【感想・ネタバレ】山椒魚のレビュー

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Posted by ブクログ

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この短編集の中ではへんろう宿が一番好きです。淡々とした冷めたような文体で不幸な生い立ちながら明るく日々を生きている人々を描写しているのですが、私は作家にとても共感します。作家の感情表現が極力省かれているのにそれでも共感できるんです。読んでいると落ち着きます。

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2020年06月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

読む態度について反省している。
僕は集中力がつづくほうではないので、ちょこちょこ読んでは一度SNSを開いたりと、そうやって本を読んでいくことがおおい。しかし井伏鱒二のこの小説はそうやって読もうとしても、続きが頭に入ってこない。前半の何作か、そうやって意味を取りこぼしたまま、物語を終わらせてしまった。

五作目の『掛け持ち』から、一作品読み終わるまでは本を離さないと決めて取り掛かった。
今回、読書をちゃんとし終えられたのは後半の四作だけだったと思う。
しかしちゃんと読めた自信のある作品はどれもこれも、読み終えて作品世界から抜け出したときの自分のいる場所がなんだかおもしろいような気がした。

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2021年06月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

夜ふけと梅の花に出てくるセリフで、
「僕は、酔えば酔うほどしっかりする。」
というセリフがあるんだけど、このセリフが個人的には1番好き。酔っ払った時に言ってみようと思う。
あとは山椒魚グッズが欲しくなった。

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2021年08月20日

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