感情タグBEST3
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就職できないまま大学を卒業
美女の臨時職員の仕事をする予定が、その話がなくなり、先生のアトリエで講師としてバイトをすることになる
両親にコールセンターの仕事を紹介され、いやいや始める
仕事を辞めたいという気持ちで憧れのブーケに投稿
なんと受賞し、デビューすることになる
先生を尊敬するあまり、宮崎から離れられなくなると思い一人暮らしをする決心をする
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登場人物の感情表現が多少オーバーである気はするが、作者の絵画教室であった出来事や絵を描くにあたり、抱いてたいた当時の葛藤等が伝わってくる内容だった。
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卒業式は自動的にやってきて、好むと好まざるとにかかわらず、人生は進んでいく。佐藤さんもうまく行きていくタイプ。本のそでに書かれている「両方は むりなんだ」という言葉がぐっとくる。
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友達だったり、後輩だったり、視点の移動によって、感動が生まれるようになっている。これってマンガの王道なんだろうか。美大の中身が分かるのもフムフムです。
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ちょっと勢いは落ち着いてきた感があるけども、それでも面白いしやっぱり先生の現在が気になるし。
3日で24ページ描きあげるって‥やっぱりすごい人だ‥。
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今回もすごく面白くて一気に読んでしまいました。
楽しい大学時代も終わり、地元で就職、彼氏とも離れ離れ
に。。
彼、よっぽどイケメンだったんですね。マンガのモデルになるくらいに。
追いつめられてはじめて本格的にマンガを描き始めた先生。いきなり賞に入るなんてすごい!
それにしても細かいところまでよく覚えてますね~
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アキコ選手、祝卒業!!
ビバお花畑脳のピーターパンたち☆
自分の高校卒業時に思い出がかぶりまくって
もぅ節々まで痛くなる思い。かー。
いよいよここから「ひまわりっ~健一レジェンド~」
の話に繋がっていくかと思うと、次巻が
待ち遠しすぎますけん!アキコ選手!
変わらぬ日高先生のしごきと、新しい仲間
黒猫の写楽ーー♡凶暴さがまた愛おしき♡
ポジティブ・ビッグバンで
セイセイセイセーーーイ!!!!!
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すごく頑張ったことやお世話になった人のことを誰にも言えなかったこととか、
あんなに努力して大学に入ったのに勉強に身が入らなくなってしまったこととか、
ふと誰かに言われたことがきっかけで自分がやりたかったことを思い出して動き出すとか、
でもそう簡単に思い通りにはいかないとか。
私だけじゃなかったんだなって思えた。
続きが気になる!
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すごいなー。馬力あるなー。
時間がある時に、やりたいことだったのにやれないってのよくわかる。
目の前にあるものに全力で取り組み、悩んで。過去を振り返って反省して。
今からでも頑張ろうと思える。
続きが読みたい!
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3巻は、美術大学4回生~卒業~マンガ誌デビューまでのお話。
ギャグとノスタルジィのバランスが良い。
マンガ賞取ってからの流れが面白すぎる。しゃもじでスクリーントーンからの、それを一発で完璧に貼りこなす母。爆笑。
人生停滞してしまってどうしようもなくなった時に、ただそこに受け入れてくれる場所があるってことはとても幸せなことだよなぁ。その場所と時間がなければ、そこから踏み出して逃げ出すだけの力も溜められなかっただろうな、と思う経験が私にもある。
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東原さんのエッセイ系の話はハズレなし。「受験時のダウジング」とこの巻に出てくる「漫画雑誌入選」のエピソードは双璧の面白さ。二見さんのメールは自虐ネタもぶっちゃけていて笑わせてくれます。(作者も分かってるのね。)
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時間がありあまってるときって、本当やらないんだよなー切羽詰まらないと動けない、東村さんもそうだったのかと思った。ただ遅すぎ(笑)でも、3日で書き上げて、デビューの一歩を踏み出せたなんてすごい!早すぎ(笑)
絵をやる人間は記憶力がいいって確かにそうかも。映像的に記憶を残してるから、細部まで覚えてるらしい。画が好きな人、イラスト描く人って記憶力いいかもね!
