【感想・ネタバレ】奪還の日 - 刑事の挑戦・一之瀬拓真のレビュー

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たいした事件じゃなかったはずなのに、ここまで大きくなるとは。

福島で強盗殺人犯を逮捕したということで、犯人を護送するために福島入りする一之瀬達。

しかし、犯人護送中に襲われ、犯人に逃げられます。

同期コンビが見れたのは嬉しいですね。

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2023年03月08日

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刑事である主人公の感情が細かく描写されていて自分以外の感じ方を学べました。
登場人物に素敵な方が多いです。警察官って素敵。

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2021年01月17日

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一ノ瀬君も立派になったもんだ。
無駄な力みが抜けているし、中途半端な遠慮も減ってきた。
やっぱり後輩ができると変わるのかな。
事件捜査の流れもスリリングで、お決まりの警視庁と他県警問題が捜査の足を引っ張る構図が無かったのも良い。

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2019年10月20日

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ネタバレ

 あちこちに移動はしているけれど、どちらかというと平板な感じがする。けれど、それが日常であり、この小説の狙いのような。
 

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2019年02月20日

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夫婦にはそれぞれの物語がある。
島田と美羽。
城田と由布子。
一ノ瀬と深雪。

ただの刑事物ではない。
心の奥底に響く何かがある。

読後考えさせられる~~

☆ 城田と一ノ瀬とは名コンビですね~

【本文より】

「マイケル・アンダーソンとは仲が良かったですね」
「ああ、まあ」
「後はどんな人でした?」
「元軍人」
「そういう人が、何で日本でキャバクラの黒服をやってたんですか?」
「日本が好きだって聞いたけど」
「軍人時代に、日本にいたことがあるんですか?」
「沖縄に2年ほど。別に問題は起こさなかったそうだけど」
「どうしてまた日本へ?」
「日本が好きだって言ってたけどね」
「どんな人だったんですか」
「つまり、性格的に」
「まあようするにアメリカ人ですよ」
「明けっ広げで?」
「酒が好きでね。奴と呑むと毎回ひどい目にあう」
「それでトラブルが起きたことは?」
「それはないけど~」
「最近の様子は?」
「いつもと同じ」
「いつもの様子はどんな感じだったんですか?」
「普通」

「君の家に行っていいかな」
  城田がいきなり割り込んだ。

「はあ?」
  岸根が目を見開く。

「何で俺の家に」
「銃がないかどうか。確認したい。あるいはシャブとか?見られてまずいものは置いてないのか?」
「なんだよ、それ」
「マイケル・アンダーソンは警察と撃ち合いになって射殺されたんだ」
「君はそうゆう人間とつき合っていたわけだ。君自身にも疑いがかかってもしょうがないだろう」
「関係ないって言うなら、知っていることを全部しゃべった方がいい。マイケル・アンダーソンを売れよ。売る材料はいくらでもあるんじゃないのか」

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2018年12月03日

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新米刑事、一ノ瀬拓真シリーズの第5弾。
後輩もいて、もう新米というより若手といった感じですが、自然な会話と、拓真のふとした瞬間の心の中の呟きで転がって行く物語が心地いいです。

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2018年06月01日

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ネタバレ

シリーズものと知らずに購入。刑事一之瀬シリーズ。官僚機構としての警官の側面と、刑事としての矜持。上の命令は絶対厳守の警察官の性や葛藤。相容れない同僚刑事との確執。警視庁と福島県警との合同捜査からの確執。

シリーズの最初から読むと、刑事一之瀬の成長ぶりが分かるんでしょう。東野奎吾の加賀恭一郎の様な飄々として観察力が有るわけでもないけど、一生懸命な刑事ぶりも新鮮な一冊でした。

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2017年06月01日

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一之瀬シリーズの5作目。今回は福島県警に移った城田と事件に立ち向かう。ルーキーの頃に比べたらしっかりしてきたなあ、一之瀬君。

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2017年05月21日

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新橋の強盗殺人事件の島田容疑者が、福島県内で逮捕されたため、身柄を引き取りに福島県に向かった一之瀬と春山。しかし、盗難車に乗った集団に襲われ、島田容疑者を連れ去ってしまう。警察の面子、丸つぶれや!! さらに、美羽という女まで関わっているのではないかというらしく、一之瀬の苦悩は続くはめに。たしかに、捜査が長引けば、野放し状態の容疑者が、また犯行に及んでしまえば、一般市民の不安が高まり、警察への不満が高まってしまう。どうなるか。

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2023年07月31日

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一之瀬拓真シリーズ5弾。警察学校同期であり親友の城田とのコンビは息が合っていると思う。城田が警視庁へ復帰しないだろうか、と思ってしまう。
しれと、Qの正体は誰なんだろう?

