【感想・ネタバレ】なかよし小鳩組のレビュー

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Posted by ブクログ 2022年02月02日

ユニバーサル広告社シリーズ2作目。
またまた妙な仕事ばかり舞い込んでくるユニバーサル広告社、面白かった。

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Posted by ブクログ 2018年10月30日

やっぱり荻原浩だいすき!!!

オロロ畑ではいまいち入りきらなかった、ユニバーサル広告社の魅力にどっぷりはまってしまいました。
だめ社長石田とパンク村崎と強かな猪熊と、だめだめ親父の杉山!
この杉山さんが泣かせるのです。もうだめ。泣く。
だめ親父だけど、早苗に対する愛は本物でね。
ケチャップを混ぜた...続きを読むだけのケチャップライスを忘れないよって言ったり、もう泣けるんだよ。

あと勝也!!!勝也が、、、
ちょっとしたことで道を外れちゃって、でも最後グッと親指立てたこと感動しちゃった

あーーー面白かった!!
荻原浩の本って、ふふって笑えるし続きが読みたいってうずうずするし、そしてなにより泣ける。
登場人物みんな愛おしいよ~すき~

2018.10.29

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Posted by ブクログ 2017年04月23日

倒産寸前の零細広告代理店に、嘘のような大仕事の話が舞い込みます。社長が小躍りしている姿は、たいてい不吉な前ぶれ。「ヤクザだったりして~♪」と相手のオフィスへ行ってみれば、これがほんとにヤクザで……というお話。主人公のバツイチでアル中のコピーライターが実に情けなく、だらしなく、だけど熱くて、ヤクザとの...続きを読むやりとりはもうたまらん。彼の娘である小学生がまた男前で。ラストはきちっと、じんわり。憎いです。前作の『オロロ畑でつかまえて』を読んでからなら、よりいっそう楽し。

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Posted by ブクログ 2016年12月14日

ユニバーサル広告社シリーズ第2段。ヤクザの小鳩組のイメージアップを図ること担ったコピーライターの杉山は何とか断ろうとするものの引き受けざるを得ない状況に陥る。コマーシャルが無理ならばと考えた杉山の秘策とは...。別れた妻の娘の早苗が家に転がり込んできちょっぴり切なさもあるが、笑いどころ満載のストーリ...続きを読むーは読んでいて全く飽きない。

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Posted by ブクログ 2015年01月22日

主人公の杉山だけでなく、出てくる人物が曲者揃いだが、可愛いところがあったり、一生懸命だったり、でもやっぱりヤクザはヤクザだったり。人間味があってよかった。元気の出る小説。
小鳩組の面々が、いい人過ぎないのがよかった。

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Posted by ブクログ 2023年11月26日

前作「オロロ畑でつかまえて」での村おこしの次は、ヤクザ小鳩組の企業イメージ戦略。相変わらずのドタバタ劇な感じだったけど、可愛らしい娘が出てきて程よくじんわり。

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Posted by ブクログ 2022年06月20日

つぶれそうなユニバーサル広告社社員杉山を中心にしたお話。
今回は小鳩組というヤクザの組の広告を請け負ったことから始まる。
別居する元妻と暮らす娘早苗もいい味出していてかわいい。
面白おかしく読める本です。

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Posted by ブクログ 2020年11月30日

ヤクザも元親父も社長も、大人は誰だって色んな過去があり、新しい何かに向かって必死に走ってる。何かわからないプライドみたいなものに後押しされながら。そんな状況を考えさせてくれて、癒してくれるのは、純粋な子供なのかなぁ…

やっぱり、荻原作品の何処か優しい作風に癒されてしまう。。。

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Posted by ブクログ 2020年04月22日

今回も楽しい作品だったけど、最後のマラソンシーンはウルッとした。元嫁や娘への想い、今までの自分の生き方への後悔、予定外に関わってしまった小鳩組の組員との繋がり。いろいろな想いが杉山の脚を前へ前へと押し出しているのだ。絶対に結婚はしたくないタイプだけれど、何だか愛着が沸いて来る。もう一冊読めるのでうれ...続きを読むしい。

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Posted by ブクログ 2019年03月18日

笑って泣ける、そんな荻原浩さんの作品が大好きです。これもまた。笑えてばかりのドタバタ劇ですが、ラストシーンはジーンとくる。早苗が可愛らしい。

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Posted by ブクログ 2017年11月06日

リアリティがありながらも思わず吹き出してしまう場面があるのがこの作者のすごいところ。そして考えさせてしまうシーンもある。ハマってしまうね。

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Posted by ブクログ 2017年10月30日

映画化された「明日の記憶」で今をときめく荻原浩の初期のユーモア作品です。
笑えます。やはり、トニー・ケンリックを思わせます。ミステリーでは無いけれど、ユーモアから入って、シリアス物に移行していくと言うのも似ていますね。こうした高品質のハチャメチャ・ユーモア物を書ける作家さんは少ないので、私としては...続きを読む非常に残念なのですが。
ただ、やはり飽きと言うのはどうしても出るもので、続けざまに読むと少々辛いものが出てきます。あと一冊「オロロ畑・・」が残っているのですが、しばらく間を置くことにしましょう。

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Posted by ブクログ 2017年07月22日

「クスッと笑える小説」で調べてヒットした作品。
その通りだった。登場人物がいちいち個性強い!
最後は爽快感あり、面白かったです!

