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女性と恋愛経験のない東大院生の藤井は同じ院生の響子を好きになる。が、響子はまったく気がなく逃げるようにカナダに留学。すぐに追いかけて藤井もカナダへ、響子と同じ寮に入る算段をとる。執拗な藤井に響子は「諦めてください」と懇願の手紙を寄越すが、逆に藤井は響子を説得しようとさえする。どれほど嫌悪されても怯まぬ愛の一方通行、究極の告白小説。
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Posted by ブクログ
初めて読んだ小谷野敦の小説。表題作は、とてもよかった。ぼくの書く方法と似ている。ぼくの方法と似ていることがよかったわけではないけれど。
何がセクハラで何がセクハラでないか、というのは パワハラとの複合を前提にしない限り 結局は個人の主観的判断にもとづくのであって 極端なことを言えば 恋愛に関するあらゆる言説は、セクハラ認定しうるものなんである それはまあ仕方のないことだろう どうやっても苦痛にしかならない組み合わせというものは 悲し...続きを読むいかな存在する しかしそこで、セクハラ忌避と恋愛願望を合致させようとするあまり 潔癖症になってしまっては さびしい人生が待っているばかりだぞよ といった主張が、これらの小説には見え隠れしてあり それは確かに一面、真理なのだけど だからってもちろんストーカー行為は正当化されえないし またそれによって与えられた(かもしれない)PTSDが 癒されることもないのだった 「なんとなく、リベラル」 高等遊民的な立場の人が自由主義を支持することに 欺瞞がないとはいえない それはつまり 自分がその立場から引きずり下ろされる心配はないという確信に もとづいた考えだから、なんだけど 社会全体が豊かなら、それもなんとなく許されるだろう しかし同時に、この豊かな世の中で それに迎合できない人々も確かに存在するのであった
悲望:うーん。恋のパワーだ。中心軸のところは興味深かった。 なんとなく、リベラル:日本のアカデミズムの小さいこと。
雑誌に載ったときに雑誌室で読んだのだが、なんかいてもたってもいられない気分になった。 あらためて読みなおしてみてやはりひどい。 まあ小谷野先生はなんというか評論家としての作家としても、「本当のこと」を知りたいし書きたい人なんよなあ。
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