弓道、そこはかとない美しさを感じる競技ですよね。
主人公・岸本杏は中学からの6年間を弓道に捧げてきたものの、部長として満足した結果は残せず。無念のまま、夏の大会で引退することになってしまう。
次期部長になったのは後輩・三神曜太。ろくに練習もしないのに結果は良い、所謂「天才」という存在だった。部長の引継ぎの時、曜太は杏に対してとあるお願いをしてきて……?
弓道好きなんですよ弓道。カッコイイですよね。弓をひく女の子・男の子どちらも魅力的です。袴も良いですよね。
物語においては、曜太がめちゃくちゃにイケメンです。年下なのに包容力もあり、実力もあり。何より、一途に杏を想う姿が本当に素敵です…!
私のように弓道好きの方も、キュンキュンしたい!という方も、どうぞお楽しみください!
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以前からタイトルと表紙が気になっていたので、無料版読ませていただきました!
弓道ということで、立ち姿などすごくカッコいいんですが、動作や道具の名称などその他にも詳しく書かれていて、とても興味深く面白いです!
ストーリーも始まり方がすごくいいなと思いましたし、三神くんのキャラにハマりそうです^_^
杏ちゃんにピシッと言うところがいいな。
三神の緩急がすごすぎる
三神もそんなに押したりできるなら、どうして杏が引退するまで何もしなかったのかがちょっと不思議。
どうでもいいことだけど、杏の受験も心配だ。
もう今すでに3年。
そして今から恋愛?
ストーリーはとてもいいんだけど、どうしてもそこが気になる。
ヤンデレ系のヒーロー
高校生から大学生へと弓道を通しての恋愛モノなのだけど、ヒーローの三神君はいわゆるヤンデレか・・とにかく愛が重いタイプで癖が強くて危ない青年。読者はその強引さに引き込まれます。ヒロインの杏はそんな彼に引きずられるように彼に惹かれていく。これだけの設定で物語が進んでいくんだけど、脇役がまた個性的でフフフと笑える部分もあり全巻一気に読めます。奈智とゆきの恋愛も少し切なくて凄く良いです。この作者さん、物語の組み立てが上手ですね。
ただ一つ残念なのは、1-7巻はそれほど違和感ないのですが8巻目にあたる"特別編"では残念なことに絵がだいぶ幼く変わってしまいました。この1巻の表紙にある三神君の顔とは別人です。登場人物全体が背が低く感じ、幼い印象に・・