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Posted by ブクログ 2012年12月03日
〈リンカーン・ライム〉シリーズ第5弾
舞台奇術さながらの連続見立て殺人が発生!
リンカーン・ライムが超一流の"魔術師"に挑む
2004年度「このミステリーがすごい!」第2位
ニューヨークの音楽学校で殺人事件が発生。
犯人は人質を取り学校ホールに立てこもる。
まもなくのパトロール...続きを読む警官が犯人を追いつめるも、囚人環境の中犯人は消え去った。
――これは”消された男”だ。
現場の証拠から犯人にはマジックの修行経験があると考えたリンカーン・ライムは、
イリュージョニスト見習いの女性、カーラに協力を要請する。
カーラの”誤導”に思わず唸るライム。
そして連続する殺人および殺人未遂事件。
新たな現場でも”マジックショー”を思わせる痕跡を残す魔術師に対する捜査は難航する。
そして訪れるライムへの危機。
これほどまでにライムを追い詰めた敵はいなかったのではないだろうか。
終盤ではアメリア・サックスによる事情聴取のシーンがあり、これはライムとの立場を逆転させるだけでなく、二人の信頼関係が窺える素敵な場面だ。
火に執着を持つ犯人の正体はつかめたのか。
下巻、追い詰める。
ミステリ:☆☆☆☆
ストーリー:☆☆☆☆☆
人物:☆☆☆☆☆
読みやすさ:☆☆☆☆☆
Posted by ブクログ 2018年11月01日
リンカーン・ライムシリーズ第五作。
イリュージョニストのお話。
犯人の狙いがくるくると変わって戻ってきたのには、
ちょっとがっかり。
前作で実力を認めていた中国の刑事を死なせてしまった反省からか、
新人イリュージョニストに手を貸す場面は余計な気もする。
(下巻へ続く)
Posted by ブクログ 2013年05月01日
相変わらずエンターテイメント性が高く、すぐに入りこむことができ、スラスラ読めた。一流マジシャンのショーを見て見たくなった。
ただ、最初は全く関連性がなさそうな二つの事件に、並列してライムやベルが関わり、途中で一つにつながる、というのは少々出来過ぎ。面白いからいいのですが。
Posted by ブクログ 2018年01月10日
敵はマジシャン。変幻自在でライムたちを翻弄する。動機や敵の正体がわからないまま殺人が行われていく。しかも敵は彼の目の前にまで現れた!
毎回ドキドキの展開に引き込まれてる。
Posted by ブクログ 2011年01月09日
自分にとってJ・ディーヴァーの2冊目。題名通り、リンカーン・ライムとアメリア・サックスの相手は魔術師。目の前までに犯人に迫っているのに取り逃がす。その意外性。先を読みたくなる仕掛け。
一方の「主役」となる犯人(魔術師)が、他の犯罪を目論む集団と結び付いていることが、例えば「ウッォチメイカー」と同じ構...続きを読む造なのが少しがっかり。