感情タグBEST3
ロマンス
面白かった。ワイン対決の合間に別のストーリが織り込まれているのですね。今回はロマンス。時間を経た、大人の愛に心が高鳴りました。
Posted by ブクログ
『神の雫』2
・ある2本のワインに秘められた「神様の悪戯」と呼ばれるワインの逸話を、割ってしまったワインをめぐる物語に織り込んでいて見事。
・真剣さと無邪気さを兼ね備える若々しい神咲の生活と、天才と狂気の紙一重でシリアスな遠峰の生活をかき分けていて、世界観の違いが物語に奥行きをもたらしている。
・子供の頃からテイスティングをしていたモデルや、変態的ワイン愛好家の社員などを登場させることで、引き込まれていく。またワインの奥深さが伝わってくる。
・気になるワイン
ルー・オー・メドック・ド・ジスクール
奥が深い
一つの事を極めるの大変な努力もいるし、それを上回る才能もあわせ持つ人もいる。経験を積まないと得られないものも多いし。若いうちは沢山飲んで勉強すると良いと言うのはこういう事なのかな。ワインの知識があると無いとでは、話の進み方も違うと聞くし。ものすごく情報量の多い漫画で疲れる。けど、読んでいきたい。
Posted by ブクログ
借りたもの。
前巻の続き、”神様”の代わりが”神様の悪戯”という、粋な謎かけから始まる。
ワインのエピソードと人生が準えられ、年月をかけて熟成された情愛という形にもなっていた。
遠峰との対決では彼に軍配が上がったが、一般的に伝わるワインの蘊蓄とイメージよりも、そこに己の人生を見出す方に価値がある――
遺言というものが、故人の人生観、さらには遺族への思いであるなら、もう既に神咲雫に軍配が上がっているようなものなのでは……
神咲雫がそれを理解するため、研ぎ澄ますために遣わされた洗礼者ヨハネが遠峰、という事かも知れない。
フランスワイン対イタリアワイン対決とは興味深い。
そして今のところ憎まれ役?の怪人・本間はワイン=フランスという見方に対する反面教師。
Posted by ブクログ
或る種の人々に絶大な人気?というか読者層に本職もウヨウヨいるらしい・・(テキトー)というこの本。
ワイン好きにはオススメだす(笑)
ただ、間違いなく長期戦(※しばらく連載が終わりそうにないの意)の様相を呈しているため、単行本を買う場合それなりの覚悟が必要(ワンポイント?)
これを読んで、今までよく分かっていなかったワインの格付け、ボルドーとブルゴーニュ、そしてその他のワイン産地の基本などを理解することができましたv
ワインへのきっかけ作りには最適です。
Posted by ブクログ
テント生活をしている土肥(どい)ロベールという男の謎に見事答えを導いた雫は、アンリ・ジャイエのクロ・パラントゥの代わりとなるワインを手に入れます。レストランのオーナーである美島社長と、彼の客としてやってきたアンヌの絆をつなぐことになります。
さらに、神咲の邸宅をかけて遠峰との最初の勝負がおこなわれます。後半は、大洋ビールの宣伝に起用されたモデルのセーラの前で雫が神業を披露します。
ワイン事業部にはアクの強いキャラクターがそろっていて、彼らが今後のストーリーの中でどういう姿を見せてくれるのか楽しみです。