【感想・ネタバレ】「昔はワルだった」と自慢するバカのレビュー

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Posted by ブクログ

著者の本ではまとまってゐるほう
 意外と論理的に書いてあって、なるほどと思った。最後のあとがきで、実は著者自身も悪者俗物なのではないかと思はせる。
 しかしこの本に怒ってゐるのは、金井美恵子の文章教室と同様に、バカや俗物だと分類されて不愉快になった人物ではないだらうか。
 私も一種の文学俗物、知的俗物かもしれない。

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2023年03月09日

Posted by ブクログ

小谷野氏のエッセイで、自分がした悪いことを自慢気に話す者の話から、悪とは何かという問いへ漂うように論が進む。著者の他の著作に書かれたエピソードも出てきて既視感を感じるときもあるが、個人的には後半の俗物論が独特の視点で面白かった。

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2016年04月27日

Posted by ブクログ

ちと中島義道先生に用があって小谷野先生のご見解をたまわる。話はまとまりがなくて荒れてる感じ。



「私はここ数年、何とかして、こういう、権謀術数を弄して権力の座に就く、というような「悪人」になりたいと思ってきた。……温顔と冷酷を使い分け、心にもないことを言い、懐柔と恫喝をもって、のし上がっていく、ああそういう人間に、私はなりたい、なりたいのである……どうすればそういう本当の悪人になれるのであろうか」。無理じゃないっすかね。

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2021年01月05日

Posted by ブクログ

作者ががっつり文学者で、飲み屋で一杯やりながら教えてくれる感じ。

はっきり意見を言う人で、嫌われそうだけど、好かれそう。

どうしても作者に目がいっちゃう。

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2011年12月20日

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