【感想・ネタバレ】仕事道楽 新版 スタジオジブリの現場のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

鈴木敏夫著「仕事道楽」(岩波新書)より

宮崎駿監督の映画作りの三つの原則
・面白いこと
・作るに値すること
・儲かること

でも、「トトロ」の時だけは儲からなくても良い、と思ったそうです。
なので「ナウシカ」や「カリオストロ」などの様にトトロが最初から出ずっぱりで大活躍する。といったサービス精神からのプレッシャーより開放されたそうです。

なぜか?
それは、高畑監督の『火垂るの墓』と同時上映なので気が楽だったから。なのだそうです。

一方、二本の映画は大絶賛を浴びたものの興行成績は決して良くなかったそうです。

しかし「トトロ」は日テレの金曜ロードショーにて大人気を得ます。

そして、映画封切り2年後くらいに思わぬ副産物の”ぬいぐるみ”がジブリを潤してくれたのだそうです。



ところで、宮崎監督は『もののけ姫』では自分の得意技をすべて封じたそうです。

それは何でしょうか?

…の様な「!」が、この本には沢山盛り込まれてて面白いです。

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2014年06月26日

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