨董品や芸術品に関する勉強の指定関係から、恋人同士になった二人。ホームズのことが大好きなのに、同時にその才能に嫉妬したり、守られてばかりいることにモヤモヤしている葵。ホームズから離れて異国でいろいろ経験して、大きく成長しました。
葵がサリーの誘いを断ってニューヨーク留学はせずにホームズの側にいることを決めた時は、学業やキャリアを積むことより恋愛を取ったのか?!と思ったけど、まずは良き師匠であるホームズの下でもっと学んでから、いつかまた機会があったり、自分がどうしても留学したいと思ってから、改めて挑戦したい、というしっかりした理由だったので安心したし、応援したくなりました。
葵ちゃん素敵やなぁ…
今度こそ、葵ちゃんNY編でございました!!
ホントにね~、普通の女子高生だった子が、3年4年でここまで来るか!って感じだけど、それでも気持ち良いくらいの活躍っぷりですね。
鑑定眼もそうだけど、我の強い2人の仲間と上手く融け合って、掛け算で素晴らしい展示をしちゃうとか。
それから、世界的なキュレーターの誘いを断って「勿体なくないのか?」って聞かれて、「二十代に全て詰め込まなくて良い」とズバリ!一人の女性の生き方として、素晴らしいと思います✨
ホームズさんが上海、葵ちゃんはニューヨーク。
国際的な2編にワクワクしました。
成長の前にいっぱいに飛ぶために屈むかのごとく、葵ちゃんはモヤモヤを溜め込むけれどいつもいつもその前向きさでぶち破っていく…。
ホームズさんが心配するのも無理ない程に成長しましたねえ。
でもやっぱ二人がいいですね。
Posted by ブクログ
利休くんが沢山出てきたのが良かった! 今回はホームズさんはほとんど出てこなくて、葵さんと利休くんがコンビを組んでた感じだったね♪。ホームズさんがあんまり出てこないのは残念だったけど、ホームズさんの見せ場はちゃんと最後にあったし良かった><。
葵さんがホームズさんに嫉妬する話! 嫉妬するのは葵さんがホームズさんに追いついてきたからというのは納得だった! 葵さんが最後は嫉妬を昇華するのもすごい良かったよ~!
葵さんとホームズさん、素敵な関係だよね、これからますます二人の様子を見ていきたいな! これからも楽しみ!
Posted by ブクログ
前作の清貴とは違い、葵サイドは葛藤の巻でした。真綿で包まれる清貴から離れた葵の成長が目覚ましかったです。利休も彼女が居たとは!捻くれてる利休が真っ直ぐ遥香に向き合ったのが意外だったけど、遥香がやっと自分の気持ちに素直になれたのは良かったです。利休の葵の利点でもある美点を探すのは素敵だけど、それも諸刃の剣なのかもしれないですね。。葵もどんどん素敵な女性へと成長できて、今後も又楽しみです。
Posted by ブクログ
おもしろすぎて、つい徹夜して、購入したその日の夜に読み終えてしまいました…。
ホームズさんと葵のあたたかな恋愛と師弟関係にドはまり間違いなしです!
Posted by ブクログ
他に読んでいるのがまだあるのに、待てずに読んじゃいました。上海に続き、ニューヨーク行きたぁいでした。葵の心に色々な変化が有りましたが、落ち着くところに落ち着いて一安心。更に続きが楽しみに。
Posted by ブクログ
内容(ブックデータベースより)
清貴が上海に旅立った数日後、葵は利休、好江とともにニューヨークにいた。
世界的な女性キュレーター、サリー・バリモアが女性キュレーター育成のために招いたのだが、
待ち受けていたのは厳しい試験。
なんとか「特待生」に残った葵は、他の2人とともに企画展のプロデュースをするように言われる。
2ヶ月連続刊行、第二弾!
令和6年3月4日~6日
素敵です。
上海編からニューヨーク編へ。
葵ちゃんのお話は シンデレラストーリーの様で。
わたしにもこんな才能があって素敵なパートナーがいて 辛くても 努力する楽しみがあって なんていう人生があったら良かったなぁと思ってしまった。
Posted by ブクログ
前作、13巻が清貴編で、今作は葵編である。ニューヨークに向かった葵を待ち受けていた厳しい試験。そして彼女に事件が降りかかる。
日常の謎風味の謎解き要素もありつつ、彼女が自分の中で抱いた感情に向き合い整理を付けようとする。その姿には今までなかった彼女の成長があった。利休の恋も収められ、なかなかに読み応えがあった。
Posted by ブクログ
これまでは、“かわいらしい女の子”でしかなかった葵ですが、成長して、可愛いだけではない“大人の女性”になっていった感じですね。
正直言って、葵のキャラですが、最初は、やっぱり“かわいらしい女の子”でしかなかったんじゃないですかね?それが、物語が進むにつれて、作者の中でも葵の人間性が成長して、ここ数作品で見られる“大人の女性”になって行ったのではないかと思います。
さて、物語はまだまだ続くようです。
どこまで行くのかな?
