【感想・ネタバレ】ニンジャスレイヤー第1部 ネオサイタマ炎上1のレビュー

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Posted by ブクログ

サイバーパンクニンジャ活劇、ニンジャスレイヤー。これが何かというのはとても一言では表せないが、本筋は家族を殺された男が悪の親玉に復讐するという単純な話。
その単純な筋にこれでもかというほど多様な味付けをして出来上がった作品と言えるだろう。
サイバーパンクやアメコミの影響はもちろん、毎回個性的な怪人(ニンジャ)がでてきて死ぬと爆発四散するという特撮ヒーロー的お約束、繰り返される天丼にギャグ漫画的要素もうかがえる。
そのようなハチャメチャな世界観でも整合性を保って上手く日常感を表しているのは凄いし、そのような鬱屈した世界の中でも爽快感は決して失ってはいないのだ。
自分がこれ以上何を言ってもニンジャスレイヤーの魅力を伝えきることは不可能なので是非一読をお勧めする。そしてTwitterアカウント@njslyrを決断的にフォローだ。

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2013年10月04日

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ツイッターで話題のニンジャスレイヤーを書籍に纏めた1冊。
破茶目茶な文章表現とは裏腹に、内容はいたって真面目。
熱きニンジャソウルに触れれば、ニンジャの魅力にハマること間違いなし。
ツイッターならただでは読めますが、やはり紙で読みたいので私的にはコチラが好きです。
ただ、難点を上げるなら時系列になっていない点。
あくまでツイッターで掲載された順になっており、ストーリーのタイムラインには沿っていません。
そこが少々読みにくいかも。

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2013年02月16日

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忍殺語と呼ばれるオリジナル・スラングを交えた文体が楽しい、爽快ニンジャ・アクションかと思いきや……サツバツ! 変な日本語と突飛なニンジャに笑っていられたのは最初の十ページだけだった。

舞台は磁気嵐により世界から孤立し、重金属酸性雨が降り注ぐジゴクめいたマッポーの近未来日本・ネオサイタマ。繰り広げられるイクサ、イッキ、センタ試験!

ネオサイタマでは貧富の差が拡大し、カチグミとマケグミが明確に分かれ、だがカチグミだろうとマケグミだろうと絶対的権力・ソウカイ・シンジケートの前では虫ケラのように殺される。

この作品は、どこにも希望のない世界で、自分らしくあろう、人生の目的を果たそうとする人々を描いたトラディショナル・ニンジョー・ドラマである!

ニンジャをはじめとした登場人物の造形がなにげにすばらしい!

もがき、苦しみながらもマッポーの世で生きる人々に共感を覚え、ニンジャ・ソウルに取り憑かれた宿命のニンジャたちに胸が切なくなる。

敵ニンジャでは、ミニットマン=サンに爆笑した。チーター並の速度で匍匐前進って! ワザマエ!

アゴニィ=サンもサイコー! オ、オブジェ……。

忍殺語がふんだんに盛りこまれたニンジャたちのバトルシーンは実際必見! 抱腹絶倒! 攻撃をやたらブリッジでよける! 実際、作者はニンジャ=ブリッジだと思っているんじゃなかろうか。マサカ!

この世界の人たちはビビると必ず失禁する。環境の悪化は、日本人の膀胱にいったいどんな影響をおよぼしたというのか。コワイ!

やたら人が死んで、ぽんぽんクローン・ヤクザの首が飛び、バイオ血液と尿が撒き散らされるなか、主人公ニンジャスレイヤーがバタバタ敵をなぎ倒す。とにかくテンションが高い小説だ。

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2013年01月30日

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 きっかけはツイッターのTLに流れてきたことだったか……。元々カンチガイ系ファンタジーや、「ぼくの考えたさいきょうの××」ネタが好きなので即フォロー。そして今に至る。
 忍殺語と称される作中用語の出来があまりにもよいし、ネタやツボを心得ているので、最初は「天外魔境」シリーズのように「自称日本通のガイコクジンが書いたという設定」で執筆したものではないか……と思ったのだけど、それはさすがに私の邪推だったよう。

