【感想・ネタバレ】決定力! 正解を導く4つのプロセスのレビュー

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Posted by ブクログ

同じ著者の『スイッチ』を読んで、よかったので、こちらも読んでみました。

要するに、決断に際して、誤まりを抑える方法には、次の4つの方法がある、という内容です。
   ・選択肢を広げる
   ・現実性を確かめる
   ・距離を置く
   ・誤りに備える

これらについて、一つ一つ、事例を用いて、丁寧に説明しています。
わかりやすくて、実践的な本だと思います。

とはいえ、実際の仕事においては、「イエスorはい」で答えなくてはならないものも多いんですけどね(苦笑)。

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2018年11月11日

Posted by ブクログ

より良い意思決定に関して、理論とケースを用いて分かりやすく書かれた本。実用的でありながら、ノウハウにだけ偏ってない感じがとても良いと感じた。ネタバレすると視野を広げること、謙虚さを保つこと、距離を置くこと、そして少しだけ先を予想することが、良い意思決定には必要である。理論に基づいた色々なアイデアが載っているので、働く上で、意思決定に携われる人は読むと悩みが軽減されそう。

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2018年06月11日

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進路に悩む大学生、ビジネスマン、重要な選択をしていかなければいけない大人に是非読んでほしい一冊です。
私達は重要な決定にも関わらず、雰囲気や自分の一時的な感情で決めたりしがちで、本当に最善の選択をしたのかと悔いが残ることもあります。
また、組織の行動の決定においても、声の大きい人の意見が通り、それが失敗することもあります。また、そういった意思決定のプロセスが派閥を生んで組織がうまく機能しなくなることもあるかもしれません。
この本を読めば、どのように最善の決定をしていけばよいのかがわかります。内容は体系的に書かれていて、例も多く分かりやすいです。内容が濃いので何回か読み直たいものです。
本当に有用な本です。

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2015年11月29日

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『アイデアのちから』『スイッチ!』の作者の第三弾。
『アイデアのちから』ではどうやったら人を説得できるか、わかってもらえるためにはどう伝えたらよいか、がテーマだった。『スイッチ!』では、自分も含めてひとが、そして組織が今までの行動を変化させるための具体的なやり方はどういうものか、がテーマである。
してこの『決定力!』では、何をどう決めていったらいいか、何か決めるときにどういうふうにすればいいのか、をテーマに選んでいる。
自分の考えをひとに伝えるときのよい方法、が最初の本のテーマだった。が、伝えてわかってもらっても行動につながらない、何もかわらない、ということがあるわけで、そこで次の本では、変化を起こしてもらうためのより具体的な方法がテーマになった。
この本では、望ましい変化とはなにか、伝えるべき自分の考えはどう決めるのか、と前の二著の前提をさかのぼって考える本になっている。
どの本も具体的で有用、かつ興味深いエピソードで面白く読めるので文句なくおすすめだが、上記のように三部作としてその関連を考えながら読むとまた面白いと思う。

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2014年02月24日

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するべきか否かの一択※ではなく、ほかの方法はないかも考える。
視野の狭窄に陥らないために。を事例やいろんな視点から書いてある。とても参考になり、自分の決定力が上がった気になりました。

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2013年12月03日

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読みたい本
ファスト・スロー
なぜ危機にきづけなかったのか。
7つの危険な兆候

いしけっていの罠
①視野の狭窄
←選択肢を広げる(orではなくand思考)
ただしほかの選択肢は適当なものではなく、意味のある選択肢でなければならない。
キッシンジャーは回顧録の中で、ニクソンに対し国務省が提示した3つの選択肢を論じている。それは核戦争、現行の政策、降伏、だった。それじゃあ現行維持にするしかにないじゃないか。

②確証バイアス(自分に都合のいい情報を探すこと)
③一時的な感情
④自信過剰

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2013年10月18日

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ネタバレ

意思決定には、バイアスがある。
1,視野の狭窄=選択肢を見逃す
選択肢を広げる(W)
買収するか否か、だけでなくそのお金で別のものを買う、という選択肢を増やす。
選択肢の消去テスト=どちらも選べないとする、そうするとどうするか=第三の選択肢を探る
多すぎる選択肢はかえって選べない。しかしほとんどのケースでは一つの選択肢をYesかNoで選んでいる。複数の選択肢があることを考える。
AかBか、と言われたら両方、と答えるべき。
ウォールマートの大半は、誰かのまねだ=他の選択肢を探るには、先達に学ぶこと。同じことでなくても類推する。
ブライトスポット=自分の中で成功例を探すこと。
プレイリストを使って、たくさんの素案を出す=他の案を出す手順をあらかじめきめておく=チェックリストと同じ。手順をチェックする。
二者択一で問われたら、第三の道を探る。

