【感想・ネタバレ】遠足型消費の時代 なぜ妻はコストコに行きたがるのか?のレビュー

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Posted by ブクログ 2018年12月09日

不景気だからモノが売れないのではなく、それによって変わった生活スタイルや価値観に対応できていないだけだと気付かされる。語り口調気味の文体は好き嫌いが分かれる。新書らしくて好き。
・バブル時代:ギラギラ消費「海外旅行型消費」
・ゼロ年代以降:堅実志向なキラキラ消費「遠足型消費」
 ⇒日常の延長として消...続きを読む費やレジャーを体験型で楽しむスタイル。日帰り。
・ルクエ:舶来物のキラキラした非日常性と実用性のリアリティ
・キッチンペーパーバウンティ
・花ふきん、白雪ふきん
・若年層ほど進む「コンサマトリー化(=身近な関係や幸せを大切にする価値観)」
 ⇒モノを買う=お金を払ってメンバーシップを得ることに近くなる
・総務省「国民生活に関する世論調査」
 ⇒日頃の生活で充実感を感じる(1989⇒2010)
  「家族団らんの時(40.7%⇒49.5%)」
  「友人や知人と会合、雑談をしている時(25.2%⇒41.6%)
・信頼される雑誌リー
・ルミネ
・情報が一瞬で消費されてしまう時代において絶えず変化を表現しつづける「キラキラ」した場所が今後ますます求められる
・低賃金労働の最後の担い手=囚人(アメリカ)
 ⇒福利厚生なし、組合なし、勤務態度○
・遠足型消費の優等生「埼玉」
・繰り返される「男性の女性化」現象
 ⇒1964年サザエさんで「男性の女性化」という台詞が登場している
 ⇒「みゆき族」の服装
・データの積み重ねが正解に繋がらない時代
 ⇒知識を持つことよりも知識を調整して統合する力が重要

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Posted by ブクログ 2018年10月08日

最近、週刊誌の記事のようなレベルの低い新書が多いだけに、この本もその一つだろうと思って無視していたが、意外にも使える内容だった。今現在、消費財のマーケティングに関わる者にとっては大いに参考になる。

異色のコンビによる共著で書かれた本書は、女性雑誌ライターがキャッチーで読みやすい文章を担当し、男性の...続きを読む東大大学院生が様々な現象について適格で理論的な背景分析を行うといった分担になっているのであろう。そのため、分かりやすくかつ説得力がある内容でとても参考になった。

若者が自動車に感心を持たず、CDのミリオンセターが出ないなど、モノが売れない時代と言われている現代の消費市場について、やんわりとそれは売り手の言い訳だという。デフレによって消費者は賢くなり、本当に必要なものだけをを品質を見極めて消費する。だから、そうした安くて比較的品質の良い商品を提供しているユニクロやニトリが勝ち組となっているというよくある論調には意義を唱える。

コストコやIKEA、H&Mで買い物をし、キッチンにはルクエ、愛読書はMart といった消費者は、決して必要ではないものでも躊躇なく購入し消費するという現象は説明できない。本書では、こうした商品や店には「キラキラ」があるという。それは今現在特有の現象ではなく、80年代のセゾングループや、都会でRV車が売れた90年代、遡れば19世紀のフランスに初めてボン・マルシェという名で初めてデパートが出来たときにパリ市民が熱狂したことなどを引き合いに、それはいつの時代も常にそうしたキラキラを輝く存在があるという。変化する市場に対して、どう向き合うかということが売り手には常に求められているということである。ルイ・ヴィトンなどの高級ブランドも敏感にそうした変化に対応して自らのポジションを変化させているのである。

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Posted by ブクログ 2015年11月09日

最近メディアでよく見る古市さん著書のひとつでタイトルにコストコと書いてあったので読んでみた。ザクッと内容をまとめると成熟した時代に消費を呼び込むのはキラキラしたもの。要は生活の中にいつもと違う特別な感じをもたらすものが売れる。確かになるほどと思う、事実、自分もコストコに行くとちょっとウキウキするし、...続きを読む購入するものも自分の生活にちょっとスパイスを入れたいものだったりする。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2014年01月06日

○中澤氏と古市氏の共作。
○身近な商品を例に、ビジネスとは違った観点から、消費者の行動を分析した、社会学に関する著作。
○表現が分かりやすい一方で、緻密な分析で時代を捉えている印象。

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Posted by ブクログ 2012年06月20日

‎"DEAN&DELUCA"のトートバックや、一枚1000円近くする"花ふきん"のブームなど、日常の中に非日常を少し織り交ぜた"キラキラした"消費を楽しむ時代になってきているよ、というお話し。

そんなキラキラした世界はおっさんとい...続きを読むう名の棺桶に片足を突っ込んでいる僕にはまぶしすぎる!、と思っていたがルクエのシリコンスチーマーは僕も持っていたのでほっとした。

ホッとすると同時に気を抜くとすぐにおっさん化するおっかない時代に生きていると感じさせられた1冊。読み終えたいま、「LEE」か「Mart」の購読を真剣に検討している次第である。目指せ、LEE100人隊!