 閑話休題。

 用語・設定・作中用語の言い回しから、どうしてもネタ小説、イロモノ扱いされることが多いけれどもどうしてどうして。こうした書籍のかたちできちんと(と、言っても時系列を無視しているわ、140字しばりのぶつ切り表記だわ、なのだけど)読むと、ものすごくオーソドックスな、王道のストーリー展開であることがよく判る。テーマのほうもまたしかり。だからこそ面白いし、すんなり世界観にはいっていけるのだろうなあ……、。

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2013年01月15日

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サイバーパンクと忍者を掛け合わせるという斬新な設定だが、しっかり世界観ができていれば問題なかった!ヤッター!
ネタにされがちだが内容はとても濃く、個人的にはSFジャンルとしてもアクションとしても面白い。「イヤーッ!」「グワーッ!」で終わるけど、何となく映像が浮かぶ。それくらい物語と人物など世界設定できてる。
ニンジャ語が初めから出てきて戸惑うかもしれないが、ここは日本語のいいところでニュアンスもしっかり伝わる。
息子からの借り物で4巻まで今のところある。続きが楽しみ。

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2022年10月18日

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ネタバレ

サイバーパンクディストピアSFニンジャ活劇。
悪の組織に妻子を奪われた男が、古代のニンジャの力を獲得し、その力の闇に呑まれないよう抗いながら復讐のため戦う、という筋の、王道なダークヒーローもの。「Wasshoi!」「のっぴきならぬマッポーの世」「インガオホー!」「ヨロコンデー!」など独特の言語センスに貫かれているため分かりにくい(し、そのような部分は読んでいて笑ってしまう)けれど、ドライでハードボイルドで、時には人間の業のままならなさを描いてしんみりとさせたり、少年少女の淡い恋や友情を描いてみせる懐の深さを感じる。
あえて時系列をバラバラにして並べてあるけれど、1巻の巻末に、すべての始まりとなったエピソードを持ってくる演出も良かった。

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2018年10月06日

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ネタバレ

巷でうわさのアイエエエエ!ニンジャ!ニンジャナンデ!?です。
記念すべき一巻の話の最初が「これまでのあらすじ」・・・
どうやら時系列バラバラの一話簡潔みたいです。それでも読者そっちのけで話がぐんぐん進んでいく勢いはすごいです。

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2014年10月14日

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ネタバレ

巷で噂のニンジャスレイヤー=サンの冒険はずっと気になっていた。

単行本の分厚さに躊躇していたが、今回イヤー!とキヨミズ・プラットフォームから飛び降りるつもりで買ってみたら大正解だった。

ツイッターに投稿された時とはストーリーの順序が変えられているようで、第一話にあらすじがあった時点でこれは普通の小説ではないことを実感した。でもまあ、基本ノリで読んでいくものだと思ってたので特に気にせず一気に読み進んでしまった。

140文字以下の短文が並んでるだけだが、登場人物とか誰が喋ってるのかとか案外分からなくならないものなんだな。

そしてやはり忍殺語は大変ワザマエである。
独特の忍殺語だけじゃなく、女性キャラが出たら「胸は豊満であった」とかさらっと書かれてたり、色々と新しい小説で全く読み飽きない。

続きも読みたいが、全巻揃えた時には本棚の一列を占領してしまうことを考えると…

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2013年10月02日

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サイバーパンク・ニンジャ小説『ニンジャスレイヤー』第1部ネオサイタマ炎上の1巻です。
マルノウチ・スゴイタカイビルにて妻子の命を奪われたフジキド・ケンジですが、ナラク・ニンジャのソウルを宿すニンジャスレイヤーとなり復讐を誓います。
多くの登場人物がいる割に時系列順ではありませんが、目茶苦茶な世界観によりそんなことは全く問題になりません。
ネオサイタマで暗躍するソウカイヤ・シンジケート、バイオスモトリやクローンヤクザなどを秘密裏に開発するヨロシサン製薬、その他訳の分からない組織との熾烈な争いが描かれます。
1巻目ですが“アイエエエ!ニンジャ?ニンジャナンデ!?”などの多くのパワーワードが収録されています。
レビューを書いている今も意味がわからないことばかりですが、面白いことは確かです。
次巻にも期待します。