2,確証バイアス=都合のいい情報だけ集める
仮説の現実性を確かめる(R)

3,一時的な感情=間違った選択をする
決断の前に距離を置く(A)
インテルが、後任者なら何をするか、で考えた。

4,自信過剰=未来の出来事に自信過剰
誤りに備える(P)
実際以上に未来を見通せると考えている。

p134

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2022年12月26日

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意思決定の質を上げるには?に答える1冊。
スタンフォードのビジネススクールの教授&デューク大学シニアフェローの兄弟(凄いな…)による、全米ベストセラーになった著書だそうで、明日からの仕事に役立てられそうな良著でした。

例えば、「人生で『AかBか』と迷ったら、答えは『両方』かもしれないと考えるずうずうしさが必要だ。」というのは名言だと思います。
そもそもの「AかBか」で問うているコト自体が選択肢を狭めてしまっている…という訳で、本著の副題「正解を導く4つのプロセス」の1つ目が、「選択肢を広げる」というコトなのです。
ちなみに4つのプロセスは、
W:選択肢を広げる
R:仮説の現実性を確かめる
A:決断の前に距離を置く
P:誤りに備える
だそうで、なんかちょっとPDCAの残像を感じつつも、こちらの方がより実戦的ではあるかなという印象を受けました。

本著に通底している価値観は、所詮いくら考えを巡らせたところで、やってみなければ分からない。だからこそ、その中でリスクを最小化し、ちゃんと動きを取れるように仕組みを作ろう、というコトなのかなと思いました。
頭でっかちの理論家よりも、まず動いてみることの方が大事。ただ、その「動く」一歩前に、WRAPプロセスを経ることで、より成功の確率が上がる。
「ゲンバ」という日本語が使われていたことからも、日々の仕事に生かせそうな感じがしました。(実は、既にとある打合せで「他のやり方って検討されました?」とツッコミを入れてしまいましたが…)

あと、こういう米国発のビジネス書を読んでいて感じたのは、言及される著書やエピソードはある程度絞られてくるなぁというコトです。
・ヴァン・ヘイレンのM&Msチョコのエピソード
・ジム・コリンズの『ビジョナリーカンパニー2』
・アブラショフ大佐の駆逐艦ベンフォールドのエピソード(私は『アメリカ海軍に学ぶ「最強のチーム」のつくり方』で読みました)
ここらへんは必修科目なんですかね。

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2021年10月03日

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決定力、仕事していく中で差し迫る決断力を高めることだけを期した内容ではなく、
生活していく中で、何をどうするのかを選ぶ際の失敗を限りなく減らすノウハウが記されている。
街で見かけた品物を欲しくなった際のどうするかの決定力、連れ添う二人の間に生じた問題発生でどうするかの決定力、はたまた決定することができずに先延ばししていたことにも決定をくだすこともできるノウハウ。
出した答えに後々考えると、なぜあの2択しかなかったのかと後悔したり、納得していなかったり、そして答えを出せずに先延ばしている案件もあったりと、どうも決定することが得意でない自分にとって最適な内容であった。
いたってシンプル。WRAP、言い換えてワイド・リアル検証・一置き・備え、の思考で考えれば、必ず正しい決定をくだせるわけではないが、少なくとも今までより、精度の高い決定をくだせることが想定できる。

詳細はメモへ

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2021年03月29日

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★決断に至るプロセスが重要
私たちが誤った決断をしないためには、4つの罠に陥らないよう、プロセスをふむことが大切だという内容です。

様々な具体例を通じて、より間違いの無い決断をするにはどうしたらよいか、考えるいい機会になりました。

決断をしない人はいないと思うので、あらゆる立場の人にオススメしたい一冊です。

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2020年07月12日

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ネタバレ

 選択肢を広げる。仮説の現実性を確かめる。決断の前に距離を置く。誤りに備える

『決定力!  2013/9/25』は『アイデアのちから 2008/11/06』『スイッチ! 2010/08/06』に続くチップ・ハース、ダン・ハースによる第三弾!

