【感想・ネタバレ】魔術師 下のレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2023年10月18日

リンカーン5作目
マジック、イリュージョンに翻弄されっぱなし
誤導に乗っかって、向かっては引き戻されの繰り返し
下巻の途中で、もう終わりかと思ってページの残りを見たくらい

面白かった

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Posted by ブクログ 2023年03月12日

幼い頃からマジック用品や本を買い漁って、マジックの練習をしていたので、今回の犯人はマジシャンと言うことで期待していたのですが、期待以上でした。
作中のマジックやトリックは全て実際に使われているものです。
マジシャンが犯人の作品は多々ありますが、一番面白かったです。

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Posted by ブクログ 2022年07月01日

テンポがとにかく良く、スイスイと読めました。ドキドキとハラハラが詰まってます。
どんでん返しの宝庫で、えっ?!そうだったの!?が連続します。
その展開のスピード感に、一瞬で魅力されました!

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Posted by ブクログ 2022年05月14日

いやいや面白かった!

右だと思わせといて左?騙された振りで右下からの左下?と思った振りして背中かも!
なところに正面からバーン‼︎みたいな_| ̄|○

殺人を快楽とする殺人鬼なら全員死んでたな…

恐るべし魔術士( ̄▽ ̄)笑

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Posted by ブクログ 2015年12月22日

正しく“怪人”のような犯人―巧みな変装や“早変り”で姿を眩ませ、捜査陣を騙すことさえ試みて成功してしまう…読んでいて「途轍もない奴…」と思った…こんなのが実在したら…恐ろしい…―を必死に追う物語である。マジックショーのような鮮やかさで、次々と事件が発生し、「追いつき、逃れられ」という犯人との対決が続...続きを読むく…どうも本作は、作者がサーカス公演を観覧する機会に「こんな犯人とライム達が対決?!」と着想したらしいのだが…

物語は最終盤の方まで「どんでん返し」の連発だ…上下巻の2冊なのだが、あっという間に頁を繰ってしまう…流石に、「人気シリーズの中で、人気が高い」という作品である!!お奨めだ!!

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Posted by ブクログ 2015年06月14日

 神出鬼没の殺人鬼”魔術師(イリュージョニスト)”とライムたちの追走劇を描く下巻。

 この小説を例えるとするなら荒れた海の浜辺。何度も大きな波がやってきて、それが引いたと思いきやまた大きな波が来る。息もつかせぬツイストのオンパレードに夢中になります。
こうした小説に関しては残りページ数で「もう一山...続きを読むありそうだな」といろいろ勘ぐってしまうのでページ数の実感が湧きにくい電子書籍で読みたくなりますね。(勘ぐっても十二分に面白いのですが)
 
 そして自分のそうした考えすらも逆手に取ったどんでん返しも最後に用意されていて非常に満足。本当にディーヴァ―のツイストへのこだわりと、サービス精神に頭が下がります。

 作中でイリュージョニストでライムたちの捜査に協力するカーラが、イリュージョンのテクニックについて語る場面があるのですが、そのテクニックやトリックというものが本当にミステリのテクニックと似ていることが分かります。
だからある意味カーラの語りは、ディーヴァ―自身のミステリ観を表しているようにも思えます。そしてそのテクニックをこれでもか、というほど使った作品なので息つくヒマなく読んでいたように思います。
 
 一方で登場人物たちの魅力も存分に活かされた作品でもあります。
ライムの優しさや、少しシニカルな言い回しも冴えてますし、サックスが警察という厳しい社会で懸命に闘っていること、
またカーラの母との話や師匠の話など、登場人物たちそれぞれに色々な魅力が付与されています。

