【感想・ネタバレ】ブギーポップ・ダークリー 化け猫とめまいのスキャットのレビュー

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ネタバレ

最強のMPLS、スキャッターブレイン、あらわる!
そこにとある巨大なシステムに属する最強も投入されて…
登場人物がファンにとって最高のものになっております。





以下ネタバレ------------------------------





























作中で最強さんが言っていたようにスキャッターブレインは
強力な能力を最も効果的に使っていたりと強敵だ。
MPLSと合成人間の戦いって構図が大好きな僕得ですね。
基本的にシリーズ中に出てくる世界の敵となったMPLSは
どいつもこいつもものすごく用心深い。
スキャッターブレインも全くその通りで、
攻めるのではなく罠をはって完璧に封殺するような戦い方をする。
すごい。

今巻の見所のもうひとつとして先に派遣されていた合成人間、
セロニアス・モンキーがいること。
彼女の考え方や経過を語られるけど、ちょっと自分の人生に
諦めを持ってるようだったりと、妙に人間くさいという
このシリーズでの僕の好きな部分が存分に描写されてたのがいい。
人気をつけてたり、お友達になってしまって悩んだり。
しかも公式美少女設定とか!
そんな彼女だって既にやられていたり…、
兎に角スキャッターブレインの強大さが強調されております。

いつもどおりの文章トラップといいますか、
あいつか!と思ったら違ったりとドキドキワクワク読めて楽しかった。

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2011年03月17日

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ネタバレ

ここ2、3年でぶっちぎり面白い。

人のイメージを現実化するお話。
読み終わって、結局主人公が誰なのかわからないというのがいい。
フォルテッシモの扱いの軽さに泣けてきた。

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2011年01月19日

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 ブギーポップシリーズはちょっと不思議な世界感と、人間の葛藤、成長が散りばめられたストーリーが魅力であり、その中で能力バトルの要素も堪能できるという贅沢な作品。とはいっても、シリーズごとに前者と後者の要素の比重が少しずつ異なり、どちらかに偏りすぎると少し面白さが薄れるのですが、今作は今までのシリーズの中では両者のバランスが良く、ブギーポップ「らしい」作品だなと感じました。

 冒頭でリセットとフォルテッシモが登場しますが、ストーリーに絡むのはフォルテッシモだけ。今作はエンブリオが結構喋るので、掛け合いが何だか面白かったです。しっかし、リセットとフォルテッシモは何かとストーリー中に借り出されますね~。統和機構にとっても作者にとっても便利な駒ってことですかね。最近、何かと新キャラの強さの実験台にされる「最強」フォルテッシモさんがだんだん可哀想になってきました…。

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2010年03月02日

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ブギーポップシリーズは最初から読んでいるので、つらつらと読むがよくここまで引き出しがあると感心する。そのくせ、日常系世界の危機で、物語が我々が目にする街の中で収まっている。オチについてはうーんだけど、なんか納得する。そんな話。

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2015年06月25日

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ネタバレ

読み返し。ぶぎい。
化け猫ぶぎって、名前も挿絵も可愛いな。

最近の巻の中では一番,ブギーポップシリーズの中でも,三番目くらいに好きかも。

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2014年09月01日

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ブギーポップシリーズ16作品目。
ライトノベルでなにが好きかと聞かれれば、やっぱりこのブギーポップシリーズです。今回はフォルテッシモも登場するとのあらすじがあったので、読む前からとても楽しみにしてました。
余談ですが、わたしは上遠野さんの書かれるあらすじもとても好きです。

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2011年03月06日

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酸いも甘いも積み重ねていく、嫌な思い出であっても人生を形成している。消し去って、なすりつけようとしても、そうはいかないよと

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2010年11月23日

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最強さん絶賛空回り中。
能力バトルと青春群像劇のバランスがちょうどよかったです。
しかし緒方画師の絵がだんだん萌えっぽい方向に。いいけど。

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2010年08月21日

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久しぶりにブギーポップの本流に戻った本。
ちょっと悲しい話ではありますが、化け猫ぶぎぃがかわいい。

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2010年03月28日

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「単純な行動を繰り返すだけなのに、決して突破できない敵に超人達が迫っていくが、その正体は」というブギーポップシリーズの新刊。

そういえば今回は世界の敵の推理が当たりました。
もともと選択肢少なかったですけどね。
今回は割とはっきりと世界の敵で、結構人も殺しているらしく、分かりやすかったのかなあとも思います。
フォルテシモは相変わらず派手だし、はっきり能力対能力の戦いで。

逃げられるものなら逃げたいものっていっぱいあるけど、逃げずに踏みとどまった方が幸せで居られるケースは多いですよね。
まあ、取り返しの着かなくなる前に。

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2010年03月10日

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なんとも不思議な話でした。しかしまあ久しぶりに面白いブギーポップでした。けどなにが面白かったのかというと、これがまた説明しにくい。
なんだかよくわからなかったのですが、そのなんだかよくわからない曖昧なところが程よく進行していて、まさに<スキャッターブレイン>の攻撃を受けている真っ最中な気分というか…

その不思議な能力の謎解きと、学生たちの青春小説としての部分が上手く混ざり合っているところが良かったのかな。
……あれ、これも<スキャッターブレイン>の能力か?

