感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2015年03月13日
実際にスペインに頻繁に足を運んでいて、闘牛士に魅せられている作家さんの作品。
主人公のチカは女の子に裏切られて死のうとしたことをきっかけに闘牛士を目指すんだけれど、死ぬ価値もないと言われ、葛藤して自分のあり方を探っていく。
「度胸と勇気は違う」、「お前と俺の勇気は違う」といった台詞が印象的でした。生...続きを読むきていくことってすべてにおいて、チカが探しているような勇気が大事なんじゃないかと思う。
題材も描き方も割と重いと思うんですが、えぐさはなくて淡々としている。でも深い。それがえすとえむさんの好きなところ。
Posted by ブクログ 2012年11月08日
「血ならとうに見慣れてる」がいいな、と思った。闘牛ってゆう、正直一切関係ない世界とこっち側を一気に近づけるのはチカの女臭さ。
女としてはイケメンだけど、ちゃんと女子の嫌な部分も持ってるキャラクターなのがよい。
共感ポイントがあるからのめり込む。
うどんとは全く違う世界観に拍手。続きが楽しみ。
Posted by ブクログ 2012年03月07日
生きた動物を傷つける、闘牛という伝統競技は好きではないけれど、"うどんの女"を読んでえすとえむさんの描く絵や、登場人物の心情描写が好きになり、しかもIKKI連載なので気になって読んでみた。闘牛士になって死にたい!と願う同性愛者の女の子のお話。性的な描写はないです。突発的に動き、自...続きを読む分の意思を伝える、大いに悩む、白黒はっきりした主人公の行動が心地良い*闘牛のシーンが苦しいけれど続きが気になるから読み続けると思う。
スペインを舞台に、スペイン人の女性が闘牛士を目指すというもの。
設定から雰囲気まで、見慣れた日本のマンガとはまるで違う雰囲気。
キャラ絵も特徴的で、少女マンガ的ではあるが非常に味のある絵。
それでいて十分キレイであり、見やすい。
話は心理的な面が多く、単純にスパスパ入ってくるものでは無いが、深...続きを読むい。
これは今まで読んだことの無いような、独特の味がある作品。
好き嫌いはあるだろうが、高く評価すべき作品だと思う。
Posted by ブクログ 2012年08月02日
闘牛がテーマってなかなか出会うことがないので、気になって購入。えすとえむさんは割りと好きだったし「愚か者は赤を嫌う」で絵柄とかが割りとお気に入りだった、っていうのもあるけれど…。
フってきた同性の恋人に対する腹いせに自殺したい。
その手段として、闘牛士を選んだチカ。
のお話。
チカと同様、私も闘...続きを読む牛に関する知識なんてなかったので勉強になった。
闘牛って奥が深い、というか、本当布をひらひらさせるだけのスポーツ(?)だと思ってたのが、もっと残酷…(´・_・`)
展開の面白さという点では、一巻読んだだけではなんとも言えない、という印象かなぁ。
Posted by ブクログ 2012年05月04日
表紙の絵がキレイだったことと、作者がBL作品出身ということで、
興味を持ちました。
まず、BLな要素はないです。
絵はとてもうまく、闘牛というテーマでスペイン人を描いてますが、とても雰囲気が出ていてよかったです。
まだ序章な感じなので、なんとも言えないですが、
もう少し精神的な描きが刺さるものが...続きを読むほしいなと思いました。
間はすごくうまいんですが、
心情がもう少し受け止めたい感じがしました。
なんでしょう。。。もっと複雑な心境なはずなのに、
その複雑さは描いていない気がしました。
もっと深く汚く心情を描くとぐっとよくなる気がしました。
ちょっと気持ち、キレイにしすぎかなと。。。
序章ということで期待を込めて星は4つです。
Posted by ブクログ 2014年11月24日
女闘牛士の物語。
同性の恋人に裏切られ自殺を試みていたチカは、死に場所を求めて「闘牛士になる」と宣言する。
食肉としての牛、人間が生きるために生き物を殺す現場でもある闘牛場で死を求める女――雄牛の血と月経の赤をマンガのモノクロの世界で思い浮かべる。
