【感想・ネタバレ】スピリットサークル(5)のレビュー

『惑星のさみだれ』水上悟志先生 作品!
主人公・桶屋 風太が"過去生"(いわゆる前世)において、彼と因縁のある石神 鉱子によって、自分の"過去生"をみにいく物語です!

とにかく、読者の心をギューっとわしづかみにするような展開やセリフ回しがたくさんあります!
また、一つ一つの過去生に、非常にドラマチックな物語が存在していて、毎回、終盤には、感動して泣きそうになってしまいます。
さらに、過去生を見ていくことで、少しずつ明かされていく、風太と鉱子の因縁も、とても気になってしまい、読む手を止めることができません!

結末も素晴らしく、ぜひ全6巻、通して一気に読んでいただきたい作品です!

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

全ての根元、フルトゥナ篇。
ひーなるほどなるほど。
「霊体が当たり前の世界観」の場合の生死って言うのは、自分もよく考えることなので、フルトゥナのことも理解出来るというか。
対して風子篇は、フルトゥナが過小評価してるって娘てゃ、実は重要なのかも知れない。
やー、おもしろいなぁ。

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2015年08月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

この巻、内容が濃すぎる……めちゃくちゃ面白かった!
第七章ではパラレルワールドの風太=風子が可愛かった。モテそう。急に出現した宇宙人たちの独自の言語も、よく見たらちゃんと解読できて面白かった。この宇宙人たちが風太と鉱子の転生体だったら面白いな。

風太とのデートを楽しむ鉱子も可愛かった。前世を昨日見たと言っていたが、風太と同じタイミングで鉱子も過去生を見てるんだっけ? それとも風太の第七章の話を聞いて気になった鉱子が前世を見に行ったのかな。

ついに全ての始まりのフルトゥナの過去生が描かれた。
フルトゥナは傲慢なやつだったけど、彼も最初は誰かを救いたいという思いから始まったのか……正直憎めない。

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2023年01月01日

Posted by ブクログ

「風子」はびっくり面白かった。あの宇宙人はなんなのだ。伏字気になってじっくり見ちゃうじゃないか!うーん、当時の自分としては一生平和で何も起こっていなくても、外から覗くことで実は何かあったことがわかるとか、つながってたりとか、そういうのなんか…いいっすね!謎の報われた感がある。
そしていよいよの「フルトゥナ」…。意外とイーストがすごい重要な関わり方でびっくり。フルトゥナに関してはコーコよりイーストの方がカギ…のような…今のところは…。
しかし現世、風太頭良くなくてほんとよかったね…。

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2015年09月04日

Posted by ブクログ

風太の前からスピリットサークルを持って逃亡したルン
ここ最近の過去生に強い影響を受け続ける風太の様子を見れば当然の行いなのだけど……
そうすると風太はラファルが感じた悔いに向き合うしか無くなってしまう。序盤の中学生らしい中学生だった風太の姿はそこに無く、有るのは自分の決断を正しいと信じられない学者の姿

そこで鉱子は良いアシストをしたね。いや、本人はアシストのつもりはなかったのだろうけど
風太としての人格でラファルの過去生を見直した。それはこれまでも過去生の誰もなし得なかった希望の見つけ方だね

そうして、因縁を終わらせるために過去生を見続けると決めたのだけど、飛び込んだのはとんでもない過去生だったね!?

第七章風子
これって一体何だったのさ!?「風子」だけ他の章より極端に短いし因縁めいたことも起こらないし、何故か性転換しているし!一瞬「あれ?打ち切りが決まって短くしたのかな?」とか思っちゃったじゃないか!
登場する宇宙人も意味判らないし、謎言語喋ってたのが途中から普通の日本語(関西訛り混じり)喋り出すし、虫取り網も渡されるし。
どう見てもギャグにしか思えないんだけど、この作者の場合ギャグにしか見えないシーンに伏線を貼ってる可能性があるから油断できないんだよなぁ……

そんな意味判らない話の中で唯一明確に救いだと言える描写
あのロボが現れたシーンには心が震えた


そして始まる第一章フルトゥナ
全ての因縁の始まりに相応しく、フルトゥナの性格は非常に破滅的
自分は天才であり、他の人間は先生を除いて全て馬鹿と考える彼は他人の価値観を理解しないばかりか、命の大切さすら理解しない
でも、人の道から外れそうになっていたけれどぎりぎり留まっていた彼を本当の意味で怪物にしてしまったのはレイの気がしてならない
禁忌の術に手を出したフルトゥナはどう考えても間違っている。けれど、間違っているからって放り出してしまうのはどうかと思うし、死の間際に再会しても「顔を見たかっただけ」としか言わなかった
これらの行為がフルトゥナの螺子を外してしまったように思えてならない。
ただ、螺子が外れただけなら怪物には至らなかった。そんな彼を本当の意味で壊してしまったのはイーストを「助ける」ため……

因縁は描かれた。次は二人の対立が決定的となった局面か…


そういえば、フルトゥナが以前言っていたレイから学ぶものはもう無いから会うことはないってのはどういう意味なのかね。
やはりレイがフルトゥナを否定したというのが大きいのだろうか。そうなると風太が第二章から過去生を体験し始めたというのは、重要な意味を持ってくるのだろうか?

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2015年09月04日

Posted by ブクログ

七つの過去生を体験せよ!
といういま一番オススメなマンガ。
SF度高くなってきてさらに楽しくなってきた。
過去生と言いながら未来だったり同時代の別の可能性だったりして素敵。
5巻でついに最後の過去生が始まりました。

これ、過去生ひと通り終わっても続きがありそうな気配がしてきたけど、続いてくれるといいなー。

我源氷山の次元境界面が云々いいだす中2なとこも好き。

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2015年09月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

フルトゥナは逆に納得の展開で、この先どんな大逆転を見せてくれるのか楽しみ。水上さんならやってくれる。

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2015年10月24日

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