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Posted by ブクログ 2017年11月23日
言葉には五月蠅い方だと思っていた自分だが、教わることが多かった。
「ひもとく」は本来「繙く」と書く。これは知っていたが、「ぬきんでる」を「擢る」と書くのは知らなかった。
ほか「キャスティングボート」も「〜ボード」と思い込んでいた。嗚呼、日暮れて道遠し。
ただ、これだけ間違いに拘泥する小谷野氏...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年08月28日
タイトル買いである。第一部の誤用編が、本書の趣旨であるところの日本語の頭の悪い使い方で、公の場や文章での誤用を怒っているのに対し、第二部以降は雑学・豆知識に終始する感があった。まあ、それでも本書で初めて本来の意味を知ったものも少なくなかった。差別語狩りは私も嫌いである。「いちいち言葉を法律にのっとっ...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年04月10日
文章を書いたり、話したりしていると「この言葉の使い方は
これでいいのか?」と感じることがしばしばある。
日本語って難しいよね。だって、「日本」と書いても読みが
「ニホン」だったり「ニッポン」だったりするのだし、『日本
書紀』は「ニホンショキ」なのに、『続日本紀』になると
「ショクニホンギ...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年06月09日
「顧みて他を言う」⇒関係ないことを言って誤魔化す。「泰山鳴動鼠一匹」正しくは大山。古代ローマのホラティウスの警句である。「ぬきんでる」は「擢んでる」と書く。「青田刈り」は正しくは「青田買い」。「根気強い」は「根気よく」と「粘り強く」を混ぜこぜになった言葉。「博打を打つ」は「博奕を打つ」の誤り。「存じ...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年05月27日
タイトルといい、主に学者の誤用例を実名であげていることといい、挑発的な一冊。当たり障りのないバカ丁寧な物言いが世にあふれているなかで、あえてこういう書き方をするのが著者のスタイルなのだろう。
明らかな誤用から、なんだかイヤだと思うものまでたくさんの言葉があげられているが、それほど新味はないし、掘り...続きを読む
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