感情タグBEST3
心が痛い、
自分にも重なるものがあって、別に私は絵を描いてきたわけではないけど、自分のことのように感じました。
少し苦しいけど、次の巻も読んでみようと思います。
Posted by ブクログ
英語版Blank Canvasを読んだ。
先生の電話を無視する学生時代の描き方が辛い。自分の思い出したくない過去がよみがえる。
なんだって人はほんとに自分を大事に思ってくれてる人を大事にできない時期があるのだろう。
Posted by ブクログ
エンジョイ学生生活。二宮敦人『最後の秘境 東京藝大』と相まって、美大のおかしみが増す。やるべきことはわかっているのにやらずに先延ばししてしまう気持ちはとても分かる。二見とか今田みたいな人は放っておいても成功するタイプ。日高先生と林は実は似たタイプなのかも。随所におかしみだらけなのに、こんなに切ない気持ちになるのはなぜだろう。
Posted by ブクログ
努力してない風でスカした感じに成功していたいって、学生時代にどんだけ考えたことか!最近はやっぱり気がつく。努力しないとなんにも熱くなれないということに。
Posted by ブクログ
私自身、絵が好きで、「好きな事やるのがいいよ。美大に行けばいいのに。」なんて祖母に言われるから、なんとなく自分に被せて読みました。
私も(東村あきこさんに失礼ですが)頭弱いし、石膏像とか、油絵とか全く描けないから、いかに大変で、いかに迷惑がかかって、お金もかかって、それなのに絵で食べていくのは厳しい…そんな事が染みてくるばかりでした…。
「時間は戻せない」
その言葉がすごく切なくて、私も時間無駄にしちゃだめだな…って本気で思える。ぐーたらしちゃうダメ人間だから、ちょっとそこは鞭を打ってくれるような漫画なんじゃないかな。
追加で…ダウジング法知りたいです。
Posted by ブクログ
日高先生…!!後半せつないです。
大学に入って浮かれ遊びまくってしまう明子の気持ちも分かるけど…。
3巻楽しみでしょうがないです。
日高先生と関係修復してくれてたらいいなぁ…!!
Posted by ブクログ
美大受験時に出会った先生は
とんでもない人物だった〜
けど、
人情があり、
分かりにくいが深い愛情の持主。
そんな先生との
笑いあり涙ありのドキュメント。
Posted by ブクログ
毎回大笑いさせてもらってます。
ダメ大学生っぷりも正直に描いてますね。。
インチキ超能力がテストにも発揮されるとはすごいですね。
先生とのやりとりがどうなっていくのか楽しみです。
Posted by ブクログ
今回も笑った!!!!
アキコのかんしゃくと、先生とヤンキーな後輩のぶつかり合いがツボでした。
しかし大学生ってやっぱりこんななのかな。
遊ぶのも大事なんだけどねー。
Posted by ブクログ
笑わせてくれますねー。
ただ、やはり若いってのはほんとに
後悔することも多いとおもわれ。
はー。
先生の気持ち考えると
なんか心がキューってなるよー。
Posted by ブクログ
美大生になった東村さんの楽しさと葛藤と後悔が
いっぱいで胸が詰まった2巻。
絵だけでなく、人生の「恩師」の日高先生と
東村さんの時間はいろんなことを考えたり
思い出させてくれたりして1冊がほんとに濃い。
どこか調子はずれで、若い頃に向き合うには
少し恥ずかしくて、後になってその人の想いの深さに後悔する。
気づいた時には遅かった…とも思えるけど、
生きている間に気づくことができたら、後悔は消えなくても
そこからまた感謝してスタートできる。
生きていくスタンスが違っていても、誰にでもあてはまる
悩みと向かうべき大切なことが書かれていて
今までの東村さんの作品も大好きだけど、今回はまた
特別にすごい作品を書いてくれてるなぁと感動しきり。
「描け 描け 描け」
当たり前だけど、詰まる所それしかない。
もっともっと努力しようと思える。がんばろう。
Posted by ブクログ
いい先生だなあ。
あの当時、若いときには分からなかった、先生の想い。
今だから分かる、先生の気持ち。
ギャグパートはいつもの東村節で、高いテンションで笑わせてくれます。
しかしこの作品は、他の東村氏の作品よりも、しみじみと考えさせられることが多い。