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2009年12月19日

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「ブギーポップ」シリーズの第16弾です。

統和機構の合成人間であるセロニアス・モンキーが、奇妙な出来事に巻き込まれたことを記した日記をのこしてゆくえをくらませます。フォルテッシモは、セロニアス・モンキーが「スキャッターブレイン」と呼んでいた敵に遭遇していたことを知り、その正体をさぐります。

一方、輪堂進(りんどう・すすむ)の周辺に、「ぶぎい」と鳴くネコがときおり彼の前にすがたを見せます。しかもほかの人びとは、そのネコの存在に気がつかないようで、しだいに彼はネコのことが気になりはじめます。そんな彼の前に、転校生の無子規憐(むしき・れん)が現われます。進の幼なじみの真駒以緒(まこま・いお)は、憐が進に接近することに焦り出し、ブギーポップのうわさの真相をさぐろうとする憐と行動をともにすることになります。

進を中心にヒロインたちがわちゃわちゃしている雰囲気から、思いもかけない方向にストーリーが転がっていって、驚かされました。

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2023年09月19日

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登場人物が多い。
フォルテッシモ復活の儀でHUNTER×HUNTERでザクロが「自分で自分を切るの結構勇気いるんだ」って言ってたの思い出した。普通こうだよね。まあフォルテッシモは普通で無いのが売りなんだろうけど。

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2023年04月07日

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最初の方のブギーポップの戻ったイメージ?
もうこれ以上風呂敷を広げずに、本編でもどんどん畳んでいってほしいというのが正直な所。

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2022年09月03日

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久しぶりのブギーポップ☆
読んだと思ったのに読んでなかったのかな?
内容ははじめて読んだように楽しめました。

う~ん相変わらず人を食ったようなお話…
フォルテッシモとブギーポップが出てきたのは良かったなぁ~
あ、末真さんも。
しばらくブギーポップ読みます

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2013年07月02日

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ネタバレ

ぶぎい。

曖昧なイメージと写真のお話。
前巻であった記憶と似てるかもしれない。

前にも後にも続かなさそうなストーリーで。

まさかブギーポップ特有の左右対称顔を挿絵で見ることができるとは思わなかったので嬉しかったな
(というかよくかけたなという驚きがありましたw)

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2012年08月17日

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初期のブギーポップシリーズのような印象。ブギーポップってこういう話だったよね。ちょっと不気味で、ちょっと悲しい。なつかしくなった。

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2012年06月10日

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ネタバレ

ぶぎぃ

えー。

人生ってやつはどうにも面倒なことばかりである。その面倒というのは様々な形で現れるわけだが。
その面倒をいちいち取り除いていてはとてもではないが、それだけで人生が終わってしまう。

ところで人間というものを一つの町に例えたりする話があるのだが。
もちろんそれは肉体的なことではなく精神的なことなのだが。
もしも人間の心を町として存在させた場合、その町の中で面倒ごとを対応する存在というのも必ずいるはずである。
しかしその面倒事を担当する存在がいた場合、そいつは町の中でどういった扱いを受けるのだろうか。
面倒事を押しつけられているのだから、死ぬわけにはいかず、かといって町の中にいられるわけでもない。だが確実に存在する。
しかし目はそらされている。ソイツはそういった奴になるのではないだろうか。
それは一種の特権階級ともいえる。逆に言えばソイツが町を支配していると言っても過言ではないだろう。
だからこそ、スキャッターブレインは町の支配者ではいられなくなったのだ。面倒であることから目をそむけ、自らの町を閉ざすことで面倒事を解決しようとした。ゆえにそれは死神を招く結果となった。

だからこそ人は面倒事に直面した時、それを他人に押し付けるのではなく、自ら向き合い、頻発する問題に対して、解決する姿勢を見せていかなければならないのである。でなければいつまでたっても問題を解決することはできず同じ町の中をグルグルと回るしかなくなってしまうのだ。
だが、そうやって過ごした日々は決して無駄にはならず、きっと心に温かいものを残す。
その残ったものもまた大切にしてあげるべきものなのではないかと思います。

とかなんとか。セロニアスモンキーをどうしてあんなキャラ付にしたのかよく分かりませんし、スキャッターブレインの趣味なんですかね、とかなんとか。

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2011年07月17日

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今回の「敵」は、能力がイマイチぴんと来なかったなぁ…前回の中二階ほどではないけど。

個人的に、セロニアス・モンキーと末真先生のその後が気になる。

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2010年09月12日

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最強に見えても気のせいだったのね。誰が誰をどう認識しているのか。私はどのように認識されているんだろうかとふと考えてしまった。

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2010年06月20日

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世界がぼんやりしたかんじとか、あやふやな感じとか、上遠野先生のメインテーマに触れている感じ。フォルテッシモさん成分濃厚で香り立つ最強節!

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2010年06月19日

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 最終的にここにくるか!というオチ。
 「ペパーミントの魔術師」に似ているという話を聞いたけれど、ペパーミントの魔術師の方がやさしい。こちらのドライさが物語ゆえというより、作者の考え方が変わった、あるいは現代にあわせただったら怖いな。

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2010年04月10日

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原点回帰?
シリーズ開始当初を思わせるストーリーだった。
が、個人的には、幕間的な展開よりも本筋を進める展開を希望w

すっかり馴染んでいるフォルテッシモとエンプリオのやりとりは面白かったが、いくら『最強』とはいえ、胸に大穴開けて生き返るなんて、反則過ぎないか!?

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2010年04月07日

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シリーズの登場人物とか忘れていても読めて良かったです。
フォルテッシモが好きなので彼の出番が多いのは嬉しいです。

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2016年10月08日

Posted by ブクログ

久々のブギーでポップなアイツ。だもんで、さっぱり忘れてた。
(最初に読んでからもう10年も経つんだな)

ただ、このクールな世界観は不変。
フォルティシモも末間も懐かしいなぁ。
もっかい『笑わない』から読み返してみるとしよう。

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2009年12月19日

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