「人々の意思決定やその成果を調べれば、人間が意思決定の名人ではないことが分かるだろう。私たちが早急に結論を出してしまうのは、目の前にある情報を重視し過ぎ、視界の外にある情報を考慮しないからだ。自分で意思決定を下すときの参考になるプロセスは、選択肢を広げる。仮説の現実性を確かめる。決断の前に距離を置く。誤りに備える」だそうだ。さあ実例を見ながら、そのプロセスを学ぼう!?

 D・カーネギーの名著『人を動かす』『道は開ける』のように、これでもかというほど、事例を挙げて、プロセスの重要性をたたみかけてくるので、文章量が膨れ上がり、一気に読むことができませんでした。この辺が好みの分かれるところだと思います。私は、新型コロナウイルスの影響で読書をする時間が増えたので、何とか読み遂げることができましたが、最初の方の話は、忘れてしまっており、蛍光ペンで印をつけたところを復習しました。

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2020年05月31日

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読書スピードが遅い自分は読み終わるのに1週間程度かかってしまった。
そのくらいボリュームのある内容。

人生には決定がつきもの。
仕事上では大きな決断をする立場ではないが、「彼氏と別れるかどうか」「引越しをするべきかどうか」など、自分にも身近なテーマにも応用できる内容だった。
目からウロコの連続。
人生に迷ったとき、また転職、結婚などの節目にも読み返したい一冊。

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2017年03月03日

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『アイデアのちから』『スイッチ』で有名なハース兄弟の最新作。今回は、よりよい意思決定のためのテクニックを、プロセスの形に整理して紹介。一つひとつのテクニックは、他の自己啓発本にも載ってそうなありきたりな内容だが、この本はそれをWRAPプロセスという形に整理することで、一つひとつのテクニックを鵜呑みにして使うのではなく、なぜそのテクニックを使うのか、他にどんなやり方があるのか、ひいては自分でうまいやり方を考えることも可能にしている。
何かを決断する時に、「~するべきかどうか?」という二者択一的な思考をしている人におすすめ。

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2014年11月12日

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正しい決定 ではなく、正しい決定の仕方について書かれている本。正しい決定の仕方をした決定はいい結果を生むことが多い。
するべきかしないべきかは選択肢ではない。
なるほどと感心することが多い。
本はぶ厚いけど(^_^;)

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2014年04月15日

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WRAP

ワイドに選択肢を広げる
現実的に検証する
間を空けて考える
失敗を想定する

決断力をさらに高めるための、キーワードをあげ、具体例も豊富に挙げている。

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2014年03月07日

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ナナメ読み。
・選択肢を拡げる。(~するかしないか→~するか、☓☓するか)
・小さく始めてみる。

もう一回ちゃんと読み直したい。

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2014年01月28日

Posted by ブクログ

決定力が乏しい自分に必要と思い、購入。

若干冗長感はあったが、決定にあたってのプロセスや
決定するにあたって注意すべきことが細かく書いてあり、
非常に勉強になった。

実際のところ、早く決めたほうがよいこともあるが、
決めるにあたって充分検討しないと手戻りも大きいし、
何より失敗したときの損害が大きい。
特に新しいことをやるときは、引き際を定義してやらないと、
ドツボにはまってしまうので気を付けること・・・だそうです。

確かにね。
自分は他の人の意見を聞かない傾向があるので、
同じような経験をした人にアドバイスを求めて行動していきたい。

【勉強になったこと】
・一般的な意思決定プロセスは以下だが、一方で問題もある。
1. 選択に直面する
 しかし、「視野の狭窄」によって選択肢を見逃してしまう
2. 選択肢を分析する
 しかし、「確証バイアス」によって都合のよい情報ばかり集めてしまう
3. 選択する
 しかし、「一時的な感情」によって間違った選択をしがちである
4. 選択の結果を受け入れる
 しかし、未来の出来事について「自信過剰」に陥りやすい

・上記問題を回避するために定義されたプロセスがWRAP
 W:Widen Your Options
   選択肢を広げる
 R:Reality-Test Your Assumptions
   仮説の現実性を確かめる
 A:Attain Distance Before Deciding
   決断の前に距離を奥
 P:Prepare to Be Wrong
   誤りに備える