きっと誰しも抱いている、「認めたくない若さゆえの過ち」なんて言葉だけじゃ説明できない、もやもやとした後悔の気持ちに共感します。
Posted by ブクログ
今回は、泣けた。
だれでも振り返れば過去がある。
アキコさんとは、全然違う人生だけど、
あたしも、思いだすと少し苦い感じの過去もあったなーっと
自分でも振り返っちゃったりしてさ。
そういうのも含めて、よかったな~。
じみじみ。。。
Posted by ブクログ
漫画家になりたくて美大を志望している明子。南国・宮崎の高校に通う傍ら、エキセントリックな絵の先生、日高先生のスパルタ特訓も受けている。
離れ技の、ヤマカンを駆使するテクニックを使って、センター試験でまさかの高得点を取ることに成功。一次試験重視の大学を本命視し、実技重視の北陸の大学は観光半分のつもりだった。
一次重視の大学の実技試験が先に終わり、実技重視の大学を受けに来る。だがなんと、試験期間中に、わざわざ日高先生が「お前は最初に受けた大学に落ちた!」と電話してくる。ショックのあまり、試験課題に身が入らない明子。おまけに周りの子は格段にうまい。
当然落第だろうと泣く泣く地元に帰る。日高先生は先生なりのやり方で励ましてくれた。が、元はと言えば、先生が余計な電話をしてきたから、と明子は怒り心頭。泣きながらケンカして大騒ぎである。
・・・だがなんと、絶対落ちたと思っていた大学に、明子は受かっていたのである。
さぁ、それでめでたしとなりそうなところだが、故郷とは段違いに環境の整った大学で、明子ははたと描けなくなる。
この色でいいのか。この線でいいのか。1つ迷うともう後が続かない。
そして彼女は---なんと、遊び倒すアホ大学生になってしまうのである。
その遊びっぷりはアッパレというべきで、やはり何かに抜きんでる人というのはいろんな意味で出来が違うのだ、と変に感心もするのだが、親も先生もたまったものではないだろうな、とも思う。
ともかくもそんな調子で日々が過ぎる。ある日、突然、日高先生が宮崎からやってくるのだが・・・。
後年、明子は母校の美大に講師として呼ばれる。学生の頃は漫画はどこか見下されていたものだが、今や立派なアート。そこで懐かしの旧友たちに再会もする。
実は明子は、そもそも美大を志望するのは漫画家になりたいからだ、と日高先生には打ち明けられずにいた。それはおそらく、先生の絵への姿勢があまりに真摯であるからだろう。だが、先生が真摯であればあるだけ、自分がその真摯さにきちんと向き合えていたのか、そのことが大人になってからも棘となって刺さり続けている。
Posted by ブクログ
一生懸命にならないといけないと分かっているのに、なれない自分という時代が私にもあり、それから中途半端な逃げ方をした。作者は、その時の自分とマトモに向き合い、さらけ出している。潔い。
Posted by ブクログ
なんだかんだとありながらも、無事に美大に入れた明子。
でも、入った途端に、絵が描けなくなる。
スランプとは違う。
意味がわからなくなっていたのだろうな。
そんな明子に、相変わらずのスポコン状態で対応をしてくれる先生。
すごい先生だなーと思うとと共に、あの年代だと、他の人には知られたくない存在だというのもわかる気がする。
若いからこその感覚。。
美大生がリアル
大学入試の、落ちて去っていくものと受かったものの交差する描写が心に刺さる。そんなにまでして入った美大なのに、糸が切れたようになってグダグダになっていく様子もリアル。大学生活って、キラキラしているだけじゃあないっていうのが本当にそうなんだよなあ。
Posted by ブクログ
大学時代のお話へ。
大学って、何かやりに入ったはずなのに、
いる間は大したことをしていなかった…っていう感覚が
すごくあります。何やってたんだろうなぁ(u_u;。
作者のような「厳しく温かい師」に出逢ったような
心当たりもない自分は、ますますそう感じてしまいます。
Posted by ブクログ
わかるなあ。
もちろんエピソードは全然違うけど、「なんで私はあのときあんなこと言っちゃったんだ」とか「あんな行動をとっちゃったんだ」とか思い出して「わーーーっっっ!!」ってなる気持ち。