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Posted by ブクログ 2012年01月22日

遠足型消費の主な対象となる共通点は『大切なのは「安心感」がありつつ、適度な「非日常感」』。一昔前は海外に旅行して、高価なブランド物をあさっていた時代から、車で日帰りできるような施設で海外気分を味わう事が流行っているような。その代表例といてあげているのが、コストコやイケアなどなど。
言われてみればその...続きを読む通りなんですよねー。必ずしも必要ないものを実用品のように見せたり、新たな社会変化を作り出すくらいでないと、イノベーションはおきないのかも。
というようなことが、少し刺激になった一冊。

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Posted by ブクログ 2012年01月20日

「ギラギラ」消費から、「キラキラ」消費へ。この不況と言われる中で、売れているものには、キラキラがあり、海外旅行型から遠足型に移行してきていると。 「女こども」の中で売れている「ディーン&デルーカ」、「ルクエ」「コストコ」「ダウニー」などを事例に、消費構造、共感マーケティングなどを語る。

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Posted by ブクログ 2011年10月24日

これ、面白い!!
筆者らによると、「ふわふわ・ゆるゆるのマーケット本」

ぷぷっ、まさに!

でも分析は興味深い。
必要なものはそろってしまった世界で、
必要じゃないものをいかにして売るのか、
そこで売れているものは何か、について。

非日常(といっても日常のちょっとだけ延長)のキラキラものがたり
...続きを読むそれを求めてるんだという内容。
で、日常のちょっとだけ延長の非日常を「遠足」で象徴している。

旧マーケット理論で武装する「お父さん」には見えない
「女こども」が夢中になる流行が消費トレンド
たとえば、ディーン&デルーカのトートバッグやルクエ
コストコ、イケア、などなど。

流行は興味のある人にしか見えないもの
興味がなければ、ただのトートバッグで素通りするものだから、
というのも、納得。
「お父さん」(象徴語で性別関係なし)の私は、うぅむと唸った。

なるほど~!
 

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Posted by ブクログ 2018年10月13日

言いたいことはわかるが、やや散漫な印象。この表現や書きぶりだとターゲット読者のひとり「お父さん」は分からないだろう。

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Posted by ブクログ 2021年08月08日

「マーケティングの嘘」ではコストコが流行った理由を「3世代消費」としていたが、本書は「遠足型消費」にあるとする。こちらの主張の方が、一般論としては受け入れられている気がする。
「『遠足型消費』とは、小学校の遠足のように、日常の延長として消費やレジャーを体験型で楽しむスタイル。行く前の日はちょっと楽し...続きを読むみで、日常と少しだけ離れたキラキラした空間で、キラキラしたものを買い、キラキラした時間を過ごすこと。
 基本的に日帰りの日常の中で楽しむ、ささやかなオアシス。ハワイのオアフ島ではなく、車で行けるスーパー温泉やショッピングモール。高級レストランのフレンチではなくて、ちょっと素敵なキッチン道具を使っての、おうちご飯。…
 …未来が見えにくく、退屈になりがちな『終わりなき日常』を、ささやかな幸せとともに生き抜く知恵。」
ポイントは、「キラキラ」。この「キラキラ」と発行するために不可欠となる条件が、「非日常感」であるという。ニトリになくてイケアにあるもの、ユニクロになくてH&Mにあるものがこの「キラキラ」だと言う。品質はニトリやユニクロの方が優れているのにも関わらず、「キラキラ」が選好される。
それにしても驚いたのは女性誌「Mart」の発信力。正直知らなかった。大都市近郊に住む30〜40代ミセスがターゲットの生活情報誌で、食べるラー油、ルクエ、コストコ、イケア、ホームベーカリー、ディーン&デルカ、ル・クルーゼなど特定の商品やショップを強力に特集し、ヒットに結びつけているとのこと。

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Posted by ブクログ 2015年08月29日

お父さんのギラギラ消費から、女こどものキラキラ消費へ。日常と地続きではあるけれども、どこかで気分を浮き立たせてくれる魔法のようなものが、しっかり売れている。

戦士がいない平和な世界は、女こどもの世界。

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Posted by ブクログ 2013年04月13日

女/子供の消費を「お父さん」に解説した、マーケティングについても書いてある社会学の本。
古市さんらしく皮肉にもとれる表現がちらほら。
大型消費から日常の生活をキラキラさせる雑貨への消費の変化とその社会背景、流行の成功例紹介。
共感消費/エシカル消費も高級ブランドと同様にそこにある物語を消費してる気が...続きを読むする。

