【感想・ネタバレ】悲望のレビュー

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Posted by ブクログ

初めて読んだ小谷野敦の小説。表題作は、とてもよかった。ぼくの書く方法と似ている。ぼくの方法と似ていることがよかったわけではないけれど。

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2011年09月08日

Posted by ブクログ

何がセクハラで何がセクハラでないか、というのは
パワハラとの複合を前提にしない限り
結局は個人の主観的判断にもとづくのであって
極端なことを言えば
恋愛に関するあらゆる言説は、セクハラ認定しうるものなんである
それはまあ仕方のないことだろう
どうやっても苦痛にしかならない組み合わせというものは
悲しいかな存在する
しかしそこで、セクハラ忌避と恋愛願望を合致させようとするあまり
潔癖症になってしまっては
さびしい人生が待っているばかりだぞよ
といった主張が、これらの小説には見え隠れしてあり
それは確かに一面、真理なのだけど
だからってもちろんストーカー行為は正当化されえないし
またそれによって与えられた(かもしれない)PTSDが
癒されることもないのだった

「なんとなく、リベラル」
高等遊民的な立場の人が自由主義を支持することに
欺瞞がないとはいえない
それはつまり
自分がその立場から引きずり下ろされる心配はないという確信に
もとづいた考えだから、なんだけど
社会全体が豊かなら、それもなんとなく許されるだろう
しかし同時に、この豊かな世の中で
それに迎合できない人々も確かに存在するのであった

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2015年08月17日

Posted by ブクログ

悲望:うーん。恋のパワーだ。中心軸のところは興味深かった。
なんとなく、リベラル:日本のアカデミズムの小さいこと。

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2013年01月18日

Posted by ブクログ

雑誌に載ったときに雑誌室で読んだのだが、なんかいてもたってもいられない気分になった。

あらためて読みなおしてみてやはりひどい。



まあ小谷野先生はなんというか評論家としての作家としても、「本当のこと」を知りたいし書きたい人なんよなあ。

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2020年06月15日

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