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嵐と静達アンドロイドが生みだされた理由がとても温かく心に染みた。嵐と静の親である颯之介と青子が登場。颯之介と青子、別々の道を歩んでるけど、嵐と静を通して繋がっているよね。そう思いたいです。
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ちょっと最初に…
NO IMAGEなんて表紙が可愛いのに勿体無い!
高尾滋さんの画風は味があって大好きです。
人と人との繋がりを感じさせてくれる、そんな作品です。
私が好きなのは主人公アンドロイドの嵐と静をつくった二人の人間のお話。
第6話と7話です。
1巻から読んでいけば、嵐と静にモデルがいたという事実にも感慨深い人の歴史を感じます。
少年型アンドロイドの嵐と静をつくったのは歳若い二人の研究者。
三波颯之介と加賀田青子。
人のように思考を持ち、感情を持つアンドロイドの研究は二人の学生時代からの共同研究だった。
二人は第1期作品として嵐をつくる。
そして第2期作品として静を。
この物語はそこから始まります。
別れを選んだ二人に残った人形。
「彼女」に似ている颯之介の人形。
「彼」に似ている青子の人形。
別々の場所で幸せに生きる二人の愛情がささやかに染み渡るように伝わってくるお話です。
かつての恋人そっくりの人形(両方とも少年型ですが)と共に生きる人の心情。
何故二人は別れを選んだのか。
それから二人はどうなったのか。
また、嵐と静はどう出会い、思考や外見、全てのモデルとなった人物と共に生きた二人はお互いをどういう風に認識したのか。
曖昧な部分も多いのでこの人形芝居という作品の中でも是非とも続編を希望したい部分です。
Posted by ブクログ
物語の中心が、嵐と静から離れたお話が多いのがちょっと残念だけど、でもそれでも人形芝居らしさは全然損なわれて無い。これの続編、雑誌に載ったんだけど、うっかりチェックし忘れちゃったよ…!コミックスの続刊を熱望してます。
Posted by ブクログ
初めて出会った高尾滋さんの漫画。
6話の話を昔読んでずっと気になってて数年経ってから漫画を買いました。
その当時の僕は、意味はわからずとも金の稲穂とかご飯がおいしくないのは冷めてるからだとかって言葉が忘れられなかったんです。人との繋がりが切なくやわらかいものだと感じた作品でした。