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Posted by ブクログ 2013年01月14日

誰を対象にした何が、どんな環境で売れているのか。ひとからげににモノが売れないという見方はオモシロくなく、コストコ、IKEA、H&Mを例に出して、キラキラ、非日常、遠足など、分かりやすいキーワードで整理してあるので、ショッピング好き派も、面倒くさい派も肯定、皮肉をこめて楽しく読めると思います。

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Posted by ブクログ 2012年03月28日

日常を彩るは「非日常」と「キラキラ」。

大量生産、大量消費の時代を経ていま求められているのは身近なところにある身近じゃない日常なのかと思った。

コンビニは便利だけど日常に埋もれる。
それより週末にちょっとでかけるショッピングモールなんかの方がわくわくするし消費行動に繋がっていると思う。

「非日...続きを読む常感」をいかに演出できるか、ものを生み出せるか、考えていきたい。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2012年02月17日

世代論が書かれていると読んでみたが,どちらかといえばマーケティングよりの話.さらに,雑誌「マート」と「リー」について絶賛しているあたりがマーケティング領域の事実解釈なのかなと思った.

世代意識については,「ギラギラ」と「きらきら」で対比させて紹介.
海外旅行型消費と遠足型消費で対比させて紹介してい...続きを読むた.

遠足型消費:ささやかだけど,楽しく生きていくのに十分な幸せをもたらしてくれる.ちょこ楽しい生活.
日常の中でちょっとした幸せを見つけ,それなりに「きらきら」したショップが軒を連ねるショッピングモールやアウトレットやスーパー温泉で家族と過ごし,たまに六本木に出かける生活.

遠足型消費は「今日のように明日も生きるための知恵」と言ってもいい.ただ繰り返していくだけの毎日には耐えられない.いっそ何もかもを投げ出したくなる時もある.だけど,仕事がある.家族がいる.子供がいる.すべての日常を捨て去って,一人旅に出るなんてことは,なかなか出来ません.そんな時に出番となるのが遠足型消費.

キーワードとしては『非日常感』これは納得.

読み物としては読みやすくおもしろかった.


消費社会論が言うように,人が絶え間なく「差異」を求めてモノを買い求めるとするならば,「どこにでもあるもの」「あたらしくないもの」に価値はない.時間的に「ここにしかない」(新しい),空間的に「ここにしかない」(珍しい)時に,モノは輝く(きらきら)


第一章のまとめ
・生活必需品ではないし,安くもないものが売れている
・19世紀の百貨店と同じくらい21世紀初頭のコストコは輝いている
・お父さんも駒沢ママもコストコが大好き
・日常と地続きの「日帰り遠足」のような消費が人気
・「小さな非日常の種」を探して,モノを売れ
第二章のまとめ
・日常の延長として消費やレジャーを楽しむ「遠足型消費」の時代
・自動車が十分すぎるほど普及した「豊かな」日本社会
・装飾用のマスキングテープがまさかのバカ売れ
・綿密かつスピーディーな仕掛けで売れた「ルクエ」
・日常を楽しくしてくれるモノにヒットの芽がある
・東京ミッドタウンとイオンモール川口キャラは同じ
第三章のまとめ
・「格差社会」や「マス崩壊」というのはモノが売れない言い訳
・「格差社会」や「マス崩壊」は宣伝されるほど進行していない
・いつの時代も「モノが売れない」と言われてきた
・現代でも,質実剛健な実用品だけが売れている訳ではない
第四章のまとめ
・女性誌「リー」が選ぶモノには間違いがない,とみんなが信じている
・ヒット商品の裏に女性誌「マート」あり
・伊勢丹新宿店は「食まわり」もファッショナブル
・「雑貨」という一言では言い表せない多様な世界がある
第五章のまとめ
・「共感マーケティング」を制する企業が市場も制する
・重要なのは,いかに「感度が良い人」を囲い込めるか
・消費者は想像以上に移ろいやすくて気まぐれ
・アメリカでは「死のショッピングモール」が問題になっている
・絶対的貧困の暮らしをする人の数は減っている
第六章のまとめ
・「キラキラ・チャリティ」がすべての人を巻き込む新たなトレンドに
・北米を支える強烈な同胞意識は,日本が一朝一夕で真似できるものじゃない
・マーケティング担当者は埼玉県に行け!
・男性中心の官僚主義の限界が様々な局面で露呈している
・日本社会は徐々に「女こども」化しつつある

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2012年02月26日

「キラキラ」「非日常感」がキーワード。遠足型消費は「今日のように明日も生きるための知恵」というまとめの言葉が効いた。確かに、特に用もないのにショッピングモールに出かけるとアガる。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2012年01月24日