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二見さんのメールが全力で同意すぎて。この年だからこそ切なく読める漫画。先生はもう居ないのかしら?いやいや海外にでもいるに違いないと思いながら読み進めてます
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故郷から遠く離れた美大に進学した明子。
野望は漫画家になること。だが、大学の日々の課題もこなせずに遊んでばかり。一方、漫画も1ページも描いていなかった。
卒業間近にして、明子はようやくその夢に向かい少しずつ動き出す。
とはいえ、実際漫画を描き始めるのではなく、とりあえず新古書店でのアルバイトを始めたのだ。ここでバイトをすれば漫画がただで読み放題というわけ。実際、このときいろいろなジャンルのものを読み漁ったことが現在でも貯金として生きているというから、経験は積むものである。
そしてそうして漫画に取り囲まれてみて、ようやくペンが動き始めた。交際中の大好きなイケメン彼氏をモデルとしたイラストなどなのだが。
卒業は迫る。故郷の親からも絵の先生・日高先生からも卒後の就職について心配して電話が来る。故郷に戻り、美術の先生になれ、という勧め。紆余曲折あったが、何とか日高先生が私立高校の美術教師の口を見つけてくれた。
彼氏とは別れたくない(彼は2学年下)。しかし、致し方ない。
彼は遠距離でも大丈夫と言ってくれた(けれども、大人になった今、もちろん、彼は隣にはいないのである。まぁそんなものだ・・・)。
そんなわけで故郷に帰ってきたが。
何と、日高先生が用意してくれたはずの就職口は、強いコネを持つ別の人物に奪われていた!
金もなければ友達もいない。明子は仕方なく、日高先生の絵画塾に再び通い、そして何となく先生の助手として働くことになる。
何はなくても実はこれが楽しい日々だったということに気が付くのは後になってからのこと。
一方、いつまでもまともな職に就かない娘に業を煮やした父は、自分の会社のコールセンターで働くよう命じる。
この仕事がむちゃくちゃ合わなかった。
夜は相変わらず、日高先生の塾での手伝いもある。
へとへとの日々。
・・・しかし、起死回生の一歩はここから。
何と明子は会社を辞めたい一心で、漫画を描いて投稿するのである。
夜中の数時間の自由時間しかない中。がむしゃらに、しゃかりきに。
漫画家になる道がうっすらと見え始めるこの巻。
明子はようやく漫画のことを先生に打ち明ける。しかし、先生は取り合わない。
これは落書きだ。そうか、金になるのか。それはいい。漫画でお金が入るなら、そのお金を使って絵を描けばいい。
そうではない、と言いたい明子だが、先生との間の壁はどうしようもなく高い。
反論もできない。説得もできない。なぜなら先生の存在は明子の中でものすごく大きいから。
大きすぎる存在とは袂を分かつしかないのか。
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切羽詰まらないと、人は、動かないのかは?嫌々、人によるだろう。著者があけすけに事実を書ける心理状態になったのだろう。自分は、どうか?言えた方が明るく生きれる気がする。
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美大を無事に卒業したけど、就職先のなかった明子。
そうだよね。
氷河期だったもんな。。
でも、日高先生は、明子を見放さない。
暑苦しいくらいに暑いけれど、そして、とんでもなく不器用だけど、とっても良い先生。
それがわかっているから、明子も先生には逆らえなかったし、先生に漫画家になることを言えなかったんだろうな。。
就職氷河期を過ごした大人たち
卒業式でのテレビのレポーターの悪意あるインタビュー。タンカを切って帰郷してからのまさかの就職失敗。就職氷河期のあの頃、若者たちには世間は本当に過酷だった。いびつながらも絵画教室と仕事の合間に少しずつ夢に向かって動き始める巻。
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大学卒業から「お仕事」へ…。
確たる道のないものを目標にしてしまったがための
焦りや足掻きや迷いが、ひしひしと伝わってきます。
そして、どんなときでも大きな存在だった「先生」の姿が。
残り2巻、どきどきしつつ、大事に読もうと思います。
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【ネタバレ】
・どんよりな2巻とは打って変わって、卒業後先生の元でアシスタントとして働き始めたアキコさん。全巻が沈痛な内容だったので、段々と漫画家としてへの道を歩き始めた描写が痛快でした!