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Posted by ブクログ 2016年10月21日

倒産寸前の広告代理店 ユニバーサル広告社 苦し紛れに社長が請け負った仕事は暴力団小鳩組のCI(コーポレートアイデンティティ)制作
暴力団と言ってもなぜか憎めない面々
しかし、なんとか仕事を断わりたいユニバーサル広告社
いやいや、今後の契約も社長と済ませていると仕事の続行要求
前作と同じでドタバタ感あ...続きを読むりです。
暴力団とのやりとりとは別ラインでコピーライター杉山の家族模様も書かれており最後は少し寂しくなりました。

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Posted by ブクログ 2016年04月17日

ユニバーサル広告社シリーズの復習。
荻原浩ファンとなるきっかけとなった作品。猪熊の背景設定だけはちょっとご都合主義っぽくて残念だが、まあ許せる範囲。

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Posted by ブクログ 2024年02月29日

 日稼ぎ広告社(倒産寸前ということ)に勤める杉山を主人公としたユーモア小説。騙されてやくざ小鳩組のイメージアップ戦略の仕事を請け負うことになる。
 仕事さえろくでもない内容なのに、杉山は酒に頼り、だらしのない生活を送っていた。将来に希望がもてない典型的なパターンとして描かれている。そこへ離婚してたま...続きを読むにしか会わない娘が転がり込んでくる。やくざの仕事をきっちりこなし断るために敢然とまともな自分に戻ろうと決意する。設定そのものがとんでもないから内容もいろいろ飛んで面白い。
 ユーモアな語り口と娘や将来の自分に対して更生していく主人公杉山の人生の悲哀が垣間見えるいい小説だった。

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Posted by ブクログ 2023年11月16日

「オロロ畑でつかまえて」の第二弾。

今回はユニバーサル広告社が、任侠の方々のお仕事を引き受けさせられてしまう。これはなんか恐い展開になるのでは...と読み始めには思えたのに、何故かコミカル。何故かほっこりで終わる。何でだ。

後半の方は、親子愛、人間愛に溢れていたなあ。
何故か、池井戸さんの「陸王...続きを読む」がチラチラと頭に浮かびましたよ。...共通項がマラソンだからか?

そして話の終わり方が、想像の余地をたくさん残しすぎだー。みんなどうなったんだろう。でもまあ、次シリーズも必ず読むだろうから、その時までのお楽しみってことにしておこうっと。

それより何より、まさかの猪熊ちゃんの正体にはびっくりしましたねー!!

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Posted by ブクログ 2022年08月27日


オロロに続くユニバーサル広告第2弾。
娘との別離まで書きたいのなら最後まで描いて欲しかった。消化不良だ~

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Posted by ブクログ 2021年11月04日

【おじさんが奮闘する姿が笑えて、爽快】

倒産寸前の小さな広告代理店にヤクザのCI(コーポレイトアイデンティティ)の仕事が舞い込んできた。なんとか断ろうとするもの引き受けざるを得なくなる。杉山をはじめ、代理店に勤めるメンバーがいろんなアイデアを持ち寄ってヤクザのCIプロジェクトに奮闘する。

...続きを読む山からすると、ヤクザのイメージアップのための仕事はなんだか気の重い仕事だ。そこに加えて、離婚した妻や離れて暮らしている娘が難しくなっていて、公私共になんだかなぁという生活である。

でも、これじゃだめだと思い立ち、仕事にいろんな角度から取り組み、私生活も変えようと奮闘していて、読むと前向きになれるのかなあと思う。

ここまで書くと、なんか暗く重い印象を受けるかもしれないけれどそんなことはなく、ユーモアがあって笑えるところがたくさんある。登場人物のキャラクターもたっていて面白い。そして読む人によっては、ちょっと涙腺がゆるむところがあるかも。

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Posted by ブクログ 2021年09月16日

登場人物のやりとりや、登場人物の台詞と地の文の繋がりがとても面白く、テンポもよくて読んでいて気持ちよかったです。続きが気になる...。

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Posted by ブクログ 2020年11月21日

大人気作家の荻原浩さん。
が、自分にとっては、多分これが2冊目?だった気がする。

倒産寸前のユニバーサル広告社に、暴力団小鳩組がなぜかCIの制作を依頼してくる。
頼りにならない石井社長のもと、翻弄されるコピーライター、杉山。
ユニバーサルの面々も曲者ぞろいだが、小鳩組の方もすごい。
何とか逃げよう...続きを読むとする広告社の面々と、手放さじとする小鳩組との間で繰り広げられるスラップスティックが、面白くないはずがない。

一方、杉山の私生活はなかなかほろ苦い。
アルコールの力に依存し、その結果、家庭を壊した。
娘の早苗はマイペースな子どもらしい子ども。
「もっちロンドンパリ」の口癖がこっちにもうつりそう。
が、彼女は新しい父になじめない。
杉山のもとに預けられたのは、元妻に病が見つかったからで。
まさかマラソンが終わらないうちに幕切れとは思わなかったが…。
娘の前で、マラソンで頑張る姿を見せたいと思う杉山がいじらしくなってくる。

