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Posted by ブクログ
最近は、よほどのことがない限り新刊本って買わなくなってしまったんですが(金銭的な理由で)、この本は書店で見つけて即買いです。
瀬戸内寂聴とホリエモンの対談という、切れ味抜群な組み合わせ。
しかも「死」がテーマということで、いったいどんな話が聞けるのかと興味津々です。
冒頭で両者がそれぞれの死に対する考え方を語るのですが、あとがきでホリエモンが書いているように、
死ぬってどういうこと?
=生きるってどういうこと?
どう死にたいかと考えることは、どう生きたいかと考えることに行き着くのだと思います。
しかしこの二人、決して軸はブレないのに柔軟。
時々タブーにも踏み込んで、読んでるこちらがハラハラするような場面もあるのですが、本人たちは気にする素振りすらなく(笑)
トークのリズムも軽快で、知的好奇心も満たしてくれる非常に美味しい一冊です。
Posted by ブクログ
お二方の、みんなそうしてるから、今までそうだったからにとらわれない自由な考え方にどっぷり漬かれてスカッとしました。また、自分の目で見て評価することの大切さを知りました。自分で実際に確かめもせずに、簡単に信じ込んで閉まってることのいかに多いことか。いや、ほぼ、それ。。
Posted by ブクログ
あんまりにも意外なお二人の対談。
意外性に興味を持ち手に取る。
しかもテーマが「死」
寂聴さんはわかるけど、、、、
ホリエモンと「死」って全く持ってつながらない。
と思っていたら、
意外にびっくり
とても繊細な人でした。
「死ぬのが恐い」
子供の頃から、今も。
死を恐れているからこそ
生に執着できる。
「死」だけでなく、
原発、戦争、景気、、、、、
意見が一致するときもあれば
真っ向から反対の時もある
お互いがお互いを尊重しているからこそ、ああどっちも一理あるなぁーとうなってしまう。
ホリエモンのほうが根拠、理論が明確で納得せざるおえない。説得力が段違いに感じてしまった。
寂聴さんの人間力のようなものは、文章だとどうもぼやけてしまった。生で聞いたらもしかしたら少し印象が違うのかもしれない。
2014年
kadokawa
Posted by ブクログ
今から3年は前の対談なので、少しまた感覚も違った。1年のスピード感がここ数年でまた速まっている。これからの時代でどう生きるかについて考える参考になる。本音で語られているから、すっと入ってきてあっという間に読めた。
Posted by ブクログ
寂聴さんとホリエモンの異色の対談。
死ぬってどういうことですか?は生きるってどういうことですか?と同意。
寂聴さんの「先にあの世にいったひとたちが歓迎パーティーひらいてくれると考えてる、誰に最初に声かけようか迷ってる」
という発言が痛快。
こういう年のとりかたできたらいいな。
Posted by ブクログ
堀江さんのあとがきが一番印象に残った。確かに、羨ましい歳の重ね方。周りに人がいて、バリバリ仕事して、ごはんを美味しく食べて、みんなにご馳走して、下ネタも悪口も言って、、、最高ですね。
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お互い言いたいことを正直に言っているのが好印象。
戦争や原発など意見が食い違っている所ほど現実的な問題点が良く見えて考えさせられる。
先進国は人間コストが高いので戦争はしたがらないという堀江氏の説は結構納得できる。
実際地球上で争いのため多くの人が死んでいる国では人命が二束三文に扱われている。
原発に関しては意見は全く違うが二人とも技術者が減っていることを危惧している。
どっちにしても耐用年数の来た原発は廃炉にしなければいけないので、その技術を高めることは一番重要な事だと思う。
Posted by ブクログ
対談ではなく対論だそうだが、面白く、対座する二人のそばで聞いているような臨場感あり、サクサクと読み終えた。
ホリエモンの舌鋒に、寂聴さんが押されているように見える。しかし、実際は、寂聴三蔵法師の手のひらで踊らされているホリエモン孫悟空だったりして!
Posted by ブクログ
ホリエモンも寂聴さんもあくが強くて癖があって反発を覚えることも少なくないけれど、やはり気になる存在。
そのお二人の対論(対談ではないらしい)というからには是非とも読んでみないと!
うん、とっても面白かった。
堀江さんは当然と言えば当然であるが非常に頭にいい人である。しかしながら小難しいことを言わないのがいい。
漫画からの知識を平然と披露したり、案外と素直に相手の言う事を認めたり。
それと寂聴さん、とっても御歳90歳を超えているとは思えない!
記憶力の素晴らしさはさることながら、幅広い知識と新しい物事を取り入れようとする柔軟性に驚かされる。
それに、90歳を超えた人が京都―東京間を日帰り往復ってあり得ないよね・・・。
一番印象に残ったのは寂聴さんが繰り返し述べた戦争の怖さについてのこと。
今の日本はどうも戦争に向かおうとしているということを堀江さんに説き、どんな些細なことも注意を払わなければならないとおっしゃったこと。
堀江さんは終戦はついこないだのことなのに、と言っていたがこれもアラフォー世代までなのかなと。
それ以下の世代になると終戦なんて遠い過去なんだろうな。
戦争の怖さを伝えることが昭和生まれ世代に残された使命なのかもしれない。
タイトルは「死ぬってどういうことですか?」だけれども、死生観にかぎらず子育て、仕事、政治、原発など多岐に渡るトピックについて討論されていて楽しめた。
読んで損はない。
Posted by ブクログ
本当に面白い組み合わせの対論だと思う。あとがきでホリエモンも書いてたが、好き勝手言い合ってるけど噛み合っているから、互いのキャラが引き立ちとても二人が魅力的に感じた。
Posted by ブクログ
凄く自然な対談で良かった◎戦争と原発に関してのお二人の食い違い度合いが凄かったけど、総じて似ている印象。私は全般的にはホリエモン寄り。出産については、寂聴さんに共感。因みに寂聴さんはお目に掛かる機会なくその機会を探しもしなかったのですが、堀江氏は一度生講演行きました❣
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原発や憲法改正など時事問題について論じていて死についてはほとんど語られず、これは表題詐欺かと。相当な恨みがあるのかホリエモンは検察の恐ろしさを力説していた。
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瀬戸内寂聴と堀江貴文の対談もの。ちょうど50歳離れた二人は、年齢以前に、興味の対象も思想も驚くほどの違いがある。読んでいてもかみ合ってない場面が多々ある。にもかかわらず対談が成立しているのは、お互いの違いや生き様を尊重し論破しようとしていないからだ。すがすがしい。
Posted by ブクログ
本書は堀江氏と瀬戸内氏の異色の対談内容。
本のタイトルに、”死”とあるが、中身は死とは違った方面の対談が主のような気がする。
戦争や子育て、経済などいわゆる世間一般の意見とは真逆の視点から切り込んでいて、ちょっと、堀江氏と私の意見で合致する点が、ちょこちょこありました。
Posted by ブクログ
死にたい、消えたい(現在、メンタルの治療中)と毎日喚いている人間が瀬戸内寂聴とホリエモンこと堀江貴文という個性的な2人の死生観というものを目の当たりにし、刺激を与えられた。他人の死生観を聞くのが好きなので、読んでいて非常に楽しかった。対照的な性格、そして思考。良い意味で対談のスパイスになっており、クスッと笑ってしまう。命あるものいずれ、終わりはくる。『死』というものに怯えていては生活は出来ないので、気楽に生きるしかないのかもしれない。