感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2014年10月15日
さすが穂積先生、という感じの一冊です。
式の前日もソルシエも良かったけど、この漫画もとても良いです。
人間の描き方がリアルで、気づかぬうちにスッと感情移入してしまいます。
他の作品同様、空気感に少しくせはあるけれど、それがまた心地いいリズムを作ってる気がします。
続きが早く読みたい。
オススメで...続きを読むす!!
「式の前日」が話題になったころ購入・読了していましたが、改めて読み返し。
さがし物が見つかる不思議な宿に来る人たちの話。
一話完結形式で読みやすい。ドラマ化してほしい作品です。
Posted by ブクログ 2015年02月01日
「死生命有り 富貴天に在り」
生きることにも
死ぬことにも
特別な意味はない
全てに意味を付けたがるのは
人間の愚かな性です
強欲で
傲慢で
脆弱な人間の
愛おしい性です
Posted by ブクログ 2014年11月30日
どうして、こうも、穂積先生の描く漫画は、私の心を鷲掴みにするのか
文句なしの殿堂入りだ
『女子かう生』とは違った意味合いで、漫画読みとしてのレベルを計られる気がする
ファンタジー色が濃い一方で、どこか、ストーリーやキャラの言動が現実的で、和めるとは言い辛い漫画
ぶっちゃけると、冷たさと優しさの両方を...続きを読む持ち合わせている謎の少女が女将を務める、この宿を訪れる客が何者か、私程度の漫画読みでも二話目で察しが付くのだから、大抵の人も同じく予想できるだろう(未読の人の為に、ネタバレは避けるが)
並みの漫画家が描いた漫画ならば、「設定が安易だなぁ」と鼻で笑い飛ばしてしまっているだろうが、穂積先生くらいになると、逆に同調できそうになった事が嬉しくなる
女将も謎だが、彼女に好かれず、むしろ、ますます嫌われるのを承知で、客を宿に案内し続けているマツウラの正体と真意も気になってしまうトコ
早く明らかになって欲しい、と思う一方で、2巻ではあえて、そこには深く踏み込まず、3巻で一気に加速して欲しいな、とも
本気で思っている事なので書くが、穂積先生はもしかしたら、森下suu先生と同じく、羽海野チカ先生がいる領域に、踏み込める実力を持っている漫画家だろう
個人的に推しの回は、やはり、[客人1]不機嫌な客、だろう
Posted by ブクログ 2014年10月11日
「探し物が必ず見つかる」という宿が舞台、表紙のジト目の女の子が女将さんです。
ハートフルな良い話かと思ったら、2話めで「あれ、これってもしかして…」となり、3話で確信。でも、さらにビックリな展開が待っていて、1巻を読み終わる頃には「マジかよ……!」と放心。
もともと短編が素晴らしい作家さんですが、そ...続きを読むの強みと、「さよならソルシエ」の連載経験が上手く作用してスゲーことになってます。早く!2巻を!!
1巻まで読みました。
消えたものが見つかる宿。色々な人が様々な理由でこの宿を訪れますが、何かどの話も、あっという間に探し物が見つかりそれぞれに解決します。
各話とも、最初から読み進めれば、なんとなく結末が見え、読者があっと驚くような話の流れや、探し物を見つけた客のその後についての描写があ...続きを読むりません。なんとなく話に深みが感じられません。
でも、1巻最後の「客人6」の話はよかったです。また、「女将さん」の過去が少しだけ見えました。あとは客を連れてくる「マツウラ」とこの宿・女将は、どういう関係なのか疑問が残ります。
Posted by ブクログ 2018年08月23日
無料アプリ。失くしたものが必ず見つかる宿、うせもの宿。子供の女将は私にはオバさんに見えた。一話完結だから読みやすい。仕事ばかりで妻への思いを忘れてしまったサラリーマン、ねこを探す少年。登山好きなお父さんの話はなんかゾクッとしたな。高校教師と生徒。最後のシングルマザーと息子のやつはやばかった。ちょっと...続きを読むウルっときた。うせもの宿は死んだ人とか生きてる人とか関係ないのかな。マツウラと女将さんの関係が気になる。番頭さんも気になるところ。絵は好みじゃないけどキレイ。
Posted by ブクログ 2014年11月21日
はじめは、うせものを探すなかで大切なことに気づく短編集くらいな気持ちで読んでいたのだけど、読み進むうちにもしかして、これは?と徐々に気づく展開。
そうか、この世に未練を残している人たちの話なんだと気づく仕掛け。
女将をはじめこの宿の人間たちは一体何を探しているのだろう。意味深で先の展開が楽しみ
Posted by ブクログ 2014年11月19日
シンプルいずざべすと!って感じだな。
なんかそうとう構想とか練られてるのはわかるけど、しっかりとシンプルに濃厚に組み過ぎて展開が予想できるのがちょっとだけ・・・。
あんまり長くないなら結構いいと思う。「さよならソルシエ」より長い前提だろうけど。
ただ、このひとどれだけのひとに「会った」ことがあるんだ...続きを読むろうか。実際の人とか、物語の中でも。
なんか相当感情がはりついてるから、この作者さんのことはもっと知りたくなる。
(一回書いたの消えたのでこの辺で)
Posted by ブクログ 2014年10月12日
探し物が見つかる不思議な宿に訪れる人たちを描く短編集。
それぞれの探し物への思いが切ない…。
ミステリアスな少女女将や案内人の秘密にも期待が高まります。
Posted by ブクログ 2015年01月19日
何だろう、うーん。絵も上手い、雰囲気も物語にぴったり。
なのに・・・ほんのちょっとだけ何かが足りない気がしてしまう。個々のお話もどこかで聞いたようだけど、悪くない・・・うーん。ごめんなさい。
期待しすぎ??
Posted by ブクログ 2014年12月28日
どうやら“うせもの宿”とは、死んでいく人が現世に残してきた心残りを果たして、成仏するための宿らしい。
ということが分かったところで1巻終了。
そして、マツウラ、番頭さん、女将は何を探しているのか。
ところで、あの番頭さんは男なのか、女なのか。
Posted by ブクログ 2014年10月18日
穂積さんの新作「うせもの宿」かなり期待して買ったが、インパクトが弱く、展開を予想できてしまう。はっきり言って物足りなかったが、実は1巻まるまる序章なのではないかという気もする。後半になるにつれ、徐々に話の中心に切り込んでいくところがあった。今までのように短い話の中で切り込んで盛り上げていくものではな...続きを読むく(「式の前日」は短編、「さよならソルシエ」は1話ごとに起承転結がある)、シリーズを通して長い話の中で一つ、じっくり描こうとしているのではないか。それならば、1巻だけではまだこの作品を面白くないと決めつけることはできない。
また、もしかしたら、作者が新しいものに挑戦しようとしているのかもしれない。そういった意味で、2巻を楽しみにしている。