【感想・ネタバレ】新・日本の七不思議のレビュー

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Posted by ブクログ

『邪馬台国はどこですか』、『新・世界の七不思議』に続けて、発売された第三弾『新・日本の七不思議』。
いつの間に早乙女静香と宮田六郎は、あんなに急接近したのだろうか。
『新・世界の七不思議』の最後のページを数ページ読み返してみたけど、ジョゼフから京都行のチケットをもらって、二人で旅行でもしたのだろうか
これも、七不思議の一つになるのかな。
それにしても、書物や石碑に記録が残っていたとしても、それが真実なのか、作り話なのかはわからない。
今だって、たくさんの書物が出版されているけれど、フィクションとノンフィクションが入り混じっている。
ノンフィクションとして書かれたものであっても、それは書いた人から見た一側面であって、正しいかどうかはわからない。
あぁ、江戸時代に行ってみたい、タイムマシーンがあったらなぁ。

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2021年11月06日

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いきなり宮田と静香が急接近。まあ伏線は『新・世界の七不思議』にあるのだが、松永君は仕事と憧れの女性を失ってしまう辛い立場。閑話休題。本書は、その宮田と静香が日本史上の謎を現地踏査することを中心に展開する。最も興味深かったのは「原日本人の不思議」。タミル語を始めとしたアジアの言語の文法構造が日本語とも共通するという。最後に配された「真珠湾攻撃の不思議」は、無責任な戦争を遂行した日本軍部や、核兵器の実戦使用で罪なき老若男女を殺戮した米国のどちらも正当な理由を見出せないという重い問いを読者に投げかけての完結だ。

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2021年05月29日

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日本の七不思議について、登場人物が謎解きに挑戦しながら展開していくので、読み物としても面白い。21世紀の現代でも、いまだ日本史には解明できない不思議が存在する。これぞロマン。だから歴史はやめられない。桶狭間探訪はマネしたくなった。

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2016年05月08日

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静香と宮田が付き合ってることにびっくり!今回はバーの中にとどまらず、二人で現地に直接行って日本史の謎を解明するところがよかった。
私も実際に行ってみたい。

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2012年11月18日

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ストーリー的にも歴史ミステリー的にもとても面白かった。キャラクター間の関係も今まで以上に絡んでいて面白かった。

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2011年07月31日

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バーでの安楽椅子探偵スタイルから一転、旅へ。しかしどこでも歴史謎解きは始まる。これまでの説を補強するものあり、新たな解釈もあり。

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2011年06月25日

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歴史の異説が大好物
でm、先日は原田実先生の本を読んで
「シュン」と落ち込みました
でも、でもでもでもkitanoには鯨井先生の
邪馬台国はどこですかがあります!
その続編ともいえるこの作品は少し
異説が弱いですが、目にうろこが飛び込んで
きますよ

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2011年05月14日

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このシリーズの前2作より展開は劣る感じです。ネタ切れなのかもしれませんが、次回以降の挽回を期待。
とはいえ、やっぱり面白かった。

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2011年05月09日

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『邪馬台国はどこですか?』シリーズ三作目。しかし、いつものバーにいるのは二編だけ。残りはテーマとゆかりのある土地へ行き、そこで出会った人物とバーや居酒屋などで歴史談義をする。

宮田の専門の日本史がテーマなので、初作同様に相手としっかり応戦している。

時系列的には、前編でハートマン教授からチケットを譲られ、宮田と静香が京都旅行に行ったその後の話。宮田と静香が親しくなっているのに、バーテンダーの松永と一緒に驚く。

冒頭の「原日本人編」で三谷教授(いつものバー「スリーバレー」のオーナーだと明らかになる)が、最後の「真珠湾攻撃編」でハートマン教授が再登場する。

本作のテーマは、原日本人、邪馬台国、万葉集、空海、本能寺の変(桶狭間の実地調査)、写楽、真珠湾攻撃(および太平洋戦争)。

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2022年08月18日

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日本の七不思議よりは、驚きは少ない説でした。もうちっとハチャメチャな説が欲しいよな。
恋をすると、普通の説になるということかね。

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2018年01月27日

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この前本屋さん行ったら、このシリーズの4巻が出てた!
えっ!3巻が出てたことも知らないし!と思って焦って探したらあった。