 改めてリンカーン・ライムシリーズの面白さと安定感を実感した作品でした。

2005年版このミステリーがすごい!海外部門2位

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Posted by ブクログ 2013年05月07日

今までの犯罪者と違って、マジシャンとかイルージョニストが相手では、消えちゃうし、化けちゃうし、想像すらつかない難しい相手だ。

私も小さいころと数年前にサーカス(笑)観に行ったけど、目の前でマジックって見たこともないなぁ。
せいぜいテレビで観たくらい。

いつも以上に今回は先が読めなかったわ。

...続きを読むさすがにリンカーンもやり難かったでしょうねぇ~
それにしても、自分の復讐のために全く関係のない人が犠牲になるなんて、心底腐りきってるわね。

やはりマジックは楽しませるためのものでなくてはね。
私は大掛かり脱出だのなんだのより手先のマジックの方が好きだな(笑)

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Posted by ブクログ 2012年12月12日

〈リンカーン・ライム〉シリーズ第5弾
"魔術師"の邪悪なショーを阻止することはできるのか?
驚愕のラストが待ち受ける、シリーズ最強傑作!
2004年度「週刊文春ミステリーベスト10」第3位

ライムを襲った魔術師〈エリック・ウィアー〉の捜索は行き詰る。
一方で様々な現場から、極右...続きを読む武装組織《愛国同盟》主導者であるアンドリュー・コンスタンブルと接触を図ったとされる形跡が見つかる。
コンスタンブルを脱走させるため担当検事を襲撃すると予測したライムたち。
見事魔術師を捕えたかと思いきや、彼は看守をも巧みな演技で騙し逃走。
物理的・心理的な誤導で、彼の真の目的は達成された――はずだった。

ライムの頭脳は、それまでの魔術師の策をしっかりと検証し、
彼の真の目的を見抜き、見事出し抜いた。
"消された男"vs"不動にされた男"決着。
どんでん返しも随所に見せ、真相が明らかになったときはやはり脱帽する。
ただ、魔術師は何でもこなせる設定というのがちょっと疑問。
今回も、読者は作中のアメリア・サックスのように翻弄されることだろう。
そのサックスも晴れて昇進、巡査から三級刑事へ。
ますます今後の展開が見逃せない。

ミステリ:☆☆☆☆
ストーリー:☆☆☆☆☆
人物:☆☆☆☆☆
読みやすさ:☆☆☆☆☆

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Posted by ブクログ 2012年05月14日

魔術師と名探偵の一騎打ちはジェットコースターのように展開する。ストーリーもさることながら、サックスの巡査部長昇進試験の顛末やイルージョニストの見習いカーラの母親への想い、師匠との関係を描くエピソードも良くできている。文庫本裏表紙の紹介文にある「最高のどんでん返し」という宣伝文は余計なお世話。このシリ...続きを読むーズはどんでん返しがあるのはデフォルト。池田真紀子の翻訳はもはや名人芸の域と思っている。未読の人は幸せ。しかし、やはりライムシリーズは第1作のボーンコレクターから読むべきだろう。

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Posted by ブクログ 2012年03月15日

下巻である。後半はどんでん返しに次ぐどんでん返し。たたみかけるように次から次へと真相がひっくり返る。非常に技巧に富んでいる。英題のThe vanished manがすべてを言い表している。イリュージョニストはいったい何を消したかったのか。上巻の内容がみごとにこの下巻でつながってくる。その手法たるやお...続きを読むみごとというほかはない。

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Posted by ブクログ 2012年02月18日

読み出したら止まりません。

四肢麻痺で、首から上と薬指しか動かせない科学捜査専門家リンカーン・ライムシリーズの第5作。
彼の作品は、読み出したら止まらないのと、たたみかけるドンデン返しが有名なのですが、中でもこの作品はディーヴァーの魅力、リンカーン・ライムシリーズの魅力が満載!読書とミステリーの醍...続きを読む醐味がギュっと詰まってます。

マジックに見立てた連続殺人を犯す犯人が、次の被害者の背後に忍び寄る怖さ。どこか怪しい登場人物達。見事な推理とチームワークで、犯人が残したごくごく細かい物質から、犯人の正体を徐々に暴いていくワクワク感。後半は次々にたたみかけるドンデン返し。全く読めない展開に、まさにページを捲る度に驚きの連続。

