【感想・ネタバレ】イエスかノーか半分か【電子限定SS付き】のレビュー

人気若手アナウンサーの国江田計は極端な二重人格。 王子と称される完璧な外面と、「愚民め」が(心の)口癖の強烈すぎる裏の顔を持っている。ある日、計は取材で知り合ったアニメーション作家の都築潮と、オフモードの時に遭遇してしまい……?

アナウンサー、誰しもがどこか必ず目にする職業で、これだけ萌えるお話を読んでしまうと……毎日のニュースの時間が楽しくなるかもです。(私は楽しくなりました)
王子の国江田さんだけでもすごく可愛いのに、本性の計が合わさると更に可愛く見えてくるので不思議です。これまでこんなにめんどくさくてカワイイ受け(しかも二重人格)が存在していただろうか…!?
そんな面倒な計と、少しずつ距離を詰めていく潮の関係性が尊すぎる!!
大きな秘密(冗談抜きで大きくて重い)を抱えた計を秘密ごとひっくるめて愛せる潮の懐の大きさ、愛の深さに脱帽です。
全ての腐女子におすすめしたい必修の一冊です。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

クレイアニメーション作家×毒舌猫かぶりアナウンサー。
とにかく、受けが魅力的。仕事は完璧、今をときめく人気アナウンサーなのに、その本性はありとあらゆるものに毒付く超毒舌。ただ、それを相手にぶつけることはなく、ただ一人で内心で罵って、また自分の仕事を全力でこなす。
たまたま素の自分でいるときに出会った攻めと、身分を隠して友達付き合いを重ねる受け。
誰にも頼らず常に完璧にこなしてきた受けが、初めて「助けて」って出したSOS。そのSOSを受け止める攻めが最高にかっこよくて、何度読んでも胸がときめく。
BLとしてはもちろん、お仕事要素の部分も面白くて、業界奮闘ストーリーとしても最高。
一穂さんの作品はたくさん読んだけれど、最高傑作と言えるほど好きな作品。

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2016年09月12日

匿名

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キュンキュンした!

今まで異世界系しか読んできませんでしたが、この小説のおかげで現代系にはハマることがでしました。完璧な仮面をかぶった表の顔も素で過ごしているの時の顔も全て受け入れて主人公のことを好きな攻めに対して、誰にも見せることのない素は見せるのに、なかなか素直にはなれないツンデレな受けにとてもキュンとしました。

#胸キュン #癒やされる #萌え

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2023年03月18日

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面白い!可愛い!!

このアナウンサー、モデルさんがいますよね!?
いる気がするなぁ〜。
業界のお話はプライベートと裏表のあるお話が多いので、そういうコントラストを描きたいのだろうなぁ〜と作者さんの意図がみえて興醒めする事が多いのですが、これはちがいました。ホントに面白い!!

#笑える #ハッピー #タメになる

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2023年02月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

本当の自分も上辺の自分も理解して「そのままでいいんだよ〜」と深く愛してくれる、そんな人が現れたら、そりゃ男だろうが女だろうが好きになっちゃうよね。
自転車事故の後、潮がオワリを手伝わせるところは、やや強引な感じがしたけど。
2人のやりとりがリズム良くて楽しい。計チョロいしツンデレ甘々でたまらん。
コかぶってる国江田さんの方が何気に好き。

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2021年10月17日

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もー笑った

主人公、国江田のキャラが強烈で、もー笑った。
人気アナウンサーの裏の顔。
爽やかな笑顔で、あらゆるものに毒を付く。
あまりの毒舌に引きそうだけど、仕事に対しては完璧で、努力を怠らないから許せるんでしょうね。
孤高の王子が、初めて「助けて」と言えた相手、潮がまた、飄々として懐の大きい好人物です。
2人の掛け合いが面白い。

