【感想・ネタバレ】しまなみ誰そ彼 1のレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

感動してなのか何なのか、3回ぐらい泣いた。なんでだろう……
心のつかみ方がサイコーに巧い……これ、多分小説で書かれても泣けないんだろうなと思う。鎌谷先生が漫画で描くから泣けたんだろうな。

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2016年01月21日

購入済み

まさかこんな良本があったなんて知らなかった。ゲイの子の辛さや葛藤がよく描かれてる。誰かさん不思議な人だなー。

#泣ける #切ない

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2024年03月07日

無料版購入済み

ゲイの扱い

同性愛者であることを隠したまま暮らす少年の物語。カミングアウトをして自分らしく生きよう!…というのは聞こえはいいけど場所をまちがえると地獄。私もこの本の舞台である尾道の近所で育ったが、今の時代で日本の空き家が溢れかえっているレベルの田舎でゲイであることを公表しようものなら、親不孝者として肩身が狭いというどころではない扱いを受けるだろう。今はゲイがあちこちにいる欧州に住んでいるが、ここではゲイの人が生き生きと暮らしている。ゲイの人々は日本の田舎に住むべきではない。がんばれ少年!

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2022年04月03日

ネタバレ 無料版購入済み

カミングアウトの難しさや葛藤が描かれていて、いかに自分が無知かを思い知らされた。教室でホモという言葉を投げつけられる主人公に対し、一見親切な行動に見える女子の援護が、主人公にとっては余計に傷が深くなり、いたたまれない思いをさせられることになるシーンが一番印象に残った。読み手の立場によって、心に残るシーンも変わってくるのだろうなと思う。

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2022年09月30日

購入済み

異国の地にて

留学中にできた外国人の友人から勧められて一気に読みました。彼女は翻訳された物を読んでいるようです。数年前にアプリで連載していた頃、数話読まさせていただいたのですが、その後は全く手をつけていませんでした。こんなに素晴らしい作品なのに何故当時私は全部読まなかったのだろうと思うと同時に、当時の私にはこのお話を楽しむ何かが欠けていたから読まなかったのだろうと思いました。
今なんとなく心が寂しい方、なんとなく退屈だと感じる方、そんな方の心にそっと沁みてくる作品だと思います。感じ方は人それぞれだと思いますが、誰しもに寄り添ってくれる作品なので是非全巻読みましょう。

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2019年11月11日

購入済み

繊細で緻密な美しい作品です

ジェンダー、セクシュアリティと現代社会についてたった4巻でこれほど網羅されていることに驚いた。自身がXジェンダーであることを公表した作者が、体験などを元に書かれたそう。何度も何度も読み返して考えて自分に染み込ませたい作品。早く社会を変えたい、私には何ができるだろう。いつか変わることを願うのではなく、今変えることを強く願った。

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2020年10月11日

Posted by ブクログ

少年ノート、隠の王の鎌谷さんのLGBTを題材にしたコミックス

まず私は隠の王の時点当時、画力、表現力の高さに加えて強弱のハッキリした筆致や絵柄に衝撃を受けて大好きだったんだけど、つまり内容はさておき画面の説得力という点で誰でもすんなり没入できるんじゃないかと思う

本作は性的少数者にスポットが充てられていて、ほぼ全ジャンルのセクマイが出てくるんだけど、内容、登場人物の心情やリアリティがすごい

教本として掲載、使用していいレベルだと思う

知らなかったんだけど鎌谷さん自身Xジェンダーの人なんですね
全然知らなかった

それもあってか、無関係か分からないけど、ともかくマイノリティの心理描写や当事者を取り囲む人の無理解、誤解、歩み寄りに見せかけた無意識の差別、などが赤裸々に描かれていて「あ〜〜〜」となる

何より絵が最高
最高だから読んで、というより他ない

4巻が滅茶苦茶楽しみです

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2018年06月27日

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自分のことなのだけれども、自分の中で消化するには時間がかかる。それはセクシュアリティだけの話ではないと思う。その繊細な感じがよく書かれていて、惹かれるものがあった。

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2017年11月30日

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壁を壊そうと思っても一歩踏み出すのは大変なエネルギーがいる。まずは釘一本から、っていう表現が素晴らしいと思った。

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2016年03月18日

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新たな傑作が生まれた予感!スメルズライクグリーンスピリットが好きな方なら共感するんじゃないかな。BLではなくLGBT。だからゲイであることをすぐ受け入れられないで悩んで葛藤する思春期の少年のリアルがそこにある。軸になるのは主人公の高校生とクラスメイトになるのだろうけど談話室に集まる人々それぞれの性や生き方の群像劇でもある。今回はまだたすくが自分の性癖を受け入れるところまで。BLでは当たり前のことが非常に重くて心にずっしりくる。泣けた。

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2016年01月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「ぶっしのぶっしん」で知った鎌谷悠希さん。
尾道を舞台に自分の「性」」を見つめる物語。
鎌谷ワールドはそのまま、非日常として捉えられがちな性的マイノリティに関することを「日常」として描いています。

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2016年01月13日

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鎌谷悠希の最新作。これは凄い!Gファンタジーで描いていた頃も才能の一端を垣間見せていたけど、「少年ノート」でいよいよその才能が開花し、そして本作品にまで繋がった。過疎地の空き家問題と、LGBTという2つの難しいテーマを見事に融合させ、魅力的な「場」と「空気」を表現する手法は見事としか言いようがない。第1巻にして名作となることが決定したも同然であり、とにかく続きを早く読みたい。

