感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ゆきもりーさんも、自分が現実逃避しているのを薄々わかっていながら、それでも妄想の世界にいるのがせつない。この後はなんとかカンパニーの方に行くのだろうけど、結局大学でわかったことは、何かのウィルスだということと、免疫低下と空気感染についてなのかな。一人で篭ってる女の人はどう絡んでくるんだろう。
Posted by ブクログ
雑誌"まんがタイムきららフォワード"で連載されている海法紀光、千葉サドルの"がっこうぐらし!"の第9巻です。大学編に突入してましたが、これで一段落みたいですね。次巻あたりで大学生編が終わりになり、次は就職編とかかな。せっかくの学園生活部以外の生存者でしたが、物語としては完全に足踏み状態になってしまった印象です。一応、彼らはウィルス感染しているかもしれないという示唆があったので、これが事件解明の鍵になるのか、これからが楽しみです。このためだけに大学生チームを登場させたのかとも思えますが。高校生編がかなり深く描かれていたので、大学生編が薄くあっさりと感じられてしまったのはもったいないと感じました。もう少し狂った内容のほうが良かったと思います。
Posted by ブクログ
大学生編の終りが見えてくる……間延びした印象のある大学生編だが、実は武闘派のメンバーすらそれぞれのバックボーンがしっかり練られている。
あー確かに大学生って孕むよねー、とか、あー確かに中二引きずってる大学生って厄介だよねー、とか、よくわかる。
重箱のすみ
作画は好きなんですけど、重箱のすみつつくと、青襲の理論が変。
1、空気感染をしたとして、全世界に感染させるのなら、避難マニュアルに「隔離して救助を待て」なんて書く必要はない。そもそも避難マニュアルすら要らない。
2、インフルエンザは空気感染ではなく「空気飛沫感染」なのでちょっと違うがインフルエンザの一種であるスペイン風邪ですら人類は大打撃を受けてはいるが全滅に至っていない(もし全滅していたらこれを読む人はいない)。
3、インフルエンザのワクチンを毎年接種する理由が間違っている。
確かにインフルエンザウィルスは変異しやすいそうだが、ワクチン接種で作られる抗体は3~5ヶ月しか持たない(つまり翌年の流行時期には抗体がなくなっている)。また、流行するウィルスが毎年異なる(ただし周期性がある)から、それと実際に発症した情報をもとにワクチンを作るため毎年違うワクチンを接種する。
情報生化学と言うのはこういうことを学ぶらしいのだが(山口大学農学部にある模様)ちっとも勉強してない。
余談。原作者あとがきに「喧嘩をどこで終わらせるか」考えてからでないと負ける、とあるのですがわたしは喧嘩を売ってるつもりはなく、そもそも自分でものを作らない時点で敗けだと思っているので、単に納得できないはなしを評価として書いてるだけになります。