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2021年02月03日

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イエスかノーか半分か

読み終わったらホワホワ暖かい気持ちになりました。二人がずっと仲良く居てくれるといいな!続きが読みたくなりますねー。

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2020年12月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ボーイズラブというジャンルにより一層強く引き込んでくれた、私の中でとても大きなインパクトを与えてくれた作品の1つです。クスッと笑えるコミカルさもあり、主人公らの恋模様もほろ苦くあまい展開でどこをとっても自分好みでした。
特に主人公の計が潮に助けを求めるシーンでは初めて弱音を吐ける人に出会えたんだというのが痛いほど伝わってきてとても感動しました。
これからも2人の関係から目が離せません❗️

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2020年08月28日

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大好きな作品です

何度も読み返してるけど、何度読んでも面白い
個人的には計が本番直前に設楽さんに「上手くやろうなんて考えなくていい」って言われて「僕はいつでも上手くやってきたんだ」って切り返して本番に臨んだところは何度読んでも痺れます
あと、主人公の計が某有名少女漫画「彼氏○女の事情」のヒロインっぽいと思うのは私だけ
シリーズ全部読んでみて改めてそれっぽい気が、、、
作者さんはもしかしたら同世代かもと思い勝手にワクワクしてます
アニメ化するとかで大変楽しみにしていますが、個人的にはぜひ実写ドラマ化もして欲しい

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2020年01月10日

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読んでいて 最高に楽しかった~

まず、二人の会話がとにかく面白い!漫才コンビですね。
ものすごい二重人格の計と ものすごく正直で 裏表のない都築~計の心の声が毒舌のオンパレードで 読んでいるこっちが 間違えて声に出ちゃったりしないのかな~と心配になるほどでした。母親も恐れさせるほどって さぞかしお疲れになることでしょうね(笑)

ですが 計の仕事に対する気持ちは見事ですよね。本人はわかっていないのかもしれませんが、ひたすら努力を欠かさないのは プライドの高さだけではないと思います。そこのところに都築は気づいて 尊敬しちゃったりして ある意味アナウンサー計のファンとなったようですが、オワリの計は 酷いやつだけれど面白くて 心を開いて遠慮なく話ができる都築にとっては希少な友人となったわけですね。これは はっきり言ってもう計には都築しかいないでしょう これを逃したら 計は生涯1人でいたほうが良いでしょう あんな極端な計を相手にしてくれる人間はこの先現れないと思います。
まじもんの二重人格と二股に 大笑いしました。
最初から最後まで とても楽しく読むことのできる作品です。

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2019年11月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

面白かった~(´∀`*)
二重人格ツンデレリーマン受け萌え。毒舌具合とかツンツン具合が絶妙に可愛くなくて可愛くてちょう好みでした。

軽妙なテンポでトントン進むお話が大変読みやすく面白く、計の二重人格バレるシーンも小道具の使い方すごい巧みでめっちゃ良かった。鼻濁音が決め手かなー、とは思っていたけど、アクセント辞典にパラパラ漫画ってなー。二人を表すのにこれ以上ない小道具だし、バレるタイミングもここでかー!!っていう絶妙ポイント。うまい。うますぎて楽しかった。

「ふったらどしゃぶり」の時も思ったけど、作者さんのエロの表現方法がバリエーションに富んでいてすげえなあ、と。何だろう、BLなんだけど、ちゃんとした小説って言うか、詩的?とは違うか、ううーん。何かこう、他でありがちな表現見ないのすごいなって、思いました。(語彙……

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2016年12月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

読み終わった後に最高に充実しました。

ストーリーのテンポが良く、さらっと読めて頭の中で想像しやすいです。
ブレない自然体なアニメーション作家×好青年を演じる二重人格アナウンサーという面白い設定で、高飛車受け大好きな自分にとっては最高に楽しい気持ちになれました。
隙を見せない人間が唯一心を許せる相手ができる瞬間を見られます。最高です。

話の山場で主人公が大きな仕事を任され、そのプレッシャーで負けそうになった時に攻めに救われるシーンでは号泣ものであると同時に心が震えました。

まさにこういうBLを求めてた!!って感じです!

