感情タグBEST3
Posted by ブクログ
若い頃の黒歴史というのは誰にでもある事だけれども、愚直な程にリアルな自分史を描かれていて、でも東村さんらしいエッジが効いていて、随所で笑ってしまうのです。
私、2巻位からもう泣きそうなんですよね。
シンクロしてしまって。父を肺がんで亡くしましたし。田舎者なのに、今は都民で。二見みたいな激辛な親友もいる。若い頃は程々にモテて、沢山の人を傷つけて、馬鹿で、かっこつけてばかりで、何も知らなくて、愉しく暮らしていたのでした。「あたし、何やってたんだろ〜?」って40過ぎてもよく思う。
未だ5巻が読めないし、読みたくないんだよ。
子供の前で号泣したくないからさ。
故郷の宮崎のシーンが、ハッとする程、美しいです。
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若かりし頃、中学生の時かな、きせかえゆかちゃんを現役で楽しく読んでいたので、その裏でこんなことがあったんだと、東村アキコさんすごいパワフルだと思った。他の本も読んでみたいなー。次で完結?!かな?!
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晴れて漫画家になったアキコ
出版社のパーティーをきっかけに、ついに宮崎を離れ大阪へ引っ越す
漫画家の日々は忙しくも充実しており仕事も順調
ある日一本の電話がかかってくる
その電話は先生が癌で余命4ヶ月であり、教室を任せたいという内容だった
とうとう漫画家に
好きを仕事にして、其の先をどう進むのか。考えさせられる。そして、主人公が成長して年月が経つということは周りにも同様に月日が立っているということで…大阪での漫画家仲間との交流、原稿代での衝動買い、恋人との暮らし。どれも美化せずに描いていると思う。それが、好きだ。
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日高先生の「マスク作成」が豪快で苦笑。自分のやりたいこと、自信があることと、周りからの評価が異なることは誰にもでよくあることで、悩ましいところ。オタ女三銃士のような人脈は気付かないうちにできていたりするもので、自分ひとりで抱え込まずに少し俯瞰して見ると気づいていなかったところから解決の糸口が見つかるかも。日高先生は漫画家としてやっていく決意をしたアキコを頼もしく思っていただろうし、応援したい気持ちもあっただろうけど、絵画教室で一緒に教えるということで「つながり」をずっと保っていたかったんじゃないかな。衝撃的なラスト。やっぱりそうなってしまうのか。
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ようやくマンガの仕事が軌道にのりはじめたアキコ。でもそのことをまだ先生に告げられていない。どうしよう・・というところで4巻終了。
西村くんと結局結婚はしていないんだよね。どうなったのか、気になる。
なんてことー
1巻か4巻までを大人買いして、一気に読んだら、こんなとこで終わるんですかー!ってとこで終わり。5巻はいつ電子書籍になるんですか!本を購入するか、マジで悩みます。
もしかしたら、もしかしたらそうなのかなーと思いつつ読みすすめての、4巻。やはりそうなんですね、先生〜(>_<)
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凄く独特な珍しい感傷に浸らせてくれる漫画ですねぇ。
私は好きです!
「かくかくしかじか」を描いてる漫画家『東村アキコ』さんの半生を
漫画にしたものなんですが
コミカルタッチで速度感もあってスイスイ読めちゃいます。
元々漫画家になりたかった
↓
勉強したくないから美大を受ける
↓
すったもんだありながらも美大合格
↓
就活したくないけど他に何もすることない
↓
そういえば漫画家なりたかったのに描いたこともない
↓
会社勤め辛すぎるから漫画かくわ
↓
デビュー
↓
デビューしたけど。。。
っていうザッと超大雑把に書くとこんな感じなんだけども
4巻までに超登場してくる個人教室の美術の怖い先生がすごく味があってねぇ。
この先生に纏わる色々が主人公であり漫画家であるアキコさんの人生に色々起こすんだけども。
なんつーのかな。
すごい共感してしまうわ、この漫画w
あの時どうしてあぁ出来なかったんだろう。
どうしてこう言えなかったんだろう。
っていう、
今の人生を後悔している訳では決してないんだけれど
コドモだった自分を思い出すときってあるよね~みたいなさ。
そういう感情をドストレートに描いてるので
何かすっごく読んでて心が抉られるというかw
分かってる、、!分かってるんだけど、、!!!!みたいな。
アキコさんの気持ちが痛いほど分かるこの漫画w
彼女はすごく才能あるんだろうなと思う。
漫画だと面白おかしくする為に、運良かった的に描いてる事もあるんだけど
当然運も必要だろうけど、運を手にした時に頑張りきるその根性と才能は
待ってるだけじゃ来ないものだからさ。
何かね、自分としては頑張らなければいけなかった当時に
頑張りきれなかった事もあるから
この漫画読むと
切ない、、というか。
思いを馳せるっつーか!
