【感想・ネタバレ】ブギーポップは笑わないのレビュー

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Posted by ブクログ

ブギーポップシリーズ
『ブギーポップは笑わない』 ☆☆☆☆☆
『VSイマジネーター』(Part 1、2) ☆☆☆
『パンドラ』 ☆☆☆
『歪曲王』 ☆☆☆
『夜明けのブギーポップ』 ☆☆☆
『ペパーミントの魔術師』 ☆☆☆☆
『エンブリオ浸蝕』 ☆☆☆
『エンブリオ炎生』 ☆☆☆
『ハートレス・レッド』 ☆☆☆
『ホーリィ&ゴースト』 ☆☆☆
『ジンクス・ショップへようこそ』 ☆☆☆☆☆
『ロスト・メビウス』 ☆☆☆
『オルフェの方舟』 ☆☆☆☆
までで中断

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2018年12月21日

Posted by ブクログ

世界の敵になった存在と、それを狩る自動的存在の戦い。
それに巻き込まれる一般人。
淡々と描かれる物語。

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2021年05月15日

Posted by ブクログ

昨年から講談社タイガより刊行されている「戦地調停士シリーズ」で知ってお気に入り作家となった上遠野浩平さんのデビュー作にして、今年になって再アニメ化されTV放映が始まった同名番組の原作です。

「ぼくは自動的なんだよ。周囲に異変を察したときに、宮下藤花から浮かび上がってくるんだ。だから、名を不気味な泡(ブギーポップ)という」
(本文43ページより/かっこ部分は実際はルビ表記)

高校生の女の子、宮下藤花の〈二重人格〉的な存在で、本人曰く人類の危機が迫っている時に現れるという少年!?ブギーポップ。
本巻では、高校で起こる女生徒の連続失踪事件の謎が絡む「危機」に立ち向かう、ブギーポップや数名の生徒の姿が描かれます。

中学生の頃に読んだ光瀬龍さんや眉村卓さんのジュブナイルSFを思い起こさせられて、ちょっとノスタルジックな気分になりつつ、時系列どおりには並んでいない5話のエピソードからなる不思議で不気味な物語を堪能させてもらいました。

あとがきの雰囲気が西尾維新さんっぽいなあと思ってWikiで調べてみると、西尾さんの方が影響を受けているそうで、他にも「空の境界」の奈須きのこさんや、「鏡家サーガ」の佐藤友哉さん(ホンスキーには島本理生さんの結婚・再婚相手と言ったほうがわかるかなw)など、僕の好みの作家さんたちが影響を受けたことを公言なさっているようです。

気に入ったので、既刊のシリーズを読もうと思いますが、やはりWikiによると、現時点で22巻あるそうですね。
昨年の「銀河英雄伝説」に続き、読み逃していた伝説的なシリーズに出会えて嬉しいです(^-^)

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2019年01月20日

Posted by ブクログ

20年ぶりの再読です。
悩める高校生たちに是非読んで貰いたいです。
奥の深いラノベです。
恋愛、性、ドラッグ、殺人とこの世界は誰が作って回っているのかを発進した一冊です。
善か悪か?よりも、生きていく上で殺るか殺られるか?という野性的な部分が問われています。
今読んでも全く色褪せてません。
保存しておいて良かったです。

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2017年09月27日

Posted by ブクログ

時系列がわからなくなり、繋がりがあったりなかったりするが、それでも楽しく読むことが出来た。
結局ブギーポップが何者なのかは曖昧なまま終わったのが少し残念。
あと、各話ごとに主人公が変わるので読み終わったあと物語全体としては主人公がたくさんいる?もしくはいない?といった感じになった。
でも不思議で、少し怖い部分もあって、青春もあって、、飽きることなく読める作品だと思う。

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2023年09月28日

Posted by ブクログ

 1話1話、とある1人の人物に焦点を当てて描いているため、時系列は一直線ではなく、見える部分も人物によって違う。登場人物1人からすると、何が起こっているのか、結局真実はなんだったのか、全くわからず、もやもやを抱えたまま生きることになる。だが、読者からすると1本筋の通った話に見える。その違いを、緻密に、美しく描いているのに、思わず驚嘆した。
 最初は、高校生の甘酸っぱい恋愛や、思春期ならではの細かな感情変化を描く、日常のお話かのように見えた。読み進めるうちに、怪奇的に、そしてファンタジックになっていく。話の並べ方や時系列の順番など、読者に負荷を与えず、かつ驚きを与えるような構成だった。
 読み終えた後に、時系列を整理して読み直すのもまた面白いだろう。