・視野の狭窄から抜け出すには、機会費用を考えるとよい

・選択にあたっては、必ず2つ以上の選択肢を検討すること

・新しいことを考えるときは、プロトを行うのが効果的

・選択に困ったときは、他人にアドバイスするとしたらどちらがよいか?
 と、考えるとよい。そのほうが最重要な要因を考えられる。

・10-10-10プロセスを試すことで、距離を置ける。
 10分後-10か月後-10年後、これは恋愛でも一緒らしい。
 いずれでも後悔しないなら、決断すべし。

・企画を推進するときは、引き際を定義して取り組むこと。
 引き際の決まっていない企画は必ず頓挫する。

・成功は意思決定の質と運の量によって決まる。
 運は変えられないが、意思決定の質は高められる。
 高めるためにも色んな視点で考えるプロセスが重要。

・決定力がある人は、自信を持って勇敢な選択が出来る。
 先送りして後悔するよりも、挑戦して失敗するほうがよい。

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2013年12月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

人生には意思決定がつきものだ。
結婚すべきか?転職すべきか?
もちろん、ビジネスだって意思決定のシーンばかり。
できることならばあとで後悔しない意思決定をしたい。
そんな人のための本。

意思決定には4つのステップがあるという。簡単にまとめるとこんな感じ。
(W)選択肢を広げる
⇒機会費用を考える、「今考えている選択肢がありえないとしたら?」と考える、「~するべきか否か?」というイシューに陥っていないか気にする、選択肢をORではなくANDで考える、自分と同じ問題を解決した人を見つけて聞く
(R)仮説の現実性を確かめる
⇒逆を考える、外部の意見を頼りにする、マクロな視点で基準率で判断する、ミクロの視点で具体例に触れてニュアンスを確かめる、テストマーケティングやプロトタイピングをしてみる
(A)決断の前に距離を置く
⇒時間をあける、第三者の視点で見てみる、「親友が同じ状況にあるとしたらなんとアドバイスするか」と考えてみる、核となる優先事項は何かを明らかにしそれを大事にする
(P)誤りに備える
⇒シナリオを予測するのではなくいい結果から悪い結果まで幅を持たせて考える、期限や打ち切りの条件などアラームをセットしておく

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2013年12月04日

Posted by ブクログ

具体例が冗長ではあるが,
思った以上によい本だった。

本書全体に通底しているのは,
視野狭窄に陥らないように気をつける,
ということかなぁ…と。

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2013年11月02日

Posted by ブクログ

スイッチ!が面白かったのでこちらも読んでみた。
内容が濃くてキーワードも多く、消化するには時間を要する。ただ意思決定の質を高めるには様々な手法があることが分かったので実務でも活かしていきたい。
・視野の狭窄に陥っていないか?
・機会費用を考える(同じ時間とお金で何ができるか?)
・orではなくandで考える

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2021年10月10日

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it's decisive! i found muching bisiness for want to selling or buying. mr. wollton, wallmart CEO said, i always do, someone doing it. the WARP

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2016年04月28日

Posted by ブクログ

決定するためにどうするかという観点よりも、どういう間違いをしがちなのかという観点に主眼が置かれている。事例があっちこっちに飛びまくるため、非常に読みにくい・・・というか、アメリカ発のビジネス書はほとんどそういう傾向があるようだ。一つ一つのエッセンスに注目すればとても有益なことが多いので、そういう読みにくさをどこまで妥協するかが読み手にかかってしまうのが残念。各章末にまとめが書かれているので、それを眺めた後で、気になる項目を見ると良いかも。

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2014年01月18日

Posted by ブクログ

ORではなくANDで考える。
メリット・デメリットを書き出して比較するやり方ではまずい。
友達に助言するならどうする?
あらかじめアラームをセットしておく。
・・・とても参考になった。

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2013年12月08日

Posted by ブクログ

行動経済学や意思決定に関わる書籍を読んでる方には重複する内容が多いので、今更という感じになるかもしれませんが、かなり実際的な場面にまで落とし込んで説明しているので、興味がある方は一読をおすすめします
必読書にカーネマンとアリエリーが挙げられていますが、その手前の入門としての位置づけですね

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2013年11月22日

Posted by ブクログ

意思決定の4つの罠
①視野の狭窄
②確証バイアス
③一時的な感情
④自信過剰

WRAPプロセス
W 選択肢を拡げる Widen Your Options
R 仮説の現実性を確かめる Reality-Teat Your Assumptions
A 決断の前に距離を置く Attain DistanceBefore Deciding
P 誤りに備える Prepare To Be Wrong
 

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2013年10月24日

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