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2016年02月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

優等生で外面を完璧に取り繕いながら素顔はがさつで超毒舌、心の中での口癖は「愚民が」の俺様キャラ。表裏を完璧に使い分ける、ある種の二重人格の王子様アナウンサー計はひょんな事から仕事で知り合った【表】の顔を知る相手、ストップモーションアニメーション作家の潮と素顔の自分で対面してしまい……。

何でもそつなくこなす完璧な王子様、と見せかけて人一倍真面目で勤勉な努力家、家族以外に一切素の顔を見せないよう気を張って虚構の世界を生き続ける計はある種不器用なのかも。
性悪と取られても仕方ないイイ性格なのに、清々しい程の毒舌の裏での並外れたたゆまぬ努力や苦悩をきちんと描かれているからか、計のキャラクターは嫌味には感じられずとても可愛い。
表の顔と本音の使い分け、【仕事】を通じての人間心理の描き方、脇キャラまで余す事無くイキイキ描かれるキャラクター造形、畳み掛けるような会話の応酬のテンポ……やっぱり上手い人だなぁとしみじみと。
当初は単発作の一作目でなおかつ雑誌掲載と尺は限られている中で『優等生アナウンサー』国江田計の虚像を演じ切るための立ち居振る舞い、影の努力の必死さ、当然ながら裏の顔を知っている家族との関係性が良好であることを告げる母親との電話でのやりとり……と、テンポよく運ぶストーリーの広げ方、各々の人物像の掘り下げられた方はキャラクター小説としての奥行きと厚みがびっくりするほど深い。
設楽さんの「食えない」人物像や同期の麻生アナとの関係性を匂わせたバックグラウンドは既に一作目から色濃く描かれていて、そういった点もこの物語を「ふたりの恋愛」だけに留めない魅力となっているんですね。
(潮が受賞後コメントで「ばーちゃんが」と小夜子さんの話を出すあたり、いまとなるとすごく切ない。散りばめられた要素が後々で生きていることが再読するとわかりますね)

極端に誇張したフィクションのキャラクターとして面白おかしく描かれながらも、どこかしらシンパシーを感じずにいられない痛みや不安を吐露する場面はひたすらに胸が苦しい。
裏の顔のままご近所同士として知り合ってしまった矢先、気さくに話しかけてくれる潮との会話を楽しんでいるあの最初の場面から孤独を癒やされ、心動かされていたのかも。
どんどん気の置けない関係性が育っていき、「国江田さん」と「オワリ」の両方で接していることから潮の内面にどんどん近づいていくにつれて仮面の下の感情を揺さぶられる計の思いの移りゆく様がハラハラしながらも切なくて目が離せなくなってしまう。
気を張って生きてきた計にとって、目を逸らそうしてきた自分の核の部分に触れようとしてくれた、全てを分かっても許容してくれた潮は唯一無二の自分の気持ちを預けてもいいと思える存在だったのかなぁ。どこまでも真っ直ぐに向き合おうとしてくれる潮の態度に心を掻き乱されてしまう場面がすごく切ない。
シリーズを通して読んでみると改めて、潮に「両方好きだから」と受け入れてもらえたことは計にとって本当に大きなことだったんだなぁと。
「なりたくてなったわけじゃない」中で「アナウンサー国江田計」を作り上げた計と、ひとりで黙々と手を動かして自分の中に浮かんだ世界を動かしていく潮の仕事へ向かう姿勢は対象的でありながら、惹きつけ合う部分がきっとあったんですね。

成り行きでなってしまったからこそ、誰にも負けないように努力をしてきたーー勝ち続けなければいけなかった、と国江田さんの姿で誰にも打ち明けたことのなかったはずの本音を話した翌日が「ザニュース」の初回オンエア当日。
政治の話題をあれだけ軽やかに色鮮やかに生き生きと読ませる手腕、潮の助けがあったからこそ、一皮剥けた「国江田計」を見せつける鮮やかすぎる本番を経てからの告白の流れは爽快感溢れる心地よさ。
告白したら次の瞬間にはベッドに押し倒されるのはBLのお決まりなんだろうな〜〜正直仕方ないんだろうな〜〜と思いつつも、口の悪さはそのまんまにいつしかみるみるうちに翻弄される計、対する潮のテクニックがみごとに展開されるめくるめくラブシーンはひたすらにかわいい。
このふたりのラブシーンは会話の応酬がとにかく楽しいですが、半ば無理矢理押し切っての初回ならではの落とされっぷりが楽しいですね。
綺麗な国江田さんプレイでの泣き落としで誤魔化されないところ、かわいそうだけれどかわいいので仕方ないね。笑