Posted by ブクログ
面白かった!最後の展示レイアウトはもう少し具体的に叙述して欲しいなとは思いました。私もほぼ同じタイミングで、ニューヨークを再訪したばかりだったのでその偶然に驚きつつ、様子は京都以上に良く想像することができたのは、本当に幸いなことでした。
Posted by ブクログ
前巻の清貴の上海編と対になる、葵のニューヨーク編。
ニューヨーク編も面白かった。
葵がいつからか、清貴に対して抱いていた焦りと嫉妬心にうまく着地点を見出すことが出来て、彼女は大きく成長したし、素敵な女性になってきたなぁと嬉しく思った。
利休の頼もしさも際だっていて良かった。
前巻同様、海外特別編として格別に面白かった。
Posted by ブクログ
前作とセットのニューヨーク編。マンネリ化しないように考えられてると思う。目先が変わって良かった。ただ、このままではエンドレスと心配になる。終着点はどこに置いてるのだろう・・・
Posted by ブクログ
ニューヨーク編なのでミステリー感は少なかったですが、葵ちゃんの成長物語としては良かったと思います。ここにきて、利休や香織の恋愛事情が動きだしたので、そちらも楽しみにしていきたいです。
Posted by ブクログ
今回は登場人物たちの生き方が大きくかわることになるイベントとなったし、もうすぐ終わるか、もしくは新しい関係性のまましばらく変化なしで、ミステリー路線への回帰かのどちらかに舵を切るのかなぁと勝手に予想。
あと円生は今後どう絡んでくるか(笑)
Posted by ブクログ
こちらはドキッ☆女だらけのホームズin NYと言いたかったけれど、利休くんいるからそう言えなかった。
女装シーンはありましたが。
ホームズさんが上海であれこれやっている間、葵ちゃんはというと……な回。
ワトソン、成長するの回。
ようやく清貴に鑑定士として嫉妬できるほどまで葵ちゃんが成長できました。
以前の話にも出てきましたが、実力差がありすぎると嫉妬もしようがありませんからね。
届きそうで届かないからこそ、もどかしく思ってしまう。
ただ葵ちゃんだからこそできることというか、ホームズさんではできないであろうことが葵ちゃんにはできるということが今回色々見えてきて、円生に続き彼女の成長した面を確認できたのは大きな収穫だったかなと思います。
人と人との間を取り持つのが上手な緩衝材……分かる気がします。
小難しい人の心のわだかまりすら解いてしまいましたから。
ワトソンもやるときはやるのです。
尚、上海から駆けつけた清貴との合流後もかなりの見せ場です。
ここはまさかのホームズさん視点での補完話もあるので貴重です。
彼の内面の吐露はぐっとくるものがあります。
マジで泣きそうだったのね、彼。
葵ちゃんのホームズさんですら泣かせてしまう決断、ぜひ見届けて欲しいです。
あ、悪い結末ではないですし、寧ろ愛を確かめ合った感じになってますので、その点はご安心を。
NYでもやることはちゃっかりやっているお二人なのである。
Posted by ブクログ
清貴に導かれて守られていた葵の独り立ち。師匠であり恋人である清貴への複雑な思い。慶子が葵に声かけたのは才能を見込んだというより嫉妬?みたいなものだったけど実力で認めさせた葵。上海編で登場したフェルメールとメーヘレン、メーヘレン初めて知った。サリーと篠原陽平はこれからも出てきそう。利休と幼馴染の遥香、可愛いカップル。
Posted by ブクログ
前作と対になる、葵ニューヨーク編。
今作になり、突然、葵にホームズさんの才能への嫉妬が生まれていてびっくり。
ニューヨーク留学を経て成長を実感できたことが、葵にとっても、大きかったのかな?
カバーイラストの表情もいつもよりキリっとしている、迷いのない印象。
でも、何だかとても優等生ぶりを今まで以上に感じてしまう。
今さらですが…カバーイラストと登場人物のイラストから、洋服が綺麗め系を着る子なんだろうなといつも思うけど、あまりにお嬢様というかぶりっ子の感じがしてずっと違和感が…
女子大生っぽくない服装にホームズさんが買ってあげてるの?と思ってしまう。
パンツスタイルでも素敵だろうし、葵の性格らしさな服装を見たいなと思います。
今回の成長と自覚でファッションにも変化が出るといいな。
Posted by ブクログ
2ヶ月連続刊行の2冊目、前作13では清貴視点で物語が進む構成でしたが、本作は葵視点でニューヨークを舞台とした物語が進みます。時間軸的にも13と同時期の出来事なのですよね、清貴との電話での会話も13で描かれたものが葵視点で再度登場したり、といった具合です。
前作では物語を通して円生の葛藤や成長が描かれていましたが、今回は葵の清貴に対する新たな感情、さらには成長という結末になっていて、清貴との関係も単なる恋愛感情だけではない、さらに強固な絆が芽生えたのかなと思います。
物語の前半、葵が清貴の才能に嫉妬するというこれまで持っていなかった感情が芽生えていることに気づくシーンがありますが、以前葵が清貴に対して「嫉妬するのはその相手が自分の手の届く位置にいるから(=能力が拮抗している、という意)」といったような言葉をかけていたはずで、同じことを自分自身に向けることができるとよいのに、と読みながら考えてしまいました(確か円生が清貴に絵を贈ったときだったかな?)。まぁ、人間自分のこととなると冷静に考えられなくなりますからね…。そんなこともあるかなと。
13では円生が清貴とは別の軸(=絵画)で成長し、本作の葵も清貴の類まれな鑑定眼とは別の軸での成長がみられるわけですが、葵の真髄はといえばその包容力といいますか、周囲の人間の心を開かせてゆく能力なのかなと思います。三人の関係が(良い意味で)新たな展開を迎えるのかもしれません。