感情タグBEST3
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今までの巻で描かれた場面の裏側(違う人での目線)を描いたスピンオフ的なものが多くて、この時こんな風に思っていたのか、考えていたからあんな行動だったのか……と新たな発見があったりしました。
普段の物語は葵ちゃん目線で描かれているので、一度読んだ物語を違う人の目線で読めるのは新鮮でした。
円生さんは怖い人って思っていましたが、円生さん目線で物語を読んでいると思っていたよりも優しくていい人、ただ不器用なだけの人ってのが分かって、なんか愛おしくなりました。
香織ちゃんと店長の関係には驚きましたが、2人が同じタイミングでそれぞれ違う場所で違う人に話を聞いてもらって、相手が誰かバレたと思うほどの葵ちゃんとホームズさんの対応はなかなか感激するもので、ワクワクしてしまいました。
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あの時、この時の裏話が読める楽しい一冊(*^^*)夏の「永観堂」にも行きたいし「お茶屋遊び」も体験したい~ε=ε=(ノ≧∇≦)ノと興奮した後、ほろ苦い恋の話で切ない気持ちに(--、)でも「北山デート」でポッ(*´∀`*)次回は探偵事務所へ修行に行くホームズさん(゜゜;)ドキドキ
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内容(ブックデータベースより)
葵が大学2年生となった夏。大丸京都店での修業を終え、
次の修業までの短い夏休みを『蔵』で過ごしていた清貴のところに、
高校時代の先輩・日野が尋ねてきた。最近、勤めていた会社を辞めたという日野を、
清貴は永観堂に誘う。「永観堂といえば秋では?」といぶかしむ日野だが…。
また、『円生の独白』では、円生が過去が明らかに!
大人気シリーズの魅力が満載の第11弾。
令和6年2月6日~9日
回想の回
今回はゆっくり思い出しながら読む感じですね。
私としては それぞれの人の思い 優しさ 葛藤などなど楽しく読ませてもらいました。こういうのもよいですね
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シリーズ11作目。
今回は、今までに出てきた場面を別視点で振り返ったストーリーや、脇役キャラを主人公にしたスピンオフ的なストーリー。本来のミステリー色はほとんどなかったけど、これはこれで楽しく読めました。
香織ちゃんの恋と円生の独白が切なかったです。
円生は今まで悪役的な存在だったけど、これからは違った印象で読めそうです。
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清貴の最終修行を前に夏休み、裏エピソード集。店長と香織は一時期お付き合いしていたのね。両方の気持ちが分かって切ないな。恋に恋する香織と店長の優しさ、もう少し時間が経ってまた楽しく過ごせるといいな。円生の葵への気持ちはホームズへの嫉妬も絡んでたのね。利休は高校生なのに怖いくらいだな。オーナーは清貴が浮気して振られたと思ってたのね、孫を見る目が酷いな(笑)円生預かっての清貴の探偵はどうなるのか楽しみ。
番外編短編集
今回は、話が先へ進むのではなく「振り返り回」でしたが、6.5巻とは違って「短編を読んでいる」感じで楽しく読めました!
「円生の独白」では、知らないうちに利休くんが絡んでいたりして、彼の胸のうちの変化が面白かったです。
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10巻で一区切りとのこと。
サブタイトルからもわかるように、シリーズの裏側の物語を補足した感じ。スピンオフといえば、スピンオフ。
どの短編も軽く読めたけど、円生の告白というか独白は印象的でした。減らず口をたたくひねくれものという印象でしたが、ちょっと違う。
ただただ強く威嚇することで、自分や大切な人を守る、切ない一面も。
シリーズの転機。
どうなるのか、気になる。
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サブタイトル「あの頃の想いと優しい夏休み」とあるように、11巻はアルバムの写真を懐かしんでながめている感じです(*^^*)
第四章の「円生の独白」を読むと、ちょっと彼の印象が変わった。もしかして純粋な人なのかな?と。過去には悪いことしたり、遊び人だったりするけど、葵ちゃんに対する恋愛感情は本物だと思う。p207で利休くんが「何よりもきっと、『清兄に愛されてる葵さん』に魅力を感じている気がするんだよね」と言ってるけど、利休くんも本当は円生の葵ちゃんを思う気持ちは本物だと感じてる。だからこそ、わざわざ円生に会いにきてまで牽制したのかな?と。
p239の円生の心の声。
ホームズに愛されて魅力的に輝く葵が、どうしようもなく眩しいのだ。
ちょっと円生を応援したい気持ちになってきた。そんな11巻でした(*´▽`)
表紙の清貴の手のひらに青もみじ。素敵…。
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香織ちゃんはちゃんと決着がつけたんだね。よかったよかった。ホームズと葵はどうでもいいが、円生のこれからはちょっと気になるかな。いい人が現れるといいね。
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登場人物が、時を経るにしたがって成長してく小説って、よく考えてみたら、そんなにたくさんは無いかもしれません。これは、その少ない例外の方ですね。でも、その設定によって、物語に面白さが含まれているわけですが。
ところどころ挟まれている、ホームズと葵以外の登場人物のモノローグ的パートが、それぞれの人物がどう思っているのかを示していて面白くもあります。
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短編集といったところ。
今までの幕間を別のキャラクターの視点で振り返った感じかな。この巻を読んだ後に10巻まで読み返すと、また違った感想で読めるかも。
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京都寺町三条のホームズシリーズも11巻
今回は幕間というか、此処までの事件の中で
登場人物の心情などを別角度から描いた作品
最近はドラマでもスピンオフなる登場人物の
設定を活かした別ドラマが放送されるが同じ
ように感じる(物語に膨らみが生まれる)
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10巻で一区切りで、この巻は振り返り巻とのこと。
あの時こう思っていた、というような話が円生だったりホームズくんだったりから語られる。
とはいえ、出会いの場面まで遡らずともという気もするけれど。
新しい展開が楽しみ。
ベタ甘なホームズさんと、クールな葵ちゃんの今後にも期待したい。
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前作を読んでから少し時間が経ってしまいましたが、久しぶりに続巻を読むことができました。
なにか大きな事件が起こって、という展開ではなく、これまでのストーリーの裏側(今まで語られてきた場面を、別の人物(例えば円生)の視点から見ると…といったもの)が描かれていて、作品の持つ世界観にしっかりとひたることができました。
個人的には円生の視点から描かれた『円生の独白』が興味深く読むことができました。なぜ、円生が葵や清貴に絡むのか、というところを練り上げて書かれていたと思います。
シリーズ全体の「甘い」感じや、ほのぼのとした読後感はそのままで、気負いなく読むことができた一方で、清貴と葵の関係などにも大きな変化はなく、また新たな登場人物などもなかったので、「盛り上がり」という面からは物足りなく感じた部分もあり、少し残念でもありました。
次巻では清貴が小松探偵事務所で修業を行う、ということで、事件性もありそうですし、展開に期待です。
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今回はいままでの話しを振り返る回だった。
円生の独白は中々おもしろくよめたし、円生が次巻から清貴の弟子として話しの中にどう出てくるのか
次巻に期待。