感情タグBEST3
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「龍盤七朝」という中華風というか武侠小説風舞台の
「時代」もの(その時場所を描くことに意味あるもの)
日本ならばシノビとサムライ(カタカナで)もの
お話自体も数冊で収まる単純なものなのに
なぜここまで他の小説と違うのか
「ライトノベル」(キャラクタが話しを作るほど特徴的である)であり
「時代劇」(どんな舞台場所でも通俗普遍なお話)なのに
架空舞台の詳細な描写で時代ものでもあるというものが他にないからか
この作者に創作意欲が残っていたことだけで賀すべきことである
もちろん刊行間隔は3年半といわず1年くらいでも全然かまいませんことよよくってよ
Posted by ブクログ
内容(「BOOK」データベースより)
卯王朝、第十八皇女の月華。どぶ川の畔で、虐げられる民“言遇”である涼孤の剣舞を目撃し自らも剣をとる。はじめは金持ちの道楽でしかなかったその剣術だが、まさかの開眼をはたし―!?一方、元都には武人が生死をも賭して真剣試合を行う大比武が近づいていた。涼孤の働く講武所の師範代である蓮空や、一番手講武所の一番弟子・阿鈴など、それぞれの志を抱き出場を決める。涼孤と月華は武の頂を目指す者たちを巻きこみながら、その運命を交差させていく。鬼才が贈る剣をめぐる物語、第2弾。
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面白い! 血沸き肉躍る剣豪小説! 中華ファンタジー風な世界も細かいところまで実によく設定されているし、キャラクターも生き生きとしていて実に魅力的。皇女と被差別民の青年との、身分を超えたボーイ・ミーツ・ガールものかと思いきや、月華の開眼によりまさしく剣をめぐる戦いの物語になった。
そして、2巻のラストは予想だにしない別れが。。。
これ早く続き読みたい。作者は遅筆で有名らしいが、これは続きが気になる! それに、次巻で完結だなんて勿体ない!もっと長く続けられる物語だと思うが。。。
なにしろ、本当に早く続きが読みたい! 傑作。
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これはただのよくあるような話ではなかった
月華はあくまでも自分の世界でしかものを考えない、ジャンゴもあくまでも自分の世界でしかものを考えない、結局この二人はお互いを全く理解していないし理解しようともしていない
この身分差ならばありうることなのに、恋愛にはならずとも、交流あって、技の伝達がなるかと思っていただけに衝撃
それが面白い
続きはよ!
Posted by ブクログ
数年ぶりに秋山の新刊を読むたびに、やっぱこの人の文章おもしれーわ、と思わされます。
私たちがハナタレ小僧であったときに喋っていた言葉も、波乱万丈の人生を送り円熟した老人が語るであろう言葉も、自在に操れるところがこの作者の恐ろしいところです。
そして持ち上げて落とされるのももはや様式美。
でもやり口が巧いもんだから、私の心は毎度これ以上ないくらいぎったんぎったんにされるわけです。
ここまで読者の心をぶん殴るのが巧い作者が他にいるでしょうか。
というわけで再びぶん殴られる日を心待ちにするわけです。何年後でしょうか。
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改めて思うのは、この人の書く文章が好きだということ。
いちばんに好きだ。
あらすじとしては月華が覚醒して、強くなってるけれど、
涼孤には遠く及ばない。そんな感じ。
戦闘場面とか、お祭りで買い物のあたりが特に
読んでいて楽しい(((o(*゚▽゚*)o)))
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いやあ、素晴らしい。長年待った甲斐があった。
話の凹凸と言うか構成と言うか、盛り上げ方がすごく上手い。
明日も仕事だというのに一気読みしてしまった。
これだからこの人のファンをやめられない。
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やっと出てくれた2巻!楽しみにしすぎて、一気読みをしてしまいました。
各人物の視点で語られていた話がだんだんと交差して、どこにも行くあてのない涼孤の道を変えていく様にドキドキしながら読みました。
涼孤と月華のお互いの本性を隠しながらのやり取りが、可愛いけどどこかせつない。
そして、最後の最後に力の一端を見せた「龍」がかっこよすぎて、早くも続きが気になります。
Posted by ブクログ
もう、なんというかですね、電撃文庫、ふところ深すぎw
これが出版できるラノベ文庫が、いったい他にあるのかとw
(2012/2/19訂正:ガガガなら出せそうw)
というか秋山先生はいつまで電撃で書くつもり?
新潮文庫あたりで骨太の時代小説とか、書きませんかね?
ラノベのレーベルで書いてもお互い不幸なだけなんじゃ?
というわけで全2巻の予定がめでたく終わらず、全3巻www
さて3巻は何年後に出版されるのでしょうか?www
ミナミノミナミノの2巻も期待しています!www
ところでこの2巻、1巻から4年近くたっていますが、
わたくし半村良「妖星伝7巻(完結編)」を【15年】待った経験が
ありますので、ぶっちゃけヨユーですw
真の最強キャラは誰か!?
1巻とは比べようもなく、急激に強くなるヒロイン月華。しかし後半からは敵剣士も相当強い。
炸裂する中国剣(というかヌンチャク?)発勁を応用した回転剣法って感じですかね。 終盤ラストバトルからの盛り上がりは凄い。
でも、作中で言及してた武道大会編に入らなかったのはいささか残念。仮に3巻が出たらやる予定だったのかな? 敵も殺し切れてないし。
Posted by ブクログ
未完。1巻のあとがきに、2巻で終わる、と書いてあるから、終わるのだろうと思って読んでいたのだけれども、全然終わらなかった。いろいろな伏線が回収されていなさすぎる。続刊はまぁ出ないでしょう。全般的には、いつもの秋山瑞人の通り面白く読めるのだけど、中国ネタだからか、よくわからない漢字が多くて、読むのがちょっと大変だった。微妙な点としては、主人公が卑屈すぎるのが読んでいてちょっと不快かな。それにしてもお姫様強すぎな件。
Posted by ブクログ
秋山瑞人は死せず! / あいかわらず読んでてにやけてしまう文章で、嫉妬すら憶える / わりと長めのバトルがあってそのあたりは少しカロリー使う / なんとも秋山らしい展開で、そう簡単にはお定まりの馴れ合いには突入させてくれない / 今巻は禿も月華も、そして次の巻ではあの男もあの女も、みんな死にたくなるような目に遭うんだ / 短刀をもらった侍女は陵辱され、あげたじーさんは病でぽっくり、きっとそうに決まっている / 次の巻が出れば、な
Posted by ブクログ
前作から4年ぶりの続巻。 架空の中華風武芸もの。 ボーイ・ミーツ・ガールものだが破局を迎えたところでこの巻終わり。 一巻目では全二巻になると書いていたが、この巻のあとがきではもう一巻必要だと作者は述べている。やっぱり。 やっぱこの人の文章はゾクゾクするわ。 描写が強い印象を持ってる。相変わらずの描写力と切なさ。 この文章を早い執筆速度を維持できれば最強と思うがこの密度では無理。
Posted by ブクログ
何というか、ここ数年すっかり忘れていたこのシリーズ。2巻が出ると知ったときは、結構嬉しかった。
正直前の話はあんまり覚えていないけど、面白かったことは覚えている。
月華の地団駄が相変わらずで、かわいい。そしてあんな風になるとは。その気配はあったけど、ずいぶんと短時間だなぁと思いもしなくもない。昔の中国王朝を思わせる舞台も、生々しいところもあって好きだし。
全2巻が3巻目がでるので喜ばしいことだ。個人的にはもっと続いて欲しい。アニメ化も期待。難しいか。