【感想・ネタバレ】海嘯のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

夜会を観たことがないので、この戯曲詩の形がどのように演じられたのか、観てみたい。みゆきさんの世界観は、凄いなぁ。

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2019年03月03日

Posted by ブクログ

『夜会』は未観賞ですが、中島みゆきさんの詞が好きで本書を手に取りました。
行間といい文字数といい、初見は「詩集かな?」と思って読み始めたのですが、読み進めれば行間すら物語の一部なのだと確信する内容の濃さ。
すごい。もう本当に、壮絶な言葉の世界です。

”どんな人にも 必ず夢は叶う 一生にひとつだけ叶
引き替えに 一生の何もかもを失ってもかまわない約束で 
夢は 一生にたったひとつだけ叶う”

作中のこの言葉が物語の芯でありギミックであり、総てであります。

言葉の美しさも然ることながら、物語の完成度も素晴らしいです。
ミステリ好きにもおすすめ出来る展開で、彼女の復讐がどうなるのか、たった一つの夢は叶うのか、続きが気になって一気読みしてしまいました。
読み終わって呆然。もう一度ページを捲り直して、ああそういうことだったのかと呑み込んで、呑み込んでも呑み込んでも溢れてくる切なさに、夢にまで見る始末。本当に壮絶です。

シンガーソングライターとしての中島みゆきさんしか知らなかった私には、本書は強烈でした。
今後はストーリーテイラーとしての彼女の一面を、もっと知っていきたいと思います。

夜会観て見たいなぁ…

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2014年01月12日

Posted by ブクログ

【目次】
序章 穏やかな海
一、 雪を抱く海
二、 孤船
三、 崖
四、 親展
五、 爪
六、 霧の橋
七、 献灯
八、 影人形
九、 人さらいの海
十、 彫
十一、 此岸
就床 海嘯

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

中島みゆき氏の舞台『夜会』をベースにした長編叙情詩。
あるホテルのオーナーの義娘は、自分の本当の両親が旅館を経営していて、悪意ある者の陰謀で乗っ取られ、死に追いやられたと知ります。
彼女の長い復讐と、それを見守る海。
筆者独特の美しい言葉遣いで語られる不思議な物語です。

『人を 最後に裁くのは 人では ありません』
という梁医師の言葉が好きです。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

散文詩。というジャンル設定ですが、小説として読めます。起承転結がハッキリしているので安心して読めますよ。

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2009年10月04日

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