【感想・ネタバレ】霧の楽園のレビュー

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感情タグBEST3

匿名

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流石です

丸木先生の作品は、攻めが猟奇的に受けを求めるので、好きです。
絶対2回読まないと、そっか〜
と思えないところがいいです。

1
2015年05月27日

購入済み

THE丸木ワールドです。
狂気と言えるほど受けに執着する攻め、次第に何もかもを委ねる心地好さに酔って言いなりになってゆく受け。どちらが囚われているのか分からなくなるのが凄い所。

#ドキドキハラハラ #ダーク

0
2022年06月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

幽暗な中にある灯明のような怪しい美、ミステリアスで耽美な世界観
幻影を見せられているような不可思議な引っ掛かりをずっと保ちながら読み進め、後半にあぁ、あの人の言葉はこの事かと伏線を回収すると、何とも因縁のような情の深さを感じる作品でした。
回りにとっては不可思議で嫌悪を感じる関係は、二人の育ちからなのだろうと思うと哀れであり、だからこそ執拗なのだと理解できました。アタクシは純愛だと思います。
笠井あゆみ 先生のイラストが怪しい美しさを表現され素敵でした。

0
2021年10月25日

購入済み

ラブラブislandへの道のり

はぁ〜丸木先生〜今回も美味しい執着攻めを有難うございます!受けも良い感じの壊れ具合で〜小さい頃からお互いに依存していく関係性を丸木先生の安定なトラウマ設定で構築されてて、官能の世界も味わい深く〜何度でも読める。先生自らのイラストも私は大好きなんですけど、笠井先生のイラストも耽美で素敵です。この作品には、イラストギャラリーなるものがきちんと装丁されてて(電子だと、そういうのが省かれがちなのが不満の一つなんですけど)きちんと堪能出来るという素晴らしい内容でした。安定の丸木先生の執着依存〜2人だけのラブラブアイランドへの道をたっぷり堪能出来ますヨン。

0
2019年12月25日

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物悲しく切ない系

あとがきどおり、ミステリー要素もあって最後にストンと落ちる作品でした。
物悲しくて切なくて美しい2人。余韻の残るお話でした。大好き。

0
2018年10月10日

購入済み

わーい!

丸木さんと言えば病んでる狂気攻め〜(?)のデロデロ溺愛もの、本作もまさにソレ。不憫な使用人でひ弱そうでありながら美しい学と眉目秀麗な主人の裕太郎(若干変態さん)、始めから位置関係は決まってるし着地所も見えてるんですが丸木さんの筆力ですね読んでて飽きないわ。ミステリという程の謎もないし言っちゃえば学に病的にメロメロにイッちゃってる祐太郎ってお話(笑)、が愛情の深さと放出の仕方がハンパない。こんだけ愛されて執拗に求められるのってどんな気持ちかしらぁ(照)。エロとゆーか全く言葉通りの濡れ場が熱いし濃いしねちっこい、あっぱれ丸木品質。笠井さんの挿絵もまた恐ろしく美しくエロティックでしてね、たまんねぇって感じです。

1
2015年05月19日

Posted by ブクログ

以前はご自身でイラスト描かれていた丸木センセですが、「罪の蜜」「鬼子の夢」「忍姦」等、笠井あゆみセンセとの最強タッグで魅せてくれる作品がすごくいいですね。互いの持ち味が生かされています。
隠微で官能的な丸木文華ワールド全開のストーリーでした。
大正レトロBL。伯爵家の嫡子と奉公人の身分を超えた禁断の愛が描かれています。
裕福で何不自由ない暮らしを送る祐太郎は、明るくて頼もしくてイケメンでどこから見ても完璧な王子様です。
そんな彼が溺愛して庇護する学は、父親から暴力を受けても忍耐し健気に日々を過ごす薄幸のヒロインそのもの。

独特の仄暗いドロドロした濃厚なエロさはさすがでしたw
この先何かあるよね?ぜったいあるよね??と思わせる不穏な予兆、伏線にゾワゾワさせられました!
父親の暴力に耐え抜く学は痛々しいですが、我慢するうちに抑圧された感情が無意識のうちに膨らんでしまったんでしょうか…
祐太郎も完璧な王子というわけじゃなく、かなりひどく侵されていましたw溺愛じゃなくて、執着しまくりです。
なぜ、学にそこまで執着を見せるのか?というところが病んでいましたね…
学の一線を引いた態度に、あと一歩踏み込めなかった祐太郎。とてもじれったかったのですが、その分、学の父親失踪事件の後、タガが外れたように学を抱き潰すシーンでは萌え滾りました…w
ものすごく執拗に学を抱く祐太郎は、王子様キャラ完全に消えて危ない人レベルになってるけど、これはこれで萌えます。可愛い、可愛いって言い過ぎ~!
何でそうなったかというのは、次第に理解できてくる仕掛けになっています。