ブ●クオフ的なところの裏事情が面白かった。サンダーとかそういうのがあるのか…。
・アキコの「プロデューサー脳」ってくだりが凄く面白かった!センター8割とか、人間観察とか、東村アキコさんってきっと凄く、地頭がいい方なんだろうと思う。
私の中で、クドカンと似てるイメージがあります。
・『大量に漫画を読んだのが貯金になった』というのを見て、良い作品を沢山読んでおくことは、クリエーターの糧になるんだなあと思った。
・逆境の中で死に物狂いで漫画を描いていくアキコの姿にスポ根っぽい熱いものを感じました!内職のプロのお母さんが有能すぎるw
・1巻からひしひしと感じる先生の死亡フラグに、いつも心がざわざわします。どうなるんだろう…
・海月姫が映画化、主に泣いてますはドラマ化と、東村アキコさんの話ってすごく「実写での」メディア化に向いていると思う。
絵は正直言って上手ではないのだけど、味がある。
あと、抜群にモチーフ選び(舞台やキャラ、設定など)が上手くて、話運びが上手!そういう点がクドカンっぽいなあと思う。
・「芸大で死ぬほど苦しんで漫画家になって、苦労しながら子供を育てて」ってところが西原理恵子さんを彷彿とさせる。
西原理恵子さんもプッツン漫画に始まり、抒情的な短編まで描かれて、芸の幅広さに驚かされる。
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個人的にこの巻が一番好き。卒業、先生との時間、就職、漫画家デビュー…作者の努力に尊敬した。そしてギャグも秀逸(笑)ほんとこの人は周りを愛してる人なんだなーと感じた。捉え方次第なんだろうね。
Posted by ブクログ
漫画家としての道が中心となっている。
デビュー決定の賞に入っちゃうなんて、やっぱり流石はプロの漫画家だなぁなんて思っているとやっぱり東村さんで笑ってしまう。
3巻まで来ると日高先生にも何故か親しみが湧いてきて、すんごい厳ついのに「お前…教えるのうまいな…」発言には笑ってしまった。
田舎の町で、苦しいけど合格っていう夢に向かって進んで、我武者羅な美しい日々を懐かしむ気持ちが私にも伝わってくる。
今は違っても、そういう永遠の思い出、大切な恩師がいるっていいなぁと思った。
先生みたいに強い生き方はできないから
あんなストイックな生き方はできないから
でもだからこそ
あの日々が私の大切な宝物になってしまった
「描きたいものなんて無くていいんや
ただ描けばいいんや
目の前にあるものを
描きたいものなんか探しとるから駄目になる
描けなくなる
おまえは余計なこと考えすぎじゃ」
/本文より
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とっても面白かった。漫画家の人もやっぱり同じ様に悩んで苦労した人なんだね。共感と尊敬が入り混じりながら楽しく読み終えました。3巻という長さもいい感じでした。東村さんやっぱり大好き。
Posted by ブクログ
東村アキコ先生の自伝マンガ最新巻。
コールセンターで働いてたとか面白すぎたw
コールセンターをやめたくてやめたくて
追い込まれて漫画かきまくってた、
そのときの異常なパワーが伝わってきて
すごいなって思った。
そんな風にがむしゃらに頑張ることを
だんだん大人になるとしなくなってしまう気がして、
やばいって思いました。
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ただの思い出話の羅列じゃなく、メリハリもしっかりついてて、相変わらず素敵な内容でした。作者自身、まだまだ続くって書いてたけど、こちらとしてももっと続きが読みたい作品です。
Posted by ブクログ
「人は!!
もうどうしようもなく疲れた状態の時にこそ!!
ストレスで極限まで追い詰められて肉体的にも精神的にも追い詰められた時にこそ!!
夢への第一歩を踏み出すことが出来るんだ!!」
なんか島本先生みたいなこと言い出した。
でも分かる気がする。
追い詰められないと出来ないよね。
現状に満足してる人が世界を変える必要ないもの。水から茹でられたら、熱湯になっても気付かずに茹だっちゃうよ。
二度と会えない人のことを語ろうとすると、感傷的になるしかないな、という感じがすごく出てきた3巻だった。
日高先生関連のお話と若い東村アキコのお話とのギャップがすごい。
Posted by ブクログ
アキコったら宮崎で会社と絵でびっしりの状態で、ようやっと漫画を描き出しましたね~。
追い詰められないと始められない典型。。。
でも、ほんとにデビューしちゃうんだものね。
やっぱ大物だわー。