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2023年07月24日

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一体どんな話なのかと戦々恐々としてたのを、ついに読んでみました。
いやいやいやいや!おいおいおいおい!ちょっと待ってまってまっ…の嵐!
正しい日本語や日本知識をすべて粉砕していく珍妙さですが、先が気になってしまう面白さ。○○めいた、と、バク転の必然性に吹いてしまう。
アメコミ調ですが、女性の絵は日本的で可愛いし。
高校生たちの話が気に入りまして、ヤモト=サンとアサリのゆり加減とアフロとの一瞬の邂逅など、ツボでして。
予想以上に気に入りましたわ。

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2015年08月25日

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「ウシミツ・アワー」「スモトリめいた」「カチグミ」といったカタカナ日本語の乱用、
「Washooi!」「アイエエエ!」といった定型文の闘い、
エセ日本文化でニンジャが暗躍する設定、世界観と独特の文体に浸れるとやみつきです。

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2015年04月27日

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巷で話題のニンジャスレイヤーを今更ながら読む。その魅力というか時代劇のお約束みたいなものを感じて、日本の文化はちゃんと海外に流れているのだなと感じてしまう。

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2015年06月25日

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妻と子供をニンジャに殺された主人公がニンジャスピリットによって力を得てニンジャスレイヤーとなり特殊な技をもつニンジャ達を次々と倒していく。
次々と出てくる日本語ワード(”ボンボリ””スモウ””センター試験”)に笑ってしまう。各章の時系列が違う小説であり、まぁ個人的にこういう小説は好き。

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2014年11月29日

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トンデモ日本近未来SFです。
外国版2ちゃんねる連続小説みたい。インパクトは十分だが内容がおもしろいかと言われると…ちょっと難しいかな。
日本語訳がとても軽妙。使いたくなる言い回しが満載。原文読んでみたいな~(ネットで見つけられないんですが)
外国から見た日本ってこんな感じなのか~。確かに看板「安い」が多いわな(笑)

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2014年05月01日

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トンデモ日本近未来SFです。
外国版2ちゃんねる連続小説みたい。インパクトは十分だが内容がおもしろいかと言われると…ちょっと難しいかな。
日本語訳がとても軽妙。使いたくなる言い回しが満載。原文読んでみたいな〜(ネットで見つけられないんですが)
外国から見た日本ってこんな感じなのか〜。確かに看板「安い」が多いわな(笑)

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2014年12月24日

Posted by ブクログ

話題のサイバーパンク小説。

舞台はネオサイタマ、主人公はニンジャ。作者は米国人であるとされ、ハラキリ・ゲイシャ・テンプラ的ステレオタイプな"現代日本"の中で物語が進行していく。その世界観は基本的には奇妙で面白おかしいものだが、所々に食品偽装事件や受験のような現実の日本社会のエッセンスが織り込まれていて興味深い。また、本シリーズで用いられる特徴的な言い回しは"忍殺語"と呼ばれ、独特の世界観の醸成に寄与している。

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2019年01月04日

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中毒者続出!
全世界を震撼させる、サイバーパンクニンジャ小説!

一見珍妙に見えて、その実やけに的を射た日本描写!
原作者とほんやくチームの化学反応が織りなす、異常にクセになる奇天烈な日本語!
どう考えても「忍者」とは合致しない、エキサイティングかつエキセントリックな「ニンジャ」観!

そして、これらの要素を内包しながら、決して単なるイロモノの域にとどまらないストーリィテリングの妙!

起承転結?否、起承ニンジャ結!
ニンジャが出て殺す!

さあ、貴方もニンジャアトモスフィアを体験しよう。

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2014年01月23日

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あちこちで見かけて気になってたニンジャ小説、
ついに手を出してしまったw。

妻子を殺された男が、
ニンジャスレイヤーとして復讐のため復活!
悪のニンジャ達と壮絶な闘いを繰り広げる!

