「この川で暇をつぶすだけの青春があってもええんちゃうんか」―。イケメン眼鏡・内海くんとちょっと残念系男子・瀬戸くん。タイプの違う二人の男子高校生が放課後の河原でひたすらだべるだけの日常マンガ。
このマンガの何がすごいかって、大きなドラマが何一つないことだ。女子へのメールの文面や、ネクタイの結び方、ムカつく先輩への愚痴などなどをテーマに語り合うだけで、彼らの時間は過ぎてゆく。まさに「リアル」!
特に部活に打ち込んだ思い出もなければ、恋愛に熱をあげた覚えもない私の中高生時代でも、日常を彩っていたのは、友達との会話や、ほの淡い恋慕だけだった。(卒業前にどうしても欲しくて、大好きだった生物の先生の白衣をもらいに実験室を訪れたこと、皆覚えてくれているだろうか?)
『セトウツミ』で描かれる夕暮れの風景はモノクロなのに、目に痛いくらい鮮やかだ。放課後の河原に心が飛んでゆく。
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絵しりとり
さかな!で もう笑う。
全巻巡って絵しりとりA面B面が一番好き。B面からまたA面に戻って笑う。
アンジャッシュ好きな人は間違いなくハマると思う。
読み返す用のログとしてレビュー。
Posted by ブクログ
前巻はちょっと中だるみしてきたかなと思ったが、初っ端から内海のツッコミがキレッキレで不覚にも屋外なのに声を出して笑ってしまった。
いやまあ、これを屋外で読もうと思った自分が悪いんだが。
なお、前巻で訳ありっぽいフリがあった内海の家庭環境には一切触れられていない。
その辺も含め、緊張と緩和の使い分けが絶妙すぎる。
すれ違いコント再び
絵しりとりが凄くおもしろかったなぁ
トランプの心理戦の時みたいな
すれ違いコント!作者の才能に感服した
さぁ後二巻で完結ですがどうもっていくのか見物です
セトとウツミのあの絶妙な間と掛け合いが最高です。やっぱりアンジャッシュのようなすれ違いネタは面白いですね。ウツミが生き生きしている姿を見るとこちらも嬉しくなります。