「不況でモノが売れない」、「若者の〜離れでモノが売れない」、世間のお父さんたちがつい口走ってしまうこの言葉。しかし、この言葉は本当に社会の本質を捉えているのだろうか。世間をぼやくお父さんたちに「今どきの消費」を説く社会学的マーケティング本。

消費行動が必要性と密接な関係にあった高度経済成長期は、今...続きを読むのように記号的付加価値=キラキラ感をつけなくてもモノは売れた。車・冷蔵庫・洗濯機etc、生活を便利に、豊かにするために機能性を重視してモノを選んでいた時代だ。しかし、やがてそうした生活必需品が飽和状態になると、次に消費者は「キラキラ感」を求めるようになる。

「デフレ」や「経済格差」や「マス崩壊」と言った、モノが売れない言い訳に対する批判も社会学的見地からなされている。どの時代でもモノが売れない理由というのは常に発見されて続けているのだ。また、「若者の〜離れ」に対しては「飽和状態だから売れなくて当然」とバッサリ。常にやり玉にあげられる若者の一人としては大変心強い。

記号的消費など、消費社会学の中では語り尽くされてきた内容が多いが、口上にて「これはお父さんのためのレクチャー本」と前置きしているからこれで良いのだと思う。語り口が軽快で分かりやすく、普段こうした本になじみのない人でもすっきりと読めるだろう。


余談だが、古市さんの語り口、章まとめ書き方などは明らかに『反社会学講座』を彷彿とさせる。同い年で、同じ社会学の道を通ったものとして、その本の影響があるのかどうか、どこかの機会に聞いてみたい。(どこで?)

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2011年12月31日

<内容>
生活に必要なものは一通り揃い、モノが売れない「嫌消費時代」とも言われる現在において、なお売れているものにはどのような共通点があるのか。女性や子ども(若者)を中心にヒットした商品を分析し、近年の消費の在り方を紹介した一冊。

<感想>
「不況でモノが売れない」というのは、いい加減聞き飽きたフ...続きを読むレーズである。若者の車離れで車が売れない、最近の若者は遊びを知らない、だからますます景気が悪くなる。そういう言説を聞くと辟易するのは自分が若者だからかもしれないが、安易にそういう言葉を口走りがちな「お父さん」たちに向けて(ちょっと挑発的に)「今どきの消費」についてレクチャーしてくれるのが本書である。

「キラキラ」が必要性と密接に関係していた時代には、車・洗濯機・冷蔵庫などがバンバン売れた。さらにその後、消費がアイコンとなった時代には「キラキラ」はステイタスと結びつき、ヴィトンなどのブランドや海外旅行などが消費の中心となった。このように、モノを消費するにあたって「キラキラ」したものが必要だというのは昔も今も変わらないのではないかと思う。では現代の女こどもはその「キラキラ」を何に求めているのか。

ハワイで豪遊したり、ヴィトンのバッグを揃えたりするようなバブル期の浮ついた消費を「海外旅行型消費」と呼ぶとすれば、ちょっとした非日常感を味わえる程度の現代の消費志向は「遠足型消費」と名付けられる。日常の延長にちょっとワクワクを見出す消費のあり方について、その最たる例としてコストコやIKEA、さらには郊外型の大型ショッピングモールにときめく主婦たちの姿が示される。

また、第3章では「デフレ」「経済格差」「マス崩壊」など、モノが売れない言い訳にされがちな言説に対する批判がなされる。全体を通してかなり好みが分かれる文章(なんだこのふざけた文章は、と怒る人もいるかも)ではあるが、個人的にはなかなか小気味良いものだった。

高度経済成長の時代をとうに終え、「成熟」のステージに立っている日本において、こういう遠足型消費はますます浸透していくのではないか。非常に興味のある話が網羅されていて、個人的にはかなり参考になる一冊だったように思う。

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Posted by ブクログ 2011年06月16日

DEAN & DELUCAを知らない「お父さん」の為に、といたずらっぽく始まったが、いたずらでも冗談でもなく、本当に「お父さん」向けの本でした。紹介される事例は広く知られているものが多いので、「お父さん」以外には退屈な部分もあるかも。「遠足型消費」というテーマは面白いと思いました。

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Posted by ブクログ 2012年08月26日

ディーン&デルーカ、ルクエ、コストコなどを知らない「お父さん」向けマーケティング解説本。前述のようなヒット商品を売り場の非日常感と日常を彩る"キラキラ"感を論拠にしリストアップしていくといった構成。
章の終わりにまとめ行ってくれるのも親切で分かりやすい。
論拠は変わらず、...続きを読む一貫しているとも言えるが、各章取り上げる物自体は違うものの論が全て似たような帰結に収まるので新発見は最初のみで後半に飽きがきてしまうかもしれない。

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