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2022年11月06日

Posted by ブクログ

アニメ化されていて前から気になっていた作品。(アニメは未見)

「異性交遊禁止」とか男女の描写については古くて逆にこそばゆい感じがしたものの、途中から一気に面白くなってきた。
他の生徒たち何人かを巻き込んでのマンティコアと凪との戦いは特に凄いし、マンティコアには変身能力がある故、敵が誰か分からない状態が緊迫感を生む。
読者目線だと誰が「悪」側か明かされているのだが、登場人物たちにはもちろんそれは分からないから危険な奴と一緒に行動してしまっている。
いつ殺られるのか気が気ではない。
しかも、殺られるときは一瞬で殺られる。苦しむよりはマシなのか。

ブギーポップの正体は一応説明されるものの、不思議な存在であることに変わりはない。
藤花は登場人物の中では一番目立たないように思えるが、彼女について続編では掘り下げていったりするのだろうか。気になる。

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2022年10月05日

Posted by ブクログ

さすが昔のライトノベル
昨今の変な文章のライトノベルとは違う
ただ話の内容が難しい
中学生のころに読んだが、よく読み切ったなあと思う
結局ブギーポップはなんなんだろうね
ちなみにアニメも全部見たけど意味不明でした

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2021年05月14日

購入済み

期待よりは

西尾維新の作品をよく読み、この作品に影響を受けたとのことで、いつかは読みたいと古本屋巡りをすれど、なかなか最初から見つけれないのが印象です。ついには電子書籍での購入と相成りました。さて、内容に関してはもう10年以上前の作品なためどこか古くささがあります。場面展開が行ったり来たりするため、捉えどころが難しいですね、人物の印象が残る人と残らない人が明確に分かれました。一巻で完結扱いとも聞きますが、後にもシリーズはたくさん出てます。読み進めればより感情移入できることを期待します

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2015年04月10日

Posted by ブクログ

1998年にこの本は世に出た。
今をときめく作家さんたちの原典となる作品になったのは、この時代こういった切り口の作品がなく、かつ不安定な世の中だったからこその背景かあるのではないかと思う。
どんな話だったか気になって読んでみたけど、24年前の作品。多少の古くささは感じたけど、24年経ってもなお、といった印象。
喜怒哀楽や人間臭さに青春に揺れ動く心、広がる思いの丈を詰め込んで、そして悪を倒す。
1998年作者様が描いた、新しい表現の勧善懲悪の話。

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2022年01月05日

Posted by ブクログ

ラノベの中では古典に分類される作品でしょうか。
以前よりタイトルは知ってたが、ようやく読む機会を得た。

時系列的に話が前後するのはまぁいいとして、
登場人物の多さが気になる。
それも似たような設定というか人物像。
「そこまでしてこの人物は必要だったか?」と思ったり。

一応この1冊でお話は完結しているとの事だが、
明らかにまだまだ話が広がりそうな終わり方でモヤモヤしたものが残る。

「(これから洗練されていくであろう)粗削りな第1作目」
という感想がピッタリ。

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2019年09月30日

Posted by ブクログ

TVアニメを期に以前から気になっていた「ブギポ」に手を出すことに。この先も読んでいくと物語のつながりが分かっていくのだろうけれど、いまいちこの一冊で物語を掴むことができなかった。もう何冊か読んでみたい。「何でもかんでも知っているわけじゃない」という台詞があって、作者が意識して決め台詞を作ることによとの効用を感じた。同じ内容でも「何でもは知らないわよ。知ってることだけ」の方が読者の記憶に残る。すごく前の本なイメージだったけれど、物語内で、毒ガスと言えばサリンという発想をする登場人物により、1998年第1刷発行なのだという時代性を感じた。

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2019年02月10日

Posted by ブクログ

タイトルのかっこよさと素晴らしい構成。とくにブギーポップは強烈な魅力があって、彼が出ると、きたああ、と気持ちが高ぶりました。ラノベを馬鹿にしているつもりはないけど、良い意味でラノベのイメージを変えてくれました。アニメも来年始まるみたいなので楽しみです。

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2018年08月30日

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