それにしても、このシリーズを読むと、アメリカの作品だなーって思います。
襲ってくる犯人はためらわず射殺。それで責められることもない。銃の名前も当たり前のように次々登場するし。やっぱり銃社会なんだとつくづく痛感。

アメリカならではの空気も感じさせてくれるディーヴァー。
彼の作品に出会えて、人生の楽しみが増えました。

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Posted by ブクログ 2012年01月12日

どんでんがえしの連続に、そしてラブラブっぷりを見せつけ続けるライムとサックスに、ひたすら息をのみます。なんというか、すごく美味しいぐだくさん海鮮丼みたい。満腹満足。

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Posted by ブクログ 2023年08月15日

音楽学校で起きた殺人事件の犯人を追い詰めた警官隊は、閉じられた空間から煙のように消えた犯人に驚愕する。
マジックの修業経験がある犯人“魔術師”を追うリンカーンたちだか……。→
シリーズ5作目。
犯人はまさかのイリュージョニスト。開けられない鍵はなく、早替えで瞬時に別人になり、あるはずのものを消し、な...続きを読むい空間に物を呼び出す……。
これは……ある意味タブーでは?となった。捕まえるの無理じゃね?(笑)
まぁ、きちんと解決するんだけど、読みながら「いやいや無理だろ」
って気持ちが先立ちなかなか入り込めなかった(たぶん私だけ)

マジックやサーカスに魅力を感じないタイプだから、ストーリーそのものはあまり好みじゃなかったけど、リンカーンサイドのキャラの絡みは今回も良き。とても良き。
シリーズものとしてはとても楽しい作品。
あと、原題がいいんだよなぁ

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Posted by ブクログ 2023年01月06日

今年の年末年始は、他の娯楽や家事から読書時間を奪い取れず、一方で負の遺産(積ん読本)がどんどん溜まる悪循環でした。
前作の石の猿は評価が高くなくてもそれなりに楽しめたけれど、シリーズ5作目の本作は高評価とのことでしたが、確かに面白さの差は歴然。得心いたしました。
テンポやストーリー展開もよく、登場人...続きを読む物のキャラ立ちもよく、張り巡らされたプロットや、ラストの懸念回収の爽快感もよくで、まさに三方よしの出来栄え、こいつはいけねーよーって感じで次回に続くのでした(何を言っててるんだか)。次は「12番目のカード」か。。。沼にはまる感じでは決してないのだけど、とにかく面白いシリーズです。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年03月25日

どんどんどんでーんどんでん返しー(ドンキホーテ風)

ライムさんと女刑事さんはねんごろなのに驚いた!

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Posted by ブクログ 2021年03月08日

これだけなんどもひっくり返されると、最後は何も額面通りに読まなくなるぐらい、どんでん返しが多い。キャラクターも魅力的だし、推理物が好きな人は、楽しめると思う。

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Posted by ブクログ 2021年01月24日

リンカーン・ライムシリーズ第5作目下巻。

イリュージョニストに勝る犯罪者なんていないんじゃないか、、、
本気で狙われたら命なんていくつあっても足りない。
と感心した。

あと、サックスに対する仕打ち。
権力をかさにきる人間は嫌いだ。

しかし終わりよければ全てよし!

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年11月03日

序盤から匂わせといたやつは何もなく、逆にあからさまなものはそのまま実行されるという、読者心理をついた作品。

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Posted by ブクログ 2019年10月09日

シリーズものだと知らずに読んだ。大きな支障はない。何度も予想を裏切り、最後までページが残るので「まだあるのか!?」という気にさせる。トリックよりストーリー重視だと犯行動機が今ひとつだが、警察側の人々が素敵だったので良し。

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Posted by ブクログ 2019年09月15日

リンカーン・ライムのシリーズは何作か読んでいるが、それらの中でも理解しやすい部類に入る。
展開もスピーディーで楽しめた。

ただ、背表紙の惹句には疑問符がつく。

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Posted by ブクログ 2019年04月16日

魔術師マジシャンの犯人を追い詰めるストーリー展開。初っ端から、イリュージョンで人を欺いて逃げおおせる犯人に、犯人像が見えなかったが、最後まで展開が読めなくてハラハラ。アメリアの昇進試験の結果にもアメリアと一緒に一喜一憂している感じになってしまい、最後まで飽きませんでした。

