【感想・ネタバレ】真夜中のオカルト公務員 第3巻のレビュー

区役所に採用された宮古新が配属されたのは、「夜間地域交流課」。
そこはなんと、人ならざるもの・アナザーとの共生を目指す、オカルト専門の部署だった!
新はそこで、とある才能を開花させて…!?
伝説の陰陽師、安倍晴明と新の関係とは?現代を生きる人間とアナザーとの攻防戦!

現代社会の裏側で、天使や妖怪、神様たちが巻き起こす事件に立ち向かう、オカルト公務員(夜間地域交流課職員)たちの活躍を描いた作品です。
主人公はごく普通の社会人1年生、宮古新。いままでオカルト的事象とは関わりのなかった新ですが、実は特殊な才能を持っていました。才能を活かして仕事に励む新ですが、やがてその才能によって大きな事件に巻き込まれていきます。
個性豊かなアナザーたちは、もしかしたらあなたのそばにもいるのかも?
要注目は新に「琥珀」と呼ばれるアナザーです。
無邪気で気まぐれで、相手を困らせることが大好き。
はた迷惑な琥珀ですが、新のことがお気に入りで新の周りをふよふよと付きまといます。
その姿は懐いた大人にまとわりつく子供のようにも見えて、なんだか憎めません。
人間に似た見た目をしているのに、人間とは違う価値観で動く琥珀。
琥珀との交流で、新はアナザーと人間との違いを知っていきます。
常識の違う相手に、どこまで歩み寄り、どこから割り切って付き合っていくのか。
新と琥珀の関係に、ぜひ注目してみてください。"

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ネタバレ 購入済み

愛する者を失う絶望感

主人公の砂の耳のおかげでアザゼルの気持ちや言葉を聞くことができてしまうから…とても悲しいストーリー。アザゼルの過去をもっとちゃんと知りたかったなぁ…と思う展開でした。それでも榊さんにとってはどんな形であれ、たった1人の大切な家族が自分の元に帰ってきてくれたことは本当嬉しかっただろうな…お姉さんが生きててよかった。

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2021年07月12日

ネタバレ 購入済み

主人公、新の同僚、業務リーダーの榊がストーリーの中心。お姉さんが神隠し(後に悪魔隠しと判明)にあって、ずっと諦めずに探していた。榊は新の能力に一縷の望みをかけていて、ルール違反と分かっていながら話しを持ちかける。そして新も事件に呑み込まれていく。

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2020年07月17日

Posted by ブクログ


アナザーと人間の言葉がわかる主人公が
これからどのように進んでいくのかがすごく
楽しみです。

アナザーの言葉や気持ちが理解出来ない
人間にとっては、アナザーの行動は迷惑になります。

しかし、砂の耳を持つ主人公は言葉によって
気持ちを汲み取り、理解してあげれると
思います。しかし、そこを砂の耳を持たない
人間は理解することは難しく、
砂の耳を持つ主人公が 間に立ち
お互いの意見を聞き、意見を述べる……

これからが楽しみになってきました。

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2019年11月06日

Posted by ブクログ

濁した物の言い方で、感想を書いちゃうのが私の悪癖だけど、この『真夜中のオカルト公務員』(3)に関しちゃ、先の巻より面白い、と断言できる
全体的な作品の魅力を構築する、大きなパーツの一つだった、榊さんのお姉さんの神隠しならぬ悪魔隠し事件の真相に迫り、解決(?)に至る巻だけあって読み応えが半端じゃない
アステカ文明の悪と言うより、属性が混沌に近い神様である、琥珀ことウェウェコヨトルの登場にも驚かされたが、名を大勢の者に知られているって意味で有名なケルベロス、アザゼル、ベルフェゴールが姿を見せたのには嬉しいやら、焦るやら
アザゼルが、女性を攫い続けていた理由が、これまた、人間の都合なんてお構いなしな悪魔らしいモノだった
時に、人が人へ向けてしまう真っ直ぐな愛にもおぞましさが宿ってしまうものだが、人じゃないモノが人に注ぐ愛もまた、異常である
ただ、一途に愛した人間の女性に再び会いたい、それだけがアザゼルの望み
けれど、その純粋な願望が、多くの人間を不幸にし、なおかつ、意中の相手すら苦しめるのだから性質が悪い
例え、人に見える姿をしていても、ハッキリと聞こえる声で会話により意思疎通が図れても、その本質は人が理解できるものじゃないってコトか
チームとしての絆が強まり、榊さんのお姉さんと、新の幼馴染である泉美ちゃんも救い出せ、一つの事件は解決に導かれた
けれど、皮肉な話で、今回の一件により、新の弱点が発覚
榊さんとセオさんは、新が会話が出来る事で、人型のアナザーに心の隙へ付け込まれ、被害を被るのでは、と当たり前の憂いを抱いた。しかし、私は逆の事が不安だ。もし、ガードが緩い新ですら、行動と理由に対して同情できないアナザーに出くわした時、彼の心の闇もとい潜在能力が解放され、一波乱を巻き起こすんじゃ、と
そこも含め、弟より年下になってしまったお姉さんの今後の身の振り方、何らかのトラブルを巻き起こす新しいアナザーの登場など、次巻も楽しみだ
この台詞を引用に選んだのは、新の男らしい態度にドキッとしたので。寛容さは大事だし、カッコイイ。ただ、時には、許してやらないのも、相手の信念を尊重する優しさとなるのかもしれない

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2016年08月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

退屈しのぎに人や神様に争いを起こさせる
というのがなんとも人外っぽくて
祟り神などとはまた違った怖さがある。

言葉がわかっても分かり合えるとも限らないのは
人とアナザーに関わらず
人同士でも同じことだと思う。

アザゼルなどかなり多岐に渡ってアナザーが出てくるのは
話が大きすぎるものの面白い。

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2022年02月22日

Posted by ブクログ

アニメで泉美ちゃんがしゅわしゅわしないやつ!って飲み物頼むの、そんなかわいい頼み方ある?と印象に残ってたんだけどオリジナルだったのね

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2019年07月03日

Posted by ブクログ

悪魔も出てきちゃいましたね。カミサマの方はまだ一癖もふた癖も有りそうですが。
京一の過去が少し判明したので、次はセオですかね。

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2016年07月02日

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