女の世界にいたチカは雄牛の、延いては男性的な世界と...続きを読む関わることで“生きる”ことを見つける事ができるだろうか。
スペインでも廃止の動きが強い闘牛だが、単なる屠殺現場ではないこと、その精神をわかりやすく描いている。
Posted by ブクログ 2012年03月24日
いまなぜ闘牛を題材に?と思ったし、はっきりいって闘牛きらいだけど、残酷なところも含めて逃げずに描いてあるなぁと思った。えすとえむさんの描く身体の線が好き。次巻も買う。
Posted by ブクログ 2012年03月07日
闘牛士を目指す女の話。
結構おもしろい。
久しぶりの当たりマンガだわぁ。
☆4なのは、次巻に期待の意味を込めて。ぶわっ!って盛り上がったら☆5ですね。
Posted by ブクログ 2012年03月07日
闘牛士を目指す同性愛者の少女の物語。
きっかけは何であれ、闘う女の姿は非常にカッコいい。闘牛という有名ではあるがマイノリティな題材を上手く描いている。今後の主人公の成長に期待。
Posted by ブクログ 2016年04月13日
現在3巻。
チカは同性の恋人に振られて傷ついていた。
もう何もないと死ぬために闘牛士となることを決意し、パートナーだった国民的英雄だった闘牛士を亡くしたアントニオについていく。
他の闘牛士たちやそれに関わる人たちとの交流によって闘牛士として成長していく物語。
Posted by ブクログ 2013年09月03日
チカは死ぬためにこの道を選ぶわけなんだけれど、皮肉にもこの道を歩こうとするには「生きる」ということが一番大事だという事実。この先彼女はどんな道を歩いていくのか、とても気になる1冊。
Posted by ブクログ 2013年02月07日
コミック出たらぜったい買う!って決めてた
女って女でいるのなんて嫌だけど結局最後は自分が女だってことを武器にしちゃうよね
チカはセチュが理解してくれて寄り添ってくれて人生まで捧げてくれてうらやましい。私も私を選べない人に選ばれて何の危害もなく最後までいっしょにいたい
夢見がちだー
「・・・死にた...続きを読むかったのに。あの子がうんと悲しむ方法で。うんと後悔する方法で。」
「バカにしないで。血ならとうに見慣れてる。」
Posted by ブクログ 2012年05月02日
淡々としすぎて感情移入しにくい?というか、闘牛士になる動機が、失恋して捨てた恋人に後悔させるよう自殺するという発想が?でした。けど、闘牛士だけではない周りに色んな役割があるんだな…と再発見。
Posted by ブクログ 2012年03月11日
表紙買い。名前は知ってたけどはじめて読みました。えすとえむさんの本
内容は、簡単にまとめると
同性の恋人に裏切られるような形で失恋した女の子(チカ)が自殺をしようとするが失敗し、アントニオという中年の男に保護される。チカはアントニオの「お前が男だったら闘牛士にでもしようかと」、という冗談を聞き、...続きを読む闘牛士になって、元恋人の目の前で牛にさされて死ぬ、と言い出す。諸々あってアントニオにみとめられたチカはアントニオから闘牛の手ほどきをうけはじめる。
みたいな感じ。
1巻だからこの先の展開次第というのは大きいけれど、チカが闘牛士になる決意をするまでがちょっといきなり過ぎるような気がする。チカとマリア(元恋人)との関係がもうすこし書かれないと、チカの心境ははかりかねるかなあ。
でも絵は綺麗だし、闘牛の話とかは勉強になる。
続きを買いたいと思えるけど、人に薦めたい作品になるかどうかはまだわからないので☆3つで!
Posted by ブクログ 2012年03月08日
私は、闘牛士になる…闘牛場で、死ぬために。
両親や同性の恋人から捨てられ、死を望む少女・チカに訪れた転機。それは、チカを保護したアントニオに影響を受け、闘牛士を目指すことだった─。
─私はいない。まだ、だれの視界の中にも──。
闘牛士を目指すものの、度胸だけでまだ実力も何もないことを思い知ったチカ...続きを読むの言葉で終わる、今回。まだ序章、これから面白くなりそうな予感です。