【感想・ネタバレ】稼ぐまちが地方を変える 誰も言わなかった10の鉄則のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

・「民間は高い公共意識」、「行政は高い経営意識」
民間が自らまちのために実践し成功事例を他の都市へ伝えていく、
行政は民間がやりやすいようルールや制度を変え、互いに連携して動きやすいようにすることが一番の仕事。

・多くの地域はこれから人口規模も経済規模も半分以下へ縮む。
→従来のやり方を変えることができなければ自治体は破綻してしまう。
問題は人口減少そのものではなく、減少することが分かっているのにそれに対応しないこと。
「やれるか、やれないか」では無く、「やるか、やらないか」。

・アメリカの地域再生は不動産オーナーが中心
→地方の不動産オーナーは「自分の資産価値を高めるため」自分のお金と労力をまちに投資する
→2003年に渡米して気づき著者は地方の不動産オーナーと手を組んでやってきたらしい
 公務員とは本気度が違うよね、確かに。

・補助金という麻薬がまちを壊していく
→いままでは自分たちで出し合ったお金でまちを運営しようと知恵を絞っていたが
補助金をもらうことで「この予算を元に何ができるか?」という考えになってしまった。

・全員の意見を聞き、全員が納得することを優先すると自分が決断することが難しくなる
悪い方向に向かっていても誰かがなんとかするだろうと全員が無責任になる。

・まちを変える10の覚悟
1.行政に頼らない
2.自ら労働力か資金を出す
3.「活動」ではなく、「事業」としてやる ←どきっ!
4.自分の頭で論理的に考える
5.リスクを負う覚悟を持つ
6.「みんな病」から脱却する
7.楽しさと利益の両立を
8.地域外から人や財を入れ、地域内取引で回して、地域から出ていく人と財を絞る
9.再投資でまち全体に利益を
10.10年後を見通せ

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2016年09月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

地域再生だけではなくて、
さまざまな考え方にも、
著者の貫くものは応用できるように
思いました。

地域を再生するためには
決して大きなものは必要ないのです。
地域の人ができる範囲でやれるのは大事なのと
決して補助金という悪魔には
頼ってはいけないということ。

これには理由があって
労せず手に入るお金は本当に
身に着かないのです。
結局価値観がおかしくなってしまうのです。

結局いえるのは、
動かなければ、変わらないんですよね。

0
2016年04月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

突きつけられるものがある。
行政に必要なのは、補助金をとって分配することじゃなく、活力を生み出すためにルールを見直したり、地域とのつながりを活かして下支えすること。

「やりたい」なら実行に移せ!

まちづくりをやりたいなら、地主を巻き込むべし。魅力的なまちができ、地価が上昇することが地主にとっては望ましいこと。
それくらい合理的に考えないとな。
カネを出さないと覚悟をしない。

まちづくりを成功させる「10の鉄則」は、他のことにも共通するのでメモ。

・小さく初めよ
・補助金を当てにするな
・「一蓮托生」のパートナーを見つけよう
 -まずは二、三人の仲間で十分
・「全員の合意」は必要ない
・「先回り営業」で確実に回収
 -まちの未来に必要なテナント
 -再投資のサイクル
・「利益率」にとことんこだわれ
・「稼ぎ」を流出さるな
・撤退ラインは最初に決めておけ
・「お金」のルールは厳格に

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2019年06月02日

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