色々思い出すわ~。。。
そしてこの美術の先生がさ、怖ろしいくらいにブレないし真っ直ぐなんだよね。
こう生きれたらどんなに良いだろうか、って思うぐらいブレないんだよね。
でもみんながみんな出来ないじゃない。
っていうかこんなオヤジになれる人なんて、500人いて1人ぐらいじゃないの?
アキコさんも驕りが在ったと書いていた訳だけど、
こんなすごいじじぃには何言ったって大丈夫だったんだよね。
しかも若い小娘のいう事なんてさ。
でも言ったら傷つけてしまうんじゃないかとか色々考えてしまうのも
若さゆえなんよねー。。。
30過ぎた私にはもう分かるけど
このおっさんには正直に漫画だけ描いていきたい!って言っても
「そうかーまぁ絵は描けよ」で終わると思うんだ。
2倍以上生きてるおっさんにとってそれが修羅場になんてなんないんだしさー
歳取って思うけど
「思春期」って言葉があるぐらい若い頃は多感で傷つきやすいんだけど
歳行くと色々鈍くなるんだよねーw
それが良い事でもあり悪い事でもあるんだけど
色々経験していくと経験値とか慣れとかで多少の事では動じなくなるし
ふーんって流せることも多くなるしね。
だけどそれが怖くって
言い出すって事から逃げて結局は何もコンタクトを取らずに距離を取ることを選んでしまう訳ね。
その方が残酷なんだけどさ。
だから、後からあの時どうして言えなかったんだろうって後悔もあるわけね。。。
まぁそれだけじゃなく
4巻までには描いてないけど
きっとアキコさん自身も絵だけ描いていられたらどんなに良いだろうと思う事も少しあったと思うんだよね。
食べていけるもんじゃないけど絵画って芸術じゃん!?
それで食べていけるんなら没頭したい人って沢山いると思うよ。
出来ないからみんなあれこれ他にやってる訳で。
だからきっと
先生がもっとゆるーい感じの人だったら
息抜きに絵を描きに来て、仕事の為に漫画描いてって
良いバランスで関わっていけたと思うんだけど
それにはちょっとこの先生は真っ直ぐすぎるんだよなw
二人展やりたいって言う先生とこの先どうなるのか
5巻以降どうなるのか気になるw
あの先生、無邪気過ぎて、、、、、
読んでるだけで胸が痛くなるわ、、、w
漫画でノってきたアキコさんはどうするんだろう。。。@w@;;;
別に絵に関わらず、何かひとつ夢を持ってる人ならば
現在夢を追いかけてる人はもちろん、
追いかけ終わっちゃった人でも、
不完全燃焼中の人でも
読んでほしいなーと思う作品です。
Posted by ブクログ
衝撃の第4巻。
東村先生の作品は「ひまわりっ!」が一番好きだったのですが.....
これは...超えたなぁ...
続巻が気になりますが読むのがちょっと怖いです。
あと最後の電話のくだり。
あれって良くわかります。
「電話が鳴った時にちょっと出るのを躊躇する」ってことありますよね。
虫の知らせってやつなんでしょうか?
Posted by ブクログ
おかしくて、おかしくて、そして、どーんとせつなさがくる。最後、先生が…ってところで終わる。びえーん。
彼氏の日高先生の鰹が一番おいしかったってところ、ぐっときた。
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あーーーッッッ
ついに予感していた展開が来た、来てしまった…かくしかのピークはここかな…東村先生の漫画で初めて泣かされそうな予感。
連載当時から今でもユカちゃんがいちばん大好きなわたしは、あれを描いていた時の生活が読めて嬉しい。早く早く次巻!!!