って、お話は結構まとも?な
近未来サイバーパンクアクションで、
結構読み応えはあるんだけど、
随所に散りばめられた勘違い日本像が笑いを誘う…(^^;。

何だか妙なバランスの面白さを持った作品。
いかん、続き読みたい(笑)。

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2013年11月26日

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友達に薦められて。
看板の文字とか、戦う前の挨拶とか・・・いちいち笑える(*≧∀≦*)

でもクローンヤクザの件は、日本人の無個性さを指摘されてるようで怖かった。

話の時系列がバラバラなので時系列表が欲しい^^;

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2013年10月27日

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どことなくブレードランナーを彷彿とさせる世界観。そして独特なキチ○イじみた文章ははまる人はとことんハマる、と思う。

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2013年10月05日

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噂のニンジャスレイヤー。予想以上に面白かったです。アメリカ人による勘違いニンジャ物語という見方も確かにできるし、ワッショイ・ゴウランガ!もサヨナラもドーモもユウジョウ!も非常に面白かったのですが笑、思った以上に確信犯だよなという感触を得ました。
日本のことを良く知っているというか、日本の「空気」をよく知っていると思います。その上で、それを、いうならば少年ジャンプ的に、あるいはアメコミ的に誇張エンタメ化しているのじゃないかな〜と。ストーリーや設定も、その点から言えばとても典型的というか、王道です。駄目な少年が素敵な少女に憧れてがんばるとか。落ちぶれた悪役が実は良いやつとか。主人公が復讐キャラとか。
少年漫画にしたらいいのにと思いました。その観点から、とても上手な作品だと感心しました。
逆に考えて、日本人が他の国を舞台にこういうものが作れるんだろうかな〜と。どうだろう。
ツイッターで皆で翻訳して、という現象がまた興味をそそるんだろうな!実はそんなに大したことではないんだろうけど、これこれ、これだよ最先端は、みたいな気持ちが確かにしますものね。

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2013年08月25日

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ネタバレ

ヤバイ、コイツはヤバイ。外国人視点のズレた日本観をそのまま体現したような世界観がタマラない。加えて「忍殺語」と呼ばれる独特のワード群などが織りなす、様式美ともいうべきセリフの応酬がまたクセになりそうで。

イクサの前の丁寧なアイサツ。技を繰り出す時の「イヤーッ!」。それを喰らった時の「グワーッ!」。気合を入れる時の「Wasshoi!」。そして、数々のヤクザ・スラング。

日常の中で口には出さずとも、頭の中でつい浮かんできてしまうほど、読中は影響されまくっていました。(いい歳のクセに…)

とはいえ、ストーリーよりもこの世界観を楽しむタイプのコンテンツなので、2冊目はしばらく時間をおいてから読みたいかな…

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2013年05月26日

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Twitterで連載されていると話題の小説。最初はビミョーな日本語とチープな日本の描写をゲテモノ的に楽しんでいたが、その世界観に慣れてくると伝奇ものとして純粋に面白くなってきた。紙芝居めいた語り口のスピード感!

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2013年04月29日

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アイエエエエエ!
ネオサイタマを舞台に繰り広げられるニンジャ達の殺戮劇場!スゴイ!

何がスゴイって、忍殺語とも呼ばれる独特な日本語の言い回し!ワザマエ!
サイバーパンクな世界観もよく出来てる!ワザマエ!

「ラスト・ガール・スタンディング」を始め、登場人物の感情・決意などもシカッリ描かれている。
なので、登場人物(特に非ニンジャ)に共感できる。

この本を読み始めてから自然と忍殺語を使ってしまう自分に気付く。ナムサン!

公式Twitterで試し読みもできます。
Wasshoi!

