【感想・ネタバレ】クズがみるみるそれなりになる「カマタリさん式」モテ入門のレビュー

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陰キャの逆転劇

カマタリさんの「ですナ」という古風な語尾が可愛い。
あと「アハン」「フフン」とか、会話に必ず嘲笑入れてくるのもツボです。
主人公のツッコミ能力も秀逸で、パンクやオタネタを交えた会話劇はかなり面白い。
あと士郎正宗ネタも時々。

#笑える

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2022年09月29日

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石川さん渾身のラブコメですね(「コメ」がメイン)。
途中まで、『実は「信用できない語り手」型のストーリィで、主人公は最後カマタリさんの方に行くのでは……』と思わないでもなかったですが、3分の2くらいまで行ったところで、それはないなと分かりました。
含みのあるラストになっていますが、続巻がないのが残念です。

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2021年04月01日

購入済み

続きを読みたくてたまらない。

具体的な描写がないのにカップルになるのがとても自然に思える。恐るべき筆力を感じた。

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2014年09月07日

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ネタバレ

「このラノ2013」で29位にランクイン。全くのノーマークだったので読んでみましたです。

これはちょっと好みは分かれそうだけど、良かった!

主人公のもとに27世紀からやってきた少女カタマリさん。
曰く、その時代の日本は大変なことになっていて、それを阻止するためにきっかけとなった三姉妹を攻略しよう!という話。

最初にセーブポイントを作って、主人公が失敗するたびに
「デデーン」「アウトー」
とやり直し。
とまあそんな感じでグダグダと三姉妹との距離を縮めていく話です。

主人公の自虐的な一人称形式で進む、独特で軽快な地の文が読んでいて楽しい。
最初はドタバタラブコメっぽい匂いがするけど、中盤以降は結構ガチで恋愛してましたね。主人公がいつのまにか三姉妹の一人を本気で好きになっちゃって、それを自覚する過程が初々しくて良いです。そういう気持ちに慣れていない主人公が、いつも通りのクズっぽい発言で誤魔化そうとするんだけど、誤魔化しきれてない感じが、読んでいてニヤニヤできます。

ただ、最後まで読んで思い返してみると、三姉妹は要らなかったかなと……最後にくっつく一人だけで十分だったんじゃないかと思います。

いい恋愛小説でした。

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2012年11月24日

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ネタバレ

「中野太一さん,キング・オブ・クズであるあなたに,
曽我野三姉妹を攻略して欲しいのでシテ」

屋上でサッカーしてたらそんな声を掛けられて
クズな少年が学校No.1の美少女と恋愛を?
そんな話.

2655年という未来からやってきたカマタリさん.
彼女がこの時代に存在するために時空の狭間に幽閉(?)された山背くんが
一番不憫だと思うんだよね.
底辺な太一くんが髪型や衣装に気を遣い美少女を攻略,
つまり恋愛関係に持っていこうとするんだけど基本が底辺だから….

まぁ,僕が言えるのは著者さんは
「絶対に笑っていはいけない〇〇」が好きだということだね.
デデーン 「アウトー」

面白かったよ.

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2012年04月12日

Posted by ブクログ

くっそ面白い。とよ田みのる『友達100人できるかな』の恋愛版といった趣向で、未来人に指定された美少女三姉妹を落とすまでAB間リピートを続ける。ギャグ笑えるし、オチまでが綺麗。続編いつですか?