Posted by ブクログ
ここにきて完璧なまでのドラマ(葛藤)が生まれて、最高。若い頃って、疲れてないのに疲れたっていって、楽しいのに楽しくないって言うのは、なんでだろう、と大人になってから考える……。「大丈夫、大丈夫」ですべてを済ませて進まなければならないし、それが普通だ。
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過去と現在の視点がめまぐるしく変わって、ついていくのがやっとなんだけど、そのせいかアキコ先生の気持ちが直に伝わってきて切ない。現代に近づくにつれて、先生自身まだ整理しきってないのかなっていう気がする。
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故郷・宮崎に戻り、会社で働きながら、恩師・日高先生の絵の塾を手伝う日々を送る明子。夢であった漫画家への道も歩み始めていた。
投稿した漫画が評価され、担当さんに絵をけなされながら、ボツもくらいながら、単発で漫画誌に掲載されるようになる。
昼は会社、夜は塾、夜中に漫画。
若いからとはいえ、相当ハードな生活である。それもこれも、お金を貯めて宮崎を出て、思い切り漫画を描くという目標のため。
〆切に追われると、小中学校の頃の漫画友達を呼び出してアシスタントをしてもらったり、手先の器用な母にスクリーントーンを貼ってもらったりの自転車操業。
がむしゃらな頑張りで、お金は徐々に貯まっていく。
初めて招待された出版社のパーティで、初めて、漫画家の友達ができる。関西に住んでいる人が多かった。東京は遠いし物価も高いが、大阪ならハードルは低い。
明子は大阪に引っ越すことを考え始める。
独立資金はほぼ得たものの、日高先生を説得する自信がない明子。
なんせ、先生は漫画を認めておらず、明子にも絵を描かせ、二人展をするのを楽しみにしている。明子は塾では先生の右腕のようになっていて、美大を受ける受験生たちの指導を任されている。図らずも明子の指導力は的確なのだった。
でも漫画と絵は両立できない。
明子は漫画が描きたい。絵を描くのは苦しい。お金にもならない。けれど、先生を説得できないのだ。
明子は先生に大阪に行きたいと告げる。先生はどのくらい行くのか、と聞く。明子は「とりあえず半年?」という。けれどそれはもちろん嘘だ。帰るつもりなどないのだ。
そして楽しい大阪生活が始まる。
描きたいだけ漫画を描き、原稿料が入ればぱーっと使い、それをエネルギーにまた描いて。
充実した日々を送る中、1本の電話が掛かってくる。
それは思いもよらぬ、衝撃の電話だった。
次巻で完結。
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漫画家になった明子。
無理をすればできるけれど、無理だと思う。
それって、あるよな。。
そう思う時って、本当に無理じゃないんだよな。
なんだかんだと自分に理屈をつける。
そして、やっぱり、明子は、先生が大好きで、先生を悲しませたくない。
何があっても、何処にいても、先生が根っこにはいるんだよな。。。
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紆余曲折あって、ようやく本筋に乗っかって、
どうにかうまくいきつつある順調な日々…でも。
うあー、これはあかんやつや。なってほしくなかった展開?
思えば、1巻からのどこか哀しげなトーンが気になってたんですが。
心して、最終巻に手を伸ばしたいと思います。
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大阪に引っ越してきて、いよいよ本格的に漫画家さんになったアキコさん。
先生にも全然連絡しないで、なにやってんだと言いたくなりますが、でもこれって先生がどうなるかわかってるから思うことであって、元気なら普通こんな感じじゃないかなあとも思います。
元気なら、東村さんもこのマンガ描いてないと思うし。
おもしろかったのは、宮本と後藤。
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デッサンの基礎力もあって、体力気力もある。だから最先端を走っているのだね!これまでも、先生を回顧するようなセリフがあったけど、どうせギャグでしょ?ご健在で今も会ってるでしょ?と思っていた。次の巻を読むまでその願いは持ち続けている。
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これが、現実だったら、どう対応すべきか、分からない。他者との関係を断ち切るか、絶好の仕事の機会をフイにするのか?無理して二兎を追うのか?泥沼に入るしかないかも。
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「絵を描くということ 先生のすべて」
ついに漫画家デビュー。長かった。
デビュー後の話はいろいろ面白かった。
岩井俊二映画の見過ぎみたいなネームをことごとくボツにされるとか、
小学校時代のマンガ仲間をアシスタントに召喚するとか、
漫画家友達と修羅場して朝まで漫画について語り合って、この上なく充実するとか、
そういうのが。
「しかしなんで若いときって
出来るのに出来ないふり
しんどくないのにしんどいふり
楽しいのに楽しくないふり
なんだって出来たはずなのに
無敵だったはずなのに
大人になった今 そんなことを考えてるよ
先生」
そして来たるその時。
Posted by ブクログ
娘の受験前に、美大合格した云々のト書きをみて
1,2巻読んだら、あんなに頑張って入ったのに、大学入ったら、絵が描けなくなったという流れ・・・
OH!NO! 娘もしっかり読んでて、後で影響を心配したんだよって、言ったら、平気だよって、サラッと言ってくれて、
ほっとした。(^_^;)