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2022年03月14日

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一之瀬刑事真シリーズ。捜査一課への移動から1年。身柄確保という楽な任務のはずか、思わぬ展開へ。重要容疑者への取り調べするなど、重要な任務も任されるようになり、自分の判断で、臨機応変に行動できるように。成長していく。

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2021年12月29日

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一之瀬拓真シリーズ第5弾。
護送中に襲撃されたお話。
拓真に後輩もできいよいよ捜査一課としてらしくなってきた。
なかなか犯人が捕まらず警察全体がワチャワチャしている様子がずっと続くので後半ややあきる・・・。

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2019年06月10日

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警察小説シリーズですが、夫婦の形、思いを考えさせられる内容でした。
ストーリーは、捜一への異動から一年経ち、新橋で発生した強盗殺人事件の指名手配犯が福島県内で確保され、その身柄を引き取るだけの楽な任務と思われたが、護送中に襲撃され、被疑者が奪還されてしまう・・・。
堂場瞬一が描くさまざまな刑事が登場する展開は読んでいてワクワクしますね♪

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2018年10月15日

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ネタバレ


よかったけど、もう一度は読まない。

結構長かった。あと、このシリーズの全話もそうだったけど、犯罪の内容や操作の仕方が巧妙ではなく、推理小説としては物足りない。一番もったいないと思うのは、「結局これは夫婦愛のはなしだった」と終盤で繰り返されること。作者が伝えたいことを受け取らねばいけない不自由さが後味を悪くするし、もう一度読む気にならない。読むときによって、一番刺さる部分が変わるような読み方を自由にしたいから、この装飾をしがちな著者は苦手。

でも、愛とは何か、は考えさせられて面白かった。前作は、仕事とかって、そんなに全部を捨ててまでしなくていいよね、という話だったけど、今作は逆に、愛のためなら他の全てを捨てて殺人も詐欺も何でもしてしまう気持ちは分かるということだった。でも、その愛も、ヒモみたくなっているのが犯罪に走り始めたとかだと、それは愛というかエゴというか。愛ってやっぱ自分のためなのかな。
もちろんそんな大きな話じゃない軽い気持ちの、罪の意識の低い動機の人もたくさんいて、それが集まって社会の根源ができちゃったりすることに警鈴を鳴らすところも、背筋が伸びてよかった。バイト感覚の運び屋が、アメリカのドラッグ社会の一部になっちゃってるってとこ。

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2018年01月07日

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捜査一課への異動から一年。一之瀬は、新たに強行班へ加わった後輩の春山と共に福島へ出張していた。新橋で発生した強盗殺人事件の指名手配犯が県内で確保され、その身柄を引き取るためだ。楽な任務と思われたが、被疑者を乗せ福島駅に向かう途中、護送車が襲撃され―。若手刑事たちの奮闘を描く、書き下ろし警察小説シリーズ。

シリーズ第五作。昭和の刑事ドラマ好きの同僚が、前作から出てくるが、まるでその刑事ドラマのような展開であった。アクションあり、人情あり。

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2017年11月03日

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8月-8。3.5点。
ルーキー一之瀬拓真シリーズ。
捜査一課に異動になった、一之瀬。
会社の警備員殺害犯が、福島で逮捕される。
護送中に犯人が逃走、大事件に。

読みやすい。まあまあ。
複雑に描いているが、真相は極めて単純。

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2017年08月23日

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刑事一之瀬拓真の成長物語ともいうべき警察小説。
新米刑事だった一之瀬も、5作目になると後輩刑事もでき、捜査活動の主力となっている。
今回は、護送中の容疑者を強奪されるという不祥事を起こし、その行方と事件の背景を追って、後輩刑事と東奔西走する。
背景の事件自体は、あまり興味をひかないが、本作では軽視できないファクトとして、それぞれの夫婦のありかたがある。容疑者とその内縁の妻、一之瀬の同期で福島県警に転属した城田とその妻、さらに一之瀬と深雪。
彼は、いつの間にか結婚してしまっている!今回、深雪はドイツ出張ということで直接は登場しないが、次巻以降で帰国してくるだろう。
一之瀬は、相変わらず捜査一課長から目をかけられているかのような重用をされるが、その理由はまだ不明。そして、Qの存在。彼の正体は?
これらの謎は、いずれ明らかにされるだろう。このシリーズ、まだまだ目が離せない。

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2017年06月27日

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一之瀬シリーズ第5弾。
捜査一課に異動してから、2作目。
捜査一課で初めての後輩が出来、その後輩・春山と共に都内で起きた強盗殺人事件の容疑者の引き渡しのために、福島に向かうところから、物語は始まる。
福島で引き渡しを受けて、駅まで送還するだけで、今回の業務は完了するはずだったが、その途中で何者かの襲撃に遭い、容疑者を取り逃がしてしまう。
警視庁と福島県警は、警察の威信にかけて、奪還した犯人たちや、容疑者を追うが、背景には複雑な事情が…
今回は福島県警との合同捜査と言うことで、震災後、福島に移った同期の城田などの登場シーンも多く、新人から成長してきた同期たちの様子も描かれる。
事件の背景自体に、あまり面白さはないけど、刑事たちの成長の話として読めば、十分に楽しめる。
登場はしていないけど、深雪と結婚もしてしまってて、それが一番びっくり!

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2017年05月27日

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