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2015年12月27日

匿名

無料版購入済み

刺さるひとにはどうしようもなく刺さってしまう作品だと思う。座ってあげてよ、ソファのためにさ。いい文言だった。

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2023年01月24日

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ネタバレ

ゲイの主人公
それを否定するのも肯定するのも身が割かれる思い。
そんな中出会ったのは、空き家解体&リフォームの慈善団体。そこにはマイノリティの人もいて、主人公は居場所を見つける。

無意識の差別は誰もがしてしまっていると思う
難しい

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2021年08月23日

Posted by ブクログ

感情表現がいい意味でとても漫画的というか、芸術的で綺麗。
みんなと一緒でいることが何よりも重要な学校という場所で生きているからこそ、自分のセクシャリティのあり方に深く苦悩するたすく。
年齢を重ねて、ある程度割り切ろうとしながらも無理解や善意を取り繕った行為に苦しむ猫集会の大人たち。

一度読んだだけでは深く理解しきれないけれど、綺麗な形にむりやり纏めようとしないストーリーの展開が素敵でした。

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2018年02月11日

Posted by ブクログ

すごくセンシティブな内容に正面から向かっているマンガ。
高校生という「無神経」な年頃に生じたこの問題は、作中にもあるように、時間でしか解決出来ない事なのかもしれない。

とか、真面目に考えてしまいました。面白い!

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2017年09月10日

Posted by ブクログ

のめり込むと傷つきそうになる。
感情表現?が美しくてみいってしまうのでそこも含めてみんなにおすすめしたい。

たすくが制服のワイシャツの下にTシャツを着ているのとかそういう細かいところが妙にツボに入る

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2016年11月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ゲイであることに悩む青少年の性と生の話。大地と早輝が素敵で、純粋に良いなと思った。たすくにも大地と早輝のような相手が早く現れるといいな。

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2016年10月18日

Posted by ブクログ

BLや百合といったファンタジーではなく、リアルなLGBTを描くのはすごく価値のあること。
進むにつれて同人寄りのものにならないかが心配。
オタクの需要なんか考えず、社会に訴えることを重要視して描いて欲しい。
今後が楽しみ。

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2016年12月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ゲイである自分を認められなくて苦しむ主人公が出会った不思議な女性&人々。LGBTを扱っているんだけど、それだけじゃなくて、安らげる場所を作り出していくお話。
主人公が好きな同級生ははたしてどちら側なんだろう…(まだ接触はないけど)両想いであってほしい。。ただのBLだったらくっつくんだろうけど、どうだろ…?

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2016年03月17日

Posted by ブクログ

BLが友達にばれて、それを隠そうとするのが辛くて、談話室の人々に助けられたりするはなし。そもそもBLってところにgっとくる。百合も出てくるのにgっとry

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2016年02月19日

Posted by ブクログ

ストレートの人間が自分を解って貰う為に「実は性交渉の時に縛って貰うのが好きなんです」とか一々言うだろうか。それと同じくらい、周囲に判って貰う為に一々言うか言わないかで悩まなければならないのだ。同性愛者である事を言うか言わないか、そう言う低いラインでマイノリティの人は闘っているんだなぁ…性癖や恋愛対象を職場や学校で公にする必要はない、何故必要に駆られるか、それはその人が誰かを愛したり好きになったりするからだ。その想いは純粋だからだ。
BLとは違い、物語はゆっくり進む。主人公の少年を表現するのに周囲の登場人物の状態を見せる、と言う手法で、BLの描き方ではない。行間と言うかコマの空白を読む雰囲気で表現する手法でもあるので、1巻5話分でこの流れはかなりゆったりしている様にも思える。
主人公のたすくが好きだと自覚した同級生の男子とどういう風に関係性を築けるかが落としどころになると思う。BLだと(こんなだろうな)ってある程度予測を立てながら読むが、一般誌なので、BLで行える予想の範囲内じゃない事を祈る。

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2015年12月30日

Posted by ブクログ

東京レインボーウィークのLGBTを知る100冊、レインボープライドブース出展を後から知って慌てて買って読んでみたけど……うーん…………

そういう売り方するからにはやっぱ昨今のLGBTムーブメントの文脈に沿ったものなんだろうけどなんだかリアリティがない…

鎌谷先生は隠の王とても好きで読んでてどういう作風なのかは知ってるしファンタジックな書き方は先生の個性だと思うんだけどそれが題材に合ってない気がするのが一つ。

しかしそれ以上にセクシュアルマイノリティの書き方自体になんかリアリティがないんだよなあ…
本当に感覚的な部分だけど、私の感覚ではもっと深刻ではなくて日常の一部でしかないんだけど、でも不意打ちで致命的な一撃を食らわされるみたいな感じで、そういうのをもっと描いて欲しいし、すでに書いてる人がいるんだから過度な期待ではないでしょうという……
やはり描き方が大げさな気がする。

鎌谷先生は隠の王でも少年ノートでも少年同士の親密な関係を描いてたし同人でBLをやっていた記憶があるけど、今回の作品を書くに至ったきっかけが知りたいなあ…

あとがきに書いてある東小雪さんとひろこさんからの影響なのかな?
そして東京レインボープライドにブース出展してたけどコミック関連のブース出るの初めてだと思うんですけど…………深くはつっこむまい。

しかし、LGBTってくくりで描かれたマンガって私が知る限りはこれが初めてなのでその価値はすごく大きいと思います。今後の展開に期待。

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2016年05月13日

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