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Posted by ブクログ 2019年08月17日

面白かった。単純にエンタメ小説として楽しめる。どのキャラも個性豊かで、人として活き活きとしてる。いろんな困難に際した時のそれぞれの反応が人間臭くていい。フィクションなんだけど、フィクションとしてリアル。というか、荻原浩の中でリアル。自分の世界観として完成されている作家さんなので、期待を裏切らないなあ...続きを読む。ヤクザもあくまでエンタメのなかのヤクザって感じで、きな臭くなくていい。誰も彼も、結局は人間なんだ。

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Posted by ブクログ 2018年10月02日

最初はちょっと進まなかったけど、主人公が腹を括った辺りからはすらすら読めた。中身のイカツイピーちゃんが可愛い。
このシリーズは逆行して読んでるけど、勝也のこと、書いてあったかな。

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Posted by ブクログ 2018年06月14日

倒産寸前の零細代理店・ユニバーサル広告社に大仕事が舞いこんだ。ところが、その中身はヤクザ小鳩組のイメージアップ戦略、というとんでもない代物。担当するハメになった、アル中でバツイチのコピーライター杉山のもとには、さらに別居中の娘まで転がりこんでくる。社の未来と父親としての意地を賭けて、杉山は走りだすが...続きを読むー。

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Posted by ブクログ 2016年12月16日

倒産寸前の広告制作会社がヤクザの仕事を請け負うことになりてんやわんやな話。
脇役を個性的にするあまり度が過ぎていて現実味がないが、まぁ物語なのでアリ。
仕事の話が中心ではありつつも、離婚した元妻が乳がんだったり、元妻と暮らしている娘を預かることになったりなど主人公にとっては大きな事件も絡んでくる。
...続きを読むそれらをうまく料理して最後は仕事もプライベートも爽やかに終わらせるところがうまいと思う。
でも、物語の世界だったとしてもこんな会社で絶対働きたくない。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2016年12月15日

ユーモア作家と言われるだけのことは有り
読んでいてクスリと笑える。

つぶれかけた広告代理店が○クザの広報に携わる話だが、この作家が手がけると○クザも人間らしく描かれて何だか距離が縮まる気がするが・・・
最後はちょこっとリアル。

別れた奥さんの元で暮らす天真爛漫な娘の早苗や実は○クザの組長の娘だっ...続きを読むたアルバイトの女の子等々個性的な人達がまたクスリと笑いを誘う。

映画にも出来そう。

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Posted by ブクログ 2016年07月08日

オロロ畑で捕まえての第二弾。今回は断然面白くなっている。笑いと涙がある物語に、人・生活編あるあるを加えた書き口が良かった。

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Posted by ブクログ 2015年11月29日

花のさくら通り→オロロ畑→小鳩組の順で読みました。

結構前に書かれた話のようですが、そこまで時代のギャップは感じませんでした。
終わり方がうやむやなのが残念でした。
結局どうなったんだろう…
さくら通りでユニバーサル広告社が普通に存在してたので、無事に契約が切れたんだろうけど…

荻原作品は好きな...続きを読むのが多いですが、読み終わりはイマイチでした。

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Posted by ブクログ 2015年10月20日

あらすじ(背表紙より)
倒産寸前の零細代理店・ユニバーサル広告社に大仕事が舞いこんだ。ところが、その中身はヤクザ小鳩組のイメージアップ戦略、というとんでもない代物。担当するハメになった、アル中でバツイチのコピーライター杉山のもとには、さらに別居中の娘まで転がりこんでくる。社の未来と父親としての意地を...続きを読む賭けて、杉山は走りだすが―。気持ちよく笑えて泣ける、痛快ユーモア小説。

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Posted by ブクログ 2015年03月03日

「オロロ畑でつかまえて」でもとんでもない仕事をとって
しまったユニバーサル広告社。
今度のクライアントは極道...。とはいえ前面に立って鋭く
圧力をかけてくるのは元左翼の爆弾魔。
同時にいかにも、という若頭もからんで来てさあ大変。

読んでいてどうしても「唐獅子株式会社」(小林信彦)を
思い出しまし...続きを読むた。
これに比べると組側の描き方が通り一遍な感じです。
比べちゃいけないか。
あと、組側の面々が描き分けていないので混乱します。

むしろ面白いのは、普段離れて暮らす娘・早苗。
こちらは通俗的な少女の描き方ではない。かなり可愛い。
サッカーチームのエースストライカー(もちろん男子の
チームで)で、浦和レッズの大ファン。夢はオカノとの
2トップ!
彼女の台詞はイキイキしています。
荻原さん、お嬢さんいるのかな?
ずっと一緒に暮らせたらいいのに、と思わせるほどこの
父娘は名コンビ。

この別サイドストーリーがあったので、好印象で終わる
ことが出来ました。でもやっぱり、荻原さんはうまいわ。

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