BLはくっつくまでの波乱万丈ありきなのでしょうが、一穂さんは寧ろくっついてからが本番、と感じたのが両方フォー・ユーでした。
思わぬライバル皆川くんの登場からのやきもちと本音のぶつかり合いが可愛くて仕方ない。
恋愛経験がまともにないが故に、嫉妬されていることに優越感を焼いたり、持て余した感情にやきもきしたり、は恋愛が始まったころの特有の高揚感なんだろうな。
空回りしてめいっぱい威張る計を「アホ」と切り捨てる潮はさすがだな。(そういうところも好きなんだよね。笑)
初っ端からかわいくも生々しいラブシーンがシチュエーションを変えてたっぷりありながら、「会社員」としての理不尽さに苛立つ計VSフリーランスとして後ろ盾のない状況で闘い続けるしかない潮の仕事人としての生き方も背景にはきちんと描かれているあたり、ちゃんと奥行きが深い。
包容力ナンバーワン、と言われる潮の人間像のバックグラウンドや仕事への向き合い方、生き方が初期からちゃんと余すことなく掘り下げられているのがここまでシリーズが広がった一因なんですよね、きっと。

「読み」の技術力では計にはあからさまに劣るが圧倒的な愛嬌で世渡り上手、正攻法の努力型の計とは異なる手段で自身の道を開こうとしてきた姿、計の素顔を思いがけず知っても怯むことなくガンガン攻めていき、潮ともあっさり仲良くなってしまう皆川くんのキャラクターはありがちな当て馬キャラには留まらず、たいへん痛快。
半分でいいから、と半端な気持ちで迫る皆川くんへの潮の堂々たる啖呵の切りっぷりの男前具合も、潮に気持ちの全部を預けたい、全部が欲しくて堪らない計が本音を曝け出して泣くシーンがいじらしくて可愛い。
計が本音を打ち明けられる、弱音を吐き出せる場所は潮しかいないから「半分」なんかで耐えられるわけがないんですよね。
「大衆にちやほやされたい」からどれだけ苦労がのしかかってもこの仕事を辞めるつもりはない、と言い切る計の清々しいまでの突き抜けっぷりと「どうしようもないアホだけれどそこも含めて心から愛している」と言い切れる潮、これを見せつけられるとそりゃあ怯むよね。
その後も散々蒸し返される「次はジャーマンスープレックスの刑」は読み返すと思わずニコニコ。
完璧な外面を装い続けるのと反面の不器用ないじらしさ、清廉潔白な王子様のえっちでかわいい側面を引き出してくれる潮とのやりとり、互いを求め合うことと愛情のありかたがぴったり重なり合うふたりのラブシーンは遠慮なんてすこしもない大胆な会話も含めて最高にかわいくて愛おしい。
たしかにこんなにいやらしくてかわいいのを知っていたら涼しい顔でテレビに出ている姿を見ると混乱する。笑 嫉妬する、と素直に言えるところがいいよね。

正直一穂さんじゃなきゃ読まないタイプのお話でしたが、『ならでは』の世界が溢れていて終始楽しくハラハラきゅんきゅんさせられました。
ここから広がっていった最初の一歩かと思うと感慨深いなぁ。

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2017年05月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

興味が前からあったけれど、読まずにいたことを後悔するくらい、感動した。
BLだけじゃないのも、よかった。

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2023年01月30日

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なかなか

作家買いしている先生の作品です。小説は読まない派でしたが、話題作なので買ってみました。ストーリーはいいけど、挿し絵の子供っぽいところがどうも好きになれません。

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2020年11月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