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2012年01月15日

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正確には星3.5くらい、だが楽しく読めた。意外に感じるほど真っ当なラブコメだった。

ただ少々タイトル詐欺と言えなくもない。作中でも主人公は「キング・オブ・クズ」だの「暗くてクサくて画的にキツイ3K生物」だの散々な言われようだ。しかし選択肢を間違いフラグ立てに失敗すると直前のセーブまで強制巻き戻しという反則ワザがあるにせよ、フラグどころか重要イベントすら発生させられないダメ男では決してない。少なくとも学園ナンバーワン美少女なヒロイン等から好意を抱かれる程度には基本スペックは結構高かったりする。

その辺りは上手く処理してあって「なんだよただのリア充(予備軍)じゃねーか」と鼻に付くことはない。なんだかんだ言っても主人公は前向きなやつだし彼に任務を依頼する未来人のカマタリさんも可愛い。その二人のコントめいたやり取りは読みすすめる推進力にもなっているし。いくら基本スペックが高くとも誰かを好きになりその気持ちを相手に伝えるためには時に自分を変える努力は必要だよね、と。

…なんだ、要は『ドラえもん』ではないか。
余談だがずっと「カタマリさん」だと思ってました、ごめん。

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2015年07月09日

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ギャグが最高に面白かった。しかしこれは絶対にラノベのメインストリームにはなれないなという作品。でも作者さんにはこのスタイルを貫いてほしい。
野崎まどさんの作品に慣らされ過ぎて最後に大きな仕掛けが炸裂するかと勘ぐりながら読んだが、案外普通な着地点だったのは残念。もう少し最後まで遊んでも良かったかなと思った。続刊が望み薄なのも悲しいです。

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2013年08月22日

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前半は非常に馬鹿馬鹿しく進行するのだが、終盤になるとその皮を脱ぎ捨て、純愛物語に進化する。

突拍子もないことをする主人公に好感が持てた。著者さん、ネルリシリーズから更に腕を上げている。
良作。

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2012年09月04日

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ネタバレ

モテない君の前に現れたドラえ…もとい未来少女が、未来の日本を救うために彼に3人の姉妹との交際を無理強いするお話。

前半のパロディやドタバタも楽しいが、後半に至ってジュブナイル風味のむずがゆいラブストーリーになるあたりが実にいい。しんみりとしながら笑ってお別れ、という感じで実にいい読後感を感じながら読み終えることができた。

2に続いて欲しいような、欲しくないような、微妙な気分だ。

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2012年02月17日

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未来改変SF風ラブコメという様相。
キャラと会話が小気味よく噛み合ってて、よくできたコントを見てるように楽しく読めた。
メインキャラはもちろん、山背やロビコ・ムーピーなどサブキャラも魅力的。
しかし、クラシックパンクでもCLASH好きな人にはクズなどいないので、タイチはクズじゃない!!!!!!!!!w
続き、あるのかな……?

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2012年01月26日

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妙に細部の描写が詳しいところがあり……不思議なラノベ作品でしたねぇ…社畜死ね!!

ヽ(・ω・)/ズコー

初めて読む作家さんであり、気にはなっていたんですけれども、今日と言う日まで読むことなく来ましたね…。

プロフィールを見ると結構年取ってますね! ラノベ作家にしてみたら…遅咲きデビューといった感じでしょうか…社畜死ね!!

ヽ(・ω・)/ズコー

特異な文体の割に意外と物語は淡々としていて…まあ、そこそこ面白かったですけれどもね。デデーン!ってなんだよっていう……よく分かりもしない設定が気がかりと言えば気がかりでした…社畜死ね!!

ヽ(・ω・)/ズコー

ラストもなんとなくハッピーエンドな感じで終わりましたし、良いんじゃないでしょうか…! 著者の趣味と思われるパンクロックのバンド名が多数登場するところはまあ……個人的にはどうでもいいです(!)

さようなら…。

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2019年09月05日

Posted by ブクログ

うわっすごいクズがみるみるそれなりになった!と思ったけどよくよく考えなくてもクズってほどじゃあないな…。
B級ラノベ臭むんむんの、でっかいフォント操り出しまくり体勢からガチな恋愛ストーリーが開幕することになろうとは思わなかったので、感想としては「面白かった!」としか言えませんが、あと一言言わせてもらえるとしたら山背くんを返せってことかな。

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2015年10月18日

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