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巻末『おまけ』まんが
この巻末まんがを読む為に今までのお話があった。
決して『おまけ』ではない。
「もっと困って下さい」
もう愛しさしかない。この、困っている京の顔が一番好きです。
京を困らせて焦らせて、要らん事を考える暇が無い位に惑わせて欲しい。
二人の幸せを願うと共に、秋山さんと葉介くんも負けない位の幸せを手にして欲しい。
読ませて頂き、ありがとうございました。
読んで欲しいです。
発売当初から紙媒体で持っており、好きすぎて電子書籍でも購入しました。
今でも読み返したり、ふとした時に思い出す作品です。
間延しない全4巻というのもちょうど良いです。
私にとって一番好きな漫画です。
好きという単語で表すのが勿体ない(足りない)と感じるくらいです。
それくらい特等席にいる漫画なので、レビューというか感想を書こうとしたのですが、思い入れが強すぎて、全然内容については触れられませんでした…。(書いては消してを相当くりかえしました笑)
是非多くの方に読んでいただきたいです。
重く感じるかもしれませんが、その分救いがあります。
Posted by ブクログ
闇の中にひっそりと咲く、蓮のように清浄で美しい作品でした。
京の弱さと、蝶子の強さのバランスがよく取れている。
花は枯れても、また咲くように凛とした再生のお話でもありました。
きっと蝶子と京には、これからも様々な困難があるでしょうが、乗り越えていくことが出来ると思います。そして願わくは、秋山と唐澤にも幸せが訪れますように。
Posted by ブクログ
読み終わりました……。
感無量です。
本当に良い作品に巡り合えたと思います。面白かった!!
おススメして下さった方、本当にありがとうございました!
蝶子や京、周りのキャラクターの切なさや温かさ、真摯さに心打たれる作品です。作品全体に流れる純文学ような雰囲気もとても良かったです。
この作者さんの他の作品も読みたくなりました。
Posted by ブクログ
葉介大活躍ですね。この子もめっちゃいい子。愛しい。
というかもう全員大好きですよ! 暖かい人ばかりです。
京と蝶にとっては、最後の最後でまた辛いことが重なってしまいました。
が、それがあったからこそ、今度こそしっかり乗り越えられたんじゃないかなと思います。
ほんとみんな幸せになって欲しい。
そして物語の中で大きな意味を持った小説、花名。
これ読みたいですねぇ。
辛い描写も多かったですが、花名と絡めた終わり方がとても綺麗で、清々しい気持ちで読み終えられました。
出会えて良かったと思うお話です。
お勧め!
Posted by ブクログ
最終章。
パー介こと(←)葉介が割と頑張ってたと思いますね。
蝶子と京の間が、あんなに繊細だったら、そりゃパー介も頑張りますよ。
蝶子ちゃんのこと好きですもんねー。
京が、また兄貴との接触で壊れて、蝶子の祖父が息を引き取る。
故意じゃなくても、京のことを突き放したって自分を責める蝶子が哀しい。
4巻分、ずっと両思いなのに、闇と対峙したりしてる姿を描いていて良かったです。
Posted by ブクログ
パー介のイジられようがハンパなくグレードアップしていて面白い巻です。(表紙飾ってるのに…。)
京と蝶子のゆっくりとよせてはかえすような恋愛感情、その関係に、ただ静かにときめくを覚えます。
これで最終巻なのが、とても惜しい作品です。
Posted by ブクログ
4巻で終了する。
高校1年の時に両親を事故で亡くして、壊れていた蝶子。
そんな蝶子を引き取ったのは遠縁の小説家である京。
共同生活を始め、徐々に壊れていた蝶子は復活しながら。
実は京も壊れていた。
そんな京に蝶子は恋心を募らせ。
京は小説を書き発表。それは蝶子に対しての想いだった。
蝶子は祖父と二人暮らしだったが、祖父が体調を崩して入院。
その実、病名は癌。
京には整という兄が居る。
整の父の後妻に京の母が嫁いだ。
が、京の本当の父親は京の祖父に当たる人。
所謂異母兄弟。
離縁した後、実家に戻った京の母は暫く後に亡くなる。
京が酷い言葉を放った翌朝だった。
それから京は壊れていった。
大学時代の友達に、伊織という女性を紹介された京は母を重ねる。
そして、闇に落ちて、壊れていく。
再度立ち直るにはやはり蝶子がキーとなる。
蝶子は縋る京の手を振り切って電話に出ると、祖父が亡くなった事を知らされる。
が、京は縋った手を離されて落ちてゆく。
そこへ『文士の会』会長唐沢がカツを入れに来る。
同じく、蝶子へのアドバイスも。
そして京と蝶子は二人で歩む事を決意して。
何気にその 闇 が凄いカンジで引き込まれる。
その闇は誰にでもある。
それをマジで受け止めてしまうと、どんどん闇に飲まれる。
ヤバいよ。
それを知っている人なら、尚更この作品はとんでもない作品だ。
暗い で片付けてしまったら、この作品の良さが分からないと思う。
闇に飲まれて冒されて、這いつくばった人には十分泣けて来る話し。
ちなみに。
4巻に番外編とオマケマンガ載ってます。
Posted by ブクログ
失言症の少女と小説家の青年との恋愛物語。(全4巻)
読んでいると言葉一つひとつが、胸に深く刻まれる。
日本の純文学を漫画で読んでいる気分に浸れます。
Posted by ブクログ
完結。しつこいようですが、斉藤けんはすごいです。人間の内面、奥底の狂気を映し出した本作を書く傍らで、学園ラブコメも書けるんです。withも良いですが、静かな精神世界を描いた作品をまた読みたいものです。
Posted by ブクログ
最終巻ですが、終わるところを間違えてる感じ。この巻は蛇足な気がします。
3巻の伊織の話をまた盛り返して、でも盛り上がりきらなかったという印象です。
でも本編後の番外編はなかなかよいです。この二人のラブの描写はあまりなかったですからね。