「この川で暇をつぶすだけの青春があってもええんちゃうんか」―。イケメン眼鏡・内海くんとちょっと残念系男子・瀬戸くん。タイプの違う二人の男子高校生が放課後の河原でひたすらだべるだけの日常マンガ。
このマンガの何がすごいかって、大きなドラマが何一つないことだ。女子へのメールの文面や、ネクタイの結び方、ムカつく先輩への愚痴などなどをテーマに語り合うだけで、彼らの時間は過ぎてゆく。まさに「リアル」!
特に部活に打ち込んだ思い出もなければ、恋愛に熱をあげた覚えもない私の中高生時代でも、日常を彩っていたのは、友達との会話や、ほの淡い恋慕だけだった。(卒業前にどうしても欲しくて、大好きだった生物の先生の白衣をもらいに実験室を訪れたこと、皆覚えてくれているだろうか?)
『セトウツミ』で描かれる夕暮れの風景はモノクロなのに、目に痛いくらい鮮やかだ。放課後の河原に心が飛んでゆく。
感情タグBEST3
匿名
ハツ美ちゃんがいい味出している
河原でただはなしているだけなのに、3巻目も切れ味鋭く飽きがきません。
今巻では、新キャラのハツ美ちゃんが登場してこれもまたいい味を出しています。
新ヒロイン登場!!
3巻にして新キャラ
しかもヒロイン!ハツ美ちゃん
樫村さんとの共演もみたい
それに徐々に内海の内面が
明らかになってきて新たな問題も…
これからが楽しみすぎて
どんな変化球が飛んでくるか!?
想像するだけで楽しすぎる作品
語彙力の引き出しの多さに感心です。ハツ美ちゃんが出てきてより面白くなってきました。やっぱりセト目線とウツミ目線と両方見ることができる話は抜群に面白いです。
恋愛要素も
内海のバックストーリーが徐々に明かされていきますね。
それぞれを好きな女の子も積極的に動いてるようです。
個人的には恋愛よりも友達同士のストーリーが好きですけど、学生生活に異性の存在はつきものですからね。
Posted by ブクログ
相変わらず変。相変わらずどうということは起こらない。
(今回はまだいろいろあった方だけどw)
このテンションとテンポいいなぁ〜。
「映画化決定!」という衝撃のコピーが帯にあったけど、
この雰囲気がどう再現されるのか、とても気になります。
Posted by ブクログ
このまま漫才でやっても受けるちゃうかなぁと思う。相変わらずの会話のうまさ。小説読みたい。
ラスト250歩かかるところを100歩で行けると言い張って、歌舞伎のような大股でやってきたけど少しとどかない。「どこをゴールとみなすかやけどなぁ」
「おでんで喩えるのやめてくれけん?ややこしいわ」
「なんか・・・難しいフランス映画観た後みたいな顔してはります。」
「前はだいぶはしょったから今回はディレクターズエディションでお届けするわ。」
「もうちょっとゆっくり話し合ったらええんちゃうんかい!」
「今更元のテンポには戻られへんやろがい!」
「気まずくなって辞めたバイトかなんかの話かい!」
「"店舗"ちゃうねんテンポの話しとんねん!」
「DVDプレーヤーのトレイオープン押してからディスク出てくるまで待つために出した手みたいな感じでか・・・」
Posted by ブクログ
3巻も大変おもしろかった!
今回は結構ゾッとする話もあった…びっくりした…。なによりビックリしたのは映画化だけど。すんのか。マジか。すごいな。アニメにしろ実写にしろキャストは関西出身の人でお願いします。向井康二くんとか瀬戸にどうでしょう。そして樫山さんはあざと可愛い子でお願いします。
瀬戸のどうしようもないアホさ、内海の鋭いツッコミ…楽しいなぁ。推せるなぁ。