学生の頃に読んだ、デビュー作の『邪馬台国はどこですか?』がすごく面白くて。
すぐに2巻の『新・世界の七不思議』を買ってきてそれも一気読み。

テレ東でたまにやる、やりすぎコージーの都市伝説の回が好きな人は絶対好きだと思うシリーズ。
都市伝説とか、陰謀論とか…笑

で、今回の『新・日本の七不思議』は、デビュー作の『邪馬台国はどこですか?』の中で語られてた邪馬台国の謎の答えが補強されてたり、いくつか被ってるのがあった。


興味ある方は、ぜひ1巻から順を追ってお読み下さい。
内容は歴史の謎だけど、語り口は軽快だしぷぷっと笑える所ばっかりで面白いよ。
歴史バトルを繰り広げる2人の今後も気になるし…。


鯨統一郎さんすごい博識で、素直にすごいなぁ、と。
このシリーズ書くの大変だと思うけど書き続けて欲しいなぁ。


邪馬台国の謎、空海の謎、写楽の謎…などなど。
そう、信じるか信じないかは、あなた次第です 笑

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2016年09月09日

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「邪馬台国はどこですか?」の続編。
厳密には第二作を読み飛ばしてしまったようだが、
本作は1作目を発展させた歴史推論話が多いので
概ね問題なし。

空海、写楽、信長、柿本人麻呂の正体や、
「日本人」のルーツに迫ります。

全く歴史関係ないけど、
松永さんが完全なる道化の役回りで
せつなかった。

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2014年10月08日

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「邪馬台国はどこですか?」に続くシリーズ三巻です。宮田と静香はなんだか良い関係に。歴史を紐解くアバンチュール(死語)が物語の軸です。
正直前巻以上に難解な章もあり、全てを理解できたわけではありませんが、それでも万葉集の不思議などはその推理力と歴史的構図の面白さにやられました。
パロディのネタも旬なものが多くて笑えました。ブラ静香て(笑)

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2014年01月03日

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さすがにそろそろ「絞り出してる」感が出てきているがまだ楽しめる。異説、オモシロ仮説がネットでほぼ網羅できてしまう現状に押されている。7.0

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2013年02月12日

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『邪馬台国~』の姉妹編第二弾だが、過去作品の追加的な作品。
舞台もバーではないし、静香と宮田は恋人同士になっちゃってるし、前二作に比べるとまったく面白くない。
おまけに静香が宮田のことを「ロック」って・・・。イタすぎ。

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2013年01月29日

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私が読む前に父が読み、うーん、と首をかしげていました。
やはり邪馬台国は〜ほどインパクトがなかったみたい。
あんまりスリーバレーが舞台じゃなかったのが残念。

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2012年06月21日

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今回のもおもしろかったです!

なんとなく宮田と静香はくっつくのかなー?とか思ってたけど実際そーなるとやっぱりびっくりしました*笑
静香の毒舌が聞けなくなったのが少し残念です><

全体的なおもしろさは前作の勝ちだと思いました!

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2012年06月10日

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祝カップル成立!
作品としては、最初の「邪馬台国は~」と較べるとちょっとインパクト落ちますよね、やっぱり。

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2012年03月18日

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いつのまにかいい雰囲気になっている、静香と六郎。日本列島の成り立ちから、第二次世界大戦まで取り上げ、明快な推察を披露。読み進めて行くと、これが正解かと思えてしまいます。

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2012年02月11日

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ネタバレ

ええーっっ
「ロック」ですかお姐さん・・・ と言う衝撃

前作までの女王様助教授と飄々としたフリーライターの舌戦が大好きだったのに、二人がそんな仲になっちゃたらさ・・・面白みが半減というかさ・・・

でも、二人の仲が進展した、京都でのエピソードが気になります。

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2011年11月11日

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 原日本人・邪馬台国・万葉集・空海・本能寺・写楽・真珠湾攻撃がテーマ。鯨節炸裂なんだけれど、舞台はバー<スルーバレー>から、それぞれの謎の現地へと飛ぶ。静香・六郎ペアは恋人同士となって、現地調査に向かっているという塩梅。

 キレ味が少し悪い感じがするものの、やはり読んでいて楽しい。キレ味が鈍いと感じるのは、ヒロイン静香がおとなしいから、会話にリズム感がなくなっているからだろう。

 それでも、邪馬台国は相変わらず面白いし、真珠湾も「北京原人の日」とダブって面白い。会話の中で新世界のバケネズミが出てきたりして、なかなか最近のネタも多く含まれている。

