【感想・ネタバレ】ニンジャスレイヤー第1部 ネオサイタマ炎上3のレビュー

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Posted by ブクログ

この巻は「アトロシティ・イン・ネオサイタマシティ」と「ストレンジャー・ストレンジャー・ザン・フィクション」のどちらも甲乙つけがたい。
アトロシティ、は荒唐無稽なキャラクターであるヤクザ天狗が好き勝手に暴れまわる話なようでいて、タロやヤマヒロが到底敵わない理不尽に立ち向かう話であることに気づく。
一見話が破綻しているようで一フレーズごとに周到な計算で組み立てられた話なのだ。
彼らの足掻きは無駄だったのか?そうではない。藁にすがってジタバタ足掻いて起こした波紋が巡り巡ってヒーローを動かす結果になったのだ。

ストレンジャー、はヒーロー物にお約束の負けイベント。だが本格的な集団戦であり、アンダーカードの彼らが何となく残念な奴らなのも見どころ。

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2014年08月10日

Posted by ブクログ

分かってやってるに違いない、絶妙な違和感で統一された日本で繰り広げられるニンジャ同士の構想。twitter小説ならではのスピード感、意外と王道なストーリー、そして各エピソードが時系列バラバラで、つい読み返したくなるのも中毒性高し(-_-)

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2013年04月05日

Posted by ブクログ

「ニンジャスレイヤーって、プロレタリアート文学ですよね」

 私ではなく、ツイッターのフォロワーさん(書店員)がおっしゃった一言なのだけど、これってなかなか正鵠を射ているのでは。

 忍殺語、世界設定、絶妙な言葉選び……というのは三巻目ともなると新鮮味も薄れて「もうあきた」となってしまいがちなのだけれども、このシリーズがまだそこまでいってしまってない。
 その理由は、魅力的な主人公にはそれ以上に魅力的な悪役が必要とされるのと同様、超人的なニンジャやテンサイ級ハッカー達と並び立つ、まったく普通の一般人……否、「マケグミ」達のイキザマが、最底辺の生活をしていてもなおその中に残って一瞬の輝きをを放つ「人間性」が、きっちり描かれているからなのだと思う。
 そんな私のお気に入りは、「エヴァー・フェルト・チーティド」
「アトロシティ・イン・ネオサイタマシティ」です。

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2013年02月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

『ニンジャスレイヤー』シリーズ『ネオサイタマ炎上』編第3巻。
今巻は、エピソード「ストレンジャー・ストレンジャー・ザン・フィクション」にて、怨敵ラオモト・カンに協力者ナンシー=サンを攫われ幕を閉じる。エピソードの時系列が「ランダムにカットアップ」されているとはいえ、物語の終結が見えてきた印象。

ヨイデハ・ナイカ・パッション重点」「あの男は天狗ではなく、ヤクザでもなく、ヤクザ天狗であった」など、独特の言語センスには今回も笑わされる。

コミカルな台詞回しや、漫画的なバトルシーンの裏側に、傷つきながら生きる市井の人々の姿が映る描写も、相変わらずハードボイルドで決まっている。

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2019年01月24日

Posted by ブクログ

メリークリスマス~。
ミニバイオ水牛の可愛さ。かわいいよう。
ネオロマンティック~。
中年デッカーのシンゴ=サンらにツボをおされ、さらにニンジャスレイヤーとブラックヘイズ=サン、アンドウとのやり取りがそこはかとなく面白く、ブラックヘイズ=サンのどことなく漂うハードボイルドぽさとか。割と気に入りエピソードです。

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2015年09月24日

Posted by ブクログ

H25年2月12日初版、並、カバスレ、傷み、帯なし
サツバツ! 新鮮なアトモスフィア!
ニンジャ抗争で妻子を殺されたサラリマン、フジキド・ケンジ。 彼自身も死の淵にあったそのとき、謎のニンジャソウルが憑依。
一命をとりとめたフジキドは「ニンジャスレイヤー」――ニンジャを殺す者となり、復讐の戦いに身を投じる。
リアルタイム翻訳で放たれるtwitter活劇、第三弾。
単行本: 529ページ、出版社: エンターブレイン
2014 年4月11日伊勢BF

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2014年04月27日

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