究極のハッピーエンドでした。葵がキモッって怒っているのが目に浮かぶようです…
話のまとめ方は「妖の宴」のようなかんじ。独特の情念の世界が確立している丸木センセです。

1
2015年04月13日

購入済み

なるほど納得

不思議な気持ちで読んでました。
何故裕太郎と学は強く惹かれ合うのか、裕太郎が学に対しての執着心の凄さ…
知りたくて知りたくて一気読みでした。

0
2022年04月21日

購入済み

深いなぁ。執着がすごいです。ドロドロしてるわけじゃないけど怖いくらいの愛ですよね。あと丸木先生の世界観に和服はほんとに合ってると思いました。

#切ない #深い

0
2022年01月25日

購入済み

やっぱり丸木文華先生の作品面白いです^ ^
ミステリー要素あり、少しゾクっとする展開がとても好きです💕

0
2022年09月29日

ネタバレ 購入済み

独特の世界観

攻めのドロドロした執着や
受けの不幸な境遇
この作者さん独特な世界観!嫌いじゃないです!

最後、お父さんは本当のところどぉなったのか?
掴みきれなかったので星4つにさせていただきました

0
2021年09月20日

購入済み

とてもおかしくて、奇怪で、奇妙

とてもおかしくて、奇怪で、奇妙で、珍妙なおはなしでした。
学の夢に出る三つの棺桶は、だから学の中の人格数を表すものだったんでしょうか?
なんか読んでもピンとこなくてさっぱりしなくてミステリ的で難しい話でした。
でも、ちゃんと面白かったです。

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2020年10月25日

Posted by ブクログ

大正時代の裕福なお家の主従関係もの。攻めが受けを溺愛するのも、狂っているのもおいしく頂けました。最後に妹の手紙でなんとなく予想はしてたけど、なるほどと思いました。お父さんは知ってたのかな?知っていたから余計に受けに暴力をふるっていたのかもしれません。まぁなんにせよハッピーエンドでよかったです。

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2015年10月27日

aki

購入済み

共依存

大正時代。伯爵家の嫡子×奉公人。奉公人の学は伯爵家の子・裕太郎と幼なじみ。明るく優しく頼れる存在の裕太郎。身分違いで遠慮する学を余所に、裕太郎に請われて肉体の接触も許してしまい……。当然周囲は二人の関係に眉をひそめる状態。
そんな中で、学の父親の消息不明。裕太郎の妹の葵の妨害。学の母親が迎えに来るも、時既に遅し。誰にも邪魔されない、二人だけの世界を造り上げていく裕太郎。
最後は葵の手紙で種明かしをせず、謎や疑問を残したままでも良かったかなと思いました。学のどの人格か、耐えきれず父親を殺めた?その隠蔽工作をしたのが裕太郎?
理解されなくても、裕太郎の生きる意味は学であり、これまでもこの先もずっと続き、裕太郎は学を守るでしょう。二人はもう離れられない共依存だと思いますが、彼らが幸せなら良いのかも……。

0
2020年03月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

菊子が気になる…。丸木作品だから「彼女」との絡みもあると思ったのにな~しかし最後の葵の手紙はなんて江戸川乱歩調か。世にも奇妙な物語。

二周読むと訳の分からない独白?モノローグ?がほぅとなる。学の夢で出てきた棺桶というワードは「ビリー・ミリガンと23の棺」を連想した。虐待は人格破壊に繋がるという…。うーん、オチからの続きがもっと読みたかったな。

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2015年05月10日

購入済み

あれ?

結局、父親失踪の真相って書かれていませんでしたよね?(私が読みとばしたのでなければ)
他レビューの「葵の手紙で云々」というのが気になり、笠井さんの絵が苦手であったにも関わらず手に取ってみたのですが、なんだか消化不良でした。
父親はどうなったの?父からの手紙の通りが真実なの?

虐待の度に意識がとぶというのは、それ系の書物を読み、ネット上ですがそういう方と一時接していた経験があったので「そうなんじゃないか」とは思いましたが。
でも、よく聞くのは、その時は急に意識を失うのではなく「鈍器で殴られたかのような頭痛」の後に意識を手放すというものだったのですけどね。
しかし、幕間的に出てきた名前がそれとは思いませんでした。
そこは葵からの手紙を読んで「成る程ね」と。

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2016年01月16日

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