鼻濁音の伏線回収が鮮やかだった。正体はばれてしまうんだろうと思っていたが、ただマスクが取れてしまって…とかだと予想していたのに、アナウンサーの綺麗な発音によって、というのが良かった。
ただ、お互いのどういうところが好きなのか、どうして好きになったのかがわかりにくかった。努力しているところ?
後輩の皆川竜起がめちゃくちゃかわいい。もはや皆川とくっついてほしかった。

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2019年12月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

設楽さんとの食事会、設楽が二人に礼を言っているが 都築が強引に割り込んだような気がしてならない。 会話のテンポが良くて楽しい。

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2015年03月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

アニメーション作家×二重人格アナウンサー

あらすじから想像していたよりずっと魅力的なキャラ達で一気読みしてしまった。
計はびっくりするほどの二重人格だけどまったく嫌味がなかった。本当は臆病だったりネガティブだったり、そして何より人より何倍も努力家だからかな。
都築と出会って安心できる場所ができたとき自分の気持ちにぐるぐるするところや周りに振り回されてるのがとても可愛かった。
都築も、さりげない優しさや隠さない嫉妬や好きだからこそ計のした行動に怒鳴るところなどあぁいいなこの二人、と思うシーンがたくさんあってなんどもうるっときた。
タイトルからの本文最後の一行がなんとも言えない幸せな気持ちにしてくれた。
文句なくお気に入りに追加です。

描きおろしペーパーも可愛かった!

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2015年01月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

面白くはあったけど、思ってたより呆気なく正体もバレて「計」と「オワリ」を別人と思ってる攻と態度の違いに複雑な想いの受みたいな関係面白いのに不完全燃焼でスっと終わってしまった感じがした。
割とすんなりくっついたなぁと思ったら半分はくっついた後の続編的な話で、なんかなぁ。つまらないとかでは無いけどこの後続いてる巻数分ずっと見ていたい2人かと言われたらそうでも無いかなぁという感想。

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2020年09月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

国江田計は二重人格だ。王子様と評される人気若手アナウンサーのオンの顔と『愚民共が』と心の中で周囲に毒づきまくる凶悪なオフの顔。
番組の取材対象だったアニメーターの都築によれよれジャージ、マスク、ダサ眼鏡で武装中のオフの計が出会ってしまう。出まかせに『オワリ』と名乗り、行き掛かり上都築の仕事を手伝うはめになった計。
そつなく品良く如才なく完璧王子様スマイルを崩さないオンの計と同一人物だと都築は全く気付いていないようだった。
都築と二重に接点を持つことのリスクは承知していても、『オワリ』の凶悪さすら当たり前に受け止めてくれる都築のそばは居心地が良すぎる。丁々発止のやりとりも案外楽しい。
どうやら都築はオンの『国江田さん』にほんのり好意を抱いているらしい。それなのに『オワリ』の中にも遠慮なくどんどん踏み込んで、しまいにキスまでしやがって。
『オワリ』の凶悪毒舌な内面モノローグが凄まじくていっそ清々しいww
ピンチヒッターとして夜のニュースのメインキャスターに大抜擢された計。プレッシャー死寸前の計が心を落ち着けるために開いたアクセント辞典に書き付けられた都築のパラパラ漫画。胸がきゅんきゅん通り越してぎゅーんてなった。
内面の凶悪さとは裏腹に、こっそり人一倍努力家で実はナイーブな計とそんな計のオンもオフもどっちも好きだから好きは2倍って言ってのける都築の鷹揚さ。ホントにいいカップルだな~(*'A`*)
『ふったら、どしゃぶり』や『ナイトガーデン』もすごく良かったけど、軽快タッチの一穂さんも大好き♥

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2014年11月18日

ネタバレ 購入済み

攻めの影薄っとおもってしまって

第二の男が現れてから、攻めに「主人公がこの男を好きな理由がイマイチわからん」と思ってから冷めてしまった。第二の男がそもそもの相手の方がしっくりくるんじゃ?って思っちゃって。。。
取材対象だけどその後仕事でほぼ絡みがないのが原因かと。続くみたいなので、その後は仕事でも絡むんでしょうか。でも私はここで脱落します。

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2022年12月29日

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