 それでも、やはり解説っぽさが前面に出てしまってテンポが悪いのかな。それでもほかの作品をまた読みたいな。

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2011年11月04日

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宮田さんと静香さんが彼氏彼女になってたのにびっくりしました。お似合いですけどね。静香さんの怒涛の攻撃をひらりと宮田さんがかわすといういつものパターンがなくなって寂しいです。太平洋戦争の話はちょっと納得しにくいですが他は総合的に面白かったです。でも1作目2作目ほどのインパクトがないのは否めないです。

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2011年08月11日

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ネタバレ

20110726
いつの間にくっついたん・・・
という方に気持ちが行ってしまいました。
ちょっとムラがあったかな。
面白かったけど。

原日本人の不思議
邪馬台国の不思議
万葉集の不思議
空海の不思議
本能寺の変の不思議
写楽の不思議
真珠湾攻撃の不思議

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2011年07月27日

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楽しかったが、う〜ん、切れ味が鈍ったかな、という感じ。「ネタ」で勝負していたミステリー(?)から、ストーリーで読ませる「小説」になってしまった。「読み物」もいいのだけれど、やはりこのシリーズは斬新で新鮮な「ネタ」で勝負してもらいたいなあ。

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2011年06月30日

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邪馬台国はどこですか、の第三弾。歴史の常識に全く考えた事もない視点で切り込むスタイルは残っている。面白く読めました。ただ、若干のスケールダウンは感じたかな。

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2011年06月25日

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2011年5月17日購入。読書期間2011年5月23~24日。

シリーズ第3弾。
前2作に比べ扱うテーマのインパクトが弱く、また話の展開にやや無理やりな感じを受けた。しかし、十分面白い。
このシリーズを構築し書く上で、様々な資料に目を通し、独自の考察をするためにはかなりの苦労があると思うが、新作が出たらまた読んでみたい。

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2011年07月30日

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1988年のデビュー作から23年後に続編が出た。(その間に「新・世界の七不思議」を挟むけど。)だけど、前作を知らない人には何だか判らないかも知れない。デビュー作や新・世界の…は、いくらなんでも無理だろ、という新解釈を無理やり納得させてしまうアクロバット的解き明かしが楽しかった。残念ながら本作には、そういう魅力は薄い。何より早乙女静香女史の罵詈雑言、辛辣な科白は聞かれない。
でも、あまり不満も感じず楽しめた。僕自身が鯨さんの本に慣れ過ぎたかも。

原日本人の話など蘊蓄ぽいのも頭の整理に良かった。へえ〜と思ったのは、空海と写楽の話かな。写楽について高橋克彦さんが別の説とあるけど、それはフィクションの小説での話。高橋さん自身の説は鯨さんと同じというか、かなり前からそう力説している。結論はそうでも、鯨さんの証拠の解釈の仕方は面白かった。
真珠湾攻撃の不思議。意外な解釈はあまりないが、僕自身の歴史への感想とかなり近いものを感じた。日本人は何故あんな莫迦な戦争をしたんだろう。アメリカは何故、戦争になると非戦闘員を巻き込んだ大量殺戮に走るんだろう。
そう思えば、アメリカが世界の盟主として振舞うことに、気をつけた方が良いと思う。

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2012年03月18日

Posted by ブクログ

シリーズ第3弾の作品。前の2作品はBAR“スリーバレー”で早乙女静香と宮田五郎を中心とした歴史バトルだったのですが、今回は静香と宮田が恋人となり各地に旅行しながら、歴史の新しい解釈を推理するという内容。今回も歴史解釈自体はおもしろかったのですが、静香と宮田のバトルがないと盛り上がりに欠ける気が…。松永さんも出てこないし!二人はバトってこそ面白いハズ。

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2011年05月17日

Posted by ブクログ

『邪馬台国はどこですか』『新世界の七不思議』と比較すると、ミステリー的要素、「あっ」と驚く要素は皆無に近いかも…。
そして、宮田六郎と早乙女静香の関係も(以下略)

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2011年05月11日

Posted by ブクログ

前作・前々作と比べると突拍子もなさが減って、真面目に歴史の謎に取り組んでいる感じがしたので、あの馬鹿馬鹿しさを期待していると少し物足りないかも。
取り上げている謎も前作が歴史をよく知らない人にも楽しめるとしたら、こちらは中級向けといった感じです。

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2011年05月09日

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