感情タグBEST3
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小学3年生の頃、国語の授業で毎回少しずつ先生が読み聞かせてくれ、大好きだった本。特に中盤のドブネズミとクマネズミの戦いに、ドキドキハラハラしながら聞いていたことを思い出す。ペットとして飼われるシマリスのグリックが、仲間がたくさん棲む北の森へ数々の試練を乗り越えて進む姿にグッとくる。私にとって思い出深い作品。
また、薮内さんの描かれるリアルな動物の挿絵がとても素晴らしい。図鑑の挿絵画家もされていたらしく、キャラクターじみていない挿絵がストーリーで描かれる過酷な現実とも非常にマッチしている。
グリックのGは元気のGだ!
ともかく頑張りたい人の背を押してくれる努力がテーマ?の名作。作者の処女作で今までの人生経験が詰まっている、とのあとがきですが、なるほどと頷けるような内容。冒険物としてはガンバシリーズの方が良く出来ているのだが、こちらの方が教訓的に得るものは大きい気がする。
二匹のリスが不屈のタフネスで冬山の先の故郷を目指す旅の話ですが、東京から新潟までが想定モデルとなっているので、北陸好きの方にもおすすめ。
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ガンバの冒険を子どもたちとアニメで見たものの、この作品が原作者の処女作だとは知りませんでした。
家や動物園で飼われていることの安全の反対にある自由。
「ながいながいペンギンの話」と同じく、飼われている生き物の気持ちについて考えさせられました。
足をケガしていたらたどりつけないはず、戦った相手がタカに襲われる、など、運がいいでは語れない物語、ガンバにしてもハトのビッポーにしても、命を助けてもらったことへの恩返しの気持ちがここまでとは、と。
ガンバが動物園を「きみのうち」だと思って連れて行ったのは、ちょっとおもしろかったです。
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再読です。
私が最も好きな本のうちの1冊なんですが、いつ読んでもやっぱりいいです。大好きです。最後に読んでからもう随分経っているんですが今でもそれは変わりません。むしろ前以上に好きになりました。
途中に出てくる動物園が日本のように感じました。みんな形も顔つきも違うのに、みんなどこか似ている。冒険話に興味は示すものの誰も冒険しようとはしない。時にはしようとするものを阻害したり、孤立させたり。動物園は餌に困る心配もなく、安全です。生きてく上で必要なものは全て揃っています。それでもどこか貧しいんです。生きている、と感じないんです。これはまさに日本のような気がしてなりませんでした。みんな抜け穴があるのは知ってるのに抜け出さない。自分から動こうとしないで現状に満足している限り金網越しの空しか見えないんですよね。
この冒険を支えてるのは"恩義"だったように思います。自分の道を見失わず恩義を大切にする限り、道は開けてくるものだと、そんな事を思いました。最後はかなりうるうると・・・。
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「冒険者たち」ガンバの物語の続編。主人公であるシマリスのグリックが自分の生まれた北の森を目指して旅立つ物語。
人間として自立しようとする時期に読めれば最高です。
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こがれをいだきます.カゴから脱走した
グリックは,ガンバに助けられ,動物園で知りあった雌リスののんのん
といっしょに,冬の近い北の森をめざします….日本児童文学者協会
新人賞を受賞した,愛と冒険のファンタジー
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冬山を登るというのにほぼ何も準備も計画もなくなんて、どういうことやねん。というツッコミはあれども、やっぱ毛皮を纏っているというのは強い。しかもそこらへんで飯も調達できるし、草食動物って最強だよな。でも食われちゃうから、なかなか難しい。
最後の結末はまぁそうなるよね、とは思ってたけど、眠気に耐えきれなくなったところで切ない展開だったら泣けるかも!とも思ったよ。やっぱ子供向けかー、と思ったら最後の二人の会話がおまえらやることやってんのかよいつの間にか、ていう意味深っぷりで、好き。
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斎藤惇夫の処女作で、日本屈指の本格的動物ファンタジー。
「冒険者たち」では主人公のガンバが、ちょい役だが重要な存在として登場しているのも見どころ。
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本作はドブネズミのガンバではなく、シマリスのグリックが主人公の物語。
私はガンバの方が好きだけど、それはそれ。
グリックはグリックで健気で愛らしい。少しずつ逞しくなっていく姿が印象的。
切ないけれど、勇気をもらえる作品。
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『冒険者たち』の著者・斎藤惇夫さんのデビュー作。
飼われていたシマリスのグリックが家を出、街を抜け、
森に行くまでの冒険を描いたストーリー。
見ず知らずの故郷の森を夢見たグリックは森に行くことを決意しますが、森までの道のりは果てしなく、過酷なものでした。
なんと『冒険者たち』の主役・ガンバとその仲間たちも出てきます。
時間軸的には『冒険者たち』後の話のようです。
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飼いリスのグリックは,ある日,北の森で生き生きと暮らす野生リスの話を聞き,燃えるようなあこがれをいだきます.カゴから脱走したグリックは,ガンバに助けられ,動物園で知りあった雌リスののんのんといっしょに,冬の近い北の森をめざします….日本児童文学者協会新人賞を受賞した,愛と冒険のファンタジー
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リスが主人公の冒険物語
挿絵もまた綺麗
初めて読んだのが小学生のとき、当時の印象は「長いなあ」最近文庫で購入しましたが、<br>意外に覚えている部分てあるものですね
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ガンバのほうが有名だし、そっちも面白いですけども、敢えてグリック。やみくもな熱情に駆り立てられて走るグリックが、どうしようもなく愛しいです。ウォータシップ〜とはまた違った、動物小説の面白さがあります。
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ガンバたちが主役のものに比べると少しパンチが足りない気もするけど、それでもやっぱり好きです。このとてもリアルなのに愛くるしい挿絵も魅力。いつか美術館にお邪魔したいです。