【感想・ネタバレ】やがて君になる(7)のレビュー

「わたしには特別って気持ちがわからないんです」
人を好きになること、特別に思うこと、恋愛感情が分からない主人公の侑は、生徒会所属の先輩の七海の告白現場に出くわしてしまう。自分と同じような感情を持っているのではと考えた侑は七海に親近感を覚えるが…。
特別に思うことが分からない侑と片思いしかわからない七海の、絡まりそうですれ違ってしまいそうな関係がもどかしく、今後どう二人の感情が変化していくのかが気になります。
感情の変化や表情のひとつひとつが繊細な描写が綺麗で、百合漫画と分類されるであろう作品ですが、百合に触れたことない方にも読みやすい作品だと思います。

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匿名 2024年02月09日

7巻で、お話も佳境に入ってきた感じ。ハッピーエンドを期待しつつ最終巻読みます。
さやかの打ち明けたあとのシーンがとても切ないし胸にくる

#切ない #エモい

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Posted by ブクログ 2023年11月23日

振ってしまった。振られてしまった。
各々が後悔しながら時は進み
沙弥香が燈子についに告白。その結果やはり侑が好きだった事を強く認識した燈子
侑は槙くんに告白失敗を告げて好きであることから逃げていると諭される。
やはり燈子のことが好きでたまらないと再認識
その再認識した二人が会うことに。

話の流れや...続きを読む描き方がとてもうまい感じがしましたね。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年09月30日

 例によって再読。
 あー、めっちゃ良い。前半は沙弥香、先生、児玉さんとどっちかというと美人な人たちが可愛く描かれてて魅力的だし、後半は完結に向けて駆け出してるし。
 沙弥香先輩はね、単体だとマジでイチオシだし、燈子との取り合わせも凄く良い。考え方も好きだし。最初から敵わない、叶わない恋に臨んでいた...続きを読むのは分かってるけど、ほんと良いよな。小説読まなきゃ。
 私の好きなあなたでい続けてくれる信頼、という「好き」の解釈は素敵だと思う。相手の好きだった要素が変わっていっても好きだと言えるか、という話に関して考えたのは、それでも肯定できるとしたら、それは「好きな要素」じゃなくて「好きになった要素」に過ぎないから、という答えも提示できるかもね。現実でどうかは知らないけど。

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購入済み

2020年08月13日

本当に思っていることはなかなか言葉にできない場面が多いので
心理描写が多かったりしていて、だから紗弥香が都に相談しているシーンとかはなんかほっとする。

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一気に終盤へ。

2019年11月27日

今巻では今まで様々な人が葛藤していたが、その想いが一気に伝え、伝えられで進みます。それぞれの考えがとても切なく、すごく感情移入してしまい泣いてしまう巻です。さやかととうこの2人が話している時の話はすごく考えさせられるものでした。

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Posted by ブクログ 2019年10月16日

案外さらっと、おわる。
最終まで読んで、納得するのだろうか。
続きのシリーズが出たりは、しないだろうなあ。

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続きが気になる!

2019年10月04日

最初アニメから知り、その後続きが気になりすぎて全巻購入させて頂きました!言葉で表現出来ないほどとにかくいいです!次巻で終わってしまうのがとても残念です😢もっともっと続きが読みたい!って思える作品です。
アニメではない部分や表現が漫画であったりというのがまた少し違った話を読める感じがして良かったです...続きを読む

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Posted by ブクログ 2019年05月15日

すばらしき百合百合な展開!久しぶりにドキドキした。沙弥香のストレートな告白と、燈子の正直な気持ちによる返答が、とても青春していて気持ちいい!

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Posted by ブクログ 2019年05月14日

前巻の衝撃的なラストの続きから、理子&都の過去話を経て、
今度は沙弥香にフォーカスが置かれます。
だけど、私個人的な予想としては、
その展開にはならないんだろうと思ってました。
(すみません、明言は避けます)
というのも、第5巻で沙弥香が侑に対して
評価をするセリフがあったので。
、、、、、、、、、...続きを読む
これ以上はネタバレになるので、
是非読んで確かめてみてください。

今巻も、次巻へのうずうずが止まらなくなる終わり方。
ストーリー設計が本当に功名です。
いよいよ最終巻へ向けて、期待が高まりますが、
まだ終わらないでほしいという気持ちとの狭間で
揺れています。。。

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ついに!

2019年05月08日

この漫画をただの百合漫画だと思って甘く見ては損をする!
読んで良かったと思った

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いよいよ物語は佳境へ……

2019年04月27日

物語も終盤……クライマックスを控えて、登場人物たちの揺れ動く心の機微が描かれ、胸を打たれます。
これまで平穏を保ってきた湖の水面に、彼女たちが心の底に秘めていた想いを投げ入れるかのように、幾つもの波紋が広がり、波打ち、さざめきはこの先に待ち受ける完結へと向かっていきます。
終わって欲しくない!と切実...続きを読むに願いながらも、彼女たちの心の成長が、自然にこの『やがて君になる』という物語に終わりをもたらすのでしょう。
いつか……更に成長した彼女たちのそれぞれの物語が描かれることを仲谷先生にお願いします。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年10月25日

前後を除くほぼ全編が沙弥香回。沙弥香の視点から、修学旅行の前の気持ちの整理、旅行中の葛藤からの告白、そしてその回答の受け入れ(諦め)までを余すところなく描く。
思わずページを捲るのが止まってしまうような、ハッとするカットが随所に見られ、彼女の思いあふれる様子が魅力的。
ああ、辛い。

