【感想・ネタバレ】ふしぎの国のバード 10巻のレビュー

イギリス女性探検家イザベラの大紀行! ~明治日本見聞録~
 「明治に」「イギリス人女性が」「蝦夷を目指す」……創作かと思ったらなんと実話を元にした作品!旅は発見や出会いが醍醐味とは言え100年以上前の日本を外国人女性が探検となればカルチャーショックも山盛りです。
様々な作品で舞台になることの多い明治時代ですが、本作の面白いのは都会から離れた奥地の日本が描かれている所。今の日本人でも初めて知る当時の社会風俗が描かれていて、読みながらその時代に思いを馳せてしまいます。
単に「感動した」「綺麗」と賛辞を並べるだけでなく、当時の不衛生な所や文化の違いなども変に美化せず描写されているのが良いですね。旅路は好奇心旺盛な女性探検家イザベラと不愛想な通訳の伊藤が歩みますが、衝突したり分かり合ったり支え合ったりで実に良いコンビです(イザベラの反応もいちいち面白い)
イザベラ著の原作「日本紀行」も是非オススメ、本作と読み比べると楽しさが更に倍増です!

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

マリーズの仕事にも興味を持つバード。彼女の博覧強記ぶりは驚くものがある。
これから先、イトがどうなるのか心配。

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2024年04月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ずっと引っ張ってきたマリーズ編は一応決着?

マリーズさんは敵役ですが私は好き。
昔の日本人の暮らしが見れるのもいいですが、昔の英国紳士の現代なら即キャンセルされそうな言動が見れるのも歴史モノならではの楽しさです。

最後の番外編、ゴールデンカムイを読んでいたから熊と対峙したのに全員軽傷で違和感を感じてしまった(笑)

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2023年03月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

待ってました!
やっと読める!
伊藤が酷い目に遭ってないかと心配だったけど、
バードとマリーズの商談により
また二人旅に出れる!
北海道には来たけど、どうやら目指すアイヌの人々は英国人をよく思ってないのかも・・
最後の1話はマリーズの話でしたね
苦労人です

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2023年02月23日

購入済み

おもしれー女

バードvsマリーズ

イトを痛めつけるマリーズの印象は良くないですが、経済力や政治的な権力もあり、大きな後ろ盾のないバードはイトを手放さないといけないのではとハラハラしました。

最後に勝つのはバードさんの好奇心と洞察力、大胆さ。

おまけにマリーズさんの旅の話がありました。
北海道といえば熊!
おもしろかったです。

#ドキドキハラハラ #タメになる

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2023年02月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

函館でマリーズと対決。バードの旅への思いがマリーズを動かしたのか、鶴吉を巡っての確執はなくなった。
ついに蝦夷地への旅が始まる。

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2023年02月19日

Posted by ブクログ

本格的な北海道編を前に
伊藤をめぐって vs マリーズです!
ここでハッキリしとかないと。

プロローグ的にマリーズの過去も挿入されて
なんであんなキャラクターなのかは判明。
でも、やっぱり好きにはなれないけど。
そんな彼に対してでさえ
植物に対する真摯な仕事については
認めるのがバードさんなんだよ

今度は新しくシーボルトJr.も登場。
こちらはバードさんと似た気質の若者。
新しい情報に出会うとメモるのが同類の証ね。

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2023年04月11日

Posted by ブクログ

今回は土地の移動がなく、珍しく同じ場所での物語。
普段ツンケンしてたイトが飼われた犬のような態度を見せていたのはやはり驚く。
次からいよいよアイヌ編かな。ゴールデンカムイなどで注目も集まってるなか、どうやって描くのか興味深い(元々原作ありなので突拍子もないことはできないだろうが)

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2023年02月18日

Posted by ブクログ

今巻は
明治の民俗を垣間見る
というよりも
それぞれの登場人物の
駆け引きとか
プライドとかそういうお話
ちょっと好みではなかった

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2023年02月17日

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