誰にでも一つや二つ、あるのではないでしょうか。
取り返しのつかない過去だからこそ、そうなっちゃうんだよな。
「○○になったら(この場合、大学に入ったら)、これもやってこれもやって、がんばるぞ!」なんて思ってても、実際その立場になっちゃうと遊んじゃうってのも、私もそんな感じだったからわかる。
年を取ると、「もったいない……」と思うんだけどね。
この巻は今ちゃんのノストラダムスと金子さんのマウンテンパーカー(懐かしい!)がおもしろかった。
Posted by ブクログ
美術系の大学受験した人には読んでほしい 私の田舎の画塾の先生と似ているというか自分の記憶がよみがえってきて思い当るふしがありまくりです。 偶然なのか必然なのかごくたまにほんの一本自分が納得いく線が見つかる瞬間がある。 その一本を少しずつ少しずつつなげて重ねてただひたすらそれの繰り返し ぴんときた
Posted by ブクログ
2巻は「井の中の蛙」だった高校生のアキコから大学生になって描けなくなった話。
東村アキコのいろんな漫画読んだけど、この人は何もないところから自分で話を生み出すことが苦手なんだろうなって思ってたから納得。
大学生になって環境が変わって楽しいことがいっぱいで時間も有り余っていて故郷の外でいろんなことを知るうちに蛙は井から出て外の世界を知ってしまった。
「これを描け」と言ってくれる先生の存在は大きかったんだろうなぁ。
何も考えずに悩まずに描けるから。
絵じゃなくて漫画に逃げたって思ってるから漫画で成功しても悔しくて仕方なかったんだろうなって思った。
漫画で成功するのもすごいと思いますけどね、個人的には。笑
そういう作者の思いとか後悔とかに共感してしんみりしました。わかるからこそ金沢に来てくれた先生を邪険にした話は読むのがつらい。
Posted by ブクログ
先生が金沢に来る話がきつい
心が痛い
魔女の宅急便で孫にニシンのパイをいらないって言われた時くらいきつい
明子がアホすぎてしんどい
自分の恥部をこんなにも克明にさらけ出す作者に脱帽です。
「僕の小規模な生活」の作者とは全然違うさらけ出しっぷりです。
明子には全く共感できないけども。
もっと真面目にがんばれよ!
先生の今後が気になります。
Posted by ブクログ
なんだろう。
自分がこどもでバカでかっこつけだった頃を思い出す。
大人になって考えると、髪の毛掻き毟りたくなるような恥ずかしい思い出。
しっかり見つめて描けちゃうなんてすごい、東村さん。。。
Posted by ブクログ
共感できました。若いが故の悩み。
大学生の頃の、無気力感と焦りが伝わってきます。
今考えるとたいしたことではないですが、当時はその世界が全てであったころを思い出します。
Posted by ブクログ
「絵を描くために美大に入ったはずなのに
さあ地獄の4年間の始まりです」
と言いながらも大学生活楽しそうに過ごしてる。
焦りはあってもそれなりにだらだら楽しく過ごして、でも大人になってからやっぱり後悔すると。
「ああ
もう
でも
もう取り返せない
時間はもとに戻らない
戻らない」
Posted by ブクログ
【ネタバレ】
灰色どんよりな美大時代の話。美大に入ってスランプで絵が描けない~、モラトリアム絶好調!って内容。
見ててどんよりしてて、特に先生が金沢に来たけどぎくしゃくするくだりは なんだか身につまされるものがあった。
・かくかくしかじかの2巻で、ママテンが生まれて物凄いお金が振り込まれた時に、「悔しくて悔しくてしばらくその場を動けなかった」という心境が理解できなくて、ずっと考え続けてる。
なんで悔しかったんだろう?骨身を削って描いた少女漫画じゃなくて、さらさらっと描いたものが売れたからなのかな?
でもママテンは本当に面白かったし、さらさらっと手を抜いて描いたものには思えない。
どうして悔しかったんだろう?本業の少女漫画以上に評価されたことが悔しかったのかな?
この心境が理解できなきて、ずっと考え続けています。
Posted by ブクログ
バカだなあきこと思いつつ大学生の頃の自分を思い出す。楽しい方へ楽しい方へ流されて後悔したこといろいろあるなと。先生が金沢に来たシーンはなかなか読み返せない。見栄とか気にする私には気持ちがえぐられる。