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ネタバレ購入済み

7巻

2019年07月05日

この漫画は心理描写と情景描写をうまく合わせてとても効果的に魅せてくれます。
ただ七巻は何故鳥を使ったのか、水族館に行ったのだから魚を使ってほしかったです。鳥を見て主人公を思い出すのは不自然。次の展開とも掛け合わせてるだろうけど、魚がよかったです。
情景描写を心理描写に合わせるのはいいけれど
...続きを読む理描写を無理に情景描写に合わせて見えます。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2019年07月02日

前巻ラストで告白からの擦れ違い、更に次巻が最終巻ということも有ってか、この巻は溜めの印象を感じさせた。
かと言って、溜めているのは侑と燈子の関係性だけで周囲動き続けている

燈子に告白を拒否された(と思っている)侑は「好き」が判らなくなってしまう。「特別」が判らないと日々を過ごしていた侑が燈子と過ご...続きを読むす内に「特別」を少しずつ知り始め、燈子にその想いをぶつけたのが前巻の話。
ここでの侑の状態は端から見れば失恋がショックすぎて心が追いついていない状態に見えるのだけど、近くで朱里の失恋を見ていた侑は自分が朱里と同じようにならなかったことで、自分の恋心を疑ってしまう。
これは自分の中にあった「特別」を否定してしまう動き

それに対して燈子は侑の内面に踏み込むことができないまま
これまで侑に気持ちを押し殺させてきた申し訳無さ、「好き」を知ってしまった侑がどの様に変わったのか判らない恐怖、自分は侑に何も応えられないという足踏み感などによって燈子は動けなくなる

これまでは侑が動かなければ燈子が、燈子が動かなければ侑が動き、心を通わせてきた。しかし、二人が同時に動けなくなったことでこんなにもあっさりと交流が無くなってしまうなんて…


二人が動けなくなった中、動き始めるのは沙弥香
沙弥香は生徒会劇が終わり燈子が燈子になれば好きだと言えるのだろうかと14話で考えていた。そして、燈子は無事生徒会劇をやり遂げ「普通」を手に入れた。加えて侑と燈子は微妙な状態
告白するにはこれ以上のタイミングはないだろうね。でも、沙弥香はすぐに動くことはできない。やはり同性への告白なんてそう簡単なものじゃない。動き出す切っ掛けが必要になる
そういった意味では都と理子が同棲カップルでありながら、今の関係性を手に入れられた馴れ初め話やとても良い雰囲気の二人の光景は沙弥香の気持ちを後押しするものになったのだろうね

修学旅行中、万感の想いを込めて燈子に告白した沙弥香
ここでの燈子の動きが印象的。燈子は沙弥香が告白しないよう遮った上で「沙弥香が期待するような人間じゃない」と釘を刺した
でも、覚悟を決めた沙弥香にはそんな言葉じゃ留まる理由にはならない。燈子が隠した「弱さ」に手を差し伸べた上で「恋人になりたい」とはっきり伝えた沙弥香の姿は賞賛に値するね

以前は誰かから告白されても丁寧に断っていた燈子。しかし、親友の沙弥香が相手であれば丁寧程度では足りない。沙弥香の気持ちをきちんと斟酌して向き合わなければいけない
ただ、沙弥香にとって不幸なのは燈子に自身の気持ちと向き合わせることで燈子は「好き」とは何かを理解していってしまう。燈子自身が望む答えを明確にさせてしまう

沙弥香への返事を「応えられない」ではなく「選べない、選ばない」と表現した燈子。沙弥香の気持ちを尊重しつつ、それと同じくらい譲れない自分の気持が有ることを明かす言葉
沙弥香からの告白をどう応えるかという悩みを通して自分の中の「好き」に燈子は気付く。それを祝福するように再び好きと告げた沙弥香の姿はやはり良いなぁ


そうして心に変革を起こした燈子と対象的に、自分の心から逃げ続ける侑。遂には槙に一喝されてしまう。「君と僕を一緒にしないでよ」と厳しくあたった上で「小糸さんはもうわかってる」と優しく諭した槙。
舞台上の役者ではなく、観客で居たいという槙の信念を考えればこうして侑に助言するのは半ば役者になってしまうようなもの
それでも助言したのは自分と似たようで違う侑が、「好き」に向き合えず藻掻き苦しむ姿に思う所があったからなんだろうな

侑を「好き」だと気づけた燈子、「好き」が欲しいと苦しむ侑。二人の「特別」を巡る物語がどのような結末を迎えるのか、最終巻を楽しみにしつつ待ちたいと思う

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Posted by ブクログ 2019年05月03日

雑誌「月刊コミック電撃大王」で連載されている仲谷鳰の「やがて君になる」の第7巻です。2018年にはアニメ化されました。生徒会劇がきっかけで自らの足で前へ歩き出した燈子とそんな燈子を見て1歩を踏み出した侑。本巻は、そんな2人を見て、自分も踏み出す決意を固めた沙弥香のお話。ついに燈子と沙弥香の関係もハッ...続きを読むキリとさせる時が来ました。分かっていたけど、この展開は切ない。泣いても笑っても次巻がラスト。ついに侑と燈子の関係に決着がつきます。どんな展開になっても最後までついていきます。舞台も始まったし、早く観たい!!

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年02月10日

以下、電子本で読んだときの感想。

そうそう、燈子にとって沙耶香の存在が大きいのだ、恋しあうふたりの世界ではなくて、恋していない相手からの影響を受けて恋に立ち戻る、という、いい筋書きだ。

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Posted by ブクログ 2019年05月11日

完全に「レイニーブルー」状態。橙子~!沙弥香~!侑~!と叫ばずにはいられません。ついに次巻完結。えっ、終わるの!トロイカよ、アニメ2期はまだか!

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