【感想・ネタバレ】幻想ギネコクラシー 1巻のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

匿名

購入済み

 

面白かった。
まさかこんなに性癖を浴びせてくる漫画があるとか。
ついていけないところもあったけど、楽しい短編集だったな。

#シュール

0
2023年03月22日

Posted by ブクログ

【一発で引き込まれるストーリーと画力】
短編集でかなり読みやすく、難しく思うところはあるものの、誰もが聞いたことある話やブラックジョークのような展開で、読みやすい。それでいて短編集でこれだけ読み応えのある作品に驚きです。

またなんと言っても画力。イヴァン・ゴーリエの話で芸術を題材にしたテーマですが、その中に出てくるゴーリエの作品の不気味さが表現を漫画でやってしまう。それに加え人物の表現が素晴らしい
ナージャの表情の描き方は「この作品を漫画で片付けて良いのかな」と思わされました。

もっと読みたいと思った作品です。
絵はもちろんストーリーでも引き込まれ、沙村広明のファンになりました。次回作を待っております。

0
2017年10月30日

Posted by ブクログ

この作品もう少し読んでみたい!と思える短編満載。
不思議な設定+シュールなコメディ+魅力的な作画。
いい漫画の見本になります。

0
2016年12月11日

Posted by ブクログ

短編集。あとがきによると、「ギネコグラシー」とは女性上位・女権政治のことである。タイトル通り各話とも女性をメインにしており、また作者をお得意のエログロギャグが中心だが最終話の「イヴァン・ゴーリエ」だけはシリアス奇譚。相変わらず小ネタが冴えていて素晴らしい。個人的に一番よかったのは「鳳梨娘」の中のおヒョウネタ。

0
2016年02月13日

Posted by ブクログ

すっごい面白かった!!!パラレル、SF、ギャグ…いろんな短編が収まっているが、なんだこの面白さは…短編の切れ味抜群。BL好きな私としては『殺し屋リジィの追憶』…佐吉の話を詳しく描いて欲しいーっ、 BL好きはそう、留吉はどうなったんだ、って思うし、『イヴァン・ゴーリエ』は海外の短編小説を読んでいるようだった(谷崎潤一郎の『刺青』と言う作品にインスパイアされて描かれた作品と書いてあったので、こっちも読んでみたい)…狂った母親が抱いていた下賤の生まれの男、伸ばし放題の髪に髭、逞しい肉体、あのフォルムだけでなんだろう、物凄く滾る。画力のなせる業と言うより、あの男の置かれている生が非常にBL臭かった。台詞も、顏の造形がはっきり描かれたコマもなかったのだが。
沙村作品は「残酷」で「怖い」作品が多いが、この作品はその部分は垣間見える程度なのに、切れ味抜群である。とにかく滅茶苦茶に面白かった。
反芻すると、イヴァン・ゴーリエが何故あの男の背中に刺青を掘ったのか、ってところが気になってしまうんだよなー。彫られた人間が6人ほど存在する、その人間は男女わけ隔てないとなると、なぜイヴァン・ゴーリエが彼を選んだのか、って事にこだわらずにいられない。作品として蒐集された人間、と言うだけでなく。キャンバスとして選択されるに足る何かが彼に在り、その後、蒐集家に蒐集されるがままに甘んじたと言う事は、彼の中に何が在ったのか。ひょっとして彼は五感のどこかに支障があったんじゃなかろうか、とか、色々考えてしまう。私個人としては下賤な生まれで五感のどこかに支障があり、不遇な生まれだったとしても、類まれなる完璧な肉体美を持っていたのでは…そこを芸術家であるイヴァン・ゴーリエが見抜いたんじゃなかろうか。

0
2014年10月06日

Posted by ブクログ

沙村広明は何故斯くも素晴らしいのか。美女が沢山で素晴らしい。特に嘘つき村と正直村の2人の少女と2人のイブが最高だ。強かな(性格の悪い)美女は本当に素晴らしい。
5pモノなど、本当に短編の多い短編集だ。短編からも沙村広明の構成力、発想力が伺えて恐れ入る。彼のギャグがマジで好き。
女性を惨憺たる目に合わせることが得意な沙村広明だが、本書後書きにてギネコクラシーの名の通り自分の作品には女性上位の作品が多い、女性の社会進出を応援する旨記されており興味深い。確かに暴行されても陵辱されても何時でも、沙村広明作品に登場する女性は強かだ。

0
2014年07月19日

Posted by ブクログ

この人の書く女の子って、基本的に金太郎飴なんだけど、そもそもその金太郎飴自体が非常にgoodなので、飽きないわけですね。

0
2014年06月28日

Posted by ブクログ

短篇集のそれぞれの話のオチが想像を超えていて面白い。

古典や小説のパロディが多いです。
個人的には、それが、また良かった。

0
2014年04月27日

購入済み

ちょっと

不思議で沙村節な短編集。
えっ!?というオチなものが多い気がするけど、
よくぞその発想が、というものもあり。

0
2023年10月23日

購入済み

サクッと笑えるコメディー集

一本一本のお話はかなり短いのですがダーク系ギャグのオンパレードで手軽にクスリと笑わせてくれます。
(ただし最後のお話のみシリアスもの)
エグいお話がもっと多いのかな?と思っていましたが、意外にもダークであっても重くはなく、笑い飛ばせるオチがほとんどなので安心して読めます。

0
2022年09月29日

Posted by ブクログ

設定も切り口もヴァラエティに富んでいるものの、どれも沙村広明らしいいかがわしさとギミックに溢れた短編集。面白い。

0
2014年04月14日

Posted by ブクログ

酷い漫画だな、良い意味で。相変わらず悪趣味な描写が多い。でもこの人の画風やセリフ回しのセンスはやっぱり好き。

0
2014年03月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

グロテイストだけどそこまで粘着質ではないさらっと読める、大人向け世にも奇妙な短編集。

インパクトがあったのは、肥大する病気の話とタトゥーの話。土葬、竹取物語の話も短編ながら構成が素晴らしい。
次も機会があれば読みたい。

0
2019年10月03日

Posted by ブクログ

登録し忘れてた。
2巻のあらすじに、身もふたもない話を書かせたら〜てのってて、その通りだな、と。いい意味で。

0
2017年08月14日

Posted by ブクログ

幻想ギネコクラシー 沙村広明
沙村広明らしい硬派な絵柄としょうもなさすぎる小噺のギャップがとてもいい短編集。適度にエロで適度にグロで緊張感を持ちつつも、それでいて脱力させる物語展開。
36

0
2017年01月28日

Posted by ブクログ

基本的には楽しくしょうもないショートコメディ集なのだけれど、やっぱりオチは割にダークなので、暗い気持ちになったりもする。それなのになんだかたまに読みたくなってしまうのがおそろしい。しょうもな!ってなって笑えたりもするけど、怖くなったりもするけど…。面白かった。

最後に収録されているイヴァン・ゴーリエは暗くて怖くて、ブラッドハーレーやスネグラチカの感じ寄り。

なんだかんだで女性が逞しいから勢いで読める気もするので、やはりタイトルは正しいのかもしれません。

0
2014年10月21日

「青年マンガ」ランキング