感情タグBEST3
Posted by ブクログ
まだまだ誰が仲間で、誰が敵なのかがわからないまま、最後の抗争へと物語が加速して行った。
カトルカールを操る真の黒幕は誰なのか。度々出てくるオクトーヴァー家の人たち。それぞれがそれぞれの野望のために動いているせいか、誰と誰が繋がっているかがよくわからない。
また、物語の途中で出てきた「虚無」という単語。ボイルドが今のところはナタリアを通して人間らしい自分を取り戻そうとしているだけあってここからの展開が楽しみ。
最後に連れ去られて決まったクリストファーは、これのせいで目が覚めなくなるのか。また、ショーン・フェニックスの物語がどうなるのかが楽しみ。ショーンのフルネームがわかった時はニヤッとしてしまった。彼もまたウフコックの物語にも関わっていたのか。と。ただ、スクランブルの時にそんな描写があったっけ?とも少し感じた。
Posted by ブクログ
サーバーパンクは読みづらいと言われるけど
この作品はあまりその読みづらさを感じませんでした。
疾走感が伝わってくる文章なのも
その一因なのかな…
(ただし、グロいシーンは多いけどな!!)
途中にこのご何かがありそうな意味深なシーンがあります。
ただ、展開次第ではその後にはつながらないのかな。
でも気になるところです。
そしてどうやらボイルドたちが立ち向かう敵は
何やらとんでもないことをしでかそうと
しているようで…
その描写がえぐいので要注意。
次巻が怖い
相変わらずの重々しい緊張感を持ったまま話が進んでいっている。09vsカトル・カールの戦いの結果は凄惨なものになるんだろうなと戦々恐々としている。
次巻でどういう結末を迎えるのか不安であり楽しみ。
Posted by ブクログ
再読。
異能バトルも激しくなってきてええですなあ。敵の全貌も見えてきて個性的なやつらでまたたまりませんなあ。
仲間が死んでゆくという展開も始まりシリアスみを増し、ボイルドの静かな狂気も徐々に危うくなってきて、多方面でいろいろ大変。
Posted by ブクログ
さらに残酷で救いがなくなっていく第二巻。能力者対能力者の対決が描かれるので、一見マンガっぽいが、ハードボイルドや暗黒小説の方が近い。
主人公の行動と共に、徐々に真相が明らかになったり、すぐに闇の中に消えたりするところが、チャンドラーのようなハードボイルドのように読める。
Posted by ブクログ
欠けたピースが埋まらない。
ボタンを掛け違えているか。
(以下抜粋。○:完全抜粋、●:簡略抜粋)
○四人一組が三つ。おおよそ指揮官を含めて最適な部隊人数(P.150-151)
Posted by ブクログ
新装版で再読。結局、忘れいているので、読み返しながら思い出すということで読み進む。段々と思いだしてきて先の結末が読めているので、残念ながら初読よりは楽しみが少ないのは否めない。そういった読者側の事情はさておき、相変わらず、敵役のカトルカールの圧倒的な迫力には魅了される。ありとあらゆる障害を乗り越え、圧倒的な戦意を前面に押し出し、なおかつ、セリフが各々のキャラクターを彷彿させながら迫りくるのは本当に素晴らしい。また新装版の表紙カバーで描かれているメンバーの顔も素晴らしい、1巻がボイルドで3巻ウフコック、間の2巻がカトルカールで、09のメンバーでないことからも、本作がボイルドの話でありながらも、同時に彼らの話であることが端的に伺われる。
Posted by ブクログ
カトル・カールの面々の描写に吐き気を催しそうになるほどの。敵味方、というより誰が敵なのかも味方なのかもわからず、またその有り様も目まぐるしく入れ替わっていく怒涛の展開。先が読めなくて終始興奮する。