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2013年04月25日

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最初は勘違いジャポニズムに苦笑しながら読み始めたのだが、実際オモシロイ。
サイバーパンクにマッポー的ジャポニズムが加わり、日本の作家には絶対描けないだろうニホンが広がる。こういう世界観は大好きだ。
訳文だからこそ許される崩壊した文章、挟まれる断片的ニホンゴ、もはや様式美の域にあるマンネリズム。
どれもスゴイオモシロイ。
なめてかかって読み始めたことを反省し、ケジメせねば。

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2013年04月07日

Posted by ブクログ

全米を震撼させたサイバーパンク・ニンジャ小説ついに日本上陸!
未来都市、ネオ・サイタマを舞台に繰り広げられる、完全に間違った日本理解とニンジャたちの殺戮の嵐。
物語は、マルノウチ・スゴイタカイビルのセルフテンプラ店で始まる・・・。

"「ドーモスミマセン」四人のクローンヤクザは一斉にオジギした。「ドーモ」「ドーモ」黒人ヤクザ達もアイサツに応えた。今にも争いが始まり兼ねない空気であるが、礼儀作法は大事だ。"

"ハイスクール生徒ギンイチはゲームセンター「反射神経ストーム」でハイスコアを叩き出す事だけを楽しみに生きていた。ある日彼はムコウミズ・ストリートで似非パンクスにカツアゲされかかるが、同級生と思しきゲイシャパンク少女に助けられる。"

クローンヤクザ、野生化したバイオ・スモトリ、ゲイシャパンク少女、中流サラリマン・・・・次々に現れるキテレツな日本人たち・・・・・笑いすぎて酸欠になった。
あとちょっとで「ハイクを読め!」状態になるとこだった。

「事情がどうあれ、『急いだヒキャクがカロウシした』という言葉もあるぞ。」

「『しかし、貴様はワシのオフィスの床を汚したため、生かしてはおかん』ラオモトは不意にボタン押す!すると営業の足元が開き、人食いズワイガニの群がるプールへと真っ逆さまに転落した!」

「暗闇の中から、ぬうっと2メートル近い全裸の巨漢が姿を現す。それは野生化したバイオ・スモトリだった。・・・・スモトリに残った最後の羞恥心がそうさせているのか、首から上だけはコケシ・マートの茶色い紙袋ですっぽりと覆われていた。・・・」

この小説は、噂通りの、必殺のオモシロさだ。
さあキミも、今すぐ、ハイクを読め!

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2015年09月22日

Posted by ブクログ

最初はネタ的に楽しんでいたけど、ストーリーも普通におもしろい。
アメコミを字で読んでる感じ。wasshoi!

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2013年03月21日

Posted by ブクログ

勧められて読んだ。
カタカナが多くて、最初は戸惑ったが慣れてくるとジワる。
戦闘シーンはほぼ「イェーッ!」「グワーッ!」で描かれている。
タツジン!

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2022年04月08日

Posted by ブクログ

独特すぎる文体、時系列ではない物語の並び、当然のように出てくる「それなんなの?」な単語(特にニホンゴもどき)、などに慣れてくると楽しく読める。
中毒になるか、受け付けないかのどちらかに分かれる人が多いのではないかと。

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2017年12月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

twitterに連載されたものをまとめた、サイバーパンクニンジャSF小説。

『「イヤー!」「グワー!」ワザマエ!』
『「ザッケンナコラー!通せオラー」酔ったサラリマンが口汚いヤクザスラングを喚き』
『だがこの地獄絵図は、ネオサイタマのストリートにおいてはありふれすぎたチャメシ・インシデントなのだ』

…という調子で話が進んでいくので、何も考えずに楽しめますw

微妙な間違いだらけの日本語がいかがわし過ぎて、読みはじめは「なんじゃこりゃ…」という感じで読んでいたのですが、最後にはそんなB級感がだんだん癖になってきて、「Wasshoi!」の掛け声が出てくると「ニンジャキター!」と、ゾクゾクワクワクしちゃいました。

短編の順番がシャッフルされていたり、あほらしいガジェットが散らばめられていたりと、至るところ遊び心満載でとにかく面白かったです!

読むと「こんなアホらしいの読んだよ!」と思わず人に伝えたくなる、伝播力の高い小説です。

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2013年07月01日

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