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Posted by ブクログ 2018年11月01日

(上巻より)

いろいろなマジックの種明かしがあるのも面白かったし、
ライムが犯人に襲われて、
アメリアが事情聴取する場面は面白かった。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2014年05月05日

結局のところ、連続殺人鬼はどうして連続殺人事件を起こしたの?って疑問にさかのぼる。
ストーリーのためのストーリー落としどころがおかしくなっているとしか思えない。
面白いことを否定する気は無いが、その部分がどうしても引っかかるから星四にせざるを得ない。

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Posted by ブクログ 2014年02月06日

大ドンデン返し!がうりではあるものの、
そればかりだと、いつかはネタが尽きます。

でも、この作品は、これまでの推理小説では
出なかったような、イリュージョンと言うテーマを
選んでどんでん返しの繰り返し世界を作り上げています。

たしかにそうだよなぁ。
イリュージョニストが犯罪者だったら、
面倒な事...続きを読むになりそうですね。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2013年05月01日

相変わらずエンターテイメント性が高く、すぐに入りこむことができ、スラスラ読めた。一流マジシャンのショーを見て見たくなった。

ただ、最初は全く関連性がなさそうな二つの事件に、並列してライムやベルが関わり、途中で一つにつながる、というのは少々出来過ぎ。面白いからいいのですが。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2012年12月22日

今回の悪者は恐ろしく手強い相手だった。
神出鬼没で何にも変身してしまう魔術師だ。
さすがのライムも何度も危うい目に合う。
そしてディヴァー得意の大どんでん返し。それも何度も何度も執拗に繰り返される。読者は何度も騙される。
まったく見事と言うしかない。

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Posted by ブクログ 2012年06月03日

リンカーンライム第5弾、今回の敵はヤバいことにガチの手品師。ということで、ヤバい敵との相変わらずな壮絶バトル、今回も凄かった。

ただ、面白いけど少し飽きてきたのも事実、6と7はしばらくあけてから読もうかなぁ。うーむ。

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Posted by ブクログ 2020年10月11日

このミス海外編2005年版2位。リンカーン・ライムシリーズ5作目。ドラマの24みたいに凄い勢いで事件が起こって片っ端から現場の遺留品分析して、次の事件の発生現場を推測して事件発生の邪魔をしていく。スピード感あふれる活劇と登場人物の家族がらみのエピソードなどが時々挿入されるTVドラマのような雰囲気。シ...続きを読むリーズものの性か、このシリーズを特徴づけるどんでん返しがエスカレートしてきて、犯人と探偵が超人すぎてちょっと興ざめしてしまうこともあるし、犯人の目的達成のための手段が複雑すぎてそんなんできるねやったら、もっと簡単に目的達成できるやんって思ってしまう。あと分量があって前半はちょっと退屈でした。

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Posted by ブクログ 2019年07月08日

ジェフリーディーヴァー著 リンカーンライムシリーズ

いつもより読み進めるのに時間を費やした本著。

『魔術師』が操る"誤導"によって事件はさまざまな方面へ飛び火する。飛び火した火の粉はやがて大きな炎となり、敬愛なる紳士淑女を包み込もうと襲いかかる。
今まで読んだリンカーンライム...続きを読むシリーズとは、あきらかに一線を画す内容であり、入り組んだイリュージョンはミステリー好きには満足のいく作品だと思います。
惜しむらくはリンカーンライムシリーズ特有の疾走感が、複雑奇抜な展開でいつもより薄らいでしまったような気がしてます。
…が、サーカスや奇術が醸し出す仄暗い背徳感やサディズムが好きな読者には堪らない世界観が描かれていると思います。

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Posted by ブクログ 2016年10月02日

音楽学校の学生が殺害され、犯人は現場からマジックのトリックを使い逃走。サックスは、イリュージョニスト見習いのカーラに捜査への協力を依頼する。

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