感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2018年02月17日
最後の秦将・章邯の描かれ方は(司馬遼太郎の『項羽と劉邦』を読み慣れすぎたからか)物足りなさもある。もちろん、主舞台の斉国内や田横周辺の書かれ方は緊密だから、それだけ主人公がまだ歴史の中心へ近づいていないということなのだろう。
今巻で秦も滅亡し、物語が高潮する途上にあるのを感じる。
Posted by ブクログ 2011年02月25日
秦が滅び、各地で立った王もそれぞれの思惑で争っていく中で、もともと斉の王の血筋の田兄弟も斉を立てていきます。
項羽や劉邦といったよく知る名前と歴史を別の視点から見れて読みごたえがありました。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
二世皇帝の最期・・・
ここにかかれているように、このとき彼が
2人の暗殺者を高位につけるから趙高を
誅せよと言えば歴史はかわっていたかも。
かわいそうな皇帝だ。
劉邦のカゲがうすいのがウケる。
こうやって1つの国から見ると、戦国時代
に逆戻りした感じだったんだなぁ。
Posted by ブクログ 2014年07月10日
秦の始皇帝の時代。秦の悪政下において各地で反乱の火ぶたが切られていき、楚漢戦争が勃発、帝国秦が終焉していくまでの話。各国の将軍たちが登場するなか、主人公は斉の田横。前半は田横の様子がよく描かれていたが、後半は楚の項羽と劉邦や秦の章邯が多く登場し、田横の話というより猛将たちの話という感じだった。立場は...続きを読む違えどどの人物も志高く、熱いなと感じた。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
途中、少しだれます・・・;;
田横があまり出てこなかった印象を受けたからでしょうか。歴史は大きく動いているというのに。
そして蘭まで・・・!?と驚愕しました。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
秦の不敗の将軍、章邯に包囲された絶体絶命の魏王を救うべく、田儋率いる斉軍は、臨済へと向かった。秦軍は、20万、迎え撃つ魏斉連合軍は10万。田儋は、章邯の自在な用兵、精緻な機略の前に苦戦を強いられる。田横は義を以って楚に援兵を乞い、楚の勇将項梁は、項羽・劉邦...続きを読む・黥布らを率いて、章邯の大軍と激突する。楚漢戦争前夜、帝国秦の終焉を圧倒的迫力で描く、驚天動地の第三巻。
(本書・裏表紙より)(本書。裏表紙より)<著・宮城谷 昌光>